第105話 え!? まさかの年齢制限!?

 今回は、久しぶりに不思議な夢を見たので話してゆきたいと思います。


 まずは、テレビが懐かしのブラウン管でした。その前には、買った記憶もないファミコン本体と、どうやら親父さんが買ってきてくれたらしいラッピングされたゲーム。


 親父さんにお礼を言いながら包装紙を剥がすと、あら不思議。それは超絶人気なスーパ○マリオもどきではないですか。


 もどきなんですよ。なんか絵が似てるけど微妙に違うのです。


 そして、ファミコンにそのゲームを差し込むと、初期設定として性別と年齢を書き込むように指示されました。


 なので、書き込むと。


 ぴょり〜んという感じの、いかにももどきな音がしまして。


『このソフトは、年齢別にプレイすることができます。十歳未満の方は一つ星を、二十歳未満の方は二つ星を、それ以上の方は三ツ星を選んでください』


 という画面が出てきました。は? ってなりますよね。すんごいバッタモンをつかまされたな、親父さんって思いながら、三ツ星を押します。


 するとですね、やらしいとか、そういうのではなくてですね、どうやら武器の種類が星の数によって、段々と物騒なものになるみたいなんですよ。武器という部分であれ? ってなりますよね。もどきとはいえ、星を集めるゲームだと思いますよね?


 ですが、いきなりの三ツ星。それはそれは物騒な武器が出てきました。バズーカにナタ、足はなんてゆうんでしょう? 靴に付けるギザギザのやつ。


 え? これ、戦う系のゲームだったっけ? と思いながら、スタートボタンを押すと、主人公もどきがいきなり大型ミサイルにまたがって飛んでゆき、空に浮かぶ星を撃ち落とすというゲームでした。なんという物騒な。


 ラスボスは見覚えの有りそうなホラー系の怖い感じのおっさんです。


 こんなの、すぐに保護者さんからクレームが来るんだろうなというところで目が覚めました。


 なんとも言えないんですけども、不思議な夢でした。リアルだったら絶対に手を出さないです。


 つづく

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