第19話 ディープインパクト
映画ではありません。また、競馬の話でもありません。
断捨離です。まだまだ続行中の断捨離の話です。
いよいよ残すタンスも残り数段となってきました。ここは一番下のやつから取りかかるかぁー! なんて気合を入れてはいたのです。
なんのなんの。だってタンスですから。何年も開けてないタンスの衣類なんて、ゴミ袋にポイして空っぽにして、日干ししておっしまーい!! そのはずでした。
開けました。意外な重さに不穏さが漂う中、入っていたのはDVDディスクやVHSなんかでした。
……いやー、これ探してたんだよねー(涙目)。
あきらめたわ。とりあえず考えさせてください。
だって、だってさぁ、このVHS、コピーガードかかっていてDVDに焼き直せなかったやつだもん(もうこのバンドの所属していた会社もないですし、最後に色々とモメましたからね。なんとなく捨てがたいです)。
ね。せめてDVDに焼き直せたならば、しょーがないなーって、部屋の片隅に(結局捨てない)追いやることもできるのですけども、商業目的ではないにしろ、コピーガードかかっていますからね。無理です(このVHSが届くまでに半年かかったことを思い出しました。もっと早くから予約していた方はほぼ一年半ほど待たされたという……)。
と、いうわけで、DVDくらいはね、置くスペースあるんですよ。少しね、もー少し考えよう。
いやー、なんというか、このバンド、再結成はしたのですが、基本オリジナルメンバーは年に数回集まるかどうかだし、新しいドラマの子、ちょっと苦手なリズム感だし、自分が年を取ったように、彼らもかなり年を取ってしまいましたし。
美しい思い出って、一番厄介だなと痛感しました。
とりあえずそこはあきらめて、ついに謎に満ちた靴下ゾーンに突入です。なんだか着圧包帯が山ほど出てきそうな予感がします(足首の捻挫などで使っていたのと、一本五百円相当したのでなんとなく捨てづらいのと、たまに足首痛むので)。
つづく
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