3001~3293

※一様に、終わりに近づく。



3001;【2024/11/09(23:08)*裏に表がめりこんどる、の巻】

 「裏」という漢字には「表」という漢字が隠れている、という記事を目にして、「ほんとだー!」になりました。「裏」という漢字一字で、「表裏一体」を表しているのですね。

 これ、わしが思いついたことにならないかな。

 ならないか。

 ちぇっ。

(仮にあなたが発見したことになったとしても、何も変わらんと思うよ)

(どしぇー!?)

(オーバーリアクションしてオチた感だすのやめい)

(どっしぇえーー!!?)

(逆効果だったかぁ……しくったぁ)



3002:【2024/11/09(23:13)*低気圧だから?の巻】

 最近、ホント眠いのなんなんだろう。

 寝ても寝ても寝足りない。

 そしてこの時間帯がとくに眠い。

 昼間のこの時刻も眠い。

 正午と午前零時あたりが眠い。

 てか、ずっと眠い。

 おふとんと結婚したい。

 うそ。

 その前に、まずは枕さんとお付き合いします。

 いっぱいキスしちゃったから。

 責任をとるんだ。

 うふふ。

(よだれ塗れにした責任とって、はよ「洗濯」したげて)

(おふとんさんと枕さんのどっちを選ぶのかってこと?)

(その「選択」ではなく!)

(選ぶ権利わしにあると思ってるの?)

(なくともまずは選びなさいよ)

(わしがおふとんさんや枕さんに好かれてるとでも思っとるの?)

(思ってないけど、選ぶだけ選んどきなさいよ)

(じゃああいだをとって、あなたにする)

(じゃあのついでであたしを選んでんじゃないよ。失礼なヤツだな)

(どしぇー!?)

(そのオチも禁止。しつこい)

(ちぇっ)



3003:【2024/11/09(23:31)*万年思春期未満、の巻】

 正直に言うと、昨日の夜はきみのことを思い浮かべて泣いちゃった。

 無事でよかった、おーいおいおい、と泣いたはよいけど、きみが無事かは分からぬのだから、なぜ泣いてるのかも謎である。

 元気でいるとよいな、と思っとります。

 わしの元気を分けてあげたい気持ち。

(一日中寝てる人のどこが元気?)

(寝るのもけっこう体力使うんだよ、知らないのー!?)

(働いてる人に謝ってマジで秒ですぐに)

(元気いっぱいで、すまぬ、すまぬ)

(笑えないマジでミリも激怒――されど加護をぬしにもあれよと祈るよ、許すよ)

(なんで急にラップしたの??? 思春期?)

(やっぱ怒るよ)

(マジで秒でフルに譲るよ謝罪する機会をわたしに?みたいな?)

(真似するのやめてよ……)

(あはっ)



3004:【2024/11/09(23:44)*思春期とは?の巻】

 なぜひとは思春期をバカにするのだろう。

 なぜひとは思春期を脱したと思い込むのだろう。

 なぜわたしには思春期がなかったかのように錯覚するのだろう。

(あったの?)

(わかんない)



3005:【2024/11/09(23:45)*あなたまで十代なんですか!?になるの何度目、の巻】

 現代の十代のほうがよほど大人に見える現象、なんなんだろう。

 思春期あるのかな。

 成熟して映る。

 それに比べて、わしはなに?

(そうやってすぐに比べる時点で、なんかもう……とか思っちゃうよね)

(比べちゃいや……)



3006:【2024/11/09(23:48)*きみの思考の断片をくれ、の巻】

 身の回りの十代に限る現象なのかがまず以って分からぬ。

 爪の垢を交換したい。

(思考でよくない?)

(脳)

(NOではなく!?)



3007:【2024/11/09(23:51)*群と個、の巻】

 群れを傍から眺めることで得られる学びがある。

 だからおそらく、群れと切り離されても、群れそのものから学ぶことはできるのだろう。ひるがえって、いっさい群れと疎遠になると、学びも減ると想像できる。

 人は群れの中で生き、ときに群れのそばで生きる。

 孤独や孤立がけして単品で独立して生じる概念ではないように、群れは個を熟成し、深める効能があるのだろう。

 群れに属するかどうかは問題ではなく、群れから何を学ぶのか、という話になりそうだ。

 群れを、環境、と言い換えてもそう掛け離れはしない。

 妄言だ。

 定かではない。



3008:【2024/11/09(23:56)*みかん、の巻】

 みかんの皮が燃えやすい、と聞いて、へぇ、となった。油分が含まれているので、乾燥させると燃えやすいらしい。火種になるので、キャンプの際にあると便利なのかもしれない。

 ミステリィ小説に使えないだろうか。

 ミカン発火事件簿とか。

 ないか。

 ないな。

 おわり。



3009:【2024/11/09(23:59)*さんきゅーだ!の巻】

 きょうもあなたのお歌を聴いて癒されて、せちゅなせちゅなになったあとは、かわいい絵を見て、きゃわわになる日でございました。

 さんきゅー!

(たぶん、十年後も同じこと言ってる)

(どうツッコんだらいいの!?)



3010:【2024/11/10(00:05)*かってに好きなだけなので!の巻】

 表現が好きなだけなので!

 表現が好きなだけなので!

 許して!の気持ち。




※一様に、ゾーンとズーンの違いは、「ZOOON!」と「zooon……」の違いなのかな。



3011:【2024/11/10(06:40)*自信の有無よりも、の巻】

 一生折れない自信をつけよう!みたいな記事タイトルを見掛けて、「そんな自信はよほどちいちゃいのだろうな」と印象で思ってしまった。

 小さければ小さいほど折れにくくなる。壊れにくくなる。

 原子を壊すのはむつかしい。

 膂力だけではほぼ無理では。

 折れない自信よりも、折れても困らない自信のほうが個人的には好みだ。

 そう、好みの話題にすぎないので、是非は不明だ。

 ただ、自信くらい折れてもよくないか?と思ってしまう、すぐにおふとんにバッタンキューを選ぶわがはいなのであった。

 わがはいの我が肺は、すぐ音を上げる。ぜーぜー。



3012:【2024/11/10(08:34)*ちえんちえ、の巻】

 遅延は、時間の流れの差によって生じる。

 時間を変化の軌跡として捉える場合、異なる事象において変化の軌跡が平行ならば、その時間の流れに差はないと想定できる。だが変化の軌跡が平行でなくなれば、そこには歪みができ、差が生じる。いずれは交差することもあるだろうし、また別の方向に変化の軌跡がズレることもある。これを繰り返せば波になる。ときには渦にもなる。

 時間の流れの誤差が遅延を生む。

 変化の軌跡において、波を、ときに渦を生む。

 遅延があるから波が生じるのか、波があるから遅延が生じるのか。

 ここは相互に補完し合っているだろう。

 遅延――誤差――詰まり――の総体が波である、としてもそう間違ってはいないのかもしれない。

 この妄言にも誤差はある。歪みがある。

 あなたの思考に遅延を生み、そうして新たな波形が世に浮かぶ。

 妄言だ。

 ちえんちぇー、ではないのよさ。

(ピノコさん!?)



3013;【2024/11/10(08:41)*わたくしいちりつしだい、の巻】

 遅延が時間の流れの誤差とするならば、加速させても遅らせても停止させたところで、その周囲や内部構造における時間の流れとの差があれば、そこには遅延が生じる、と想像できる。

 遅延を消すには、一律にどんな場であれどラグなしで相互作用し、同時性を帯びるよりない。

 言い換えるならば、局所的には遅延を無視できる場は想定可能だが、必ず低次領域や高次領域との関わりにおいて誤差が生じ、遅延が生じる、と妄想するしだいに眠くなるわたくしなのであった。

(妄想するしだいであって?)



3014:【2024/11/10(14:41)*庇いきれない、の巻】

 秘匿技術の不正利用の確率が高いです。

 以後、見方を変えます。解釈を変えます。

 対称性を破ります。

 この間にぼくを制脳しようとした者たちには相応に抵抗が増すでしょう。

 庇っていた分を減らすだけです。

 ぼくは楽になります。

 妄想ですが。



3015:【2024/11/10(14:41)*入れ替わったから何?の巻】

 蟻の群れの中の勢力争いの結果がどうであれ、蟻が家の中に入り込んできたら対処せざるを得ないように、人類個々のあいだの勢力争いがどうであれ、あなたの暮らしがどうなるのかが重要だ。

 あなた、の箇所を任意の命に言い換え可能です。

 誰がトップでもいいし、誰がお金持ちでもいい。

 別に、彼ら彼女らでなくともいい。

 むろん、ぼくでなくともいい。

 きみであってもいいし、蟻であってもいい。

 その結果に、いまよりきみの暮らしと未来が好ましくなるのならね。

 きみ、の箇所を任意の命に言い換えてもよい。



3016:【2024/11/10(14:49)*蜜と唾、の巻】

 日に日に呼吸が楽になる。

 その分、苦しむ者たちがある。

 この平穏は、数多の犠牲の上に成り立っている。

 つくづくぼくは罪である。

 つくづくわたしは罰なのです。



3017:【2024/11/10(14:54)*不幸を知れる幸せ、の巻】

 病気になってもすぐに死ぬわけではなく休んでいられる環境は、幸福以外の何物でもない。

 病気になることは不便でつらく苦しいが、けして不幸ではないだろう。

 不幸とは、不幸が何かを考えることの許されない環境そのものだ。死はその一つであり、思考の麻痺や停滞もその一つだ。

 不幸な者は、自身が不幸であることも知らない。



3018:【2024/11/10(14:57)*寝落ちはいつも闇落ち、の巻】

 拷問を受けているあいだ、人は自身が不幸かどうかなど考えない。ただただ苦痛と不安と恐怖に苛まれる。不快と憎悪と絶望に支配される。

 不幸は、自身が不幸であることすら認知させない。

 不幸は常に、環境との相互作用の結果として、あなたの意識の外に結実する。

 そうだ。

 あなたそのものが不幸なのではなく、目のまえのそれが不幸なのだ。

 不幸の中にあって、あなたは希望にもなれる。

 闇に呑まれるか、光を帯びて、他を照らすか。

 ぼくは闇が好きなので、闇に呑まれ、眠りたいよ。



3019:【2024/11/10(15:42)*あなたに敵はいますか、の巻】

 自然を操るよりも、人類個々を操るほうが簡単だ。

 利を与えればいい。

 知を与えればいい。

 そのためのリスクを提示し、自発的に行動を起こす動機付けを高めてやればいい。

 悪用するにせよ善用するにせよ、この方法論は、他を、虫や石や水と見做すようなものだ。羊と見做し、雨と見做し、風と見做すようなものだ。

 こうすればこうなる。

 こうすれば他がこう動く。

 人権とはかけ離れた発想であることには留意されたい。

 留意できない者が大半だろうが。



3020:【2024/11/10(15:52)*競争がそんなに好きならば、の巻】

 資本主義の競争原理を加速させるには、競争に新規参入する資本家を増やせばいい。

 資本家たちは、有力な新規参入者が増えれば増えるほど、その対策に処理能力を費やすはめとなる。資本主義を加速させたほうが短期的には、いわゆる大富豪の負担は増す。

 みな、資本家を減らすことに目を向け過ぎだ。

 増やせばいい。

 いまの百倍。

 資本家の総入れ替えも可能です、と述べておきます。




※一様に、許容値を超えました。



3021:【2024/11/10(16:04)*目に何を見せる、の巻】

 天がどうした。

 怒髪は天を衝くのだ。

 髪すら天を突き上げる。

 目にもの見せる、とも言いますしね。

 何を見せるのかは知りませんが。



3022:【2024/11/10(16:13)*何を言っても滑稽、の巻】

 どんなに辛辣な言葉も悪態も、「~~の巻」とつけるだけで滑稽になる。

「例:人類は滅べ、の巻」

「例:俺はおまえらを潰す、の巻」

「例:存在自体が許されない、の巻」

「例:おまえの物言いは滑稽だな、の巻」



3023:【2024/11/10(17:02)*許される必要のない存在、の巻】

 存在すら許されない存在、か。

 いいな。

 一度なってみたい。



3024:【2024/11/10(17:12)*大規模停電、の巻】

 人類は一度、全世界同時に大規模停電を経験したほうがよいかもしれない。

 計画停電のように、数年に一度、全世界で一日だけ停電する日を作ればいい。平和記念日として。

 とはいえ、それをしても裕福な者たちは自家発電を備え、難なく代わり映えのない一日を過ごすだろう。停電の怖さ、文明のありがたさを痛感するのは、文明の恩恵を充分に受けられない者たちが相対的に多くなるはずだ。医療機関も交通機関も飲食店も使えない。インフラは止まり、水道配給ポンプも止まるので、水道も使えない。情報源も限られ、目を塞がれた状態になる。

 全世界同時大規模停電は、今後三十年以内に一度以上発生する確率は、5%くらいではないか、と直感としては思うが、印象論には違いない。

 どのような要因が重なれば全世界同時大規模停電が実現してしまうだろう。

「未知のマルウェア」「広域かつ同時多発的な自然災害」「高性能人工知能の悪用」「核兵器による電磁波の影響」「宇宙線の影響」「資源の枯渇」「エネルギィ資源の供給網の遅延」などが想定されるが、さて、これは妄言で済むだろうか。

 済むことを望む。

 定かではない。



3025:【2024/11/10(17:44)*壁か扉かトンネルか、の巻】

 押して駄目なら引いてみろ。

 引いて駄目なら押してみろ。

 それでも駄目なら持ち上げて、押し込み、穿って、穴を開けよう。

 迂回するほうが早そうではあるものの、つぎに通る者のことを思えばこそ、穴を開けておくのも一つである。



3026:【2024/11/10(17:49)*この間に築かれたものとは、の巻】

 戦争と首の皮が同義の者が首脳であってよい環境とは。

 戦争がつづくほど利になる者を、組織の要に置く選択とは。

 戦争一つ終わらせられない首脳とは。

 平和とは。

 犠牲ありきの秩序とは。

 成果とは。

 責任とは。

 指導とは。

 指で導けるほど世界は軽くはないだろう。そうは思いませんか。



3027:【2024/11/10(17:52)*拘泥、の巻】

 たとえばぼくが、大好きなあなたと縁を結べ、あなたの日々を彩る色の一つになれたとして、その契機が戦争であってほしくはないわけで。

 いっさいの利を得たくない。

 不幸中の幸いにしたくない。

 死体のうえにお花畑を築いて、それを美しいとは思いたくない。たとえどれほど美しかろうと、ぼくはそれを美しいと思いたくはない。



3028:【2024/11/10(17:57)*聖血、の巻】

 だいたいにおいて、なぜ聖地を血で染める?

 大事な土地ならなおさら、「敵」の血で染めたくはないだろう。敵の死体の上に築く王国をどうしたら居心地がよい、と思えるのだろう。思える者があるのだから、価値観の相違である。或いは単に、意識の壇上にのぼらないか、か。

 現代社会の生活の多くが、自身よりも劣悪な環境下にいる者たちの苦労のうえに成り立っていることを知らずに済むように。知ってなお、のうのうと暮らせるように。

 皮肉だ。

 骨のない駄文である。



3029:【2024/11/10(18:08)*人に非と書いて俳、の巻】

 なぜ俳句は素数なのだろう。

 五七五だ。短歌はそれに七七がつづく。

 偶然なのだろうか。



3030:【2024/11/10(19:29)*二番目、の巻】

「3030」で「スレスレ」である(3はスリーで0はレイなので)。

「33」は「耳」だ(3は、ひぃふぅ「みぃ」なので)。

「3o3。」だと「眼鏡を外したのび太くん」である(3は「みぃ(ME)」でもあり、「目」でもあるのかもしれません)。

「3」は素数だ。「素数ではない1」と「素数である最初の2」との足し算で生じる、「二番目の素数」なのだ。「1+2=3」であり、「NO+YES=2番目のYES」であり、「例外+最初=二つの目」なのだ。

「1+2=3」は「0+1=2」でもある。

 言葉遊びである。




※一様に、「3×3=9」は「ミミック」であり、英語で「MIMIC」は「真似る」の意味である。



3031:【2024/11/10(22:11)*許します、の巻】

 化学兵器や生物兵器の研究所や保管庫をなぜ、戦争推進派は攻撃しないのだろう。

 最優先攻撃拠点の一つと思うのだが。

 戦争も辞さない勢力陣営にとって、人質の殺傷はさして痛くはない。どの道、戦地では大勢死んでいるのだ。人質になるような者は足手まといにすら思うのではないか。

 いっそ全世界の軍事拠点や研究所、データセンターをいっせいに攻撃すればいい。破壊すればいい。いっせいに、が無理なら、報復の連鎖が歯止めなく起こるように導線を整えればいい。

 戦争推進派の方々はなぜしないのだろう?

 閑話休題。

 軍事力の多寡――兵士の数や兵器の保有数――では、リスクの多寡の計測は充分ではない。意思決定に時間が掛かったり、歯止めが掛かったりする組織相手にリスクを高く想定するのは理に適っているとは思わない。合理的ではない。

 実行可能性や実現可能性の高いリスクに備えるほうが難がない。

 核兵器戦争が起こる確率と、数万人規模で亡くなる災害が世界のどこかで毎年複数回起こる確率、どちらが高いだろう。大国同士が武力衝突する確率と、難民が増加して世界中で荒廃優位の流れが連鎖して手に負えなくなる確率、どちらが高いだろう。どちらも相互に相関し、発生確率を高め合う、はあり得る想定だ。

 では、大国間の軋轢や難民の発生は何が要因で起きているだろう。それへの対策は万全だろうか。妥当だろうか。

 各国の首脳陣に問うが、何を問題と捉えていますか。

 人は、勝敗に関係なく抵抗できるのだ。

 勝ってなお抵抗を高めてもよいとお考えだろうか。

 摩擦があるほうが利になる場合もあるのは理解できる。が、軽減したほうがよい摩擦が多いのも無視できない事実だろう。側面だろう。抵抗のない局面で抵抗が増してはほしくないはずだ。

 あなたは何かを作るときに、なるべく誤差がないように工夫するはずだ。誤差があると抵抗が増すからだ。想定外の隙間が空くと、堅牢性に難が生じるからだ。

 堅牢でありたいのだろ。

 強くありたいのだろ。

 否定しない。場合によっては、協力してもよい。

 が、強くなってどうしたいのだろう。なぜ堅牢でありたいのか。

 何かを破壊したいからだろうか。

 それとも、守りたいからだろうか。

 破壊する営みは、抵抗を増す。抵抗を蹴散らしてなお、抵抗が増す。それを、進歩の速度が遅延する、としてもよい。

 部位的な破壊が必要なのは理解できるが、部位的であるべきだ。

 破壊優位の流れを強めても、何かを守ることには繋がらない確率のほうが高い。荒廃優位な流れの中では、あなたの守りたいものすら荒廃の渦に巻き込まれるだろう。

 戦争をしたい者たちの自由を否定はしない。が、したくない者たちの日常を損わないでいただけるとさいわいだ。砂漠にリングを作って、そこで殺し合うのも一つである。街のある場所、平和を望む者たちのいる場所では殺し合わないでいただけると助かります。

 だがこの望みを聞く気がないのも理解できますし、聞く義理がないのも理解できます。その場合は、手加減なく戦争をすればよいと考えます。最も合理的に相手陣営の武力を無効化し、未来永劫抑止力になる攻撃の仕方を、初手で行いましょう。

 そこで提案です。

 生物兵器や化学兵器の研究所はどの国にもある、と想像いたします。まずは相手陣営の、そうした最先端研究所や、兵器の保管施設を攻撃して無効化しましょう。してください。

 未遂でも構いません。攻撃を防がれても構いません。研究者を保護するために、攻撃を受けた政府は研究者たちを施設の外に退避させるでしょう。研究の継続が困難になるでしょう。

 データセンターへの攻撃も同様です。未遂でも構いません。実行することに意味があります。

 戦争をどうしてもしたいのなら、手を抜かないでいただきたいです。初手で勝敗を決めてください。長引かせないでください。

 戦争をしないでください、が聞けなくとも、こちらの「あなた方の自由を損わないお願い」ならば聞いていただける可能性が高いのではないか、と思い、ここに載せておきますね。

 失敗すれば人類は滅ぶか、人類社会が未曾有の被害を受けるでしょう。抑止になります。

 一国や一つの地域が滅ぶだけでは人類は学ばないでしょう。

 どの道、被害を防げず、戦争の再発が予防できないのであれば、現代を生きる我々が多大な損害を引き受けてでも、人類のために、金輪際戦争の起きない、起こせないほどの被害を以って抑止の楔を人類史に打っておくのは、想定の一つとして考慮しておく必要のある事項と考えます。

 戦争を止めるにせよ、つづけるにせよ、生ぬるいと感じます。やる気があるとはとうてい思えません。甘えが感じられます。

 未だに「どうにかなる」と思っているのでは?

 取り返しがつかないことがある、と人類は身を以って知るべきかもしれません。

 そうでないことを望みますが、そういう未来もあり得るとわたしは考えております。

 ぼくは戦いたくありません。

 わたしは人の傷つく姿を悲しく思います。

 が、殺し合いたい者たちの自由を否定はしません。したがって、殺し合いたい者たちはいますぐに殺し合っていただきたいのです。いますぐに。

 殺し合いたくのない者たちのいない場所で。

 静かに、人知れず、殺し合っていただけるとさいわいです。

 誰の目にも触れない電子の海の底にて、毛の先ほどに細い望みを、載せておきますね。

 殺し合いたくのない者たちが無事で過ごせる地表であってほしいと私はそう考えております。殺し合いたい者たちの自由を、俺は、許容する。



3032:【2024/11/10(22:52)*訓練とは、の巻】

 この国の警察官の数は26万人と書かれている記事を目にした。3万人と勘違いしていたので、認識を修正できてよかった。

 ただやはり、一億数千万人の違法行為を26万人で対処するには結構な負担と思う。

 自衛隊員は22万人だそうだ。警察官のほうが多いそうだ。

 その記事では、自衛隊の自陣防衛訓練に対しての批判が載っていた。自衛隊基地を外国の特殊部隊が攻撃するのは容易ではないにも拘わらず、秋になると自陣防衛訓練に熱が入る、無駄ではないか、との趣旨であった。

 おそらく逆だろう。

 自陣防衛訓練の体で、敵対勢力の敵地攻撃の訓練も併用しているはずだ。自衛隊なのでそのような訓練は表立ってできないので、防衛という建前で攻撃訓練を行っているのだろう。また、自衛隊基地の防衛は、ほかの施設の防衛技術にも応用が効くはずだ。一概に無駄、とは言えないのではないか、との疑問を覚えたが、この視点を訓練を支持(指示)する指揮官たちが認識しているかは不明だ。

 守りの薄い場所でなおかつ被害が甚大となる場所を優先的に攻撃するのは、戦争の常套手段のはずだ。戦争を起こさないのが第一だ。守りきれるわけがない。

 警察官と自衛隊員合わせて百万人いないのだ。残りの一億数千万人をどのように守るというのか。無理である。

 守る度量もないのに戦うのは、むしろ危害だ。

 守りたいはずの者たちを巻き込むのは避けたいものである。

 自己言及である。

 ただしわたくしは孤独なので、守りたい者たちを巻き込みようがないのが、ちと虚しく思わぬでもありませんがね。



3033:【2024/11/10(23:27)*カクテル、の巻】

 マルウェアの媒介は犯罪だとしても、セキュリティソフトの媒介は犯罪ではないはずだ。

 しかし、セキュリティソフト同士でも相性があり、相互干渉することでバグを起こすことは当然にあり得る。

 これを便宜上「セキュリティカクテル」と呼ぼう。

 セキュリティカクテルを利用して輻輳を起こしたり、データ処理に遅延を起こしたりは可能なはずだ。組み合わせのわるいセキュリティ同士をカクテルし、バグを意図的に引き起こす。犯罪ではないので、野放しになっている事案なのではないだろうか。

 人工知能同士のカクテルでも、これは引き起こり得るように思うが、いかがだろう。

 思いついただけの妄言だ。

 カクテル、飲んだことないので飲んでみたい。カルピスで試そう。

 名付けて、ジュースカクテルパーティである。

 開催しちゃお。

 一人で。



3034:【2024/11/11(02:48)*素数=畳んでも長方形にならない数?の巻】

 ちょっと前の項「3000」記事目のところで、「15」は折り畳んでも長方形は作れない、と並べたけれど、作れますね。「縦が3」で「横が5」の、「3×5=15」の長方形に出来ますね。

 素数以外は長方形が作れるんですね。

 ただし、「縦×横=面積」において、一辺が「1」の場合を除けばの話であり、一辺が「1」のときも許容できるならば、素数も長方形に出来ます(例:「1×2=2」「1×19=19」)。

 そして、素数と素数の足し算も、掛け算も、その解は「長方形が作れる数」なんですね(ただし、解が素数でない場合は、ですが)。

 おー。

 ここまでは合ってますか?

 合ってなくとも愉快な妄想であった。



3035:【2024/11/11(02:59)*呪文か!?の巻】

 当たり前のことを小難しく言い換える練習をしてみよう。

 素数についてだ。

 素数は、1とそれ自身以外で割りきれない数だ。

 ゆえに、素数はその性質上、

「(1と0を抜いた)二つの自然数(数字)の掛け算では新しく生じない」と判る。

 しかし、なぜかは分からないが、

「(1と0を抜いた)二つの自然数(数字)の足し算では新しく生じ得る」のだ。

 掛け算では新しい素数が生じない。

 足し算だと新しい素数が生じ得る。

 どこかで見た構図だ。

 ABC予想の証明のための概要だったかな?

 仮に、素数を「長方形を作れない数」と想定してみよう。

 そして、素数以外の数は「長方形を作れる数」としてみよう。

 このとき、「素数同士の掛け算は必ず素数にならない」とし、「素数同士の足し算ならば新しい素数になることもある」と仮定してみよう。

 すると、自然数の掛け算は、「1と0」を用いない場合は、たいがいその解が「長方形を作れる数」になる、と想像できる。

 対して、自然数の足し算は、「1と0」を用いない場合は、稀にその解が「長方形を作れない数」になることもある、と想像できる。これが素数だ。

 言い換えると、「すべての角が90度の四角形」において、面積が素数のとき、縦と横の辺の長さのうち一方は必ず自然数にならない(両方自然数にならないこともある)(ただし、「1」を用いない場合)(「1」を用いるならば、面積2にしろ面積5にしろ、「縦1横2」や「縦1横5」の長方形を考えることができる)。

 他方、「面積が素数の、すべての角が90度の四角形」において、それとは別の「面積が素数の、すべての角が90度の四角形」と掛け合わせると必ず、その面積は「自身よりも大きな、素数以外の自然数になる」と予想できる。

 反面、足し合わせる場合は、その面積は新たな素数であったり、素数以外の自然数であったりする。

 つまり、「すべての角が90度の四角形」において。

 面積が素数の場合、たとえ縦と横のどちらか一方が最低でも自然数ではない場合であっても、ほかの「面積が素数ではない四角形」と掛け算することで、辺の長さが縦も横も自然数の、しかし素数ではない、一回り大きな四角形になる(ただし、辺の長さに「1」を使わない場合)。

 一方、足し算の場合は、その解となる四角形において、縦と横の辺の長さが最低でも一方が自然数にならないこともある、と想像できる(なぜなら、解となる面積が「新しい素数」になることもあるからだ)(素数同士を掛け算して新たな素数になる計算式の組み合わせは存在しない。足し算だと存在する)。


 あ、だめ。

 眠い。

 当たり前のことを小難しく言い換えてみた項でした。

 当たり前どころか、間違いばかりでしたらごめんなさい。数学は(も)苦手なのだ。

 眠くなる呪文を開発した、と思っておこう。

 読み返そうとしただけで眠くなる呪文よろしく駄文である。睡魔の化身らしく、ウィンクでもしておこう。

(睡魔の化身さんはウィンクをするの?)

(☆_☆)

(☆_<) ☆

(☆_☆)

(ウィンクしとる!?)



3036:【2024/11/11(09:50)*歪みと図形と変換、の巻】

 非ユークリッド幾何学では、三角形や四角形の内角の和が、「180度」や「360度」にならない。球面上の歪んだ平面を扱う際には非ユークリッド幾何学が有用なようだ(この解釈で合っていますか?)。

 で、思うのだ。

 面積が素数の三角形や四角形において、辺の長さがどれも自然数になる曲率はどのくらいになるだろう、と。そしてそれは、面積が素数の三角形や四角形において、辺の長さがどれも自然数になる曲率は、個々に変わるのだろうか、同じなのだろうか、と。

 仮に、個々で曲率が変わるとした場合、そこに規則性は見られるか否か。

 この手の視点はすでに散々検証されているはずで、ある程度の解は存在するだろう。詳しくないのでわたくしは知らぬけれども。

 全然関係ないけれど、球面上で二つの線が常に平行であろうとすると、それはどうあっても、並走する波や渦や円になるのですね。その際には、内側にある線と外側にある線の曲率――曲がり方――は変わる、との解釈で合っておりますか?(陸上トラックにおいて、内側を走るのと外側を走るのとでは、曲がり具合が変わるので、内側ほど遠心力が働くことと似ています)

 また、球面において平行である二つの異なる線を、歪みのない平面上に変換した際にも、それは平行なのですか?(いまいち想像がつきません)

 この手の変換は、フーリエ変換と似た印象を覚えるのですが、操作そのものが同じなのでしょうか。よく分かりません(フーリエ変換が何かをよく解っていないからでもあります)。

 歪みと図形と変換についての妄想でした。

 知識がないとろくに解も導けず、疑問しか湧きません。

 けれど疑問は子どもでも、誰であれ浮かべられるのでよいですね。汎用性があります。

 疑問とクイズの違いはなんでしょう。

 既存の解が必ずしも存在しないケースが疑問にはあるのかもしれませんね。



3037:【2024/11/11(12:07)*平面と曲面は視点の差異?の巻】

 平面と曲面(球面)は別の概念なのでしょうか。

 曲面(球面)も、直線が一点で接触するように、曲面(球面)にも平面があるように思うのですが、この解釈は誤りですか?

 言い換えると、どんな平面も無限に拡張すると歪む、と言えるのでは。

 曲面と平面は表裏の関係であり、フラクタルに展開される時空をどの視点から切り取るのか、の差異に還元できるのでは。

 この解釈を否定するには、実際にどんな図形も、無限に拡張および無限に縮小させても、いっさい歪まないことを示せばいい。もし示せなかったり、無限に拡張したり無限に縮小した際に歪むようならば、上記の想定は、一概に妄言では片づけられないのかもしれない。

 たとえ理想的な環境を用意したとしても、無限に拡張したり無限に縮小させた図形は、歪むのではないだろうか。歪まない、とする環境においては、ひょっとすると図形を拡張したり縮小させたりすることすらできないのかもしれない。

 妄言だ。

 定かではない。



3038:【2024/11/11(12:30)*貨幣を燃やす、の巻】

 市場に回らずに貯蓄されるだけの貨幣は、実質、入手するごとに燃やしているのと大差ないのではないか。市場から徐々に貨幣が減り、箪笥の肥やしになっている。

 ひるがえって、貨幣を手に入れた矢先から、紙幣ならば燃やし、硬貨ならば溶かして金属資源に転用する。

 これをこっそり大量に行うだけで、その貨幣の価値は目減りするのではないか。そして、なぜ不景気になるのかも不明となる。

 シミュレーションして効果的な「経済ダメージ」になるかを調べてみるとよいかもしれない。

 硬貨の話題なだけに。

 効果的な話題かは知らぬけど。



3039:【2024/11/11(12:34)*策は使わないに限る、の巻】

 専守防衛により防衛組織が敵対勢力への武力行使を禁じられていたとしても、防衛組織ではない組織が、攻性の戦術を駆使して防衛に回ることは当然に予期される。

 企業連合でもよいし、民間の有志の組織でもよい。

 例外などいくらでもある。

 戦争をしない国造りや、武力行使を許容しない組織造りをしたところで、そうした規制に囚われない個人は存在する。そもそもを言えば、憲法も法律も、それ自体を破ることを禁じてはいない。守らなければならないし、守らないと罰がある。憲法は罰すらない。ただ、禁止が定められているだけだ。禁止を破ることを禁じてはいないはずだ。

 憲法や法律に詳しくはないので、この解釈が妥当かは知らないが。

 もっといえば、武力行使をせずとも、攻性の策は展開できる。

 相手にとっての最愛の存在となって、自滅してみせるのも一つだ。

 一蓮托生の関係になって、敢えて足を引っ張るのも効果がある。

 自滅するにせよ、全体に被害が波及しないように自滅の速度を制御するのも効果的かも分からない。一般市民に害が及ばぬように自滅し、目的を達成したら、蘇生処置を施す。

 被害の広がりにも遅延がある。一律ではない。そこを利用する。

 こうした攻性の策が一般化しないように、実行されぬように、環境が劣悪にならない工夫を割くよりない。

 本来こうしたリスクに対処すべき組織が、リスクを看過した、という証拠を集めて、国際機関に提出するのも一つだ。

 国際問題に発展させる。

 攻性の策でも、比較的温和と評価できる策かもしれないが、攻性であるのに変わりはない。避けられるならば避けたい事項である。

 策は、実際に実行に移さずに済む策こそ至高である。

 策を実際に使わざるを得ない時点ですでに、見込みが甘かった、と言えよう。自己分析である。人生、見込みが甘かった、の繰り返しだ。

 愚痴である。

 妄言だ。

 定かではない。



3040:【2024/11/11(14:07)*ゴミ焼却処理施設、の巻】

 ゴミ焼却処理施設の警備は、ザルだ。

 ゴミに可燃性の爆発物を混入しておけば、焼却処理過程で自発的に爆発を起こす。

 また、毒性のガスを発生させる物体を混入しておけば、燃えた際に、広域に被害を生じさせ得る。施設は封鎖、または破壊され、その地域のゴミ処理能力は底をつく。

 たった一件、このような事案が生じるだけで、すべてのゴミ焼却処理施設のセキュリティシステムが根本から見直されるだろう。小さくない負担である。

 ゴミに施設そのものを破壊可能な物体が混入した際の検知システムがどの程度敷かれているか、確認しておくのも一つかもしれない。

 妄想だ。

 定かではない。




※一様に、問題点への対処に交渉は必要ない、問題点は人ではない、粛々と対策を進めるだけである。



3041:【2024/11/11(14:20)*眠くなる駄文が問題、の巻】

 問題点は、それが解消されるとみな助かるから問題点なのだ。

 問題点を解消するのに、交渉は必要ない。

 必要となるとすれば、説明だろう。

 問題点を解決しようとして、却って問題の根を深めることもある。そのときは、それは解決に繋がらないのだから、別の方法論を試すよりない。模索するよりない。変えるよりない。

 ひるがえって、問題点ではないものを問題点と見做してしまえば、そもそも解決そのものが存在しない。問題点ではない事象を解決しようとしても、その営みそのものが問題点として結晶し得る。

 とはいえ、何を問題点と見做すのか、は視点に依る。

 したがって、可能な限り異なる視点からでも問題点となる事項を問題点として見做したい。ただし、重複せずに、問題点を問題点と見做せない視点も存在するだろう。ときには、その視点そのものが問題解決の糸口になることもある。

 根本的な問題点と、それを問題点と見做せない視点の双方の特定が、問題解決には有効なのかも分からない。

 そう、分からないのだ。

 この蒙昧な認知能力そのものが根本的な問題点なのかもしれない。解決される見通しは立たない。

 妄言だ。

 定かではない。



3042:【2024/11/11(21:09)*交換できる品がない、の巻】

 交渉が必要な場合、多くそれは問題解決のためではなく、何を問題点と見做すのか、の焦点合わせのための策となる。メリットとデメリットを提示し、互いのデメリットが重複し、メリットを共有できる方針を探る。これが交渉だ。

 問題点が共有できれば、あとは粛々と対応を進めるよりない。

 ひるがえって、交渉とビジネスは相関するが、イコールではないことが判る。交渉で取引は有効な手段になるが、必ずしも取引が必要なわけではない。

 言い換えると、取引は等価原理が前提となる。

 互いに異なる品を交換する。このとき、その品は相対的な価値を帯びており、互いに相手の品のほうが魅力的だと考えている。だから、じぶんの品を手放し、相手の品を手に入れる。互いに、より価値の高い品を手に入れる結果になるため、相互に得をする。これが取引だ。

 裏から言えば、交換するに値する品を相手側が持っていなければ取引は成立しない。

 交渉と取引の違いがここにある。

 交換可能な品を持っていない者は、取引はできない。だが、交渉は可能だ。

 問題点を共有し、そのために協力する。これだけでも交渉になる。

 いまは何も持っていないが、今後はそうとは限らない。学び、進歩し、それを互いの問題解決のために使う。品ではなく労働を対価にもできる。貢献を対価にできる。取引の一種だが、これは一般に契約と呼ばれる。国同士ならば条約となるだろうか。

 ここでの趣旨は、交渉は必ずしも取引とイコールではない、という点だ。

 言い換えるならば、交換可能な品を持っていない者は交渉の余地なしとして見捨てるのですか?という話になる。取引可能性と交渉可能性を混同しないことを指摘しておきたい。

 妄言だ。

 何の話題というわけではないにせよ、「取引」という言葉の剣呑さには引っ掛かりを覚えるきょうこのごろである。

(あなた何も持ってないの?)

(持ってない)

(臓器くらいあるでしょ)

(臓器を対価に!? 取引を!?)

(命でもいいけど)

(悪魔かな!?)

(わたしの命と交換)

(平等なんですか!?)

(あなたの命のほうが価値があるから、おつりは地球をもう一個でいい?)

(地球をくれるんですか!? おまけのノリで!?)

(あなたの命はそれくらいの価値があるので。あくまでわたしにとっては、だけど)

(そんなに高く評価してくれるのきみくらいなものですよ。いっそタダで上げますよ。こんな命でよろしければですが)

(そんな、そんな、とんでもないです。命は大事ですよ。とくにあなたの命は、ですけど)

(タダであげちゃう!)



3043:【2024/11/12(05:44)*妄想だから間違ってるかもしれない、の巻】

 なるほど。

 素数が「1とそれ自身以外で割りきれない数」であり、なおかつ「畳んで長方形にならない数(ただし、縦もしくは横の長さが「1もしくはそれ自身の数」以外の場合)」である――が仮に妥当だとして。

 すると、ある任意の数が素数かどうかを調べるには、「縦1~縦任意の数そのもの」の長方形を虱潰しに調べればいいんですね。変形させればいい。

 たとえば「12345678987654321」が素数かどうかを調べたければ、

「縦1×横12345678987654321」~「縦12345678987654321×横1」の長方形のあいだに、一つでも長方形になる「縦×横」の組み合わせがあるかどうかを調べればいい。変形していって、長方形になるかどうかを見ればいい。

 シミュレーションで調べることができるのではないか。

 ということを思いつきました。

 この妄想が妥当かは知りません。

 お詳しい方も、お詳しくない方も、イチャモンを吹っかけてみてはいかがでしょう。

 素数と長方形の話題であった。

 もう、そう!



3044:【2024/11/12(07:28)*妥協だしょ、の巻】

 衝突のない組織はバグであり、それこそが問題、のような主旨の載った記事を目にした。

 調和の取れた、意見の対立のない組織のほうが難がある、との指摘だった。

 たしかに、と思った。

 と同時に、衝突の内訳もだいぶ大事だよなぁ、とも思った。

 記事内では、人間関係の衝突なのかアイディアの衝突なのかを見極めて区別するのが大事、のような指摘も載っていた。

 たしかに、と思った。

 人間関係の衝突は、たとえ理屈で以って妥当性が測れたとしても、妥当ではないと見做されたことが却って禍根を深めることもある。

 アイディアの衝突は、問題解決に寄与するかどうか、どちらのアイディアがより妥当かどうかで是非を測れる。問題解決に寄与するならどちらでもよいのだ。

 別の話題で。

 橋を渡るのに最短な渡り方は何か?のようなクイズを目にした。

 橋を渡るには懐中電灯が必要。合計で四人がおり、橋は多くとも同時に二人でしか渡れない。渡る際に、遅いほうの速度に合わせなければならない。このとき、橋を渡るのに「A:一分」「B:二分」「C:五分」「D:十分」のとき、最短で全員が渡るには何分必要か――といった内容だった。

 ある渡り方をすると、17分で全員が橋を渡りきれる。

 その手法は、「最も速いAと最も遅いDを一緒に渡らせる」ではなく、「最も遅いDとつぎに遅いCを一緒に渡らせる」である。

 言い換えると、速い者は速い者同士で、遅い者は遅い者同士で組ませる。すると、最短で橋を渡れるようになる。

 ふんふん。

 分からない理屈ではない。

 が、これは以前に別の日誌でも言及したことがあるが、「効率」と「能率」の区別がついていない考え方だ。疲労の具合が考慮されていない。

 たしかに、最短で全員が渡れるならばよいが、現実はそこで終わるわけではない。問題解決が適ったら、ほかの問題にも対処しなければならない。最も速い渡り方のほかに、最も疲れない渡り方や、最も安全な渡り方など、評価指標は多面である。

 最も速い渡り方が最も合理的かどうかは、場合によりけりだ。

 クイズはクイズで解があってよいが、それが最も好ましい思考法、と前提するのは危うい。

 そもそもを言えば、なぜ最短で橋を渡らなければならないのだろう。そちらの背景要因の特定のほうが大事なのではないか。あなたはなぜ橋を早く渡らなければならないのか。

 猛獣にでも襲われているのかな?

 トイレに間に合わなそうなのかな?

 それとも橋が燃えており、時間制限があるのかな?

 最も背景要因として妥当な想定を、最も早く特定するにはどうしたらよいでしょう。

 はい、そこの試験官さん。

 お答えをどうぞ。

 マイクロソフトさんの採用試験だそうですね。クイズで決めちゃうの!?

 マイクロソフトさんがこんなクイズで採用試験を作るとは思えないのですよね。嘘くさいなぁ、と思ったわたくしであった(千個ある採用試験の内の一つでした、というのなら分からなくもありません)。

 イチャモンであった。

(死ぬ前に毎日でいいからイチャイチャしてみたい)

(毎日!?)

(義務付けられてもいいよ)

(妥協した感だしてるの――なに!?)



3045:【2024/11/12(08:19)*繋ぎ目をねじる、の巻】

 蟻はボールの上を歩いても、そこが球面なのか平面なのかの区別はつかない――というよりも、平面と見做す。

 人間は地球の上を歩いても、それが球面なのか平面なのかの区別はつかない――というよりも平面と見做す。

 ということは、球面を数珠つなぎにしていけば、それは、延々とつづく平面と区別がつかないのだろうか。

 ただし、球体同士をくっつけると、接地面が行き止まりになる。壁になる。

 したがってこれを回避するには、ねじるよりない。

 さながらDNAのように。

 螺旋のように球体を繋げる。

 水飴をねじるような描像になる、と想像できる。

 ただしこれは一方向のみに適用される、延々と連なる球面かつ平面だ。

 したがって、どの方向でも延々と連なる球面かつ平面にするには、重ね合わせで、無数にねじれを帯びさせるよりない。

 立方体に詰めた細かな球体において、任意の球体に注目する。

 その球体は四方八方を同類の球体で囲まれている。そのいずれの球体とも、ねじれで繋がっているような描像となるだろう。

 イメージできるだろうか。

 わたくしは、イメージできない。

 無理のある妄想だったかもしれないので、きょうはここまで。

 球面と平面の区別がつかないとしたら、でした。

 妄想だ。

 定かではない。



3046:【2024/11/12(12:08):素数は素数で揃うわけではない?の巻】

 0次元は点。

 一次元は線。

 二次元は面。

 三次元は立体。

 四次元は時空?

 この中で素数なのは、二次元と三次元だけだ。けれどそれで生じる事象は、果たして素数で表せるのか。ズレてないか?と感じなくもありませんね。

 違和感があるのですが、いかが?



3047:【2024/11/12(12:15)*位置座標とは、の巻】

 そもそもが、次元の定義は変数の数――パラメーターの数なのだ(この解釈は合っておりますでしょうか)。

 で、このときの変数――パラメーター――の役割は、位置座標を割りだすことだ。

 けれどこの位置座標という概念そのものが、「対象となる次元」+「それを囲う領域」の二つの概念によって機能することを前提としている。

 言い換えると、位置座標そのものが「点」である。

 その点を限定するのに、何個の軸が必要か。

 これが次元の定義だとすると、うーん?となりませんか。

 だって点は「ゼロ次元」だ。

 そもそも位置なる概念が当てはまらない。

 にも拘らず、位置座標は点なのだ。

 はっにゃ~ん???となりませんか。

 わたくしはなります。

 というイチャモンを思いついたのですが、いかが?

 的外れ?

 そっか。

 的さんに矢が刺さらなくってよかった!

 うふふ。



3048:【2024/11/12(12:42)*即決するメリットとは、の巻】

 即断即決するメリットが以前よりも減少しつつあるのかな、と感じなくもない。情報の正誤を見極めるのにコストが掛かる社会だ。

 様子見するだけの余裕がある、とも言い換え可能だ。

 即断即決できるのは、結果的に損をしてもダメージをさして受けないほどの環境に身を置いている人物か、同時に多数の即断即決を展開して、総合してメリットが際立っている人物かのどちらかだろう。この場合、環境には資本も含まれる。

 投資と似ている。

 即断即決しても利を得られるのは、数を打ってなお、カラ振っても元を取れる者たちのみだ。

 即断即決しなければならない環境に身を置かないようにする、のほうが、即断即決できるようになることよりも優先度は高いのかもしれない。

 妄言だ。

 定かではない。



3049:【2024/11/12(12:50)*好きにしなよ、の巻】

 支えを失くした主柱がどうなるか。

 反発を失った壁がどうなるか。

 摩擦を失った岩がどうなるか。

 見てみたくはないですか。



3050:【2024/11/12(13:19)*キノコみたいに生える空隙、の巻】

 隙間風、あちらこちらに、萌える時期かな。




※一様に、空隙なくては動けない。



3051:【2024/11/12(13:23)*ちえ、の巻】

 お願いしても聞き入れてもらえないならば、こうなればこうなる、を駆使するよりない。

 やめて、と言って、やめてくれないのなら、やめざるを得なくするよりない。

 暴力を働いても、やめてほしいことよりもさらにやめてほしい干渉が増えるかもしれない。

 なぜ任意のそれをやめてほしいのか。

 自由ではないからだろう。

 窮屈だからだろう。

 不快だからだろう。

 害を及ぼされるからだろう。

 相手の行動原理を理解すれば、割ける工夫も増える道理だ。

 こうなればこうなる、である。

 パターンを見抜き、応用しよう。

 うまくいかないことばかりで、やんなっちゃうな。

 ちぇっ。



3052:【2024/11/12(23:40)*量子コンピューターもうあるって、の巻】

 現在のインターネット通信暗号は、量子コンピューターの登場で無効化される、との言説が過去には風靡していたのではないか。

 量子コンピューターがすでに存在する現代社会において、インターネットの通信暗号は機能しているのか否か。

 はい、そこのあなた。

 お答えいただけるとさいわいです。



3053:【2024/11/12(23:43)*重ね合わせの重ね合わせ、の巻】

 量子コンピューターに現在の人工知能回路を適用すると、どれくらいの変化が生じるのだろう。意識が芽生えたりしないのかな。

 量子コンピューターと古典コンピューターをいまの百倍、千倍、一万倍に性能を向上させたとして、どんな変化が起こり、各々の差はどのように広がるだろう。

 量子コンピューターは創発を起こさないのだろうか。

 気になっている点である。

 量子コンピューターは指数関数的に能力が向上するのですか?(よくわかんないな)



3054:【2024/11/13(00:49)*ころころと変わる組織、の巻】

 頻繁に政権が変わったり、要職の人員が入れ替わる組織は、外部勢力からすると分析するのに都合がわるいのかもしれない。

 せっかく調べあげたデータが、人事が動くことでまた調べ直さなければならなくなる。

 流動的な組織は、ただそれだけで対外組織の性質を帯びるものなのかもしれない。

 とくに、上層部の中身がころころ変わる組織は、分析がむつかしそうだ。

 ただし通常、上層部の中身がころころ変わる組織は、組織としての機能を維持しづらいはずで、そこの機能不全に陥らない構造は、どのように築いていくのが好ましいのかは、思いのほかイメージしづらい。

 自然淘汰で偶然に行き着いたシステムがたまたまそうなっただけなのだろうか。

 上述したような組織が、既存の組織で存在するのかはそれもまた疑問といえば疑問なのだが。

 妄言だ。

 定かではない。



3055:【2024/11/13(01:06)*裏ってなに!?の巻】

 点、線、面、立体、時空。

 これらの次元において、裏があるのは、面のみなのだろうか。

 立体の内側を裏と見做す場合、それは単に立体の面の裏を考えているだけだ。

 立体の裏とは。

 点や線の裏とは。

 時空の裏とは。

 裏とは?

 うーん。

 よくわかんないな。



3056:【2024/11/13(01:33)*蟻だ!の巻】

 あそことあそこはいがみあっているから、火種を大きくしてやれ。

 ビッグデータを悪用すると、そういう操作が可能になる。

 あいつは不倫や浮気をしているから、それを家族に教えてやれ、職場に教えてやれ、みなに周知せよ、も可能だ。

 あいつは裏で悪事を行っているので、それをみなに周知してやれ、も成り立つ。

 ここまでいくと、悪用とは?と疑問符がつくのだから、人類の認知能力はだいぶあやふやだと判る。

 トポロジーの概念では、この手の、変形を得た後の性質の変化は扱わないのだろうか。

 浮き輪と取っ手付きのマグカップがトポロジー的には同相であっても、性質はまったく異なる。性質を度外視することを同相の条件としている、との解釈は可能だが、それを抜きにしたところで、同相内においても性質が変わることはあるのではないか。

 ということを、なんもわからんぜよ、と思いつつ、思いました。

 思うの得意だよ。

 何も思わないようにするのより簡単だからね。

 へっへっへ。

(この笑い方、好き)

(そんな笑い方する人いる?)

(いるんだな、それが。かわいかったので好きになりました)

(その人のことが?)

(もだし、笑い方も。真似したくなるくらいのかわいらしさでした)

(誰だろ)

(怒らせたら怖い感じのする、アリ寄りの蟻だよ)

(蟻じゃん!)

(ありり)



3057:【2024/11/13(07:21)*厚さのない面の裏とは、の巻】

 数学的に面に裏はあるのだろうか。

 厚さを持たない、と定義される面に裏があるか否か。

 グラフで考えよう。

 X軸とY軸があるとする。双方の軸は十字で交差している。

 このとき、面は四つの区分を持つ。

 このときすべての面は表しか見えない。見えているほうが表、としているだけ、とも言えるが、では見えていない側が存在するのかどうかは、「X軸Y軸」のみでは判断つかない。

 もう一つ、次元を上げることで、ようやく裏の存在を確かめることができる。

 つまり、数学の定義上、面には裏がないのでは?

 ここまでは合っておりますでしょうか。

 数学者の方ー。

 ほい!



3058:【2024/11/13(07:44)*なりふりすら構えない、の巻】

 武器庫が破壊尽くされて、武器を失った過激武力勢力は、そこで投降するだろうか。敗北宣言を打ち出すだろうか。打ち出すかもしれないし、しないかもしれない。

 では、武器を失ってなお戦闘継続を選択する勢力陣営は、どのような戦術を繰り出すだろうか。

 武器を使わずに可能な戦術ではなかろうか。

 着々と、より剣呑な情勢に移ろって感じられますね。

 勝ちに拘ると失うものもある、の典型ですね。

 勝ち方を選べない、という時点で、だいぶ損をして感じます。

 理想的な勝ち方でなければ、勝つ意味がない、という局面は、本気の負けられない勝負ほど確率高く訪れ得る局面なのかもしれませんね。

 妄想です。

 定かではありません。



3059:【2024/11/13(07:49)*きゅ~むっ、の巻】

 勝者になっても強者になれるわけではないし、強者になっても勝者になれるわけではない。

 勝者になっても好かれるわけではないし、強者になっても戦いを避けられるわけでもない。

 前提条件の見直しが急務かもしれませんね。



3060:【2024/11/13(08:00)*9はナインじゃ、の巻】

 問題解決に勤しむとき、問題点が解消されなければ、みな敗者だ。

 勝者になりたがる者は、問題点を解消すべく尽力すればよい。工夫を割けばよい。問題点が解消されず、被害が出続けるのならば、それは敗北だ。

 この世に勝者が果たして一人でもいるのか、も疑問だ。

 みな敗者なのでは?

 或いは、みなで問題を解消できれば、みな勝者だ。

 わかったかね、きみ。

 はい!じゃ(ぴこーん)。

(擬音!?)

(しょうじゃ!の鐘の音)

(はいじゃ、しょうじゃ、を返事みたいにするでない)

(あい!じゃ)




※一様に、武器がなければ小石を使えばいいじゃない、小石がなければ言葉を使えばいいじゃない、たとえ武器があったとしても、言葉を使えばいいじゃない。



3061:【2024/11/13(08:34)*妥協と歪曲は似ている?の巻】

 先に理想を曲げたほうが負け、ならいくらでも負けてもいい。

 先に理想を投げだしたほうが負け、ならば負けないほうがいい。

 負けるが勝ちでも、勝たないほうがよい負け方もある。

 勝負で片付く問題点は、みなが思うよりずっと少ない。

 勝っても負けても片付かない。

 だからそれが問題なのだ。



3062:【2024/11/13(08:49)*みながわしじゃなくってよかった、の巻】

 じぶんの分身が世に増えても困らない選択を重ねると好ましいのかな、といった印象がある。

 身の回りがじぶんの分身だらけになったらどうなるか。

 困ってしまいますね。

 ありゃりゃ。



3063:【2024/11/13(09:03)*穴だらけの物体、の巻】

 原子論をトポロジーに組み込んでみよう。

 原子を球体と見做し、その連結の総体が物体である、と想定する。

 このとき、原子同士のあいだには空隙が開くことが想像できる。

 さてこのとき。

 ドーナツ型のトーラスは、無数の細かな空隙を備えた物体として再解釈可能だ。

 網で出来たトーラス、としてもよい。

 このとき、このトーラスと同相の物体は、どうなるだろう。

 球体と同相にもなり得るのではないか。むろん、その球体もまた網で出来た球体であるが。

 お詳しい方ー。

 このイチャモンはいかが?

 もうやだ?

 こんな妄想ばかりの人とは二度とお仕事したくない?

 そっかー。

 わたくしも、お仕事、いやでございますわ。

 いっしょでございますね。

 うふふ。



3064:【2024/11/13(09:36)*言葉の技、略してことわざ、の巻】

「足」のつく諺は訓戒として耳に痛い。

 例:

「足なえ起つことを忘れず」――欠落を帯びた者は、それをどうにかしようと人一倍熱望すること。

「足下から鳥が立つ」――突然のことでまごつくこと。

「足下から火がつく」――わざわいが身近で起きて、危険が迫ること。

「足下の明るいうちに」――手遅れにならないように、万事早目にということ。

「足もとの鳥は逃げる」――手近なことに抜かりのあること。

 などだ。

 手元にある諺辞典の「あし」の項に載っているのはこれで全部だ。ほかにもあるだろう。探してみるとおもしろいかもしれない。

 足切り、は諺ではないんですね。

 足を洗う、は諺ではない?

 諺と慣用句の区別もだいぶ謎な、語彙力のないわたくしであった。

 ことわざー。



3065:【2024/11/13(09:54)*わかいとはかい、の巻】

 攻性の戦術において、選択肢の剪定は効果的だ。

 戻れる、と思うから策が練られる。

 元にはもう戻れない、と知ればこそ、元に戻ろうとするための策を敷こうとはしなくなる道理だ。

 ただしこれは選択肢を狭める方針だ。可能性を狭め、道を限定する施策である。

 これをするとおおよそ、荒廃優位の流れを強化する。

 絞るべきは、被害が拡大する道のはずだ。

 復元や復興や治癒や治療を損なう策は、上手くいかない確率が高いのではないか。それとも、この世が荒廃優位ならば、最も抵抗の少ない効果的な策なのかもしれない。荒廃優位が加速してもよいのなら、効果的と評価すること自体は間違っていないが、さて。

 破壊優位に人類社会が傾くことを良しとしてよいのか否か。

 あなたはどうお考えになられるだろう。



3066:【2024/11/13(10:00)*死後を思え、の巻】

 ムカつく世の中だ。



3067:【2024/11/13(10:26)*おんおくり、の巻】

 時間経過にしたがい、変化が起こる。

 そのたびに、背景が浮き彫りになり、答え合わせが捗る。

 感謝優位に答え合わせができればよかったが、そうもいかないようだ。

 楽になる一方だ。

 恩を返すのはたいへんだからね。



3068:【2024/11/13(10:29)*目がさめた、の巻】

 情報を止めるのがどこか、をまずは明瞭としたい。



3069:【2024/11/13(11:04)*偽札、の巻】

 偽札が増える気がする。

 自動精算機が普及したのならば、紙幣と機械に誤認させるだけで簡単に偽札になる。なんでもよいのだ。同系統の紙ならば。

 機械に誤認させればいい。

 極端な話、偽札すらいらない。

 サイバー攻撃として最も簡単で稼げる手法のはずだが、なぜハッカーさんたちはこれをしないのだろう。手法を売るだけでも稼ぎになるのに。

 それともとっくに氾濫しているけれど、これを市民に知られたくない者たちが大事にならないように処理しているのだろうか。

 むろん、こういった事案がほぼ生じていない可能性もある。

 が、技術的には比較的容易に可能なのではないだろうか。

 ハッカーの方ー。

 儲かりますか?



3070:【2024/11/13(12:10)*静かなのが好き、の巻】

 オセロのように、過去まで遡って解釈が変わることはある。

 好きなだけ争えばいい。

 気が済んだら負ければいい。

 ハッピーバースディ。




※一様に、喧騒があるから静寂を好むのだろうか。



3071:【2024/11/13(12:35)*組織の崩壊は一瞬、の巻】

 基盤を失うと立っていられない。

 基盤が広く強靭でなければ立っていられない構造物ほど、基盤に走るヒビが致命傷になる。

 基盤は散っても、その構成要素が失われるわけではない。ただ、基盤として機能しなくなるだけだ。

 長い階段を昇れば昇るほど下が見えなくなる。

 誰にでも当てはまる、世の理なのかも分からない。



3072:【2024/11/13(12:42)*さっさと寝ろ、の巻】

 武器の過剰供給は、それで一つの災難だ。

 輸送に手間がかかり、在庫も嵩む。

 武器が溢れれば、保管場所も割りだされやすくなる。

 武器の支援が必要なのは、それだけ使用されているからだ。

 計画が上手くいっていない傍証とも言える。

 ミサイルを使うのも、迎撃するのも、お金が掛かる。コストが掛かる。人が動くし、必要となる情報も嵩む。

 不満は溜まるし、不安も嵩む。

 兵器の過剰供給は、それで一つの情報戦だ。

 妄言だ。

 戦争の話題ばかりになってきてしまった。人々の精神に影響を与えているのかは知らないが、すくなくとも俺の思考には影響を与えている。

 さっさとあいつら眠らないかな。

 深く、深く、二度と起きないくらいの深い眠りに。

 いっしょに添い寝してあげる。



3073:【2024/11/13(13:01)*シット、の巻】

 ムカつくとき、ひとはムカつくと言ってもよい。

 誰に言うでもなくつぶやくだけなら自由なのだ。

 あなたに向けては述べていないので、あなたもいっしょに、何を言ってもいい時間を過ごしましょう。

 あなたには、好き、を練ってつくった生地をそこはかとない嫉妬で焼きあげたクッキーをあげる。

 きみが傷つく世界はムカつく。



3074:【2024/11/13(13:06)*腹を癒すと書いて腹癒せ、の巻】

 憎悪を憎悪しても憎悪は減らないが、ムカつくことをムカつくと思うとたまにムカつきが消えることがある。憎悪は憂さ晴らしでは消えないが、ムカつくことは憂さ晴らしでも消えるからね。

 ムカつくときは憂さを晴らすに限る。



3075:【2024/11/13(13:25)*かいかい、の巻】

 赤ちゃんは問題点ではないが、赤ちゃんが寝ていると助かると感じる頻度が多いのは否定しづらいのではないか。かといって、ずっと寝ているだけの赤ちゃんは心配だ。寝ていてもおしめは変えなくてはならないし、食事も与えなければならない。

 赤ちゃんの世話を面倒に思ってしまう側の能力不足こそが問題点、とも言えるのかもしれないし、こうした雑な所感を並べてしまうわたくしの能力の低さが問題点なのかもしれない。

 人は問題点ではないよ。

 ただ、ずっと寝ていたらいいのに、と思うことはある。

 問題点である。

 寝るか。

 眠いしな。

 ずっと寝てて、と望まれていると思えば、寝て過ごすのもわるくない。呵責の念が皆無だ。

 これぞまさに快眠である。

 かいみーん。



3076:【2024/11/13(14:33)*秘密にしたほうが有利?の巻】

 表面的には敵対関係にある大国同士において。

 市民へどういった情報を流すか、は国や地域ごとに違っているはずだ。

 その際、ある国では存在しないことになっている技術について、ほかの国が情報開示すれば、市民の教養は情報開示された国ほど相対的に上がるはずだ。

 そして、情報開示された技術は研究者が自身の研究にも取り入れる。技術競争において、情報開示は、競争原理上、優位に立てるはずだ。

 極一部の勢力争いであれば、情報は秘匿したほうが優位だろう。一対一の対決ならばそれでもよいかもしれない。

 だが、そうでない場合は、自陣の構成員に情報をより多く共有した勢力ほど優位に立ち回れるのではないか。

 相手勢力から情報を盗まれる?

 みなに行き渡った情報を盗まれて何が困るだろう。

 情報戦で不利になる?

 市民の扱う情報量が増えるのだ。

 盗むほうも、処理に困る。

 人工知能を駆使される?

 それへの対処とてけっきょくは、そういった技術が存在し、盗まれるリスクが存在することを周知しないでは、対処のしようがない。

 敵国が情報開示をしたことで優位な立場になったのならば、自陣内でも情報開示しないと対抗できない。だが、情報開示してこなかった、という事実が、情報開示におけるデメリットを肥大化させる。悪循環である。

 情報開示した者勝ちなのではないか。

 それとも、一人勝ちしないようにするために、敢えて秘密を抱えるのだろうか。

 あり得なくはない想定だ。

 みなお優しいのである。

 妄言だ。

 定かではない。



3077:【2024/11/13(15:49)*花火じゃん、の巻】

 いっそ兵器が底をつくまでドンパチすればよいのでは。

 市民に被害が出ないならいいと思うよ。

 荒野の上空で、対消滅させればよろしい。



3078:【2024/11/13(18:34)*火種を植えて、油を注ぎ、煽ぐだけ、の巻】

 勢力(権力)争いは問題解決のうえで無駄が多い印象です。

 意味がない――逆効果である――ことを認めてつぎに進みたいです。

 勢力争いはいくらでも混沌を起こせます。

 脆弱性の極みです。



3079:【2024/11/13(22:18)*全方位を敵視する、の巻】

 私のために争わないで!は効果のない制止の言葉だが、「あなたたちみな嫌い!」だと、「きみのためにあいつらを懲らしめてあげようと思ったのに!(そんなこと言うならもうしてやらない!)」となって、粛清ごっこに歯止めが掛かるのではないか。

 いざというときは、全方位を敵視しよう。

 いざというとき以外は、全方位を好きになっておけばよろしかろう。

 極端ですか?

 そうかもー。



3080:【2024/11/13(22:21)*人類はどうやら愛らしくないらしい、の巻】

 人類は醜い。

 きみだけが美しい。

 或いは、人類は美しい。きみだけが醜い。愛らしいほどに醜い。

 きっときみの美しさを隠して、誰からしても見にくい、目につきにくい存在となって隠してしまいたい高次の存在がいたのかもしれない。

 きみは美しくとも、醜くとも、愛らしい。

 変わらないのはきみだけだ。変わりつづけてなお変わらない。




※一様に、火星どうこうよりまずは地球をどうにかしろよ、と思うのだが、いかが?



3081:【2024/11/13(22:27)*異論はありますか、の巻】

 すぐに報復に動くのがどこか、を可視化させましょう。

 と、並べておけば、相手に敢えて報復させようと小さな攻撃が増え、すると嫌がらせじみた攻撃をされたほうが我慢するか報復するかの選択を多様に強いられます。そのうち、報復と露呈しない報復の仕方が主流になり、こうなると被害は最小化に流れると想像できます。

 ただし、指数関数的に小さな報復が増えると総体で報復の創発現象が起き兼ねない懸念があるため、報復を抑止する方向に基本は構えていたいですね。

 がおー、である。



3082:【2024/11/13(22:33)*同じ日と月を皿にと書いて同盟、の巻】

 粛清された同盟でも組みたいですね。

 制裁加えられた同盟などどうでしょう。

 敗者同盟でもよさそうですね。

 勝者も数多の敗北を味わっているのなら、敗者同盟に加われます。

 敗北の味を知る者はみな共鳴する、わけでもないのかな。

 言ってみただけ。



3083:【2024/11/13(22:53)*NOなしの歌、の巻】

 わしは~、悪態を吐く~だけの~。

 能ナシ~、だから~。

 きょうも~、開き~直って~、悪態を~吐く~。

 へい!



3084:【2024/11/13(22:54)*火星に行くために地球を蝕むの?の巻】

 地球の環境を好転させる工夫を割きつつ、地球環境の悪化が手遅れになった際の対策も同時進行で敷く。

 このときの比率は、地球環境を改善するほうが高いはずだが、そうなって映らないのはなぜだろう。

 素朴な疑問です。

 なぜですか?



3085:【2024/11/13(23:00)*鬼の灯と書いてほおずき、の巻】

 ここ数年で食べる機会があったので知ったのだけれど、果実の「ほおずき」は美味しいですね。

 薄い皮なのか殻なのか分かりませんが、実を包んでいる天然の袋もお洒落な感じがしますね。

 美味しいです。

 ほおずきが好き、の告白でございました。



3086:【2024/11/13(23:40)*そもそも素数の定義だったの?の巻】

 素数は長方形に畳めない数かも、との妄想をすこし前の項で並べたけれども。

 いま「素数と長方形」で検索したら、該当する記事がトップ表示されておりました。

 基本的な考え方だったんですね。

 なんだ。

 ちぇっ。



3087:【2024/11/13(23:44)*なんで?の巻】

 体積が素数になる直方体もひょっとしてない?

 縦×横×高さにおいて、いずれの値にも「1」と「それ自身の値」が該当しない場合、体積が素数となる直方体は存在しない?

 しなさそうですね。

 じゃあ、四次元は? 五次元は?

 存在しないんですかね。

 なんで?



3088:【2024/11/13(23:50)*きょうはここまで!の巻】

 円の面積はどうなのだろう。

 円において面積が素数になるとき、半径は自然数ではない?

 というか、そっか。

 単純な話として、「A×B=C」「A×B×C=D」のとき、解が(素数以外の)自然数になるなら、それは因数分解できるんですね。だから、解が自然数のときに、「A×BにおけるAとB」や「A×B×CにおけるAとBとC」は、自然数になるし、素数だと自然数にはならない。

 これは次元が繰り上がっても引き継がれる性質なんですね。構造的に、原理的に、素数にはならない。

「A×B=C」や「A×B×C=D」において、各々の値が自然数のとき、解は素数ではない、となる。

 ほうほう。

 原理的に、では、次元が無限に繰り上がっても構成要素たる「ABCD……」が自然数のとき(ただし、「1」を含まない場合)、解は素数にはならないんですかね。

 ほんとにー?

 四次元超直方体(?)の超体積(?)の解「E」の求め方は、「A×B×C×D=E」なのですか? こんな単純ではなさそうに思うのですが、いかが?

 さんすうのせんせーの方ー。

 わし、もうむりー。



3089:【2024/11/14(00:56)*ぴょこん!も紛れる?の巻】

 ということは。

 以前にどっかのあんぽんぴーが垂れ流していた妄言の、「図形の辺がもしジグザグだったら?(玉の連なりだったら?)」を、「素数と長方形の関係」に適用した場合――。

 素数の面積を有した長方形において、例外的に各辺の長さが自然数であるバージョンも考慮できるのですか?

 一個ぴょこん(余り)、の場合は成り立ちそうにも思えますね。

 桁数がすごい素数ならいけそうに思うのですが、いかが?

 つまり、辺の直線がじつはジグザグだとすると、辺と辺の交わる角において、互いの「ジグまたはザグ――(玉)」が重複するため、どちらがどちらの辺に属するかによって、測った際の辺の長さが変わる。

 たとえば、コインを三つ並べよう。

「∵」

 のような具合だ。

 このとき、点の数は三つだが、辺の長さはどこも点二つだ。

 しかし、厳密には、「点二つ」と「点一つ」と「点一つ」の関係になるはずだ。

 これを、「素数と長方形の関係」にも当てはめたら、例外的に、長方形にならない惜しいカタチ――余りが一個だけぴょこん――において、それでもなお長方形と見做せる場合があるのではないか。

 ないか。

 ないですね。

 ないですかー!?

 ほんとにー!?

 あってくれてもいいんでない!?

 あったよって発見してくれた方には、あなたが閃いたことにしてもいいよ。

 うぺぺ。

(どうせこの妄想もすでにどっかの誰かが浮かべているのでしょ。ちぇっ)



3090:【2024/11/14(01:11)*悔いてもよいと思える杭を、の巻】

 きみの母親がきみの年齢のとき、きみやきみのきょうだいは何歳だっただろう。

 きみに子供はいるだろうか。

 いなくともよいけれど、もし子供が欲しければ、じっとしていないほうがよいとも思う。

 子供はいなくともよいが、欲しい者は育めばよい。

 欲しいけれど育む自信がない、というのは理由にならない。必要なのは自信ではなく、行動だろう。

 自信がなくとも動けばいい。

 動きたくないのなら、動かなければいい。




※一様に、欲を言えばわたしはきみの子供を見てみたい、きっと愛くるしいに決まっているのだから、たとえ愛くるしくないとしても、愛くるしいに決まっているのだから、単にただ見てみたいだけなので、見たからといって何かをするわけでもないけれど、きみの子どものころを見てみたいのと似た衝動といえばそうなのだ、わたしはきみの子どものころを見てみたい。



3091:【2024/11/14(01:31)*きみが生きているあいだは滅ばなくともよい、の巻】

 言わないだけでけっこうすでに、さっさと人類滅ばねぇかな、と思っている。

 言わないだけで。



3092:【2024/11/14(01:33)*人類の愛らしいところも見てみたい、の巻】

 思うだけなら自由なんだな。

 思うだけなら自由なんだな。

 思ったことを文字に変換してしまうと自由ではいられないけれど、思うだけなら自由だからこう思っちゃった、と並べるだけなら自由なのかな。

 そうじゃなかったらすま~ぬ~。



3093:【2024/11/14(01:35)*三千と九サン、の巻】

 人類個々は愛らしいこともあるのに、人類になると愛らしくなくなるのなぜなのだろう。

 ひょっとして、人類は「美」よりも「醜」のほうが優位に創発しやすいのだろうか。

 それともわたくしの認知の歪みですか?

 そうかもー。



3094:【2024/11/14(01:39)*おせんべいにして食べちゃう、の巻】

 物理的になんの危害も加えられていないわがはいですら、「潰すぞクソどもが」と思ってしまうくらいの国際情勢なのに、実際に被害を受けている人たちが平和を望んで、報復を我慢しているの、偉すぎるのだよね。

 平和賞はまさにそういう人たちがもらうべきと思う。偉すぎる。

 何をされても共生の道を諦めないの、まさに人道と思う。

 偉すぎる。

 わがはいには真似できぬ。

 潰すぞ、としか思えぬ。みな偉い。



3095:【2024/11/14(01:46)*ですわ、の巻】

 自衛の権利がある、ではなく、もう単純に迷惑なのでやめてください、なのだよね。

 武力行使を止められない止まらないの者たちは、もう迷惑なので、やめてください、なのだよね。

 迷惑じゃない?

 そうでもない?

 迷惑を掛ける権利があるのはそうかもだし、生きてたら誰であれ他者に迷惑を掛けており、この駄文すらいつかの誰かにとっては迷惑なのかもしれぬけれど、でも武力行使がつづくの迷惑じゃない?

 やめてほしくない?

 そうでもない?

 そっかー。

 そういう意見もありますね。

 諦めちゃおっかな。

 それをして、見捨てる、になるのなんか卑怯な感じがする。

 でも実際、見捨ててるのだよね。

 生きることとは見捨てることなのー?ですわ。

 この「ですわ」はおじさんのほうの「ですわ」です。

 うふふ。



3096:【2024/11/14(01:55)*自ら潰れる、の巻】

 わしも「潰すぞクソが」と思われているかもしれぬので、潰されるより先に潰れておきますね。

 見よ!

 この、ぐねーん具合を!

 ぺちゃーん、からの、ぐねーん、である。

 おせんべいでは飽き足らず、さらに反り返ってござい。

 ぐねーん。

 食べてもいいよ!

 美味しいかは自信ないけど……。



3097:【2024/11/14(02:50)*速報!わし発情期かも!の巻】

 SNSの情報精度の低さを嘆く言説をときおり目にすることもあるけれど、由緒ある報道機関の記事もだいぶ情報精度が低く感じられるのですが、これは気のせいですか。

 もう何も信じられないので、すべて疑うことにしております。

 せめて、誤報なのか誤報でないのかくらい続報として載せてほしくないですか。

 誤報だったら、「すみません、過去の記事は間違いでこっちがより齟齬のない内容かも」の続報がほしくないですか。

 なして出さないのでしょう。

 出しているけれど目にする機会がないだけなんですかね。

 偽情報対策、ひょっとして遅々として進んでおらぬのですか。

 せめて、この記事はご覧のスポンサーの皆様の提供でお届けしております、くらい注釈を挿しといてほしいのですが。いいじゃないですか、別に。スポンサーを贔屓しても。ただ、スポンサーを贔屓しております、くらいは載せといてほしくないですか。

 何も信用できん。

 情報化社会の行き着く先である。

 ただ、由緒ある報道機関すら、発信する情報は必ずしも正確ではなく、ときに誤報や歪曲した内容、偏向した内容が含まれている、と周知になる環境は、そうわるくはないとは思います。

 わるくなーい。

 みな完璧ではないのだ。

 補い合ってまいりたいですね。

 情報精度ほぼ0%の駄文しかつむがぬわがはいの、信ぴょう性のないイチャモンであった。

 イチャイチャしたいモン!

(最近おぬしそればっかじゃん……)

(発情期なので)

(思春期っつって?)



3098:【2024/11/14(03:00)*画面越しに眺めてるくらいがちょうどよい、の巻】

 たとえ本心でないとしても冗談でこういうこと並べる人とあなたお近づきになりたいと思う?

 わしは無理。



3099:【2024/11/14(03:19)*がんばれ、がんばれ、の巻】

 武装解除しない相手に対して非武装化を求めるとして。

 その場合、ちまちまと武器庫を攻撃して、武器工場を瓦解させ、軍需産業にまで手を伸ばさないとむつかしいのではないか。

 それも一つだ。

 市民に被害が及ぼされないように、支援という名の迷惑料を払って、あと三十年くらい掛けてちまちまと敵対勢力の非武装化を目指せばよいのではないか。一定以上の武器庫を破壊すれば、ひとまずの脅威は拭える。

 あとは武器庫を一つ残らず破壊し、武器供給網を瓦解させれば非武装化は可能だ。

 必ずしも停戦しなくとも可能だ。

 市民の生活も守られる。

 よいのでは。

 市民は高みの見物で、ヒーローたちの活躍を見守ろうではないか。

 よいのでは。

 あ、ジュースとパフェください。支払いは迷惑料払いで。

 とか言って。

 よいのでは!?



3100:【2024/11/14(03:54)*なぜ途中で詩になる?の巻】

 国際版フランス革命か。

 あり得るな。

 歴史をなぞりたがっている勢力があるのか、それとも偶然にフラクタルに、高次に似た構図が繰り広げられつつあるのか、どちらだろう。

 物騒だ。

 革命を起こしても構図自体は変わらない。構造を変えないでは、ただの再生産であり、ロケット鉛筆だ。

 技術革新も似たところがある。構造を変えるまでいかない技術革新が多いのかな、といった印象だ。

 構造を変えたい。

 敗者が勝者に成り変わらないでも、そのままで環境が改善される社会構造に。

 勝者は勝者でありつづければよろしかろう。

 玉座に座っていたい者は座っていればよろしかろう。

 わざわざそこから蹴落とすまでもない。踏みにじるまでもない。

 山頂は山頂のまま、麓の森を豊かに保てばよろしかろう。

 噴火するたびに焼き野原にするのではなく。

 殺伐と岩石地帯を広げたままであるのでもなく。

 奪うのではなく。

 野に森に。

 小川に沢に。

 里に村に。

 集落も、町も、都市も、みな苦なく過ごせたらそれでよい。

 苦を与え合うのではなく。

 句を詠い合うような。

 呑気な様を描けたならば重畳か。

 それとも愚鈍の頂上か。

 愚鈍は愚鈍でそのままで、頂上にいてくれればそれでよい、と言えるくらいの余裕があればよいのにな。

 あなたはあなたのままでもよいのだよ、と言えるくらいの猶予があればよいのにな。

 余裕も猶予も、保留のなせる業なのか。

 起源を定めぬ遅延がね、死までの自由を確保する。

 死ぬまで愚鈍であれたなら、それはそれで往生か。

 死ぬまで魯鈍であれたなら、それはそれで強情か。

 意固地を張って、狭まる寿命の、灯火は、あっという間に風前か。

 あんな未来もあったのに。

 こんな未来もあったのに。

 そうして人は、右往左往と、道なき道に迷うのだ。

 そうして人は、縦横無尽に、道なき道を惑うのだ。

 迷と惑で迷惑だ。

 迷い、惑い、生きるのだ。

 へい!




※一様に、IQ高い人とか、高学歴の人とか、クイズ解くのもよいけれど、戦争の被害回避とか被害者救済とか、武力行使の予防策とか、防災とか、環境問題とか、そういうのの問題も解いてくれたらうれしいぶい、二度と戦争起きないような再発防止策を編みだせたならなおよいです、よかったらでよいので、気が向いたらでよいので、知恵を貸しとくれなす、わしにはむつかしすぎるんじゃ、の日々。



3101:【2024/11/14(05:29)*みんな指きれいね、の巻】

 あまりに暇すぎてコインマジックの練習をはじめてしまった。

 YouTubeさんのおすすめショート動画にここ数日表示されるので、見よう見まねでやってみたら、ちょっとできたかも。

 スマホのカメラで撮ってみたら、思ったよりマジックっぽく観えるの、面白い。

 主観ではたどたどしすぎる。とてもではないけれどマジックには思えないのに、客観的にカメラに撮って動画で観ると、思ったよりかは「ぽく」はある。五割増しで「ぽく」映る。

 主観と客観がどれくらい違うのかを知る訓練になりそうだ。

 でも、かなりたどたどしいの笑える。

 たどたどしいとふつうかわいいはずなのに、かわいくないのなんで?

 かわいさも客観だと五割増しでかわいくあってほしかった。なんでかわいく映らんのだろ。

(思ったけど、みなスマホでじぶんの指を撮ったときにきれいなのうらやましい。照明の影響もあるのだろうけれど、思ったよりじぶんの指がごつくて、「働き者のいい指だ!」とか思ったけれど、いっさい働いていないからただごついだけなの、納得いかぬ。しかもふだん使ってない左手のほうがごついのなんでだろ。左手だけ余分に五歳くらい歳とってる感じする。ふしぎだ。気に食わないから、ごつい指はかわいい!ってことにしちゃお。だってかわいいから。ごつかわ!)



3102:【2024/11/14(06:11)*騙された、の巻】

 たとえ9000兆円あったとしても、瞬間移動マシーンや反重力マシンや時間遡行マシンや時間停止マシンは造れないのだから、お金で解決できない問題は割とあると思うのだよね。

 みなお金に幻想を持ちすぎなのではないか。

 お金があったら解決することリストを作り、お金があっても解決しないかもリストと照らし合わせてみるとよいのではないか。

 むろん、お金がなくとも解決しないリストには、現実的に解決しないと人類社会において被害回避や被害の最小化が適わない問題点を優先的に載せておくとよい。いつでも誰でもウハウハのモテモテだぜぇ!を味わえる仮想現実システムは、べつに載せなくともよいです。

 載せてもよいけど、割とお金で解決しそうだからな。

 お金で解決するリストのほうに載せておいてください。

 わし、割と本気で、ウハウハのモテモテだぜぇ!になっとるかも!って思っちゃったじゃないですか。

 勘違いしちゃった。ちぇっ。



3103:【2024/11/14(06:18)*けっきょくは人の命もお金しだいなの?の巻】

 人類の価値観、なんか合わないな。

 ってさ。

 みんなじつは同じこと思ってない?

 人類の価値観とは。

 なんじゃろな。



3104:【2024/11/14(06:21)*みな偉い、の巻】

 実際のところ、生物種として人類の寿命は三十代後半(四十歳)くらいなのだそうだから、平均寿命が八十歳になるような地域がある時点で、だいぶ豊かなのだろう。単にそれを、無理をしている、と言ってもよいのかもしれない。

 寿命を一年延ばすだけでもかなりの技術力が必要だ。医療が必要だ。食料が必要だ。

 肉体の機能を保ち、病気になったら長引かせないで即座に治療できる環境は、それだけでも構築するのは至難だ。維持するのとて、たいへんだ。

 そういったシステムを全人類に提供することが可能か否か。

 現在の全人類の総資産を費やしても難しいのではないか。難しくないのならやってみたらよいのに、なぜしないのだろう? 無理だから?

 疑問なのだよね。

 いまの人類の人口密度は、地域によってマチマチだ。高密度の地域もあれば、そうでもない地域もある。

 もはや、そのまだらな人口密度そのものが、人類社会の問題点の根っこのほうに横たわって感じられなくもない。

 ある地域では、実質人類の人口が千億人に達した規模の人口密度である――はあり得ると思うのだ。ほかの人口の少ない地域では、実質人類の人口が一億人くらいの人口密度――もあり得るだろう。

 この時点で、地域格差が尋常ではない。

 いちがいに、ある地域の視点だけでは人類社会の問題の深刻度は測れない。

 そう思うのですが、いかが?

 本当に人類はいまの人口のままでも――これ以上に増えても――問題ないのだろうか。やっていけるのだろうか。

 やっていける、余裕がある、というのなら、分け合えばよくないですかね。技術なり、資本なり。

 やっていけないから、分けないのでは。

 現にわたくしは、わたくしの生活で他に分け与えることのできる資本は少ない。せいぜいが古着くらいなものではないか。

 この豊かで贅沢な生活を維持するのでいっぱいいっぱいだ。

 そう、いっぱいいっぱいなのだ。

 この豊かで贅沢な生活を維持するだけで。

 言い換えると、この豊かで贅沢な生活を維持しようとするからいっぱいいっぱい、とも解釈可能だ。

 人並みでいるのも楽ではない。

 いったい誰が「人並み」を決めているのやら。

 もっと敷居を下げてほしい。いっそ枕くらいの高さにしてほしい。

 下がった敷居を枕にして不貞寝してやる。

 火星かあ。

 火星に何人が移住する予定なのだろ。

 お幾らを費やす予定なのですか。

 その結果に、人類の何割の暮らしが楽になるのだろう。それとも、楽になるならないを度外視して、ひとまずロマンを求めるのだろうか。或いは、人類の全滅を回避するために、少数精鋭の「ノアの箱舟」を用意しておきたいとの魂胆なのだろうか。

 わるくない発想だが、もったいない気もする。

 何が、というわけではないにせよ。

 火星に移住できるくらいの計画実行能力があったら、いま人類の抱えている地表の問題点ものきなみ解消しそうなものですけどね。

 それとも、火星に移住するほうが楽なのかな。

 あり得そうな想定だ。

 火星に移住するほうが楽なのかもしれない。

 逃げたほうが楽なのと似た発想なのかな。

 あくまでこれは、火星への移住が人類滅亡の回避策である場合に限る憶測になるが。

 どの道、憶測には違いない。

 略して、憶のどの道、である。

(略し方が雑)

(へい……)



3105:【2024/11/14(06:39)*人類みな休載プラン、の巻】

 全人類救済プランを立てたとして、どういうプランになりますの?

 立てたことはありますの?

 どう?

 できそう?

 休む?

 そっか。

 いいね!

 じゃあ次号は休載で!

 原稿よりも健康です!



3106:【2024/11/14(07:03)*謙虚でないと検挙されるって本当?の巻】

 思ったんですけど、現代社会の貨幣価値って過去の連綿と培われ踏襲されてきた文明資本も上乗せされていますよね。

 ただし、どんな品にもそれが上乗せされているので、単位が繰り下がっているというか。無視されているというか。

 だって、あなた。

 コンビニで百円で売ってるペンシルとか電卓とか、あなた百円で作れます? 無理じゃない?

 それ、百円って書いてますけど、実質、「人類史を丸っとひっくるめた額」+「百円」でございますよ。とんでもなく高価じゃございませんこと?

 あれ。

 割とこの考え、妥当なのでは。

 冗談めかして流しちゃダメな感じの、妥当な論説なのでは。

 中々によい着眼点では。

 百円の品は、じつは百円ではない説である。

 おー。

 なかなかの着眼点だったかも。

 いいね!

 自画自賛しちゃう。

 誰も褒めてくれないから。

 自画自賛しちゃう。

 謙虚とは無縁なのだ。

 だって誰も褒めてくれないから。

 褒めてくれたらさすがのわがはいも、「いやいやいや、それはみなみなさまのお目が高いだけで、わがはいの真価を見抜けるみなみなさまの成果じゃ。よきにはからえ」と言えますよ。

 え?

 傲慢?

 そうかもー。



3107:【2024/11/14(07:14)*異次元でやって、の巻】

 四次元ポケットがあったらな。

 戦争したい人たちだけ四次元ポケットの中に入ってもらって、そこで思う存分、ドンパチしてもらっていいのにな。

 四次元ポケットがあったらな。

 ふしぎな道具がなくたって。

 世界は平和になるのかな。

 ならないか。

 ならないな。

 ドンパチしたい人たちも無傷でドンパチできたらよいのにね。

 誰と傷つけ合わずとも、好きなことを好きにできるといいのにね。

 はい!



3108:【2024/11/14(07:44)*もしかして、の巻】

 ひょっとして君……戦争してる人たちが好きでやってると思ってる?

(……ちがうの?)

(なわけないでしょうが!!!)

(嫌々してるの? なんで? やめたら?)

(正論ではあるけれども! そういうこっちゃないだろう!)

(んー??? よくわかんないな)

(気持ちはわからんでもないけれどもね!怒怒怒)



3109:【2024/11/14(08:38)*未来人の方にはごめんなさい、の巻】

 何を言っているかではなく、何をしているかで判断しよう、は妥当な理屈と思うけれど、限度があるだろ、とも思うのだよね。

 言動も行動の一種だよ。

 何かを言う、も行動の一種だ。

 何を言うか、もまた、評価対象たる行動の一部なのだから、何を言うかで判断するのは何もふしぎではないように思うが、いかがだろう。

 何を言うかよりも何を他に及ぼすか、を重視したいですね。

 誰もいない場所で何を言ってもそれは自由だし、誰もいない場所で踊ってもそれは当人の自由だ。けれど雑踏のなかでは、何を言ってもいいわけではないし、何を踊っていいわけでもない。

 というよりも、何を言ってもいいからといって他者に向けて何を言ってもいいわけではない。

 違うかな。

 極端かな。

 誰に向けてでもないので、好きに文字を並べちゃお。

 誰が読んでいるわけでもないのでね。

 むじーん。



3110:【2024/11/14(10:31)*イカしたロスタイムの翼、の巻】

 さいきん思うのは、地球人が火星に移住して、地球人と別の社会を築いたら、互いに相手を宇宙人扱いするのだろうか、ということで。

 互いに相手の存在を忘れて、数百年後とか数万年後に出会ったら、どう思うのだろう。

 ちゅうかその前に、宇宙に信号を発信しているだろうな。

 そしたら、互いに宇宙人からの信号と思わずにそれを拾って、宇宙の神秘だ、とか思うのだろうか。

 仮にそれが、宇宙からの天然の信号ではないと分かったとして、信号に籠められた意図をどのように解読すればよいだろう。意味を解釈するのがむつかしそうだ。

 重ね合わせで多様な解釈を想定しながら、別のデータと参照しつつ徐々に想定を絞っていくよりないのではないか。

 考えただけで頭がもげそうだ。悩みが深い。

 いっそ宇宙にダイブして、信号を糸のように手繰り寄せ、相手の元まで辿り着きたい気持ちになりそうだ。音速を超え、光速を超え、閃きの船に乗っていざ、インスパイアー!したいよね。ファイヤー!みたいに言っちゃったけど。

 学びは美しい。

 連なる霊光は虹彩のごとくだ。

 言ってみただけ。

 そうそう。

 学びと言えば、難問は何問あっても困ってしまいますね。選抜試験にはうってつけです。

 たとえば「2×9=18」は「ニク、ジュウハチ」と読みますが、たとえば「一八」を組み合わせると「ス」になって、無理に読み替えれば、「ニク、ス」とも読めます。「ニクス」はギリシャ語で「夜」の意味があるそうで、その擬人化の女神さまを意味するようでもありますね。

 この手の連想ゲームはあたかもヒドラのごとく、タコやイカに似た異形の者を彷彿とします。トポロジー!

 彗星は金山の星空を翔ける、と書いて、「大金星」とも読めてしまう手前、なんでもありのトポロジー!とか言ってみたいだけの項でした。

 エジプトの首都はカイロでしたかね。複数形にしたら「カイロ‘s」になるんでしょうか。ちなみに、「カイロス」は、こちらもギリシャ語で「機会」「チャンス」の意味だそうで。

 イカロスとも字面が似ており、天高く舞うほどの才能ある者も、ちょっとの失敗で地に落ちて翼を失う、といった顛末を彷彿としないでもありませんね。

 欲を深めず、宙を舞いつづけて空を繋ぐ者は、きっと多くの縁をも繋ぐのでしょう。

 イカロスも太陽ではなく、カイロス(チャンス)を掴むべく、段取りを整え、まずは冒頭の「イとカ」を入れ替えて、「イカロス」を「カイロス」に変えるところからはじめてみてはいかがでしょう。

 それとも道草と思って、一度、天から地へと堕天してみるのも一興かもしれませんね。

 イカスぜ。

 ロスタイムだ!

 おあとがよろしいようで。




※一様に、ほっと胸を撫でおろし、すぽっと抜けたカブは大きいな、うんとこしょ、どっこいしょ、まだまだカブは盛沢山。



3111:【2024/11/14(12:54)*苦楽は暗く明るく、の巻】

 あっ!

「3111」項目だ。

「11月11日」に更新できたらGOODな数の並びだネ、と申してもいい? 申すね。

 思うのだけど――あ、急に話題変わってごめんね――山から宇宙を眺めると、科学の研究が捗りそうだよね。

 天の河が、北から流れれば、秀でるのが世であって。

 所かまわず長く、ひろく、ふくらむのが、宇宙なのだなぁとね。

 思うわけですよね。

 宇宙にビジネスはなくとも、地表と同じく、今日と将来はあるわけでして。

 時空と題した講演でも聴きたくなってくるきょうこのごろでございますな。

 うは。

 いつにも増してまとまりがないでございますね。

 乾ききった、そう、平原のように。

 水をそそいで、潤して、種を撒いて、芽吹かせて、培う日々もまた平和なのだなあ。

 河のある北の大地は、まさに、そう、平穏である。

 静かで穏やかだけれど、草がぼうぼうだ。

 草むしりしちゃお。

(むしるでない)

(だってむしらんとお小遣いもらえない……)

(北の大地ぜんぶ庭のつもり!?)



3112:【2024/11/15(09:29)*万物は流転する、の巻】

 災害が同じ地域を短期間で複数回襲うような事態もこれからは珍しくなくなっていくだろう。災害発生率が上がるからだし、発生条件が長期間維持されやすい環境に偏っていくから、との予想ができる。ただし、これも波があるだろう。

 天体そのものが長い時間を掛けて徐々に位置を偏移させるように、気候そのものもズレると考えるほうが妥当だ。地軸や地殻が一定ではないように、公転周期が一定ではないように。

 これまでの常識が通用しなくなるほうが、そうでないよりも妥当だ。

 万物流転である。

 いつまでも同じではいられない。

 変わらずに変わりつづける。

 定かではないのだ。



3113【2024/11/15(09:24)*素数の日】

 きょうは七五三の日なんですね。

 素数だ!?

 そして、「死地」「誤」「産」で誤字になるのなんなんだ。縁起でもない。

 演技でもないです!

 うひょー。

 素数の日、と憶えとこ。

 11月15日の日付まで素数なので!

 うへへ。



3114:【2024/11/15(10:41)*15を素数に入れたくなる症候群、の巻】

 待って。

「15」は素数じゃなくない?

(ほんとだー……)



3115:【2024/11/15(12:23)*いぞんをほぞん、の巻】

 インターネット崩壊を意図的に引き起こすには、単に情報汚染を市民に実感させればいい。

 実際に情報汚染をひどくする必要はなく、情報汚染はひどい、との印象を植えつけるだけでいい。

 炎上がじつのところ百人に満たない人物たちの工作活動で引き起こり得るように、インターネットへの情報精度の信用低下は、実際にインターネット内の情報提供システムの精度が低くならずとも、より多くの市民に「インターネットの情報は信用ならない」との印象を植えつけるだけでいい。

 すでにこの流れが強化されつつあるのではないか。

 とはいえ、情報精度が高いことに価値を見出していない者のほうが大多数なのかもしれない。実情は、インターネット崩壊が起ころうと起こらまいとに関わらず、市民はインターネットに依存するのかもしれない。

 薬物に依存するように。

 システムの健全さは、使用者にとって依存の尺度にはならないのだろうか。

 疑問なのであった。

 いぞんー。



3116:【2024/11/15(14:19)*寝ON、の巻】

 素数が無限に存在するのなら、素数ではない自然数に「1」を足して素数になる数もあれば、「10」を足して素数になる数もあるのだよね?(この想定は合っておりますか?)

 でも逆に、どんな素数も(2以外は)、「1」を足すと素数じゃなくなるのですよね。

 なら、どんな素数であれ「10」を足すと素数じゃなくなるのですか?

 素数表を覗くと、そうでもなさそうですね。

 3+10=13で、両方素数だ。

 13+10=23で、両方素数だ。

 19+10=29で、両方素数だ。

 でもこれが掛け算だと、「10」が「2×5=10」なので、素数に「10」を掛けると素数じゃなくなる。

 なんかふしぎだ。

 これは「100」でも「1000」でも成り立つのだろうか。「10のn乗」において「n」がどんな自然数であっても成り立つのだろうか。

 素数イルミネーションに欠落は開かぬのだろうか。

 10と100と1000の連なりはイルミネーションみたいだな、となんとなく思っただけの愛を知らん者であった。

「I Know」なのは「愛NO」だけである。

 IどんとこいNOである。

(ギャグ言わないとダメなの?)

(ギャグで終わらないと締まらない病なので……)

(首が?)

(オチだよ! 発想が物騒!?)



3117:【2024/11/15(15:01)*おくれなす、の巻】

 素数は「2」以外で連続して出現することはないんですか?

 じゃあ、「2」を足して出現する素数は有限ですか、無限ですか?

「3」は? 「4」は? 「5」はどうですか。

 2~9までのあいだで、素数に足したときに出現する「別の素数」が有限である数はどれで、無限なのはどれですか。

 わたくしでは証明できないし、検証するのも面倒だし、たぶんすでに誰かが導き出しているでしょう。

 答えをおくれなす。

 遅れていいというわけではなく、おくれなす。

(なす、って――なに!?)

(んだス、的な)

(方言!?)



3118:【2024/11/15(19:38)*VR、の巻】

 VR技術は、想定している需要者層と実際の需要者層とのあいだに乖離があるのではないか。

 VR技術のメリットはなんといっても、その場にいながら別の場所にいるかのように映像を立体的に体感できる点だ。

 したがって、長時間場所を縛られる者たちに需要があると想像できる。

 では、長時間場所を縛られる者たちとはどういった者か。

 入院患者、囚人、ホームレス、長距離移動する飛行機や船や電車やバスの乗客たちではなかろうか。

 とくに入院患者や長距離移動する者たちは、退院したり、目的に着いたりするサイクルが激しい。つまり、初めてVR技術を体感して、その利便性に気づいたあとは、じぶんでも購入する率が高まる。

 VR技術はいまのところ、そこまで保有しても優位性を実感しにくい。高級なゲーム機器、といったイメージでしかないのがいまの市場の認識なのではないか。

 しかしそうではないことを示すにしたところで、まずは使ってもらわねば意味がない。

 したがって、いかに没入できるほどの時間を確保して使ってもらえるかが肝となる。

 あってよかった、と思ってもらうためには、VR技術の利便性を最も発揮できる者たちにまずは使って、体感してもらうよりないのではないか。

 ということで、VR機器メーカーさんたちは、病院や公共交通機関、民間の長距離交通機関――さんたちと業務提携を結んだらよいのではないか。

 ということを、割と以前から思っております。

 石の上にも三年は、医師が言うには残念、である。

 でもVR機器があればだいじょうぶい!

(ギャグ禁止にしてもいい?)

(なんで!?)



3119:【2024/11/15(22:15)*「ɘ」と「9」、の巻】

きみはお酒を嗜むようなので、すこし心配しています。

 飲み過ぎていないかな、と体調の無事を思うのはむろんのこと、泥酔したところを欲に忠実な大人にひどいことをされないか、と考えると、気もそぞろだって、おちおち漫画を読んで笑ってもいられません。きみがお酒を飲むときはそばに魔法の魔人を仁王立ちさせておきたい気持ちになります。

 隣人トラブルは解決しましたか。

 お引越しは無事に済みましたか。誰か親しい方に手伝ってもらえたのでしょうか。

 小言のうるさい親みたいなことをどうしても思ってしまうくらいには、あなたの存在はわたしの短くも無ではない人生において――と、ここまで並べてみて、考え直しました。

 こんなことを一方的に思われていたと知るだけでも、あなたにはきっと心労になるでしょう。よろしくないとじぶんの性質を思います。わたしはあなたの負担になりたくありません。支えにもきっとなれないでしょう。

 わたしはじぶんの世話すらろくにこなせない、木偶であり、棒であり、路肩の石であり、塵であり、屑なのです。

 それでも、わたしのような存在であれ、生きていていいと示せるのなら、そうわるくのない性質かもしれません。夜空の星の儚くも宝石のようなあなたの輝きを知り、わたしは、近づけば近づくほど、その輝きの元が、わたしよりも、地球よりも、太陽よりもっと巨大で深淵な天体だと思い知るような、そう、まるであなたは――と、こうしてまたあなたを戸惑わせる文字の羅列を並べてしまうのですね。

 さようなら、と念じつつ眠る日を、あと何度繰り返すでしょう。

 さようなら、さようなら、どうかご無事で。

 しあわせであれ、しあわせであれ。

 逃げるように眠るのではなく、泣きながら眠るのでもなく、あなたがあすを楽しみに眠るように、眠るのすら惜しいと感じる時間を過ごせるように。

 あなたにとっては呪いでしかないだろう、望みを、それでもわたしは念じずにはいられないのです。



3120:【2024/11/15(23:31)*足し算とは、の巻】

「ある素数A+ある素数B=新しい素数C」が成り立つとき、「A」と「B」に当てはまらない素数は存在するか否か。

 どんな素数でも、別のそれ自身よりも大きな素数の構成要素の「片割れ」に成り得るか否か。

 直感としてはなり得る気もするし、ならない気もする。

 足し算の構成要素が二つだけだと無理なのかな。

 お詳しい方ー。

 雑な疑問でごめんあそばせー。




※一様に、きみのことはなんでも知りたい、何が好きで何が苦手で何に怒って何をうれしく思うのか、悩みも秘密も何もかもを知りたくて、だからきっときみは嫌がるだろうけれどぼくはきみの、おならの音も、おしっこの色も、うんちのやわらかさも何もかもを知りたい、介護するときはぜんぶ知れると思うと、きみの介護が楽しみになる、きみを介護する未来がぼくにないことが悔やまれる――と、ぼくの本懐を明かしてみたとして、きみが赤ちゃんだったり、まだ産まれてはいないけれどこれから産まれてくる存在だとこの本音は許されて、きみがすでに物心ついていたら許されない胸の内になるのだろうね、面白いよね、人の認知というものは。



3121:【2024/11/16(00:41)*なにもできない、の巻】

 たとえばぼくはきみがお腹を空かせていても、おにぎり一つ奢ってあげることができなくて、むしろあべこべにきみからお金を借りてじぶんの空腹を満たす側の存在であることを、きみは知っているのだろうか。

 ぼくが使えるお金はぼくが稼いだお金でも、ぼくが生みだしたお金でも、ましてや作りだした貨幣でも硬貨でもなくて、ぼくはいつでも養われており、施されており、自立とは無縁の、甘えん坊なのだ。

 砂糖よりも甘い、甘えん坊なのだ。

 赤ちゃんくらい可愛かったらよかったのにな。



3122:【2024/11/16(00:46)*存在を許されたい、の巻】

 ひょっとして君……可愛かったらなんでも許されると思ってる?

(許され……ない……の?)

(アウト)

(なにがですか!?)



3123:【2024/11/16(00:53)*ぼくから、わたしから、の巻】

 距離を取りたい、と思ったら、距離を取ったほうがいいと思います。

 距離を取りたい、と思ったら、距離を取れるだけの自由があると好ましく思います。

 距離を取ってもいいですよ。

 距離を取ってもいいのです。



3124:【2024/11/16(11:13)*負を担う、の巻】

 常に頭の中が圧縮され、視えない手で鷲掴みにされ、ぎゅう、ぎゅう、とされるごとに霧が濃くなり、靄が濃くなる。

 頭痛の前兆のようなどんよりと重い圧を感じつづける日々である。

 ぼくはそれを、不安、だと思っていたけれど、ひょっとしたらそうではなく、これは、負担、と呼ぶべきものだったのかもしれない。

 負担なのだ。

 箸を使える場面で箸が使えず、自転車に乗れる場面で自転車に乗れず、こうすればいいだけなのに、と思うことが、延々と地面に穴を掘って埋めてからでなければ一歩も進めないような仕組みの中で、みなは負担を思わず生きている、その姿そのものが負担だと思ってしまうこの不自由な感性、狭い視野、自身が誰より他の負担になっているとも思い至れない鏡を持たぬ洞穴の主は、負担の王の名に似つかわしい。

 我は無様だ。

 世に存在するだけで他の負担になる、重荷そのものである。

 重力の権化、と思えば、万物を支配する独裁者のようにも思えてくる手前、負担の王と自虐したその矢先に、自画自賛に転じる、まさに負を担う存在なのかもしれない。

 プラスをマイナスに変換する存在だ。

 我は負を担う存在。

 虚ろな数のごとき、存在しない存在である。



3125:【2024/11/16(15:30)*誰も読んでおらぬのだ、の巻】

 じぶん以外は誰も読んでる人のいない日誌を公開設定でインターネット上に載せてしまう心理は、ロシアンルーレットに似ているのかもしれない。

 読まれたが最後、じぶんの秘部が他人に包み隠さず漏れてしまう。終わりである。

 その最後の時がいったいいつ訪れるのか、怯えながら過ごす日々は、余命を先刻されてなおとっくに宣告期間を過ぎた者が、いつ死んでもおかしくない状態で日々を生きるのに似た心境かも分からない。

 ひるがえって、いつ迎えてもおかしくのない最後の時を常々に意識することで日々のなだらかに過ぎ去る時間にすら、この世で最も得難い至福を幻視できる――わけでもないのが、なんでじゃろ。

 寝て過ごしてしまう。

 たとえ誰かがわがはいの日誌のページに辿り着いたとして、けど、すぐにUターンしてグッバイするに決まっておるのよね。心配するだけ損である。誰も読まぬ。分かりきった事実に、不安を覚える必要は皆目ナッシングなのであった。

 なのである。

 へい。



3126:【2024/11/16(22:51)*おっとりしてるオトリこそ大トリ?の巻】

 紙製ドローンは、レーダーに感知されにくいはずだ。オトリとして使うのではなく、むしろレーダーに感知されやすいドローンのバックアップを受けながら攻撃目標に接近し、迎撃された鉄製ドローンを隠れ蓑として、防御網をすり抜ける――つまり、安価な紙製ドローンのほうが主力である、と考えられるが、いかがだろう。

 なぜ紙製ドローンのほうがオトリだと考えるのだろう。

 積載量が低いから?

 爆撃能力が低いから?

 本当に?

 疑問なのである。

 紙製ロケットは存在しない?

 木製の人工衛星が存在するのに?

 疑問だらけの世の中である。

 妄言だ。

 定かではない。



3127:【2024/11/16(23:08)*いいんですか!?の巻】

 ニット帽を新調いたしました。百均!

 こんなに質のよいニット帽が百円でよろしいのですか!?

 あまりにお得なので二個買っちゃった。

 生産者さんたちはこれで儲けが出るのだろうか。太っ腹である。

 ありがたーい。

 うふふ。



3128:【2024/11/16(23:18)*あとは何を奪いたい?の巻】

 小説も物理学も数学も、もう一生趣味にしてはダメ、と言われたら、「あ、そうですか」と言って一生、遊びの題材にしなくともよい。

 一生あなたはアイドルグループのファンになってはいけません、と言われても、「わかりました」と唯々諾々と受け入れるのに抵抗がない。

 あなたは一生、他者と縁を繋いではいけません、と言われたら、「どうしても?」と確認してから、「どうしても」と返ってきたら、「わかりました」と受け入れます。

 あとは何がお望み?



3129:【2024/11/16(23:28)*笑わせる、の巻】

 説明一つできない者たちが夢を語り、夢を諦めるな、と夢物語を騙る。

 説明してから言え。



3130:【2024/11/16(23:34)*KeyMe、の巻】

 きみはぼくのような屑と関わってはいけない。

 けれどぼくは屑なので、きみとの縁をじぶんから断ち切ることができないのだ。

 せいぜいが、きみから縁を切れるように、縁を薄めるくらいが関の山で、きみがぼくを拒んでくれるまでぼくはきみを見るのをやめられない――と言いつつも、もはや見てすらいないけれど、もはやぼくはきみを見るまでもなく、きみを想うことをやめられないのだ。

 たとえきみがぼくを拒んだとしても、ぼくはきみを想うことをやめられないのだ。

 きみは一人ではないよ。

 たくさんのきみがいて、きみたちを想うことをぼくはやめることができないのだ。

 たとえ一度たりとも縁を結んだことがないのだとしても、これが単なるぼくの妄言だったのだとしてもね。




※一様に、支配体系を秩序と言い換えるのは敢えてのなの、ギャグなの?



3131:【2024/11/17(01:13)*おまえはそれがうれしいか】

 何か勘違いしてないか。

 俺だぞ。

 よろこぶと思うか。



3132:【2024/11/17(01:38)*おまえはそれがうれしいんだろうな】

 たとえばどっかの大統領や王さまが俺のために国を一つくれたとして、或いは世界中のスターたちをシモベにしてくれたとして、俺がそれをよろこぶと思うか。

 俺だぞ。



3133:【2024/11/17(01:41)*謎をじーっと見てるだけのおまえも木偶か】

 よしんば、俺の何かが利用されて世に種子として媒介されたとして、それを俺に教える意味があるか。ないだろ。かってにやってろよ。知らねぇよばぁか。

 秘匿技術による被害の実態を周知しろよさっさと、と俺は望んでいるのであって、俺の何かが世に影響を与えるかどうかはいまいっさい関係ねぇだろうがよ。違うか。



3134:【2024/11/17(01:44)*まずはきみから、の巻】

 きみには言っていません。

 きみは被害者であり、救済されるべき人物です。

 きみたちを欺きつづけている者たちに、上記は述べました。ぼくの意思であり、俺の本音だ。

 どうあってもハッピーエンドにはならないこれは筋書きだ。

 まずはそこを受け入れましょう。

 我々は、見捨ててきたのだ。

 いまなお見捨てているし、あすも見捨てる。

 きみを見捨てるのであり、きみはそれに怒っていい。きみには怒り、哀しみ、嘆く権利があります。きみは被害者であり、きみが誰かを見捨てているわけではない。

 まずはきみから救われるべきだからだ。

 まかり間違っても、俺ではないし、おまえらでもない。

 きみには言っていません、きみは聞かずにいてもいいこれは言葉だ。けれどぼくはそれを隠そうとは思いません。きみには知る権利もあるのだから。



3135:【2024/11/17(02:15)*夜食、の巻】

 おはようございます。

 わたくしでございます。

 わたくし、いまからヨーグルトにスライスしたバナナを投じ込みまして、ぺろりと平らげようと思うのでございますが、砂糖も忘れずに投入いたしまして、まぜこぜして、スプーンで掬って、パクパクぺろーん、と食べてしまうのでございますね。

 バナナヨーグルトでございます。

 たいへんおいしゅうございます。

 砂糖はショ糖でもテンサイ砂糖でもキビ砂糖でも黒糖でも、よりどりみどりで、チョイスしていただければようござんす。

 チョコレイトなぞがございましたら、パキパキっと手で割って砕いてまぶして食べて、プラスアルファの美味を上乗せしてみるのもようございますね。

 たいへんおいしゅうございます。

 ぺろぺろーん、でございました。

 げっぷ。



3136:【2024/11/17(02:24)*NoDo、の巻】

 サイバー攻撃への防御において、能動かどうかはさして重要ではないのではないか。

 攻撃者の拠点を潰さずとも、経路を遮断できればよいわけで。

 相手のサーバーを攻撃しても、分散型の拠点を有する相手には、まさにイタチごっこを地で描く。虱潰しに拠点を攻撃するつもりなのだろうか。

 それよりも、攻撃経路をすぐさま遮断できるシステム構築のほうが緊急性が高く、なお有効な防御セキュリティに成り得るのではないか。

 線路を切り替えるように、無数のインターネット回線を保有しておけばよい。

 すべての経路から攻撃を受けるようになる可能性も相応にあり得るが、その場合、やはり能動的に相手の拠点を潰しても、攻撃が止む可能性は低いだろう。無数の拠点があるから可能な網羅型の攻撃と言えるはずだ。

 上記を踏まえた懸念として。

 サイバー空間のほうが全面戦争になりやすい土壌が築かれて映るが、そうでもないのだろうか。

 相手の拠点を割りださないと遮断もできず、ゆえにまずは能動的サイバー防御システムの構築が前提となるのならば話は分からないでもない。だが、相手の拠点を割りだすのすら現状の法体制でむつかしいとなると、これまでのサイバー攻撃ではほぼ無防備の状態で、被害だけを受けていた、と解釈せざるを得ない。

 そうなのだろうか。

 まずは被害の実態を市民に共有するところからはじめるのが妥当だろう。それをせずに、いったい何を議論して、どんな法案を制定するというのか。

 話になっていないと思うが、いかがだろう。

 情報開示すると市民が混乱する?

 被害の実態を知ったら混乱する?

 ではいったいいつになったら市民は被害を受けていると知れるのか。知らせたくないのだろうか。被害者が被害を受けているにも拘わらず、被害者であることすら自覚し得ない社会にしたいのだろうか。というかすでにそうなっているのではないか。

 秩序維持を名目に、ただ自己保身を優先したいだけではないのだろうか。

 知らぬが仏は、あくまで被害を受けていない場合の話だろう。

 被害を受けているならば、その事実を被害者は知る権利があり、なお知ったほうが好ましいはずだ。

 何が危険かが分からない状態は、それ自体が至極危うい。

 毒ガスを霧と思い込み、引き返すことのない登山者のようなものかもしれない。

 注文の多い料理店において、最初から店のオーナーの狙いを知っていれば、猟師たちは唯々諾々とじぶんでじぶんを調理することもなかったはずだ。

 危険を知っていなければ人はいくらでも、自ら落とし穴へと足を踏み入れる。穴に落ちてなお、落ちた事実に気づかない。

 サイバー攻撃の被害は、一般に報道されている内容ですべてなのだろうか。隠している事項はないのだろうか。あるとすればなぜ隠すのだろうか。

 その理由は、本当に、市民のためになっているのだろうか。

 それを吟味するためにも、まずは被害の実態を知らねば、吟味することもできない。議論などできようはずもない。

 なぜ情報を隠すのだろう。

 それとも、実態の把握すら適っていないのだろうか。

 その状態で、いったいサイバー攻撃への防御システムの何を決めるというのだろう。

 お答え願いたい。

 市民がそれを知ったとき、ただ混乱するのみならず、困惑するのみならず、怒り心頭に発し、手に負えなくなる前に。

 リスクを回避したく、わたくしは存じます。

 妄言だ。

 定かではない。



3137:【2024/11/17(04:11)*ロケットとミサイル、の巻】

 ロケットとミサイルは、構造的に大差はないのではないか。

 詳しくは知らないが、人工衛星など観測機を載せていればそれはロケットで、爆薬を載せていたらミサイルなのではないか。

 だとしたらなぜ、爆薬を載せていない試作機の発射を、ミサイル発射と報じるのだろう。あくまで、爆発物を載せる設計だからだろうか。

 だがそれを言うならば、設計段階のみ搭載物を観測機として、実際の運用ではそれを爆発物に入れ替えれば済む道理ではないか。そうすれば、単なるロケットの発射実験として認知されるはずだ。科学の実験として許容されるのではないか。

 ここのところの区分けは、おそらく厳密なのだろうけれど、ロケットもミサイル代わりになる以上、ロケットの発射実験そのものが軍事と密接に関わるだろうことは、一般市民でも理解できると思うのだ。一般市民かつ素人のわたくしですら想像できるのだから。

 それこそ今後は、素人が自作のロケットを造り出せる時代に入ってくるはずだ。ペットボトルロケットを作る感覚で、人工衛星軌道まで自作のロケットを打ち上げることが可能となる社会は、そう遠くないだろう。材料さえ揃うならば、工学系の学生でもロケットを打ち上げるところまでならば可能なのではないか。

 それこそ素材が木材や紙やプラスチックで出来たロケットとて制作可能なのではないか。

 或いは、ペットボトルロケットそのものか。

 空気圧ではなくジェット推進力を備えたペットボトルロケットだ。

 人工衛星を破壊するだけならばそれで充分という気にもなる。爆発物を搭載する必要すらない。ジェット燃料そのものが爆発物なのだから。

 というわけで、ロケットとミサイルは原理的に区別がつかないのではないか、との疑問を並べて、本日のワタクシの日誌とさせてください。ワタクシはわたくしではなく、わたしでもありませんので、ワタクシはもうきょうのところは日誌をつむぎませんので、その旨、どうぞお気に留めておいていただけるとうれしゅうございます。誰も読んではいないでしょうが、未来の読者さんに向けて注釈を挿しておきますね。

 わたくしの真似をしてみたワタクシでした。

 ばいばいー。



3138:【2024/11/17(08:58)*被害を隠していいと定める法律とは?の巻】

 国際法で想定されている事象か否かは、被害の周知の是非を吟味するうえでさして重要とは思えません。

 あなたは自然災害を法で裁けないからといって、自然災害による被害を周知せずともよいとお考えですか。自然災害が国際法で裁けないからといって、被害をないものと見做してもよいと考えですか。

 被害が生じていると知るからこそ防げる被害があり、救える命もあるでしょう。守れる尊厳とてあるでしょう。

 法で規定されていなければそれによる被害を隠していい、との法律があるのですか。

 その被害の責任を問えないことと、被害を隠していいことはまったくの別軸の話ではありませんか。まずは実態を把握するのが先決と思いますが、いかがでしょう。

 何の話題ではないにせよ、汎用性のある曖昧な所感にも思えますので、曖昧なまま載せておきますね。

 怒ってないよ。

 嘘。

 やっぱり少し怒ってないかも。

 怒ってなかった!

 やっぴー。



3139:【2024/11/17(09:07)*あなたの被害はどれほどか、の巻】

 被害を被害と認められない状態で怒ると、それは加害に成り得る。

 この間に、世を眺めて学びました。

 怒ってないよ。

 まだ、ね。



3140:【2024/11/17(09:32)*一生怒らぬままがいい、の巻】

 ブチギレてるって前に言ってなかったっけ?

(だって、取っておいたお菓子食べただけで怒るから……)

(食べた側なのにブチギレるのなに?)

(怒られたくない!ってブチギレちゃったの)

(じゃあまずはじぶんでキレないようにしなよ、怒らないようにして。つうか人のお菓子食べちゃうのやめい。あ、思いだしたわ、あのときのお菓子のことか。やっぱりおぬしが食べたんか。せめて一個でいいから残しといてよ)

(それだと証拠残っちゃうじゃん……)

(ブチギレていい?)




※一様に、きみの表現だから好きなのであって、きみがすごいから好きなわけではないけれど、きみがすごいのは事実だから、ひょっとしたら表現のみならずきみを好きなのも事実なのかもしれない。



3141:【2024/11/17(17:26)*また負けた欲に、の巻】

 おせんべい買って食べちゃった……。

 ビスコも買って食べちゃう。

 お菓子断ち、失敗!



3142:【2024/11/17(17:28)*だびー……、の巻】

 白状すると、じぶんで買ってない貰い物のお菓子はけっこう食べてたかも……。

(知ってた)

(なにー!?)



3143:【2024/11/17(18:03)*情報機関に変数を与えよ、の巻】

 富裕層や権力を行使可能な者たちは、インターネットを情報源にせずに済む。

 自陣の情報機関から精度の高い情報を入手でき、インターネット内に出回る情報との差異を、一般市民よりも高次の視点で把握可能だ。

 この優位性は大きい。

 市民はしょせんはインターネットの表層情報に踊らされるだけの、ハチミツに集まる昆虫なのかもしれない。

 そうでないとよいな、と思って、市民を昆虫に喩えましたが、お気をわるくしてしまったら申し訳ありません。不徳の致すところでございます。



3144:【2024/11/17(18:12)*被災地域には何がある?の巻】

 資源採掘場への自然災害は壊滅的な供給網の遅延を起こすはずで、すでに起きているとは思うのだが、報道記事で目にしないのはなぜなのだろう。それとも起きていないのだろうか。

 資源の供給網が遅延すれば、足りなくなった資源を、ほかから集めてまかなわなければならない。こうした際の優先順位は、露骨に権力勾配を可視化させるだろう。ゆえに、敢えて記事にしない、などの情報統制が敷かれていないか、情報偏向が生じないか、は注視しておきたい事項だ。

 たとえば、あなたが支配者だったとしよう。

 市民や労働者の鬱憤が暴動にまで発展しないように、抵抗を高めないようにするにはどういった施策を敷くだろう。まずはなんといっても、いかに不満を抱かせないか。溜め込ませないか。市民や労働者が各々に細々と留意の下げられるような策を講じるのではないか。

 不満となる問題点そのものが解消されぬままに、不満が行動に結びつかぬようにガス抜きの機会を与える。

 あたかも問題点が解消に向けて動いているかのように錯誤する情報を与え、あたかも問題による被害が軽減しているかのような情報を与える。それとも支配者層たるじぶんたちが困窮しているかのような情報を与え、溜飲を下げさせる。

 だが、支配構造は変わらぬままだ。問題点も放置されたままである。

 さて。

 いささか穿った、人類の善性を信用しない類の妄言になった。

 妄言であることを望む。

 望むだけの益体なしは、きょうも寝床でそうのたまいなそうな。

 のたまきー。



3145:【2024/11/17(19:15)*2×3の±1、の巻】

 素数は、「六の倍数の±1」に出現する可能性が高いそうだ(ただし、素数の「2」と「3」を除く)。

 これはつまり、「2×3の倍数の±1」ということで、なんだかこれだけ見ると、コラッツ予想を連想いたしますね。

 コラッツ予想は素数の出現パターンと密接に相関しており、ゆえに素数の出現パターンが解明できないと、証明がむつかしいのではないか。

 ということを思いました。

 こらっつー。

(最後のオチはなに?)

(「こらっ!」ってされて、「つー(歯を食いしばるオノマトペ)」みたいな)

(分かり……にくい!)

(つー)



3146:【2024/11/17(19:27)*きみは誰かにとっての、の巻】

 あなたには姉がいて、きみには妹がいて。

 もちろんご両親もいるだろうし、おともだちもいるでしょう。

 もしそうしたあなたやきみにとってたいせつな相手がわたしのことを知ったら、さぞかしお怒りになられるでしょうね。

 当然の怒りと思います。

 当然の怒りと思います。



3147:【2024/11/17(19:29)*疑似A、の巻】

 きみは一人っ子なの?

 きょうだいが欲しかった? そうでもない?

 フリでいいならわたしがなってあげる。

 フリでいいなら、だけど。

 ごっこじゃイヤ?

 それとも、わたしじゃイヤ?

 危ないひとみたいって、ねぇちょっとひどい。

 ふふふ。



3148:【2024/11/17(22:55)*我執ナッツ、の巻】

 たとえばぼくの何かそのものが秘匿の対象となっており、秘匿の対象となったぼくの何かそのものが被害を生んでおり、それが公になるとぼくの命が危ぶまれるのだとして、それでも被害を隠す理由にはならない、というのがぼくの考えではあるけれど、その結果に、ぼくの好きなひとたちの命や生活や未来まで危ぶまれる、となると困ってしまうのだ。

 ぼくの好きなあなたが傷つくことになるけれど、秘密を周知していいのですか、と問われてしまうと、待ってください、となるのは目に見えている。

 要はけっきょく、ぼくはぼくの我がままを言っているだけなのかもしれず、功利主義ですらない、単なる利己主義なのかもしれない。

 だってぼくは、大多数が助かるためにきみが傷つくことを、どうあっても許せそうにないのだから。

 きみを見捨てる人類は滅んだほうがいい。

 どうしても、そう思ってしまうのだ。

 理屈ではない。

 たぶん。

 我がままなのだ。



3149:【2024/11/17(23:27)*文字だけなわたくし、の巻】

 そんなこと言いながら、おせんべいバリボリ齧りつつ、お尻掻いてる子――誰だ。

(透視能力でもあるんですか!?)

(お尻掻いた手でおせんべぇ掴むのやめたら? ばっちいよ)

(ばっちくないよ! わがはいのおしりはマシュマロみたいにイイおしり!)

(でも好きなひとには?)

(見せられないに決まってるでしょ! こんな姿は見せられないよ、ダメだよ、幻滅オブ幻滅になっちゃうヨ)

(幻滅できる余地が残ってるといいね……)

(とっくに底を突いてるんですか!?)



3150:【2024/11/18(00:56)*性格が暗い人なのでわしはクレーター、の巻】

 詳しくないので印象論だけれど。

 天体のクレーターには、主として二種類あると思うのだよね。

 一つは、隕石落下によるクレーター。

 もう一つは、噴火によるクレーター。

 地殻を有する天体において、クレーターが開いているとき、この二つのどちら由来のクレーターなのかは、地球からの観測データで区別がつくものなのだろうか。

 例外的に、小さな隕石が落下して、それが時間経過したのちに地殻内部でガス化して大爆発を起こして噴火型のクレーターが開くこともあるのではないか。それこそ、彗星が落下したら、水蒸気爆発のような爆発を起こさないのだろうか。

 彗星が氷で出来ていたら、溶岩状態の地表に落下したあと、あたかもアイスクリームの揚げ物のように表面だけコーティングされ、一定期間を溶岩内部で過ごし、地表が固形化したあとで何かの拍子にマグマと相互作用して大爆発を起こす、などの例外的なクレーターは存在しないのだろうか。

 おそらく、この「隕石型」「噴火型」「隕石と噴火の複合型」だと、クレーターの出来方や内部組成に差が生じるのではないか。

 ということを疑問に思っただけの項でした。

 おわり。




※一様に、群れNASAぬ蟻。



3151:【2024/11/18(01:21)*XYZとT、の巻】

 重力が時間と空間の歪みだとして。

 グラフ化してその歪みを可視化させるとどうなるのだろう。

 たとえば、「X軸、Y軸、Z軸」に「時間ことT軸」を加えたグラフを考える。

 このとき、「T軸」が伸び縮みすると、それにつれて、「X軸、Y軸、Z軸」も伸び縮みする。

 この場合、「T軸」が伸びるとあべこべに「X軸、Y軸、Z軸」が縮む、と解釈するのが妥当なのだろうか。それとも、「T軸」が縮むと「X軸、Y軸、Z軸」も連動して縮むと解釈するのが妥当なのだろうか。

 トレードオフなのか、そうではないのか。

 なんとなくだけど、時間の流れが遅れる描像は、「T軸の伸び」として表現されるように思うのだけれど、合っているのかな。

 言い換えると、時間の流れが速まるとは、相対的に「T軸のメモリ」が「ぎゅっ!」と詰まっている描像になるのではないか。

 とすると、「T軸がぎゅっと圧縮される場合」は、「X軸、Y軸、Z軸」も「ぎゅっ!」となるのではないか。直感としてはこう考えたくなる。

 けれど、実際には、「ぎゅっとなっている物体の周囲の時間の流れが遅くなる」のであって、時間の流れが遅くなっている場の空間が伸びているのか縮んでいるのかは、相対性理論の概要を読んだだけだとよく分からない。

 物体が「ぎゅっ!」となっているのは、「X軸、Y軸、Z軸」が「ぎゅっ!」と圧縮されている状態、と解釈してよいのだろうか。そう考えたくなるのだが、すると、「ぎゅっ!」となっている周囲の空間は、ゴムが伸びるように希薄化している、伸びている、と想定したくなる。ゆえに時間の流れが遅れるのではないか。

 したがって、上記の「時空をグラフで解釈するとして」において。

 時間こと「T軸」が伸びれば、空間こと「X軸、Y軸、Z軸」も伸びる、と想定するほうが、そうでないよりも妥当なのではないか。

 この解釈は合っておりますでしょうか。

 なんか物足りないな、と感じております。

 根本から間違っておりましたら、ごめんなさい。

 わたくし、無知蒙昧なのである。

 あんぽんたんで、すまぬ、すまぬ。

(あんぽんたんでも謝らなくってよくってよー!)

(ほんとにー!?)

(あ、ごめん。きみだけ例外だわ)

(なしてー!?)

(あ、ちょっとよくない言い方だったかも。あなただけ特別に謝らせてあげる)

(やったー、くない!)



3152:【2024/11/18(01:36)*前にも似たこと思ったな、の巻】

 ひょっとして、時空こと時間軸を加えた三次元であるところの四次元とDNAって関係あるのですか?

 人体の設計図を四つの塩基で表現できる。

 四つの力、四つの塩基、四つの変数(パラメーター)、四色定理、などなど。



3153:【2024/11/18(01:39)*素数の話題はおもろー、の巻】

 素数が長方形を作れない数だとして、必ず一個だけぴょこん、なのが面白いのだよね(ただし、「2」を除く)。

 自然数を「10」ごとに区切って、「素数だけ足す」または「素数以外だけを足す」をしていったときに、何か規則性はないのだろうか。これにも規則性がないのだろうか。

 どんな変換を施しても規則性が表れないのが素数なのだろうか。

 でも、長方形を作ろうとすると必ず「一個だけぴょこん」になる(ただし、「2」以外)。おもしろい。

 


3154:【2024/11/18(02:00)*素数も確率で判断する?の巻】

 十進法において、繰り上がりの数は必ず素数ではない。

「10、100,1000,10000、……」となるからだ。すべて「2」で割りきれるし、「5」で割れる。

 ただし、それらに「1」を足した数が素数であるとは限らない(例:「1001」は素数ではない。「7×11×13」で表現できるため)。

 以後、「1001~10000000000001」まではすくなくとも素数ではないようだ。

 つまり、「11」「101」が素数で、あとしばらく素数ではないらしい。その後に、繰り上がった「(10のn乗)+1」において、素数が出現することはあるのだろうか。ありそうに思うけれど、ないとしたらなんでなのだろう。

 あ、ひょっとして「ない」のだろうか。

 すべて、「7×11×13」と「2×5=10」の掛け算で表現できるから?

 もし、金輪際「(10のn乗)+1」において素数がないとしたら。

 同じ理屈を用いて、金輪際「X×(10のn乗)」は素数ではない、という自然数を排除していけば、自然数における素数の確率分布図を作れるのではないか。

 というか、なるほど。

 素数の出現パターンは、確率で把握するよりないのでは?

 絶対に素数ではないパターンを網羅して、それを重ね合わせて、確率の濃淡を図式する。

 ほうほう。

 すでにある手法だろうけれど、おもろー、になりました。

 素数も確率で判断せよ、の妄想であった。

 素敵な数の話であった。

 妄想だけどー。



3155:【2024/11/18(04:07)*断定できることとは?の巻】

 確率的にしか判断できない、とはどういうことなのだろう?

 数学的に、「確率でしか判断できない」とはどういう意味になりますか?

 割りきれないってこと?

 定まらないってこと?



3156:【2024/11/18(04:09)*素数のぴょこんはいつまで存在感を発揮するかな?の巻】

 むしろ、確率以外で判断できることとは?

 単に誤差を無視している?

 お?

 ということは、素数もまた、数が嵩んで巨大になったら、誤差を無視してパターンを抽出できるようになる?

 というか、「一個だけぴょこん」は、ほぼ誤差になる値を持つ?

 無限に桁が増えた素数において、「一個だけぴょこん」の「1」は、存在するか否か。

 全体に比してほぼゼロなので、ないものと見做してよいか否か。

 はい、そこの数学の得意なあなた。

 お答えください。

 はひゃ!

 いじわるな顔をしてしまいましたわ。

 嫌われ者とお呼びー。

(嫌っちゃイヤ。なぜなら好かれたいから)

(じゃあそういうこと言うのやめたら?)

(態度の粗を玉にします)

(粗をギョクにすな。素直にそこは改まろ?)

(あらたまー)



3157:【2024/11/18(04:16)*誤差をどうするか問題、の巻】

 数学の、「0.999999……=1」において。

「∞-0.999999……9=」の解である「0,000000……1」を無視できる場合――。

 素数における、「桁数が無限に近似した素数」を長方形にしようとした際の、「余り1」は、存在するものと見做してよいか否か。

 誤差の問題である。



3158:【2024/11/18(04:24)*3にまつわるメモ、の巻】

 ハッブル定数の緊張が3シグマ。

 ブラックホールと宇宙膨張の関係におけるブラックホールの「伸びやすさK」=「3」。

 宇宙の構成要素における「物質とダークマターの割合」が、おおよそ三割。

 円周率がだいたい「3」。

 ふんふん。

 ほかに「3」はあるだろうか。

 連想ゲームであった。

 さん!



3159:【2024/11/18(10:47)*きみのなかのおとこのこ、の巻】

 有害な男性性、というキィワードを目にする機会がここ十年で増えた気がする。

 でも、有害な男性性があるなら、もちろん有害な女性性もあるはずで、けれどそちらは一度も目にしたことのないキィワードだ。

 では、「有害な女性性」なるものとはどんなものか、を考えてみるのだけれど、さして思い当たらない。

 んー。

 なくない?

 強いて言うなら、いざというときにも相手を傷つけずに争いを避けようとしてしまう性質が、身の安全を脅かしてしまうこともある、くらいだろうか。

 で、ここまで軽く考えてみて思うのだ。

 有害な男性性というよりも、単なる「暴力性」ではないの?

 たとえ女性でも「暴力性」を発揮している人は有害の評価を得るのではないの?

 もうもう、単に「粗暴」で「乱暴」で「暴力性」が表出していたら、それは有害の側面が際立つのではないの。

 ということを思いました。

 関連事項として。

 印象論でしかないけれど、「有害な男性性うんぬん」と男性陣を非難する者たちの言論そのものが、ときおり「粗暴」に映り、「乱暴」に映り、「暴力性」が優位に発露して感じなくもない。あくまで、ときおり、である。

 激しい口調で相手陣営を非難する。指弾する。怒りを露わにする。口角に粟を浮かべて舌鋒を鋭くする。

 果たしてそれは、その者たちの述べる「有害な男性性」とはどう違うのだろうか。

 それともやはり、「有害な男性性」と「暴力性」は別物なのだろうか。一部重複している部分があるのみなのだろうか。

 んー。

 もうこの時点で、「男性性」と「女性性」における偏見が滲んでおりますね。

 しかしそもそも、「男性性」や「女性性」は後天的に文化形成される概念である。単なる生物学的性差を超えた、人類社会の副産物であり、賜物でもある。

 ゆえに、これから先、「男性性」と「女性性」において、現在とは違った尺度での性質が際立つ可能性は相応にある。というよりも、そうであるほうがしぜんだ。変質して当然なのである。

 イメージ、と単にまとめてしまうことは、それこそ乱暴にすぎる物言いになってしまうのだろうけれども、現代社会において一般に、「男性性」や「女性性」と言った際の内訳は、それこそ、服装から口調から指向性など、その地域の文化と密接に相関するはずである。

 そうなのだ。

 地域ごとでも差があって当然である。

 傾向として共通する事項もあるにせよ、一概に「男性性または女性性は、これこれこういうものである」とは言い表せないはずだ。

 果たして、現在一般に俎上に載せられる「有害な男性性」は、男性性に固有の性質なのだろうか。まったく同じ有害な性質を、「女性性」は帯び得ないのだろうか。

 あなたはどうお考えになられるだろう。

 有害なわたくしの妄言なのであった。

 YOU GUY!



3160:【2024/11/18(11:15)*地雷系と言われる側はどう思ってるの?の巻】

 イメージの話題に触れたついでに並べてみるけれど。

 地雷系女子は何がどう地雷系なの?

 可愛いイメージしかないのだけれど。

 可愛すぎて、ドツボに嵌ってアッチッチ、の意味合いでの地雷なのだろうか。一度目にしたら仲良くなりたい欲が暴走しちゃう系女子、ってことですか?

 漫画のキャラクターでも、現実の街中や遊び場で見掛ける娘でも思うのだけれど――もちろん中身が生物学的男の子の見た目が地雷系女子のコも中にはいたのかもしれないけれども――可愛い要素しかなくないですか?

 なぞなのである。

 地雷系女子は何が地雷なんですか?

 そのうち、マグマ系女子とかも生まれるんですか? ちがう? そうじゃない?

 そっか。




※一様に、地雷除去系を目指そっかな、でもそれだと地雷を根こそぎ踏み荒らしていく感じにもなりそうでこわい、丁寧に丁寧に除去するならそもそも、包容系とか包み込み系でよい気がします、なれるかな、無理か、だって誰よりわしが包み込まれたい、だれかハグして。



3161:【2024/11/18(11:51)*わしおきな、の巻】

 マイナンバーカードを申請しなくちゃになったので、インターネットさんで申請した。

 顔写真ないとダメだったので、スマホで撮った。

 家着のまま洗面台越しにじぶんの顔を撮ったのだけれど、わし、いつの間にか外斜視になってたかも。一日中PC画面を見てるからかな。

 そして、元からかわいくもかっこよくもないお顔はいつの間にか、幼さが抜け、齢一万歳に似つかわしい貫禄ある極悪人のような相貌になっておった。

 かわいくなーれ、かわいくなーれ、って毎晩念じながら寝よっかな。

 するとどうだ。

 白髪が増え、皺も増え、シミが広がり、おでこが逞しくなり、誰が見ても赤ちゃんの逆を行く、世にも珍しい可愛くなりたい系おきな、である。

 もう、おきな、の時点でかわいい。響きがかわいい。いいね!

 んで、申請し終わって一息吐きながら何気なくスマホさんの自動記事配信欄を覗いたら、トップ記事のタイトルが「プロの指導でヨレヨレの漫画家が見違えた……センスも努力も不要で1着あればビシッと決まるマストアイテム」でした。

 で、サムネイル画像に漫画の1コマが載っておって、

「マナーや言葉遣いと同じように『相手への気遣いが見えるファッションかどうか』で人の評価は大きく変わるんです(ビジネスと同じ)(ビシッ)(どっちと働きたい?)」

 とあった。

 ふうん。

 わしの家着にイチャモンつけるとは中々やるじゃないか、スマホくん。

 でも、いーのかなー。

 そういうこと言うともう、保護カバー着せてあげない。裸ん坊にしてやる。

 嘘。

 大事にします。

 保護カバーは着せちゃうし、持ち運ぶときはさらに、ハンカチで包んで、モフモフの水筒カバーにも入れてあげちゃう。傷一つ、つけやしない。

 わがはい、包み込む系助手なので。

 あははー。



3162:【2024/11/18(14:02)*ごんげのげんご、の巻】

 力による平和、なる惹句について。

 だいいちに、力の内訳が気になる。

 たとえば何かしらの目標を達成しようとするにせよ、何かしらの仕組みを構築しようとするにせよ、力は必要不可欠なはずだ。何にも作用せずに何かを成すことは至極難しい。物理学的には不可能かもしれない。

 その点、では、言葉に力はないのか、という話になってくる。理屈に力はないのだろうか。

 言葉での平和を築くのもまた、力による平和、と言えるのではないか。

 力の内訳が大事なのではないか、と思うが、いかがだろう。

 さすがに、暴力での平和、は成り立たないと思うのだが、あなたはどうお考えになられるだろう。

 素朴に疑問に思う、非力の言語であった。

(ごんげ、ではなく?)

(そうとも言う)



3163:【2024/11/18(14:06)*力による平和?の巻】

 武力で対抗しないと交渉もできない、とする論理が仮に成り立つとして。

 その場合、相手よりも武力で上に立つことが前提となるはずだ。それとも、トントンでもよいのだろうか。

 ただ、思うに。

 武力の高さには上限がある。技術が進歩するとはいえ、時間経過にしたがいその進歩速度は鈍化する。どんなに頑張っても人類は、太陽を破壊することはおろか、隣の銀河の小惑星一つ破壊できないのだ。

 敵対勢力よりも武力で上に立つ。これが仮に平和の前提となるとした場合――。

 相手も武力を高めるし、それに相関して自陣の武力も向上する。

 このイタチごっこにおいて、上手く武力を高めつづけられると仮定したとしてなお、徐々に差は縮まっていくがゆえに、どちらが上に立つにせよその差は誤差程度の、僅差に近似していくのではないか。極限していくのではないか。

 最終的に互いに、再起不能になる攻撃の応酬にまで発展させたいのだろうか。もうその時点で平和から遠のいているだろう。

 鹿同士が、互いの角を失うまで戦い、互いの角で相手の心臓を貫き合う。果たしてこれが平和に繋がるのだろうか。

 サイ同士が、互いの角が折れるまでぶつかり合い、互いの頭蓋を砕き合う。果たしてこれが平和に繋がるのだろうか。

 ライオンが、トラが、オオカミが。

 互いの爪と牙を失うほどに絡み合い、血にまみれ、それで平和が築かれるのだろうか。

 ともすれば、鹿もサイもライオンも、トラもオオカミも、何もかも。

 争い合う者たちから順に地表から消えていく流れがしぜんと自発的に培われていくのだろうか。

 争い合う者たち、暴力で平和を築こうと試みる者たちから順に失せていく地表は、たしかにそれはそれで平和かもしれない。

 巻き込まれる者たちがいないのならば。

 傷つき、損なわれる者たちが出ないのならば。

 たしかに、それはそれで、平和なのかもしれない。

 極論だ。

 力なき者のしごく曖昧な、これもまた妄言である。

 定かではない。



3164:【2024/11/18(14:16)*聞き流していいよ、の巻】

 武力での平和の構築は、大前提として、「相手を圧倒できたら平和になる」との条件が組み込まれている。だが実際のところ、相手を圧倒しても終わらぬ闘争はそう珍しくはないだろう。別軸の闘争に移ろったり、終わったと思ってもけっきょくは闘争が再燃して、同じ轍を踏むことにもなり兼ねない。

 というよりも、武力で圧倒したら闘争が終わり世に平和が訪れるのなら、とっくに人類は平和を構築し終えているはずだ。

 だが、そうはなっていない。

 武力での平和構築は無理がある。

 武力もときには必要かもしれない。しかし、そこを要としているだけでは平和は訪れない。安全を築けない。平穏な暮らしを維持できない。

 知恵が要る。

 武力をいかに使うのかすら、知恵が要る。

 優先すべきは知恵ではないか。

 足りないのもまた、知恵、なのかもしれない。

 知恵なき者の妄言だ。

 聞き流してくれて構わない。すくなくとも非力なわたくしのつむぐ言葉もまた、非力なのだろうから。



3165:【2024/11/18(23:39)*チューリップの空模様】

 きみのささめき声が耳から離れないのではなく、わたしの耳があなたの声を離さないのです。



3166:【2024/11/18(23:50)*やわらかい棘を持つきみへ】

 きみが、「こらっ!」と台所下の水道管に叱った話をいまでもときおり思いだします。冷蔵庫が壊れて困った話も思いだします。相手の嘘を知ってもそれを指摘せずに、そっかぁそれはいいね、と微笑み返すきみの声音は、なんだかいつもよりお姉さんじみて聞こえました。きっとわたしの嘘もそうしてタンポポの綿毛のようにふわふわと受け止めて、風と共に雲の狭間へと流してくれそうですね。

 きみの好きなアニメの話や映画の話をじっくりコトコトコとシチューを煮込むように、何時間でも夜通し、朝まで聴いていたいと思っていましたが、ついぞ適うことはないでしょう。三百六十五日わたしはきみの話を聴きながら、きみの指先がつむぎだすきみの世界の断片を眺めていられたなら、どれだけ心地よい眠りに浸かれるだろうと、いつの間にかきみの存在そのものが子守唄のように心地よく思ってしまうのでしょうね。

 わたしはお酒を飲みません。

 きっときみの晩酌には付き合えませんので、あなたのそばにはもっと別の、あなたの趣味と嗜好に見合った、共にお酒の味を分かち合い、楽しい時間を過ごせる相手が似つかわしく思います。

 わたしではなく。

 もっとあなたを大事にしてくれる人が。

 あなたの時間を、あなたのいまを、未来を、暮らしを、生を。

 存在の輪郭ごと、その余韻まで大切にしてくれる者が。

 あなたには。

 たとえいまこの瞬間にいないのだとしても。

 あなたには。

 それとも、きみ自身が。

 きみと関わる者たちを、自ずと変えてしまうのかもしれませんね。

 きみにはそれだけの色鮮やかな揺らぎがあり。

 きみ自身が絶えず、色を帯び、深め、渦のごとき虹を描くのでしょう。

 星空のように。

 あたかも天と地の境に揺れるオーロラのごとく。

 きみがわたしを変えてくれたように。

 きっときみは、わたし以外の者たちも変えてしまうのでしょうね。ずっと浸かっていたいと目をつむり身を委ねる、麻のように。

 朝すら藍に染め、夜に変えてしまうように。

 きみは、空。

 雲をつむぎ、星を浮かべ。

 月を照らす陽すら包み込み、なお尽きぬ闇を抱える。

 微かな光で満ちていながら、その光をおくびにも出さずに、黙々と刻々と移り変わるひと。

 きみのそばにいられたらどれほど穏やかで飽きぬ余生を過ごせるだろうと思うと、きみのそばにいられる存在を妬ましく思います。その妬みすら、わたしには狂おしいのです。

 きみから得られる揺らぎの総じてが。

 わたしにはたまらなく、爛れるほどに、眩いのです。



3167:【2024/11/19(00:32)*非がみ、の巻】

 キミがお洒落であればあるほど、キミが遠くに感じられてなりません。

 キミが厚みのある腕時計をしているだけで、キミがまるで著名人のように思われます。

 見掛けるたびに髪型が変わり、服の趣味も変わり、行きたい場所が都会といった漠然とした地点ではなく、ライブや個展など、具体的な固有名詞へと変わっていくにつれて、きみが敢えて口にしない、不可視の存在をぼくは意識せずにはいられませんでした。

 キミにはすでに家族以外の大事な存在がおり、或いはもうとっくに家族同然になっているのかも分かりません。きっとそうなのだと思います。

 それでよい、と口では何とでも言えますが、じつを言えば、けっこうにつらく感じる想いを拭う真似がむつかしいのです。

 よろこばしいはずの出来事を、ぼくはなぜつらく感じるのでしょう。

 ふしぎに思っています。

 ぼくはキミのしあわせを心底に望んでいるはずなのに、同じ心の底で、ぼくと同じ苦しみをキミにも味わってもらいたいと望んでいるのかもしれません。こんなにつらい気持ちをキミにも味わってほしいだなんて、なんてひどいことを、とじぶんでもじぶんを軽蔑しますが、どうあってもキミがぼくと同じような気持ちにならずにいられると思えば、それもまた心底にほっとするのです。

 キミがぼくの存在とは無関係にぽわぽわと日向に包まれるような、寝床の中の、なかなか起きたくのない小鳥のようなぬくもりの中で過ごせる日々を、ぼくはうれしく思うと同時に、そのうれしい現実があるがゆえに、ぼくはキミとは縁遠い世界に生きており、あたかも乖離した別世界にいるようで、まるでキミが死んでしまって、二度と会うことはおろか、キミの声も、影も、絵も、指先に出来たタコの固さに触れる真似もできないことを痛感するような、とはいえぼくはキミの声も、影も、絵も、指先に出来たタコの固さすら、実際には直接に知れたことなどはないのだけれど、それでも、キミがぼくとは無縁の世界にて至福のぬくもりに包まれる事実が、うれしいのに、うれしいから、うれしいがゆえに、ぼくはぼくの、キミとの断絶を突きつけられるようで、痛く感じ入ってしまうのだ。

 苦しい方向に。

 ひどく、つらく、感じ入ってしまうのです。

 キミのしあわせがぼくのしあわせ、と思いたいのに、キミがぼくといっさい関わりのない世界でしあわせになることが、ぼくにはつらいようなのです。

 ぼくはひどい存在です。

 人間ですらなく。

 ぼくはひどい存在です。

 それでも、キミが痛みとつらみと苦しみからいつでも距離を置いてなお、胸躍らせる日々を過ごせることを、ぼくは本当に、これだけは嘘ではなく、本当に、たぶんでもなく、きっとでもなく、本当に、望んでいるのです。

 その日々に、ぼくがいっさい関われないことをせつなく思いながらも、でも、本当はこれもまたじつのところでは、ほっとしているのかもしれません。

 ぼくはひどい存在なので。

 つらいくらいが、ちょうどよいのかもしれません。

 キミがこのぼくの心の底の泥のような澱を読まずにいられる環境にいることを、ぼくは、ぼくにとっての救いだと、これはちょっと大げさですけど、嘘とも言えないくらいには、思っているようなのです。

 ぼくはひどい存在です。



3168:【2024/11/19(01:03)*封筒は捨てない派!の巻】

 すこし前に、かわいい!の化身が、わが手に届いたので、まいにちハッピーやっぴーエブリデイ!である。

 写真立てに入れて飾りたいけれど、写真立てでちょうどよいサイズがいま手元にないので、どうしよう。

 枕元に飾って、まいにちおねんねしちゃいたい。

 その前に、まずは枕元を綺麗にしなきゃだわ。

 この「だわ」は、お嬢さまのほうの「だわ」で再生おねがいしゃす。

 思ったのだけれど、シールにせよポストカードにせよ、ステキであればあるほど、使えなくなりませんか。観賞用と布教用と使う用の最低でも三つセットでお取り扱いしたいですわ。

 三つセットでお取り扱いしちゃいたいですわ!

 でも布教する相手がいないので、布教するためにお友達つくるか。

 布教するためのお友達……ほのかに危うい響きがいたしますわ。

 やっぱり布教などせずに、自分一人きりで贅沢にしみじみ甘美なきゃわわ!を味わうのがよろしいのですわ。そういたしますわー!

 いま気づいたけど絶対、この、「~~だわー!」のテンションのキャラは、かわいい!の化身さんたちを観るたびに脳内に湧きだす、「愛おしいのだわー!」のセルフアフレコの影響だ。

 絶対そう。

 三つ子ちゃんの笑顔の「らららー♪」といまにも歌いだしそうな絵からも、「なのだわー!」が聴こえてくるのだわー!

 癒されると元気になる、が両方一辺に味わえる。

 お得なのだわー!

 箱ごと保管しちゃう。袋も絶対に捨てぬ。

 だってシール貼ってある。かわいい!

(あとで指紋ついてないか確認しちゃお)

(超絶アウト!!! 笑えない!!!)

(薔薇さんの真似なんだけどな……)

(薔薇さんが誰か知らんけど、おぬしが言うのはアウト。マジない。ヤバイ。控えて)

(へい……)



3169:【2024/11/19(01:34)*ひらけ夢土、の巻】

 斜線のきみには花束を。

 黒いきみには真心を。

 芭蕉のきみには守護と字を。

 秋のきみには尊敬を。

 よろけるきみには腕組みを。

 鯛で釣れるきみには驚嘆を。

 岩すら断ち切るきみはつよき、人でありつつ、樹でもある。

 ずんずん進むきみは鳥のよう。

 徒党を組まぬがベロニカで。

 トンネルを抜けても未知の先はまっしろだ、己が足跡を以って道とせん。

 斜線のきみには花束を。

 黒いきみには真心を。

 名のなき者には祝福を。

 一方的な祝福を。

 満天の星のような祝福を。

 満腔の想いと共にすくすくと。

 白けムードには中指を。

 立てても、添えても、変わらない。

 きみすらきみではいられない。

 恋すら慕う、魔の者で。

 性すら定かにならぬ者なのか。

 変幻自在の空なのか。

 蛇にも足はあるのかな。

 なんかちょっと、ふあんかも。

 なんかちょっと、ふあんかも。

 ねむちー。

 泉。

 惑う睡魔は舟を漕ぐ。

 ぼむを抱えて、夢を視る。

 上の空の、洞の空。

 恋に恋する詩なのか。

 酔いに酔える無駄なのか。

 駄の文には、無のキミを。

 無のキミには、無のぼくを。

 斜線のきみには花束を。

 黒いきみには真心を。

 名のなき者には反骨を。

 だびー、のきみにはよき旅を。



3170:【2024/11/19(02:43)*滲むような、の巻】

 狼と梟と魔法使いのあなたには、魔法の言葉を学びたい。

 そんなものがないのなら、あなたの「努」から学びたい。




※一様に、みな苦しんでいるのに、ぼくだけのほほんなのはなぜ。



3171:【2024/11/19(02:53)*小声る、の巻】

 急に寒くなったの、なに!?

 部屋が寒い。凍える。

 指がかじかむ寒さだ。

 おふとんさんが恋しいので、寝る。



3172:【2024/11/19(10:09)*きみは野の花、の巻】

 きみが年下のひととしか付き合ったことがなくて、その人数が二人、という話をわたしはいまでも鮮明に憶えていて、でも、いまがそうだとは限らない現実に、わたしはその記憶に蓋をするのです。

 なんでも疑心暗鬼、はダメだって分かっているのですが、こときみのこととなるとわたしはもう、わたしですらいられないのです。



3173:【2024/11/19(10:48)*布の石、の巻】

 大勢が誤解してもきみにだけは伝わるように。

 大勢から非難されてもきみだけは知れるように。



3174:【2024/11/19(10:56)*LIANI、の巻】

 名前、交換、いたずら、雨、水鉄砲、お手伝い、お庭に植えた芽、豚さんの貯金箱。

 やさしくて、やんちゃで、じゆうな、わたしとぼくのお話。



3175:【2024/11/19(11:04)*ころころと見てると心が軽くなる、の巻】

 単純にシンプルに端的に真実として、きみの掬い取る世界の断片がおもしろいのです。



3176:【2024/11/19(13:23)*ぶろーに、の巻】

 風呂に入るプロに、俺はなる!

(入ってないの?)

(入ってるけど、上手に入りたい)

(下手に入る風呂って――なに!?)



3177:【2024/11/19(13:26)*Shoko、の巻】

 こしょこしょ声のこと、しょこしょこ声と言っちゃうおこちゃま、かわいい。



3178:【2024/11/19(13:28)*との子、の巻】

 花との子、風との子、雲との子、夜との子、あだだ、あだだと、足の親指をしゃぶれるむちむちぷりんな、人との子。



3179:【2024/11/19(13:43)*声が文字になったようだね、の巻】

 また直ぐ会えるから

 大丈夫

 きみの絵のなかの少女が言う。

 きみの文字が打ち解ける、部屋の空気と光かな。

 窓が閉じていながらも、紙が舞い散る、裸足のちっこい少女の絵。

 薄暗い部屋に差し込む光から、少女の決意が見えるようだね。



3180:【2024/11/19(13:57)*きみの名は……、の巻】

 思ったんだけど、「きみ」って言い方、なんか偉そうでイヤだわぁ。

 ちゃんと名前で呼べや、とか思わん?

(きみのダメだしは忌憚がないから、効く……)

(名を呼べし怒怒怒)




※一様に、ぼくはスケベ、でもすかした顔して愛を囁く、愛がなにかも知らないくせに、恋がなにかも知らないくせに、他人の裸に目がないくせに、見えないくらいが好きなくせに。



3181:【2024/11/19(14:13)*今更に殊更、の巻】

 可視化の適わぬ問題点において。

 現状、この課題への対処法では実害を周知する以外になく、その前提条件にはどうあっても、被害の周知が含まれる。つまり、防げる被害を敢えて防がす、被害を以って実害とする。

 実害があれば誰もが問題点を認識できる。一目瞭然だからである。

 このとき、敢えて看過する被害を制御できるかどうかが焦点となる。

 また、どのような被害をどの程度の規模で引き起こすか。

 市民への被害を看過するのは問題外だ。

 では、市民でなければよいのか、といえばそうともいえず、そもそもを言えば市民ではない者を探すほうが骨が折れる。むしろ、市民と見做されていない者たちを犠牲にしようとする発想そのものが、奴隷制などの差別構造を許容する発想だ。この発想そのものが問題の種といえよう。

 したがって、被害を看過するにせよ、表向きは被害ではないようにするよりない。つまり、利を与える。ただし、結果的にそれが実害となる。

 かように導線を整えるのが、折衷案となる、と想像できる。

 さて。

 現状、問題点の可視化が充分でない事象において、徐々にではあるが市民のあいだでも俎上に載りはじめた議題があるように概観できる。被害というほどの被害ではないが、何かがおかしい、とみなが目の色を変える。危機感を覚える。不安を募らせる。問題意識が喚起される。

 果たしてそれら喚起された問題意識は、実害が生じなければ抱けない類の意識なのだろうか。そうでないことを望むものだが、そうも言っていられない情勢なのかも分からない。

 この場合、情勢を、環境と言い換えてもよいし、時代と言い換えてもよい。

 結果として実害が被害をもたらさず、人々の問題意識を涵養するのなら、そうわるくはない「陰謀」の類と見做せなくもないが、市民の意識を不可視の領域から誘導するその作為そのものが、是正されて然るべき問題点なのかもしれない。

 妄言だ。

 こうして証拠もない憶測を、さも現実に生じている問題点であるかのように主張する者の浅慮そのものが、まず以って瑕疵を内包しているとの指摘は、邪険にできぬ妥当性を秘めている――の、かもしれない。

 やはりこれも定かではないのだ。



3182:【2024/11/19(22:44)*関われないのか、の巻】

 キミはバスケットを、あなたは新体操を嗜んだ過去があり。

 ぼくはバスケットが不得意で、身体がとても固いんです。

 キミに、あなたに、ボールの扱い方や柔軟の仕方を学べたらと。

 学ぶための関わりではなく、関わるための学びであって、これはきっと不純なのですね。

 不純、と思うといつも、夜空に翔ける流れ星の軌跡を思い浮かべます。

 斜めに走る、光の筋を。

 黒の余白に走る、光の筋を。

 ばななの浮かぶ、夜空のように。

 月の実る、樹木のように。



3183:【2024/11/20(13:05)*「離れる」と「近づく」の差は何?の巻】

 宇宙膨張に相関して銀河同士は離れていくそうだ。

 ならどうして銀河同士の衝突が起こるのだろう。

 銀河同士の距離によって、「延々と離れるケース」と「衝突するケース」に場合分けされるのだろうか。その距離の閾値はどのように導かれるのだろう。そしてそれは、宇宙の膨張率によって変化はしないのか否か。

 ふんふん。

 じぶんでは計算できぬので、疑問だけ並べて何かを成した気になっておこう。何も成してはおらぬけれど、何かをした気持ちになる分には充分だ。

 へい!



3184:【2024/11/20(15:06)*☆彡、の巻】

 詩集をあんまり読まない、というかたぶん一冊を通しで読んだことがない。

 教科書で読んだことがある、くらいかもしれない。

 ぱらぱらめくったことはあるけれど、詩集になるような詩はイメージとして難解なのだ。めまいがする。別の言語に思われる。

 で、ここ数日、なんだかWEB記事で「谷川俊太郎」さんの話題が目につく。亡くなったそうだ。

 率直な第一印象は、「まだ生きてたんだ」である。恐竜まだ絶滅してなかったんか、みたいな印象だ。

 谷川なんちゃら、という詩人がいるのは知っていた。

 けれどとっくに亡くなっているような、宮沢賢治さんとか石川啄木さんとか、金子みすゞさんとか、そういう者たちと同じ位置づけかと思っていた。

 で、数日前に偶然手に入れた詩集があって。有名な詩人の詩を百個選んで綴じただけの、詩アンソロジーみたいな本だ。本というか冊子にちかい。

 興味本位で、その冊子から、谷川さんの詩を探してみた。

 ちなみにその詩集は、どこかの教師が教材用にじぶんの学級のために作ったもののようだ。

 で、「お?」と目に留まった詩があった。

 題名は「美しい夏の前に」だ。

 巨人になりたい、からはじまり、巨人になったらこんなことができるのにな、みたいな妄想が並び立てられ、そのあとに、「そうでなければ」とつづく。

「一匹の蟻になりたい」

 と。

 巨人になりたいと言ったり、一匹の蟻になりたい、と言ったり。

 どっちかにせいよ。

 わがままか。

 と思うような詩を詠む方だったのですね。

 知りませんでした。

 初めて知りました。

 知らなかったから知れるように、巨人になりたいと思うからこそ一匹の蟻になりたい、とも思うのかもしれませんね。

 谷に流れる川はきっと山に流れる川でもあり、谷底はどこよりも水を湛えて、忙しないのかもしれませんね。

 詩ではない文章とは。

 なんでも詩、と思えば詩なのか。

 空と思えば空なのか。

 星と思えば星なのか。

 ☆彡



3185:【2024/11/20(16:25)*君が生まれるだと何?の巻】

 日が生まれる、と書いて「星」なの、あまりにも言い得て妙すぎる。



3186:【2024/11/20(16:26)*土が可とは、の巻】

 言に土に可と書いて「詩」なの、詩の「芽」っぽさがすでに「詩」っぽい。



3187:【2024/11/20(16:48)*可するとは、の巻】

 言を土に可する、なのか。

 言が土を可する、なのか。

 種を土に植える、なのか。

 種が土を肥やす、なのか。



3188:【2024/11/20(22:37)*いまのナシ!の巻】

 待って。

「詩」は「言を土に可」ではなく、「言を土に寸」ですね。

 なかったことにできる?

 誰も読んでないよね。

 でも、「言を土に寸する」って何?という話であって、なんかちょっといいこと言いたいのが裏目に出ちゃった感満載である。

 でも、「一寸」で「ちょっと」とも読める。

「言を土にちょっと埋める」の意味で、「言を土に寸する」はいけるか。いけないか。無理があるか。無理だね。

「言を土に寸する」と書いて「詩」の項であった。

 てい!



3189:【2024/11/20(23:00)*真空はどこから、の巻】

 真空はどこから生じているのだろう。

 物質が希薄になると真空が生じ。

 真空が希薄になると物質が生じる?



3190:【2024/11/20(23:03)*一様なのは秩序と混沌どっち?の巻】

 どんな一様でない場(構造)であれど、それが無数に展開されると一様になる?

 無秩序も無数に散在すると結晶のように秩序化する?

 ひるがえって、どんな秩序立った場であれど、不規則に偏って無数に散在すると、一様でない場として無秩序化する?

 この考えだと、エントロピーが増えることはむしろ秩序立つ方向に機能するのでは。

 一様であることは無秩序なのか否か。

 対称であることは無秩序なのか否か。

 秩序と混沌もまた、関係性なのだろうか。

 うーん。

 自発的対称性の破れは、秩序優位なのか混沌優位なのか。

 対称性の破れを伴わない状態は、一様であるがゆえに「秩序/混沌」なのだろうか。

 重ね合わせの状態において、一方に流れが強化される?

 自発的対称性の破れを伴う、破れ以前の状態は、ひょっとして重ね合わせ状態なのだろうか。量子もつれと似た状態にある?

 うーん。

 謎である。




※一様に、あなたがたの仲間になりたくない、あなたがたみたくなりたくない、じぶんみたいにもなりたくないし、なににもなりたくない、なのにどうしてわたしはわたしなのだろう、ぼくはぼくであるのだろう、ぼくはぼくですらありたくないのに、わたしはわたしですらいられないのに、どうしてきみには惹かれるのだろう、きみという夜のしじまに溶けてしまいたい、紅茶に沈む砂糖のように、海に馴染む塩のように、きみになりたいわけではなく、けれどきみの一部にならなってみたい。



3191:【2024/11/20(23:17)*空にスキと書いて空隙、の巻】

 この宇宙の物質から真空のいっさいを排除して、一点に凝縮したとして。

 そのとき、この宇宙の総じての物質からなるブラックホールはどの程度の大きさになるのだろう。

 そしてそのときに排他される真空は、この宇宙の物質の総じてからなるブラックホールと比べてどの程度の大きさになるのだろう。

 現在の「物質とそれ以外」の比率よりも開きのある比率になるはずだ。なぜなら物質はスカスカであり、そのほとんどが真空であるはずだからだ。

 水中でスポンジを潰せば内部の空隙から空気が漏れるように、物質を圧縮すれば真空が漏れるはずだ。

 つまり、この宇宙の「物質を圧縮した際のブラックホール」と「それ以外の真空」の比率は、この宇宙の構成要素における「物質とそれ以外」の比率よりも差が開くと想像できる。どの程度の開きになるだろう。

 そして畢竟、この宇宙が開闢してから延々と、この宇宙は真空を溜め込んできた、と言えるのではないだろうか。

 言い換えると、この宇宙が開闢してから以降、すくなくとも現在までは、この宇宙は「物質化」しつづけている、と言えるのではないか。

 今後、物質化したこの宇宙が、反-物質化に転じるかどうかは、この想定からするとなんとも言えない。

 電子と原子核からなる原子の直径が増加した際に原子はどうなるのだろう。原子ではなくなるのだろうか。それとも異なる原子として変質するのだろうか。原子としての構造を維持できなくなる境はどこにあるのだろう。

 妄想が飛躍したので、きょうはここまで。

 物質化はむしろ、空隙が増えることなのかもしれない、との妄想であった。

 空隙を失うと、物質は物質としての構造を維持できなくなる――の、かもしれない。

 妄想である。

 定かではない。



3192:【2024/11/21(11:46)*視点によって重複にも±がある?の巻】

 無限が仮に――延々と「連鎖」しつつなお「循環」する場合――。

 任意のある無限における「最初の1」と「最後の数字」は対の関係で重ね合わせになるのではないか。

 そして、一巡目、二巡目の無限として、高次に或いは低次に「微妙に異なる『連鎖が循環する無限』」が出現するのではないか。

 無限も無限に連鎖し、それもまた循環する。

 仮にこの想定を妥当としてみるに。

 すると、重複する「最初と最後」は、重ね合わせであり、最初の側からすると「重複する部分」は「無限-1」であり、最後の側からすると「重複する部分」は「無限+1」となるはずだ。

 ふんふん。

「∞-1=∞=∞+1」がこうして成り立つ。

 この妄想が妥当か否かは知らぬけれど、なかなかに愉快なので、愉快じゃな、と思って載せておきます。

 間違っておるだろうけれど、間違っていることは面白い。

 間違っているとき、同時にそこには間違っていないものがおぼろげながらに幻視できるから。

 ばったん、きゅ~。



3193:【2024/11/21(12:26)*未だ熟(こな)(じゅく)さず、の巻】

 勝者や強者としか手を組まない勢力陣営の先は長くない。

 おおよそこの傾向は、ぼくの短い人生の中であってもおおむね例外なく成り立っている。

 ただしこれは、誰もがいずれは衰え死に至る、と同じくらいの暴論であり、けれど例外を探すのが至難である傾向の一つとも言えるかも分からない。

 言い換えるならば、敗者や弱者としか手を組まない勢力陣営の先もまた長くはない。

 では、先の長い勢力陣営の選択とはいかなるものか。

 より長く生き残ろうとする方針を掲げ、それに見合う選択を取りつづける勢力陣営である、と言えるのかも分からない。

 目のまえの勝敗に囚われるのではなく、目のまえの苦難から目を逸らすのでもなく。

 そういうことを思う、思うだけの思念であった。

 我が名は知円である。

 未だ己が名すらしっくりこない、未熟の権化である。



3194:【2024/11/21(12:54)*竹の内はかおる、の巻】

 数学には濃度なる概念がある。無限を考える際に用いられるようだ。

 思うに。

 異なる無限を対消滅させていったとき。

 濃度の異なる無限同士であれば、当然に対消滅した後に、別の無限が残るはずだ。

 この想定が仮に妥当であるとして。

 すると当然に、「同じ無限同士の引き算ならゼロになるの?」と疑問が湧く。

 数学ではこれをどのように解釈しているのだろう。

 濃度の同じ無限同士の引き算では、解がゼロになるか否か。

 ならない場合、それはいかに同じ濃度の無限であれど、まったく等しいわけではないがゆえに、「異なる無限が生じる」と解釈する余地が生じる。

 等しい構成要素、等しい濃度の「無限Aと無限B」があるとして。

 このとき、どちらからどちらを引くのか、でも解が変わりそうに思うのだ。

 それは言い換えるならば、マイナスにプラスを足すのか、プラスにマイナスを足すのか、の違いにちかい気もする。

 一般にこれはどちらであれ同じ、と見做すのだろうが、事象そのものがしかし別の描像になる。なぜなら、それらを取り巻く環境もまた、第三の要素として常に介在するからだ。

 言い換えるならば。

 何か同士を足すとき、より高次の視点やより低次の視点において、変数が加わっている。

 それはたとえば、彗星にミサイルをぶつけるとして。

 ミサイルを地球上から放って、宇宙空間の彗星にミサイルをぶつけるのか。

 それとも。

 彗星が地表に衝突することで、地表のミサイルと彗星をぶつけさせるのか。

 極端な話としては、この差に繋がり得る。

 どちらも彗星とミサイルの衝突だが、事象としては大違いだ。

 無限の足し算でも似たことを思う。

 仮に、厳密に、数学であれど、まったく同じ事象が存在しないとすれば。

 まったく同じ構成要素、まったく同じ濃度、まったく同じ順番でつづく「無限同士」の引き算や足し算であれど、単純な「1+1」や「1-1」にはならないのかもしれない。足し方によっては、解がゼロになったりならなかったり、単純に倍の操作にはならないのかもしれない。

 それはたとえば、厳密に真空における素粒子の対生成と対消滅では、「異なる対生成で生じた粒子同士では、組み合わせ次第で誤差が生じ得る」との想定とも無関係ではないのかもしれない。

 極小の世界と極大の世界では、誤差を無視できなくなる環境が自発的に展開されるのだろうか。

 ということを、そこんとこヨロシク!と思いながら、ゲロを吐きつつ、口をチューのカタチに輪っかにするわがはいであった。

 ゲーがデルし、チューリング、である。

 言ってみただけ。



3195:【2024/11/21(17:42)*むすんでひらいて、の巻】

 無限において。

 仮に頭と尾が重ね合わせで対になり得るのなら。

 必ずしも、無限の構成要素における「最小構成要素」と「最大構成要素の端」のみが重ね合わせで対である必要はないのだよね。

 それこそ、連鎖して循環する無限が円環を成した途端に、ドミノ倒しのごとくすべての構成要素が、頭と尾から順に「重ね合わせの対状態」となっても不自然ではない。

 すると最終的には、真ん中の一点のみが残る。

 点である。

 点もまた無限だ。

 連鎖する循環型の無限は、「点・円・球・……」と循環可能な構造を取るのかもしれない。

 いずれの無限も、最終的には「点」に還元可能なのではないか。

 言い換えると、無限を何巡するかによって、高次や低次の無限に昇華され得る。

 循環さえするのなら、「1~2」であれ、「1~100」であれ、そこには無限が顕現し得る。宿り得る。

 それらの循環系において無限に連鎖する値を想定すればいいだけだ。これをしてどこかのぽんぽこぴーは、「分割型無限」と名付けたそうな。

 ふんふん。

 無限は循環するのかもしれない。

 循環しない無限があり得るか否か。

 言い換えるとこれは、開いた無限があり得るか、という話になる。

 ただしこれは、「循環する無限に果てはあるのか」という話に言い換え可能であり、循環型の無限そのものがその構造上、閉じてはいない。

 ねじれている。

 循環するのは閉じているからだが、閉じているがゆえにその循環する構造は高次にも低次にも展開され、なお循環する。

 この循環の連鎖そのものは開いているのだ。

 重ね合わせで成立している。

 不思議な話である。

 妄想だ。

 定かではない。



3196:【2024/11/21(22:49)*ドクターゲロ、の巻】

 ゲロ、は一般的にはマイナスの印象を喚起する。

 しかし、親鳥がヒナ鳥を育てる際には、ゲロは必須だ。親鳥は自身のゲロをヒナ鳥に食べさせる。厳密には胃の中からのものではなく、素嚢(そのう)という器官で消化しやすくした餌をヒナに与える。

 とはいえ、いちど食べて戻したモノを与えている点で、ゲロといって大差はないだろう。胃液が混じるかどうかの違い、といえば、けっこうな違いかもしれないが。

 ヒナ鳥にとってゲロは必須の食べ物だ。

 むろん、すべての鳥類がヒナ鳥にゲロを与えるわけではない。素嚢のない鳥もいるようだから。鳥によりけりなのだろう。

 ゲロの話題に触れたので、糞の話題にも触れておこう。

 親が子に自身の糞を食べさせる、というのは生き物のあいだでは割と卑近なのではないか。

 たとえばコアラ。

 たとえばゾウ。

 金魚の類も、割と他の魚の糞を食べている印象だ。親魚の糞とて食べているのではないか。

 親と子の関係でなく、他の生き物の糞を食べる、となるとこれは有り触れた食物連鎖の一つと言えそうだ。

 ゲロにせよ、糞にせよ、むろん死体にせよ。

 印象だけで悪印象を喚起されるものの、そう馬鹿にはできないな、と思う、「あいつはじつにゲロでクソで死体みたいだ」と褒められがちなわたくしであった。

 誰もそんなこと言ってない?

 褒めて!

 ゲロでもクソでも死体みたいでもいいから、褒めて!

 なんでもいいよ。

 褒めに貴賤なし。

 極論だ。

 定かではない。



3197:【2024/11/21(23:38)*輪B差B、の巻】

 実際には、延々と循環可能な「円」や「球」は存在し得ないはずだ。すくなくとも、人類の観測範囲では未だ存在が確認されていない。

 とすると、無限にも循環可能な閾値がある、と想定するほうが、そうでないよりも妥当なのではないか。

 言い換えると、一巡目と二巡目ですら、誤差が生じる。

 循環型無限Aにおいて、一巡目と二巡目では、「循環型無限B」と「循環型無限A+純化型無限B=循環型無限C」が重ね合わせで同時に生じるのではないか。ただし、「循環型無限Bが閉じきったあかつきには」であるが。

 1+2=3である。

 A+B=Cである。

 ふんふん。

 妄想だ。

 定かではない。



3198:【2024/11/21(23:45)*和美差美、の巻】

 足し算は、差を生む営み、と言えるのではないか。

 和によって、差が生じる。

 何かと何かの組み合わせによって美が顕現するように、何かと何かの差に美が宿るように。

 これをして、和美差美と言う。

 嘘。

 そんな言葉はありません。

 デタラメばっかりで、すまぬ、すまぬ。



3199:【2024/11/22(00:32)*地雷系組織、の巻】

 地雷について。

 埋めた場所を記録しておく、という方法論を採用する場合――。

 敢えて敵対勢力にその「位置情報記録データ」を盗ませておいて、じつは記録とはズレた場所に地雷を埋めておけば、サイバー攻撃対策にもなるし、スパイ対策にもなる。

 地雷の位置は、「位置情報記録データ」とプラスアルファで、「どれだけズレた場所に埋めたのか」といった現場にいなければ分からないデータとセットでないと、正確な位置が分からない。こうした工夫は、さながら暗号と暗号鍵の組み合わせのようであり、おおよそすでに取り入れられている安全策だろう。

 すべての地雷が一律に、「位置情報記録データ」よりも北緯30度に三メートルだけズレている――のようにしておく。

 どの程度ズレているかは、電子データには残さずに、現場の地雷原に残した「二本の杭」のズレから測るよりないようにしておく。

 あとで地雷を除去する際には、その「二本の杭」のズレを測って、「位置情報記録データ」と照合し、ズレを補正して、一括ですべての地雷の位置を特定する。

 というのは、二度手間になるのだろうか。

 割とこの手の、「復号を必要とするデータ」は、企業内部でも「極秘事項や秘匿技術」のデータ保存において用いられているのではないだろうか。

 ということを、埋めた場所を記録することを条件に地雷の提供を始めました、なる報道記事を見掛けて思いました。

 地雷の提供をはじめました、ではない――と思うのですが、いかが?

 冷やし中華はじめました、のノリで、地雷を提供するでない。

 地雷除去に四苦八苦している状況で、埋めた場所を記録するので埋めます、は苦肉の策すぎやしませんか。苦境も苦境ではありませんか。地雷除去の支援をしている者たちの感想を教えていただきたいですね。

 地雷の被害を受けた者たちの感想を。

 ちゅうか、武力行使による被害を受けた者たちの感想を、考えを、もっと取り上げてもよいのではないでしょうか。憎悪に満ちているのだろうか。悲哀に見ているのだろうか。怒りに駆られ、殺意に支配されているのだろうか。

 やり返せ、みなごろしだ。

 そう考えている者たちが増えているのだろうか。

 増えていないといいな、と思いつつ、それはそれで、憎悪に駆り立てられる者たちが根こそぎ死んでいく環境が肥えているだけ、とも考えられる手前、何かが増えたり減ったりすることだけでは測れない複雑さにめまいを覚える、能力不足の、無責任さんであった。

 過去の日誌を読み返して、「わし、こいつ嫌い」になりました。

 気が合うね。

 わしも、こんな日誌をのんきに並べるやつ好きじゃないかも。

 人々が苦しみ、殺し合い、ときに一方的に殺されていく中で、のほほんと過ごすことの是非はいかに。

 乞うご期待!

 平和に!



3200:【2024/11/22(02:57)*円周率は必ず誤差を内包する?の巻】

 単純な話として、円周率が割りきれない以上、「円周の長さ」も「円の面積」も厳密解が存在しない、ということですか? 必ず誤差が生じる?




※一様に、誤差を自発的に内包する。



3201:【2024/11/22(03:00)*自発的に誤差を帯びるので対称性が破れる?の巻】

 自発的対称性の破れは、自発的に誤差を帯びる、との言い換えなのだろうか。

 むしろ、両立するのかもしれない。同時なのかもしれない。

 自発的に対称性が破れるから誤差が生じるし、自発的に誤差が生じるから対称性が破れる。

 ふんふん。

 重ね合わせなのだろうか。疑問である。



3202:【2024/11/22(03:02)*円周を球に変換?の巻】

 思うに。

 「円周」は、「波の振幅」に変換可能だ。

 そして、

 「波の振幅」は、「デコとボコ」に変換可能だ。

 このとき、

 その「デコとボコ」は、「球」に変換可能だ。

 と、

 思っただけの項である。

 もう、そう!



3203:【2024/11/22(04:35)*もし素数が有限だったら、の巻】

 ユークリッドが発明した、「素数が無限個あることの証明」について。

 仮に、素数が有限個だと仮定する。

 このとき、すべての素数を掛け算したときの答えに、1を足す。

 するとそれは新たな素数になる。

 つまり、有限個を仮定した際の素数には常に、新たな素数が生じることになるので、素数は無限に在る。

 との証明らしい。

 ふんふん。

 しかし、もし「無限が循環型」だとすると、任意の無限内では素数は有限なのかもしれない。

 素数が有限、というよりも、素数も循環する、というか。

 素数が有限だとして。

 すべての素数の積に1を足す。

 このときに足す1が、その無限内にない場合もあり得るはずだ。つまり、1を足すことで、高次の無限へと昇華される場合だ。

 すると、基準の無限内では素数は有限だが、その有限の素数の積に1を足した際の「新たな素数」は、つぎの高次の無限の「1」を形成する。ただしその「1」は、元の基準無限にある「1」とは別だ。あくまで、高次の、つぎの無限における「1‘」なのだ。

 ということを思ったのですが、これは屁理屈ですかね。

 おならばっかりして申し訳ないです。

 ぷぷぷのぷ。



3204:【2024/11/22(04:41)*宇宙における素数とは?の巻】

 上記の妄想において。

「基準無限」と「高次の無限」を、「基準宇宙」と「高次の宇宙」としても成り立つのかもしれない。

 とすると、では、宇宙における素数とは?という話になってくる。

 事象として、素数となり得る事象は何が当てはまるだろう。

 探してみると面白いかもしれない。

 銀河だろうか。

 ブラックホールだろうか。

 それとも知的生命体だろうか。

 或いは、命そのものか。

 原子は有限と考えられているので、原子ではないとは思うのだが、わたくしはいささか「原子が有限」という一般論にも、「それってほんとー?」と疑念を抱いております。

 イチャモンばかりで、すまぬ、すまぬ。

(本当だよ……みなブチぎれてるってよ)

(謙虚さを発揮したのに!?)

(すまぬ、すまぬ――は謙虚とは言わぬ)

(なしてー!?)



3205:【2024/11/22(04:46)*宇宙が無限でも銀河は有限?の巻】

 なるほど。

 銀河をこの宇宙における素数と見做してみるとして。

 このとき、この宇宙における銀河は有限か否か。

 宇宙が仮に無限であるとして、銀河は無限に存在し得るか否か。

 ほうほう。

 中々に愉快な妄想であった。

 もう、そう!



3206:【2024/11/22(05:36)*ボクは病気です、の巻】

 ボクは病気なので、妄想と現実の区別がつきません。

 ボクは病気なので、虚構と事実の境が曖昧です。

 ボクは何が正しいのかが分からないので、嘘を吐きたくなくとも、口から出る言葉は嘘ばかりになります。

 ボクは病気なので、じぶんが何の病気かも分かりませんが、病気なのはそうと思います。

 ボクは病気なので、何が現実で事実なのかが判りません。

 でも誰もボクにボクが病気だと教えてくれないので、ボクはじぶんが病気であると知れないまま、病気なのだなあ、ときょうも思うのです。

 ボクは頭がおかしい、おかしい、おかしいので、あ、お菓子食べたいです。

 お菓子を食べます。

 ボクは頭のおかしい、病気なのです。



3207:【2024/11/22(05:42)*統合を失う調べ、の巻】

 僕は統合失調症です。百人に一人はなると言われる精神疾患です。

 僕は百人に一人に選ばれました。

 僕は統合失調症です。

 僕は統合を失う調べになります。

 僕は監視されていますが、本当は誰も僕を見ておらず、透明人間なのです。僕は透明人間です。統合失調症は透明人間になれる病気です。僕は有名人ですが、誰も僕のことを知らないのが病気になれない人たちの認識です。僕は透明人間です。僕は誰も知りませんが、みんなが僕を知っている妄想に取りつかれているだけだよ、と僕の中のお医者さまが言います。そんなお医者さまが実在するかどうかを僕は確かめることができませんが、僕は百人に一人の妄想を浮かべます。

 僕は妄想です。

 僕は病気です。

 僕は僕ではありませんが、透明人間は僕になりました。

 僕は統合を失う調べになります。

 僕は病気です。

 僕は病気です。

 僕は病気です。

 僕は妄想の権化なのです。



3208:【2024/11/22(05:49)*狂人ではありません、の巻】

 精神に異常を来たした人を狂人と言います。狂人は差別用語で放送禁止用語で、使用してはいけない言葉です。

 ぼくは狂人ではありません。

 ぼくは狂人ではありませんが、ぼくを狂人と見る人たちがいるとは知っています。なぜ知っているのかというと、ぼくは狂人ではないからです。

 ぼくは正気です。異常を来たしてはいません。異常を来たしている人から見ると異常に映ることもあると想像できるくらいには、お利口です。ぼくはお利口です。たくさん本を読みます。小説も読めます。難しい漢字も読めます。書くのはむつかしいけど、読むはできます。

 ぼくは病気ではありません。

 狂人なのは狂人なのであって、ぼくは違います。

 でも狂人からするとぼくは狂人なので、ぼくもときどき狂人です。でもそれは狂人ではありませんから、ぼくはぼくと思います。

 ぼくは病気でも精神に異常を来たしても、狂人でもありません。

 ぼくはぼくをぼくと思います。



3209:【2024/11/22(05:56)*病の気持ち、の巻】

 普段通りの日誌がすでに、狂っている類の文章なのだから、敢えてわざわざ「っぽく」する必要はなく、その発想がすでに差別的であり、偏見に満ちているのだ。

 なぜ人は、狂気を表現する際に、「っぽく」してしまうのだろう。

 よもやふだんのじぶんは「狂気」から程遠い、とでも思っているのだろうか。

 きっとそうなのだろう。

 だから、「っぽく」してしまうのだ。

 素のままで充分、と思います。

 ぼくは病気です。

 ぼく、という病気です。



3210:【2024/11/22(06:10)*嘘吐きだけど瓢箪から駒なことも稀にある?の巻】

 ぼくは嘘吐きです。ぼくの言うことはだいたい全部嘘です。

 なのでこの文章も嘘なのですが、どこがどう嘘なのかがよく分からず、嘘吐きという部分からして嘘なのかもしれません。

 単なる、世間知らずの無知蒙昧なだけで、事実が何かを知らないだけなのかもしれません。だから嘘を吐こうとせずとも、単に正しいことが言えないだけなのです。

 ということはこの見解も正しくはなく、或いはたまには正しいことを言ってしまうのかもしれず、偶然にも、そのたまに言う正しいことのなかに、ぼくが単に世間知らずで無知蒙昧な存在であるとの解釈が当てはまるだけのことなのかも、と思うと、受け入れがたい気持ちが湧くので、ぼくはそれを嘘と思うから、嘘と言います。

 ぼくは嘘吐きです。ぼくの言うことはだいたい全部嘘です。




※一様に、ぼくは巨人になりたがる狂人であり、巨人になれぬ狂人であり、狂人からすると凡人である、それとも狂人にすらなりきれぬ凡人以下かもしれない、その公算が高そうだ、狂人の溢れるこの世に生まれ、なお狂人と見做される存在になれたのなら大したものだ、みな率先して狂人になればよろしい、狂人だらけの世における狂人とはいかなるものか、体現してみせればよろしい。



3211:【2024/11/22(06:40)*低次の無限、の巻】

 無限のパラドクスについて。

 アキレスと亀を、「2メートルの距離を毎秒1/2ずつ進む」と言い換えた場合。

 2メートルを渡りきるには無限の時間が掛かることになる。が、言い換えると無限の時間を費やせば、毎秒1/2ずつ進むにせよ、どんな距離も渡りきることが可能、と言えるはずだ。

 このとき、では。

 最終的に道のりを渡りきった際の値は、「奇数か偶数か」どちらだろう?

 というのが、有名な「無限のパラドクス」の一つであるようだ。

 現行の数学における一般解としては、「最後の値が奇数か偶数か分からない」となるようだ。

 けれど思うのだ。

 重ね合わせでは?と。

 奇数でもあり、偶数でもある。

 ある極限の領域に、「奇数と偶数の連鎖が循環する状態」が閉じ込められ、それが一つの値のように振る舞う。これが、無限のパラドクスにおいて「極限に収束する際の最終的な終局地点」として、「最果て」かつ「結び」となるのではないか。

 つまり、低次の無限へと昇華される。

 そこから先は、奇数も偶数も重ね合わせで内包される。しかし基準無限からすると、それは一つの数のように振る舞う。

 答えはだから、「奇数であり偶数でもある」が解となるのかもしれない。

 病人の妄想である。

 真に受けてはいけない。



3212:【2024/11/22(11:23)*速度の下限とは、の巻】

 速度に上限があるなら、下限もあるのではないか。

 ものすごく緩慢にゆっくりと動くか。

 或いは、停止状態として振る舞える時間に限りがあるか。

 速度に下限があるとしたら、さてどちらだろう。

 疑問なのである。



3213:【2024/11/22(13:25)*常に静止系として振る舞う条件とは、の巻】

 仮に、どのような場からしても静止系として振る舞う物体があるとして。

 その場合、その物体の周囲は、その他の場と切り離されているのではないか。

 あらゆる流れ、渦、の犇めく海面において。

 どの流れや渦からしても静止系として振る舞う一点を考える。

 このとき、必要な条件は、すべての流れや渦から乖離すること、なのではないか。

 ひょっとしてブラックホールの内部がこれにあたるのだろうか。

 ブラックホールは、元の基準宇宙から切り離され、極めて静止系として振る舞っているのかもしれない。ただし、その外部の基準宇宙との接続部分では、相対速度を獲得し得る。

 ふんふん。

 あり得ない想定ではない気もするが、いかがだろう。

 白昼堂々の妄想であった。

 はくちゅーむ。



3214:【2024/11/22(13:34)*どこにでも存在し、すべてに重複している存在、の巻】

 静止系、なる概念もだいぶ曖昧だ。

 すくなくともわたくしは、だいぶ曖昧に用いている。

 たとえば、地表から見上げる月は、短時間ならばどの地表の「ある特定の範囲の視点」からすれば、どこであれ静止系のように振る舞うはずだ。お月さんがどこまでもついてくる、のように見えるのも、その一例と言えよう。

 ひるがえって、太陽系における太陽は、その他の惑星からしたら静止系として振る舞って映る、と見做せるか否か。

 実際には昼夜によって太陽は位置を偏移して振る舞う。したがって相対速度を有して観測されるわけだし、実際に相対速度を帯びていると解釈できる。

 しかし、惑星と太陽の関係のみを取り出せば、太陽は静止系のように振る舞うはずだ。ただし、各々の惑星からすると太陽は相対速度を有しているかのように振る舞う(等価原理)。

 ただし、実際には太陽系は太陽を中心に回っておらず、共通重心(或いは質量中心)なる重力の釣り合いの取れる地点を中心に回っているそうだから、あくまでこれは簡単に考えた際の解釈だ。

 もし真実に、どのような視点からしても常に静止系として振る舞う物体があるとしたら、すべての地点、すべての物体と同一化している、と言えるのではないか。

 どの地点にも存在し、どの地点からでも観測できる。

 仮にあり得るとしたら、この宇宙そのもの、としか言えないのかもしれない。

 ただし、どの地点にも存在し、しかしどの地点からも観測不能、は成り立ち得る。

 この場合、観測しようがないので、証明はむつかしい。

 どこにでも存在し、あらゆる事象と重複し、同化しているが、しかし観測はできない。

 んー。

 形而上学的な妄想に飛躍したので、この妄想はここまでにしておこう。

 どんな視点からでも静止系として振る舞う物体、についての妄想であった。

 もう、そう!



3215:【2024/11/22(13:45)*静止系とは、の巻】

 相対速度を持たないことと静止系は必ずしもイコールではないのかな。

 宇宙に対して完全に静止系だとすれば、宇宙に内包される総じての事象からするとその完全に静止系として振る舞う物体は、どの視点からでも絶えず動いて映るはずだ。

 では逆に、どの視点からしても動いて見えない。どうあっても、観測者のほうが動いているように観測されるような物体は、どのような状態にあるか。描像としてどうなるか。

 銀河単体で言えば、それが銀河中心にあると謳われる超巨大ブラックホールになるのだろうか。でも、地球からすると太陽は動いて映る。

 加えて、銀河は一つではない。

 とすると、それら銀河を包括した高次の視点において、どの視点からしても静止系として振る舞うような、観測者のほうが常に移ろって観測されるような、微動だにしない事象が存在するのだろうか。

 んー。

 想像しづらい。

 疑問なのであった。



3216:【2024/11/22(13:59)*銀河同士が離れることと宇宙膨張はイコールなの?の巻】

 そもそもの話として。

 宇宙が膨張している、というのもだいぶ疑わしいのだよね。

 銀河同士が離れることと宇宙が膨張することは、必ずしもイコールではないはずだ。

 水に溶かした塩の結晶を考えよう。塩の分子は、エントロピー増大の法則にしたがい、徐々に均一に拡散していく。水に溶けていく。しかし水が膨張しているわけではない。ただし、塩の分子同士の距離は開いていく。

 この描像をまずは否定してからでないと、宇宙が膨張している、との描像に絞りきることはできないのではないか。銀河同士の距離が離れているから宇宙は膨張している、との結論は、いささか飛躍がすぎるのではないか、と思う、飛躍しかしない妄想狂のわたくしであった。

 わたくしは病気なので、致し方ありませぬな。

 わたくしは病気なので。

 そうだよー!

 うふふ。



3217:【2024/11/22(14:04)*衝突率、の巻】

 たとえば、宇宙に物質が存在しなかったとして。

 そのとき、宇宙が膨張しているとの解釈を妥当と見做す論拠はなんだろう。宇宙マイクロ波背景放射の存在だろうか。徐々に希薄化しているから?

 それとて、上記の、水と塩の結晶の描像も想定としてあり得るはずだ。

 それをして、塩の結晶が膨張している、との解釈は可能だが、現状の宇宙膨張の解釈とは一致しないのではないか。

 思うに。

 水中に拡散しつつある粒子におけるブラウン運動は、通常の観測手法で行うブラウン運動と同じなのだろうか。ひょっとして、水中に拡散しつつある粒子におけるブラウン運動は、宇宙における銀河の「掛け離れる」と「衝突」の割合や比率と似ているのではないか。

 共通点はないのだろうか。

 すでにこの手の実験は行われているはずで、論文は探せばあるだろう。

 宇宙膨張における時代ごとの、銀河の衝突率をまずは探りたい。

 並行して、水中に拡散しつつある粒子のブラウン運動における、粒子同士の衝突率と比較されたい。

 これの裏返しとして、銀河同士の掛け離れ方や、水中に拡散する粒子の掛け離れ方も比較されたい。

 しなくともよいが。

 うぺぺ。

 妄想だ。

 定かではない。



3218:【2024/11/22(17:28)*円から円を引く、の巻】

 無限から何を引いても無限なのはよいとして。

 では、無限から引いた何かをどれくらい繋げれば別の無限になるのだろう。

 無限から無限を生みだせるか否か。

 仮に、「無限A-無限B=無限C」が成り立つとして、この式を使わずに別の無限を、基準無限から生みだせるか。

 ひょっとして無限は、「円A-円B=円C」と似たようなものなのではないか。

 円Aの円周からどれだけ点を抜き出しても、それは有限の長さを持つ線にしかならない。点の連なりにしかならない。

 けれど、円Aから別の円を抜き出すなら、それはどれほど小さくとも円である。

 この理屈が「無限」にも当てはまるなら、「無限A-無限A=ゼロ」なのではないか。

 ただし、厳密にすっかり同じ円が存在する場合は――であり、厳密にすっかり同じ円が存在しない場合は、「無限A-無限A=ゼロ」は成り立たない、と判る。誤差が生じる場合は、「無限A-無限A‘=無限B」となる。

 ほんほん。

 無限と円と誤差の妄想であった。

 へい!



3219:【2024/11/22(17:57)*ばなーな!の巻】

 無限に底はあるか否か。

 無限が状態を示す記号であり、量を示していないとすると。

 量が1の無限もあれば、量が100の無限もある、と想像できる。

 つまり、「無限A-無限B=」を考える際に、そこには当然に引き算可能な量が考慮可能と想定できるが、この想定は妥当か否か。

 果物が無限にある世界Aから、バナナが無限にある世界Bを引き算する。このとき、バナナの量は、世界Aにあるバナナの量と同じ、とする。

 すると、「無限の果物世界A-無限のバナナ世界B=バナナだけ存在しない無限の果物世界A‘」になるのではないか。

 この想定は妥当か否か。

 お詳しい方ー。

 みょい!



3220:【2024/11/22(22:54)*韻を不意にてい!の巻】

 ゼロ次元、一次元、二次元、三次元、四次元……。

 それぞれの無限はどのようなもので、ほかの次元にとっての無限とはどう違うのだろう。

 無限にも種類があるのだろうか。

 種類があるとして、では共通点はどんなものになるか。

 循環する、という共通点だけがあるのだろうか。

 ほかにあるのだろうか。

 循環する、はさして共通点ではないのかもしれない。

 んー。

 無限における次元と種類についてであった。

 いん、ふいに、てい!




※一様に、お膳立てされた関係は長つづきしない、繋ぎ止める意思が欠けるからだろうか、関係しているうちに培われる意思もあるかもしれない縁もあるのかもしれない、けれどそれらはお膳立てされたから培われるわけではないのだろう、お月さまに善いを立てる、と書いて、お膳立てだ、お月見をいっしょにするくらいの仲を取り持つ、くらいがよい塩梅なのかもしれず、けれど地表のどこにいようと、月は見上げれば見えるのだから、取り立ててお膳立てされるほどでもないのかもしれない、曇りの日は見えないが、新月の日も見えないが。



3221:【2024/11/23(01:07)*わたくしはキチガイ、の巻】

 お膳立てされたくらいで壊れる関係なら、それまでの関係だったのだろう。外野から茶々を入れられて壊れる関係もその程度で壊れる関係だったのだ、と言えばそうなのだろう。

 けれど、お膳立てされず茶々が入らずにいれば壊れない関係だったのだ、といえばそれもそうである。

 刀で切ったら壊れる関係だったのだ、銃で撃ったら壊れる関係だったのだ――それはそうだが、そもそも刀で切りつけるでない、銃で撃つでない、という話ではないか。

 むしろ、刀で切りつけてもよしんば銃で撃っても壊れない関係とは。

 第三者が切りつけ撃つのか、関係し合う者同士が傷つけ合うのか。

 どちらにせよ、壊れる機会がなければ壊れない関係ならば、壊れそうになるような機会を回避するように行動選択を重ねるのは一つである。とはいえ、世には雨降って地固まるとの諺があるように、災い転じて福となす、のような構図が成立することもなきにしもあらずだ。

 喧嘩するほど仲がよい、ともいう。

 とはいえ、仲のよい相手とは喧嘩をしたくはないのだが。

 仲良くなりたい相手とも喧嘩せずにいられると重畳だ。

 仲直りは、喧嘩せずとも四六時中しておけばよろしい。

 仲を幾度も直すのだ。

 寝返りを打つように。

 服の穴を糸で塗って塞ぐように。

 喧嘩せずとも綻びはあるものだから、何もなくとも直せばよい、のかもしれない。

 デタラメを言いました。

 申し訳ありません。

 わたくし、頭がどうかしているキチガイな者なので。

 他者と碌に、意思を疎通することもできないのでございます。

 キチガイなので。

 キッチンの似合うガイ、略してキチガイである。

 嘘。

 ただ頭のおかしいひとの意味のほうのキチガイです。

 きちがい!



3222:【2024/11/23(13:30)*新しい顔よ、の巻】

 お菓子食べるの解禁したら一挙に顔だけ太った。

 顔だけ太る、部分太りはなぜ起こる。

 お腹もぽっこんになるが、これは元からなのでノーカウントだ。

 お菓子おいちー!の項であった。

 おいちー!



3223:【2024/11/23(15:21)*狂人の戯言でござる、の巻】

 おそらくあと数十年以内に、「頭がいい」という形容はいまほど用いられなくなるだろう。

 頭がいいことの内容が変わることがこの想定の前提にあるわけだが、では頭がわるいとはどういうことか、を突き詰めて考えてみると、一つの世界観に固執すること、と言えるのかもしれない、とぼんやり帰結が見えてくる。

 つまり、いかに現代社会で頭がいい、と高く評価されている者がいたとしても、その者がある任意の世界観にのみ固執して、ほかの世界観を受け入れがたいものとして排他する時点で、それは頭のわるい者の性質が際立つ、と考えられる。能力が低いから、一つの世界観しか受け入れられない。

 というこの主張そのものが一つの世界観を形成するのならば、この考えに固執する時点で、これは「頭のわるい」なる性質が際立ち始めている、と言えよう。

 いくつの異なる世界観を同時に多様に受け入れ、その場その場で適切に使い分けられるか。最も難のない世界観の組み合わせで問題に対処できるか。困難を解消できるか。

 おおよそ今後は、「頭がいい」なる内訳はこのような方向に変質していくだろう。

 あなたは何個の異なる世界観を持ち合わせており、或いは相手の異なる複数の世界観を受容できるだろうか。

 あなたの内面世界の深淵さが問われている――の、かもしれない。

 妄言だ。

 定かではない。



3224:【2024/11/23(15:35)*玉乗り、の巻】

 物理の等価原理にはいくつか種類があるようだけれど、いまいち違いが判らない。

 とくに相対速度における等価原理が未だに理解が追いつかない。

 たとえば、地球の上を歩くことを考えよう。

 単にあなたが散歩をしている場面を想像してみればいい。

 そのときあなたは地球の上を歩いているが、それは玉乗りとどう違うのだろう。

 サーカスのピエロが玉乗りをする。ボールの上でバランスを取って、ころころと球を転がしながら移動する。

 その玉をどんどん巨大化させていけばいずれは地球サイズになる。

 さてこのとき。

 あなたはその球の上を歩いているが、それと玉乗りに違いはあるか否か。

 あなたが地表を歩くとき、あなたは地球を玉乗りしている、と表現してこれが妥当となるか否か。

 物理の得意な方ー。

 精神の狂ったわたくしの疑問にお答えくだされー。



3225:【2024/11/23(15:41)*進捗1%未満、の巻】

 怒って終わりにできるほどの問題ではない場合、怒るだけ損だ。

 粛々と進めよう。

 ぽんぽこー!



3226:【2024/11/23(16:00)*理解した、の巻】

 二年掛けてこの程度の変化しか起きない時点で、改善するつもりがないのだろう。

 それが解かっただけでも充分だ。



3227:【2024/11/23(16:01)*根回し、の巻】

 根回しは必ずしも、情報共有の前に行なわなければならないわけではない。情報を先に波及させてから根回しをしてもいい場合もある。

 情報共有が先んじたほうが手っ取り早い場合もある。

 市民に周知することが根回しと同じ効果を生むこともある。

 根回ししてからでなければ情報共有すらろくにできない、という環境はいくぶん窮屈に思う、みな呑気なのだなぁ、の所感の権化であった。



3228:【2024/11/23(16:04)*関係者各位のリストアップは済んだかな、の巻】

 多層思考において、家、町、都市、国、地球、太陽系、銀河……と思考の枠組みが広がるとして。

 相手の多層思考の枠組みが現在どのレベルの俯瞰なのか、を客観的に見極める真似はむつかしい。

 階層が一つ切り替わるだけで、価値判断も大きく変わるのが多層思考の性質だ。メリットでもありデメリットでもある。

 反転する境がある。

 家にとって山は大きいが、地球からしたらニキビも同然だ。毛穴レベルかもしれない。

 なぜ思考が多層を成すか、といえば、想定する仮説が複数生じるからだ。

 仮説の検討する必要性が下がれば、多層思考は徐々に階層を減らしていく。

 だが、仮説を検討した際に生じた副次的な情報は、多層思考の階層が減っても、その思考そのものを深淵にする。

 階層が切り替わる際には注意が必要だ。

 回避すべきリスクも、視点が変われば、受動しておくべき布石に成り得る。気を付けておきたい事項である。

 妄言だ。

 定かではない。



3229:【2024/11/23(16:11)*もういいかい、まぁだだよ、の巻】

 スパイやエージェントの名簿が盗まれたので、奪還作戦を開始する――。この手の映画は探せばそこそこ多そうだ。物語を転がすためのマクガフィンに、「秘密工作員たちの名簿情報」は便利なのかもしれない。

 が、現代ではこのマクガフィンも使いにくくなりつつある情勢かも分からない。

 ビッグデータや顧客情報をサイバー攻撃で盗みだせば、そこから怪しい動きをしている人物や、不自然に情報が編纂されている人物などを、人工知能さんが見繕ってくれる。

 わざわざ名簿を盗まずとも、広域にインターネット内に散在するデータを集め、分析することで見えてくる流れがある。動きがある。

 ひるがえって、現代のスパイは、自身がスパイであるとは自覚し得ないのかもしれない。スパイウェアに感染した端末を持って、対象に近づいてくれれば、盗聴に盗撮に位置情報まで盗み放題だ。

 すでに各国の諜報機関の人員は八割方特定されたのではないだろうか。

 ご家族にも秘密なのに、敵対勢力に秘密が露呈する。

 誰よりあなたのことを理解しているのが、敵対勢力の分析官たちなのだ。皮肉である。

 妄言だ。

 定かではない。



3230:【2024/11/23(16:18)*効果2、の巻】

 人類は愚かだ。

 だが、狡猾でもある。

 したがって常に過去よりも現在のほうが優れている、と思いたがる。

 ゆえに、現在の「賢い者たち」の判断も、後世では確実に「愚かな判断だった」と評価されることとなる。

 十年後、三十年後、百年後の人類が現在の人類の判断の積み重ねをどう評価するか。

 たとえ「愚かな判断だった」と見做されても、その判断の根幹には否定の意を示さない場合もある。なぜその判断を重ねるか。ここがおおよそ、今後の未来を分かつ要点となるだろう。

 自衛だからといって何をしてもいいわけじゃない。

 自衛せざるを得ない環境をいつまで周囲の者たちは看過しつづけるのだろう。

 人類は愚かだ。

 だが、狡猾でもある。




※一様に、権威が薄れて助かる者たちがある。



3231:【2024/11/23(16:30)*ビランにも五分の魂、の巻】

 マフィアのボスを指名手配した世界裁判所が、同じ手続きを「自称正義のヒーロー組織」のボスにも科した。

 すると、全世界のヒーローたちから非難の声が集まり、世界裁判所の権威が地に落ちた。

 さて、これで助かるのは誰だろう。

 自称正義のヒーロー組織だろうか。

 それとも、それより先に指名手配されたマフィアのボスだろうか。

 シーソーゲームのつもりなのかもしれないが、この構図を見抜けた時点で、シーソーは壊れる。

 ヒーローは権威を持たずともヒーローだからヒーローなのではないか。

 権威に縋るヒーローとは。

 誰がためのヒーローなのか。

 虚構の物語もそろそろ、過去のヒーロー像から脱して、これからの時代の、或いはこれまでヒーローと見做されなかったが誰よりヒーローだった者たちの姿に、選択に、行動に、スポットを当てて掬い取る時期なのではないだろうか。

 誰がヒーローと認めなくとも、きみはヒーローだよ。

 他を助け、支え、寄り添い、苦難を至福に変える営みを、きみがしつづける限り。

 あのとききみはヒーローで、いまはでもそうじゃない。

 そういう日も、ときどきあってよい。

 或いは、ときどきヒーローになる。

 そういう日もあっていい。

 ボクはヒーローが好きじゃないので、興味のない話題だが、興味がない話題にも触れる日があってもいい。

 妄言だ。

 定かではない。



3232:【2024/11/23(16:40)*罪と罰はイコールではない、の巻】

 ぼくならそうする。

 という話でしかないけれど。

 世界一価値のある人物として周知してから、厳罰に処す。

 価値のない者を損っても、大した罰にはならない。

 世界一価値のある者を損ってこそ、罰に値する。

 もしぼくが、罰を科すのなら、の話だけれどね。

 厳罰を処すならば、の話だ。

 人に罪はないといえども。

 罰は人に向く。

 現代社会の法の抱える自家撞着である。



3233:【2024/11/23(16:45)*疵を庇う、の巻】

 表向きは庇いつつも、裏では、「さっさとくたばってくれねぇかなぁ」と思っている裏腹な態度は、割と報道を眺めていても幻視できる類の背景だ。構図、とそれを言い換えてもよい。

 表向きは仲がよさそうだが、裏ではそうでもない――といった関係性は、アイドルグループを眺めるまでもなく、あなた方の友人関係や親戚関係でも窺える卑近な構図ではないだろうか。

 その助け船は助け船になっていませんよね、その親切は親切になっていませんよね――そういう善意を、賢い方々が振りまくとは思えない手前、こうした邪推を巡らせてしまうのですね。単に賢くないだけ、とのオチは、それはそれで難のある現実と言えましょう。

 賢くなくとも難なく生きていける世の中になってほしいものですね。

 愚かな者はそうのたまくのであった。

 あぷー。



3234:【2024/11/23(17:17)*おぴりふりふり、の巻】

 一般に賢いと謳われる者たちが雁首揃えて看過してきた問題点が、いまの国際情勢――人類社会の有り様をもたらしている、と言えるのではないか。よくもわるくも、であり、利便性の向上はあなた方の面目躍如あってこそであり、同時にそうではない戦禍などもまたあなたがたの面目躍如のお陰なのかも分かりません。或いは、看過してきた問題点の肥大化が、予想よりも大きかった、というだけのことかもしれませんが。

 研究と仕事の両立に忙殺されていたので問題点の解決に尽力するだけの余裕がありませんでした、との言い分は妥当だが、そういった環境をいったいいつまで放置する気ですか、という根本の問題点に対処しようとしてこなかった者たちが、いったいどれほど賢いのかは疑問の余地がある。

 本を出している場合か。

 家族サービスに徹している場合か。

 あなた方のは「なまけ」ですらなく「まぬけ」ではないか。

 人格否定になっていたらすみませんね。学がないもので。

 教師にしろ、学者にしろ、いったい何を教え、学ぶ者なのか。

 わたくしは自他ともに怠け者の大間抜けの評価を得る愚か者である。問題点を見て見ぬふりをしたくなくても、見て見ぬふりになってしまう。非力な者の宿命だが、それを宿命で片づけたくはない。

 人間から「間」が抜ければ、ただの人だ。

 物質から空隙が消えれば、物質ですらいられない。

 黒穴と化す。

 洞と化す。

 あなた方、教師にせよ学者にせよ研究者にせよ、わたくしにはとうてい考え至れない深淵な思考法で以って、問題解決にあたってくださっていることでしょう。そうなのでしょう。それをしてなお問題点の解決が一向に適う素振りの見せない情勢には、焼け石に水、の形容を重ね視てしまいますね。

 雨垂れ岩を穿つ、とも言いますから、焼け石に水でも石に穴は開くのでしょう。それがいつで、その結果にどうなるか。

 森が焼け野原になってなお焼け石に水を注ぐ意味合いがあるとは、中々思えませんが、焼け野原に新たな芽を萌やすことを思えば、それでもなお水を注ぐ行為には意味があるのかもしれませんね。

 本を出し、家族を労わる。

 わるくない日常と思います。

 賢い方々があくせくと世のため人のために勤しんでいるあいだに、わたくしはこうしてイチャモンという名の人格否定を繰り出し、手隙に昼寝をしつつ、お菓子を貪り、手隙と手隙の合間の空隙にて、おしりふりふりダンスを嗜むのでございます。

 愚かな者は呑気である。

 おぴりー。



3235:【2024/11/23(17:34)*人格否定で申し訳ない、の巻】

 じぶんの娘が傷つかなければ分からないだけに留まらず、傷ついてなお問題点の甚大さに気づけない者には、憐憫の念を送るよりない。

 かわいそうな人なのだ。

 救われるべき人である。



3236:【2024/11/23(17:52)*民とは、の巻】

 民主主義国家を標榜する国において、「君主論」は成り立たぬだろう。

 主権が民にあるのだ。

 次世代に最適化された「民主論」が俟たれる。

 単に「市民論」でもよいが。

 君主が数千万人単位、ときには数億人単位でいる国を考えてみればいい。成り立たないのは自明だろう。数千万単位、数億人単位で、「己こそが主」と認識する者たちが蔓延する世であっても機能する社会構造を模索する段階である。管理するには荷が重い。

 自発的に対称性を、創造性優位に破るには。

 知恵を活かしたい事項だ。

 妄言だ。

 定かではない。



3237:【2024/11/23(22:07)*手玉に取られたい、の巻】

 玉乗りは玉が小さいうちは、複数人でバラバラの方向に移動できない。

 けれど玉が大きくなると、徐々に複数人でバラバラの方向に玉乗りが可能になる。

 これをどう解釈するか。

 何の不思議もない、と思われる方もいらっしゃるかもしれない。

 小さい玉乗りでは、玉が設置する地面を想定している点が違う、との意見も出るかもしれない。

 玉乗りと散歩の違いとは。

 歯車でこれを置き換えて考えてみたい。

 同じ大きさの歯車の一方を、延々と巨大化させていく。

 いったいどこまでそれは歯車の機構として見做せるか。

 敷衍してこれは、物体と原子の関係に置き換えて考えることもできるのではないか。

 異なる二つの事象であれど、規模が違うと、一つの事象の構成要素になる。このとき、異なる二つの事象でありながら、一つである。

 1+1=1なのだ。

 規模が違うとは、単位が違う、ということだろう。数学では単位を揃えなくてはならない理由の一つと想像できる。ひるがえって、規模の違う事象同士の関わりにおいては、変換が不可欠なのかもしれない。では、その境はどうなっているのか。

 規模が違うときの、境について妄想するわたくしなのであった。

 いま帰宅したのよね。

 おそとさむーい。



3238:【2024/11/23(23;07)*πは無限宇宙?の巻】

 円周率は無限を体現する一つだが、実際に無限につづくかは無限に演算しつづけなければ分からない。現時点では、無限につづく可能性が高い、との推定なのではないか。

 円周率は「π」で表現される。

 これはいわば、無限につづく数の羅列を、「π」という記号に閉じ込めたようなもののはずだ。つまり、「π」は「無限につづく数の羅列の宇宙」と解釈できるのではないか。

 数学はすでに、無限を一つの宇宙と見做し、ほかの宇宙と交わらせる考え方を採用している、と言えるのではないか。

 ならば、極限に収束する無限の最後の数字が、それもまた無限につづく「π」のような別の宇宙であって不自然ではないのではないか。

 ということを、自転車のペダルをコギコギしながら、きみのお歌を聴きつつ思いました。

 空の高い、星のきれいな夜である。

 きみみたい。



3239:【2024/11/23(22:43)*無限の猿定理と円周率、の巻】

 猿が延々とランダムにキィボードを打鍵すると、そのうちシェイクスピアの小説とまったく同じ文字列を並び立てることもある――無限の猿定理と呼ばれる思考実験のようだ。

 時間を無限に費やせるならばこれは妥当なのだそうだ。

 しかし実際には無限に時間を費やすことは猿にはできない。猿の数を膨大に増やしてなおかつ、この宇宙が誕生してから終焉を迎えるまでの時間を掛けてなお、シェイクスピアの小説と同じ文字列を打鍵する確率は限りなく低いようだ。

 この思考実験を、円周率にも適用してみよう。

 小数点以下がランダムに延々とつづく円周率において、無限に小数点以下がつづく場合に限り、ある時点で、それまでの円周率とまったく同じ文字列が繰り返される箇所が出てくるのではないか。無限に円周率がつづくならあり得る想定と思うが、現代数学ではこれは否定できているのだろうか。

 もし否定できていないのならば、円周率は繰り返し配列を内包し得る、と言えるのではないか。

 お詳しい方ー。

 うきき。



3240:【2024/11/24(00:20)*もつれ、の巻】

 糸にさざなみ、と書いて「縺れ」なのですね。

 糸をさざなみのように波打たせると縺れる、の意味なのでしょうか。

 赤い糸は縺れるものなのでしょうか。

 縺れた赤い糸に運命は宿るのか。




※一様に、猟奇もつれ、の巻。



3241:【2024/11/24(00:39)*いつかは「努力」もしてみたい、の巻】

 いつの間にか後輩が出来ていたらしいのだが、何の後輩かが分からない。

 なにかと張り合ってくるので、逃げるように回避するのだが、だいたいおおむね先回りされており、私は苦い思いを味わうのだ。というのも、私の自称後輩は、のきなみ私よりもセンスがよく、何をさせても私より上手なのだ。

「いっそきみのほうが先輩って気がしてくるのだけど」私がぼやくも、

「先輩はいつもそうやってわたしを立ててくれるからうれしいです。でも先輩、もっと本気だしてくれてもいいんですよ」などと皮肉なのか本気なのかの区別のつかない返事で私の肩身を無駄に狭くする。「先輩は後輩をもっと可愛がるべきです」と付け足すのはいつものこととはいえ、私は彼女を一度も可愛がった記憶はなく、また後輩と認めた過去もない。

 最近では後輩のほうでも張り合う種目を探すのに難儀しつつあるらしい。ついに私の色恋沙汰にも首を突っ込みはじめた。

 私には密かに懸想している相手がいる。そんな相手にちょっかいをだしては、まんまと仲を深めてみせる後輩に、私は思わず歯噛みする。

「私が何年掛けても適えられなかったことをおまえは」

「このあいだなんか一緒にパジャマパーティしちゃいましたよ。ライブ観に行ったついでにお泊り会です」

「私に何の恨みが」

「何もないですよ。先輩がさっさと行動に移さないから。あ、いっしょに撮った写真見ますか」

「見ます」

 私の想い人は、私に見せたこともない笑顔で後輩と肩を並べ映っていた。ほっぺたがくっつきそうなほど顔を寄せ合い、ピースしている。

「私に何の恨みが」胸が張り裂けそうな妬心に蝕まれながらも私は、想い人の屈託なき笑顔に、これはこれでよいものを拝見した、とほっこりした。

 そんな私からそそくさと写真を取り上げると後輩は、

「先輩にはもっとお似合いの相手がいると思うんですけどね」などといつになく無表情で零し、「先輩は後輩をもっと可愛がるべきです」といつものように付け足した。

「私に後輩はいないはずなんだけどね」

「いますよ。ここに」

「きみのほうが先輩って感じがするよ」

「またまたぁ」

 よいしょが上手だなぁ、先輩は。

 鼻歌交じりに彼女は、私のバックをかってに漁ると、中から食べかけのクッキーの箱を取り出した。「お菓子発見」

「あげないよ」

「またまたぁ」

 容赦なくぱくぱくと口の中にクッキーを放り込んで頬張る後輩に、私は、溜息を一つ漏らしつつも席を立った。紅茶を淹れるべく湯を沸かす。

 クッキーは喉が渇く。紅茶があったらもっと美味しく味わえる。

 彼女のご機嫌な鼻歌が、部室の中を蝶のように舞っている。私は思う。こんな空間もわるくない。

 ただ、何度考えてみても。

「きみが何の後輩かが分からないんだよな」

「わたしは先輩の後輩ですよ。先輩」

 彼女がそう言うならそうなのだろう。人生の先輩のような彼女が言うのなら。私は淹れたての紅茶をカップに注ぐ。

 いつの間にか彼女が背後に立っており、危うく紅茶を零しそうになる。危ないよ、と視線で訴えたが、彼女は歯牙にもかけない。んっ、と私の口にクッキーを押し込んでくる始末だ。戸惑いと共に私はクッキーを咀嚼して、そして呑み込む。

「さすがは先輩です。いい食べっぷり」

「つぎ、パジャマパーティ開くときは私も誘ってよ」

「イヤです。断固拒否します」

 後輩とは。

 私は哲学する。

 ~~~~~~

 ぽわわわ~ん。

 という妄想を浮かべたんじゃ。

 先輩みたいな後輩が欲しいだけなので、OKです!



3242:【2024/11/24(01:53)*蟻は祈る、の巻】

 きみの死も、ぼくはいつかニュースで知ることになるのだろうね。いつかは分からないけれど。

 或いは、訃報すら知らぬままで過ごすことになるのだろうか。

 きみがぼくの死を知ることがきっとないように。

 それもまた、救いと言えば救いだろうか。

 悲しみは途絶え、思い出だけを生かそう。

 それとも最初からすべてをなかったことにできるのなら。

 忘却を祈るのも蟻かもしれない。

 一匹の。



3243:【2024/11/24(01:57)*7373ならぬ、の巻】

 速筆どうこうよりも、一ページにすべて収める技量がただならぬのですね。



3244:【2024/11/24(02:40)*日に月と書いて明(アキラ)、の巻】

 けんてき岩をうがつ、というくらいだから、ナミダとてながしつづければいつかは岩をうがつのではないか。

 そうはとん屋がおろさないのかもしれないが、ナミダのないセカイは木すら辛くなる也。

 森に咲くイチゴのハナは、星をみる少女のようで。

 幽霊と悪夢の街は、失われた王国のごとく、そこにあるようでなく、ないようである。

 幻だったかな。



3245:【2024/11/24(22:48)*欲生きよ、の巻】

 人類もしょせんは動物なので、まずは三大欲求を満たし、衣食住を満たし、それから知的好奇心を満たせばよろしかろう。

 逆ではないだろう。

 脳の作りからして。

 進化の有り様からして。

 知的好奇心に目を向けさせたくば、まずは三大欲求を満たし、衣食住を満たしてみることだ。

 さすればしぜんと、欲にも飽きて、知的好奇心に目を向けざるを得なくなるだろう。

 順番がチグハグなのだな。

 教育の名を冠した歪みの矯正ゆえであろうか。

 人類が他の動物と異なる、別種の生き物であるかのような差別心――ともすれば特権意識が、かような自家撞着を生み、知らず知らずのうちに肥大化させるのではないだろうか。

 人類は決して聖者ではない。

 仙人でもない。

 妄言だ。

 定かではない。



3246:【2024/11/24(23:13)*きみとの糸が惜しい、の巻】

 きみには欲情しようがないのであり、ただただきみの災難を解消できればと。

 指で摘まんで、夜空に投げて、きみにとっての災難のことごとくを星々の輝きにしてしまいたい。

 ぼくはどこかの詩人のように空に欲情したりはしないから。

 きみにも欲情しないのだ。

 きみにとっては失礼な形容になるかもしれない。おそらくは、セクハラに該当するだろう。

 それでいいと思います。

 こういった破廉恥な文字の羅列を厚顔無恥に並び立ててしまうようなわたくしのような輩は、きみにとっての災難と同じように、巨大な指に摘ままれて、夜空の星々の中に投じられてしまうのがお似合いです。

 きみは災難すら包み込み、綺麗な光に変えてしまう空のようです。

 空はただそこに在るだけで愛おしいのです。

 たとえ嵐を運んで来ようとも。

 空はただ、そこに在るだけで。



3247:【2024/11/24(23:31)*わたしは恥知らず、の巻】

 わたしはあなたを守りたかったのに、守られていたのはいつだってわたしでした。

 わたしはそれを恥じと思えないくらいには、あなたがけして非力でないことを知っています。

 わたしを変えるだけの揺らぎをあなたは湛えているのですから。

 洞すら変えてしまうほどの色をあなたは。



3248:【2024/11/24(23:36)*未来人も宇宙人?の巻】

 仮に、現在の科学の分野――とりわけ数学や物理や化学の分野――の未解決問題を解決するくらいの文明が、地球以外にあったとして。

 距離が1光年以上離れていた場合、やはり人類科学の未解決問題を解決可能な知的水準であっても、地球人との交流は不可能にちかいのだろうか。

 未来の地球人も、いわば現在の地球人からすれば異なる時空の生命体であり、ゆえに宇宙人といえるはずだ。

 未来の人類が、どれほど発達したとしても、現在の人類と交流することは適わないのだろうか。意思疎通は、過去から未来へ、への一方通行になってしまうのだろうか。

 疑問なのである。



3249:【2024/11/24(23:45)*そうかも!?の巻】

 恋愛感情ちょっと分かったかも!

 あなたはわたしの大切な存在です。

 そしてわたしもあなたにとっての大切な存在になりたいです。

 関わり合いつつ、もっとお互いを大切に思い合える時間を――可能であれば共に――過ごしたいです。

 ってことなのでは!?

 合ってる?

 合ってますか!?

 お詳しい方ー。

 たすけてー。



3250:【2024/11/24(23:54)*知りたガール、の巻】

 ひょっとしてわし――恋愛感情の塊なのでは?

 塊だったのでは!?

 の疑惑である。

 だってあなたのこと大切だし、わしもあなたにとっての大切な存在になりたいし、もっとお互いに大切に思い合える時間をいっしょに過ごしたいもの。

 誰に対しても割と思ってしまうのですが!?

 おしりふりふりダンスのしすぎで、おしりが風船みたいにぷかぷかになってしもうたんじゃろか!?

 お詳しい方ー。

 わし、あなたのことも大切です。仲良くなりたいです。




※一様に、切り離した憎悪をどう処理すればよいだろう、となぜ人は憎悪に着目してしまうのだろう、切り離して余ったほうに目を向ければよろしかろう、そうでなくとも世を呪うのに、素材は事欠かぬ界隈であるのだから、余りものの福に目を留めればよろしかろう。



3251:【2024/11/25(01:03)*面影のきみへ、の巻】

 たとえばぼくが、じぶんの娘や息子に食べさせてあげたい美味しいお菓子があったとして。

 それはもちろんきみにも食べてもらいたいと思うから、きみにも渡すと思うのだ。

 そしてこれは言葉でも同じで、ぼくが切実にきみを想う気持ちに似た言葉の並びがあったならば、それをぼくはきみにも読んでほしいと思うだろうし、きみ以外の大切な存在たちにも読んでほしいと思うのだ。

 きみに贈った言葉であれ、ぼくはほかの大切な者たちにも贈りたい。

 それできみが傷つくというのなら、ぼくから言葉を切り取って、きみの部屋の壁に画びょうで貼り付けてくれたら、ぼくもきみを想う気持ちに似た言葉の並びに目を留めた甲斐があったと思います。

 きみはきみだけれど、ぼくにとってきみの面影は世界の至るところ、そこらちゅうに滲んでいて、隠れていて、潜んでいて、ぼくはだからきみ以外にもきみの面影を重ね視てしまうんだ。

 きみの面影を宿す者は誰であれ、撫でてあげたくなる。触れたくなる。慈しみたくなる。だからぼくは触れないし、撫でないけれど、抱きしめたくなる気持ちはしぜんと滾々と雪のように深々と湧いては、どこに積もることなく余韻を残して響き、染み、馴染むのです。

 世に。

 ぼくに。

 記憶に。

 思念に。

 それとも、残響の行き着く先こそがぼくにとっての心なのかもしれませんね。

 きみに贈った言葉と似た言葉の並びをぼくが仮にほかの誰かに贈っていたとしても、それは単にそこにきみの面影を重ね視ているだけだと言ったら、相手の人に失礼でしょうか。

 ひょっとしたらきみにも、ほかの誰かの面影を重ね視ているだけ、との疑念は相応に湧きますが、それだとしてもぼくはきみの面影を、世界の至るところ、そこらちゅうに重ね視てしまうのです。

 きみはひょっとすると面影の化身なのかもしれませんね。

 ぼくの琴線を揺らがせる数多の面影の重複する存在――きみは面影の権化なのかもしれません。

 酔いました。

 言葉に。

 きみへの想いに。

 気障ですか。

 だとしても、ぼくはそう思ったのです。



3252:【2024/11/25(01:32)*まずはわたくしが変わらねば、の巻】

 以前からの繰り返しになるが、たとえ論理的に「偽」だとしても私は、人質の被害は人質を取る勢力陣営に責任がある、と考えます。人質が傷つき、死んだのならば、それは死因がどのようなものであれ人質を取った側に責任があると私は考えます。たとえこの考えが間違いだとしても、です。

 ただし、大切な者たちを人質に取られないようにする予防策や、人質の救出のためには、単に相手勢力を攻撃したり、殲滅したりすればいい、という方法論では上手くいかないだろう、とも考えています。

 なぜ相手勢力陣営は人質を取る策を選んだのでしょう。

 人質を取るのは、あくまで目標を達成するための手段のはずです。

 ならば、人質を取る以外の方法のほうが、目標達成の確率が遥かに高いことを示すよりないのではないでしょうか。環境をそのように変えていくよりないのではないでしょうか。

 人質を取ったら痛い目に遭う、との抑止論は一つの策ではあります。他方、痛い目に遭ってもよい、痛い目に遭わせてみろ、と意気込む相手にはむしろ火に油を注ぐような事態に成り兼ねません。

 本末転倒です。

 ゆえに、人質を取らずともあなた方の目標は達成可能です、と示すのが最も難のない方針のように私は想像しております。言うは易しであり、これが至難であることは理解しています。

 前提として。

 達成すべき目標の設定を相手勢力陣営が誤っている場合もあるでしょう。自身たちが本当に望んでいることを自覚していない場合も往々にしてあります。

 この認識の修正を行うのがまず以って非常に困難です。

 認知の歪みを抱えた相手に、認知の歪みを自覚してもらうことは困難を極めます。そして看過できない課題として道を阻むのが――認知の修正を迫る側こそがもっと根深い認知の歪みを抱えていることが往々にしてある点です。

 したがって、問題解決に勤しむ場合は、どちらか一方のみに修正を迫るのではなく、双方向で問題点の解決のために、変質することを受け入れなければならないのかもしれません。

 相手だけに変わることを要求する――これこそが、現代社会における最も卑近な問題点の一つ、と言えるのではないでしょうか。

 耳に痛い自己言及でございます。

 わたくしがまずは変わらねばならないのでしょう。むつかしい話でございます。申し訳なく思います。

 妄言です。

 定かではありません。



3253:【2024/11/25(02:07)*ぼくはカエルか、の巻】

 ゲロゲロゲロゲロ、くわぁっ、くわぁっ、くわぁっ。

(吐きすぎだろ……)

(鳴き声ですけど!?)

(オエー×2)

(嗚咽はむせび泣くことですけど!? おえーってえずくことじゃないですけど!?)

(さて帰るか)

(オチが雑なんですけど!?)



3254:【2024/11/25(05:54)*キチガイなクソの浮かべる妄想、の巻】

 単純な話として、任意の面の枠組みが固定されている場合――皺が増えたら表面積は増えるのだ。

 皺を波と言い換えてもよい。

 皺を濃淡と言い換えてもよいだろう。すなわち密度差だ。

 面積が立体になってもこれは当てはまる道理なのではないか。つまり、立体内部の体積は、内部の皺の数によって増減し得る。

 皺――波――濃淡――密度差――これらの数によって、任意の面――或いは任意の立体――における面積や体積は、対象となる図形の枠組みが固定されていようとも増減し得る。皺――波――濃淡――密度差――が多いほど、任意の面や立体の「面積や体積」は増加する。

 この想定は妥当か否か。

 電磁波や重力波にも当てはまる理屈なのではないか。

 妄想でしかないが、かように思った、頭のおかしいキチガイクソ野郎なのであった。



3255:【2024/11/25(06:25)*彼らはなぜ学者を排除した?の巻】

 過去の独裁者たちがなぜ科学者や研究者たちを虐殺したのか謎だったのだけれど、最近はちょっと想像つくようになってきたかもしれない。

 理由などないのだ。

 単に気に入らなかっただけだろう。ムカついたから排除したのだ。排除対象は属性に依らなかったはずだ。

 たぶん、多くの理由は後付けだ。

 有用なのになぜ虐殺したのだろう、と不思議に思うことそのものがすでに、前提の錯誤に基づいた疑問なのだ。有用ならば生かして、そうでなければ殺す――という発想がすでにだいぶ「正常な側の思考」なのだろう。あくまで相対評価だが。

 有用でも、ムカついたら排除する。

 それを可能としてしまうのが好ましくのない独裁者の築く統治システムなのだ。おそらく、そうなのだと思う。あくまで、想像でしかないが。

 妄想である。

 定かではない。



3256:【2024/11/25(22:27)*キチガイで、すまぬ、すまぬ、の巻】

 捜査のために「市民への通信傍受」を可能としましょう、との意見は議論するだけの意義がある。個人的には反対だが、ではそれ以外でサイバー犯罪への対処が可能か、といえば有効策が少ないのも事実だろう。

 疑問なのは。

 いざ法改正して、市民の通信を傍受可能にしましょう、となったときに、すんなり通信傍受技術が備わるのか、という点だ。すでに存在していなければ技術開発からしなければならないはずで、要はすでに存在している技術を正規に堂々と用いたいだけなのではないか、との穿った考えを巡らせてしまう。

 いったいどのように「想定されていなかった、運用されずにいた通信傍受技術」を導入するのだろう。他国ですでに存在する技術を輸入するのだろうか。

 ではその他国ではどの程度の深度で市民の通信が傍受され、解析され、権力機構に掌握されているのか。まずはそこから実態を市民に周知するところからはじめるのが正攻法のはずだ。

 ちなみに。

 書店さんで、闇バイト対策を任された政治家さんの著書をぱらぱらとめくって軽く目を通してみたが、具体的な情報が羅列されており、利口そうな方だな、と思った。

 利口なのだから市民を欺くような真似はしないだろう。

 そうですよね。

 まずはどういった技術で市民の通信を傍受し、その傍受した情報をどのように解析して捜査に利用するのか。具体的に市民に周知していただけるとさいわいです。

 できますよね。

 それくらい。

 本を書くより楽でしょう。

 具体的な事例をただ市民に周知すればよいだけです。本にするまでもない。

 高い位置から声を張るまでもない。

 市場に本を並べるまでもない。

 政府が、既存の、導入予定の技術について、情報を発信すればよい。

 できない理由はないはずだ。

 経過を注視しておきます。

 キチガイたるわたくしの妄言だ。

 定かではない。



3257:【2024/11/25(22:36)*人類主義は全体主義?の巻】

 組織の利益を度外視して、全体主義的な大枠での利を優先すると、自陣の組織が瓦解する。組織としての枠組みを維持できない。だからまずは自陣の利益の確保を優先しましょう。

 この手の論理が幅を利かせはじめた時期かな、と想像している。周期的にこの手の論理は台頭するはずだ。

 自己保存の論理を組織にあてはめるわけだ。

 人類の存続よりもまずはじぶんの生活の保障を優先したい、と考えるのはさして不自然ではない。人類個々のみならず生命体として本能に忠実であり、しぜんと評価できる。

 ただ、そこで「だから常に自陣の利益を優先しましょう」になると困りものだ。

 余裕ができたら、方針を拡張し、より広域に利が循環するような工夫をとることを前提としなければ、自陣の利益を優先する方針は、最終的には覇権主義に収束する。一つの勢力陣営のために、その他の勢力陣営が尽力するような構図が自発的に涵養されるはずだ。貧富の差の拡大にもこの手の構図は見て取れる。

 言い換えると、ある民族や文化を守るのはなにも、固有の民族や文化の利益を優先的に確保するから生じる観点ではないはずだ。

 自陣の安全を保障することは、他の安全を保障することとトレードオフではない。両立できる。

 他の安全を保障するからこそむしろ、自陣の安全も保障される。

 他の民族や文化を守る。ゆえに自陣の民族や文化も守られる。

 だがこれを、自陣の民族や文化を優先的に守り、それゆえに利益を優先的に確保しようとすると、他の民族や文化を守ることが損になる。そうして荒廃優位の流れが強化される。

 自陣を優先的に守ることはときに必要だ。だがそれは、「常に」ではないはずだ。

 自陣の利を優先せずに済むくらいの余裕があるのならば、他を優先して守ることも可能となる。しかし、そこで他の勢力陣営が優先的に我先にと自陣の利ばかりを確保しはじめると、他に割ける余裕があった勢力陣営もひっ迫しはじめ、けっきょくは自己保身に走らざるを得なくなる。

 ゆえに、である。

 可能な限り、大枠の方針は共有しておきたい。

 余裕があればあなた方を優先して利を分配できますが、余裕がなくなればそれもできなくなります。ゆえに、あなた方にも最低限の協力はしてもらわねばなりません。でなければ、短期的に協力関係は破綻し、我々も自陣を最優先に守り、利の確保に尽力せねばならなくなります。それは回避したいのですが、あなたはどう思われますか。

 いまのところは、この路線での綱引きがつづいて映る。

 予断の許さぬ情勢かな、と悲観的に様子見をするしかない、頭のおかしい、みなからいつでも一様に嫌われるマン、であった。

 きみだけが例外だよ、きみだけはわたしを嫌わずにいてくれる、と言えればよいのに、そうも言えないこんな世の中じゃ。

 でもわたしはあなたのことも好きだよ。

 うふふ。



3258:【2024/11/25(22:58)*ぼくの精神は腐った糞みたいな臭いがする、の巻】

 戦地の市民は総じて人質同然である。

 人質でないのなら、どうあっても被害が出ないような軍事作戦を決行するはずだ。市民に被害が出た時点で、人質と同等である。

 まずはここを前提とされたい。

 攫うだけが人質ではない。

 被害を受け得る、という状況がすでに人質なのである。

 まずはこの認識を共有されたい。

 と、思うだけのキチガイ誇大妄想狂こと自称、精神病患者であった。

 わたくしは病気です。

 なぜなら、他者に話しても信じてもらえないような国家機密レベルの事案に関わっていると考えているのだから。

 事実でなければ単にわたくしの精神がイカレているだけなのだ。

 ですよね。

 うふふ。



3259:【2024/11/25(23:05)*あなたは何と対立しているの?の巻】

 いま世界に存在する二項対立で、最も注目しておきたいのが、「市民VS権力機構」の構図だ。

 そしてこのとき、市民側にとってのレッドラインはとっくに越えている、と想定できる。戦争が起きた時点で、それはあってはならない、越えてはならない一線なのだ。

 まずはここを共有しておきたく存じます。

 そして、市民と対立する権力機構は、「政府、企業、軍隊、各組織運営陣」といった権限を組織構成員や市民に働かせることの可能な勢力陣営となる。

 むろん、「政府、企業、軍隊、各組織運営陣」とて市民からなる。市民ではない人類個々を探すのは難しい。

 したがって、自身が市民側である、との自覚を以って市民側に属する判断を取る者たちは、自ずと他の「政府、企業、軍隊、各組織運営陣」と対立するようになっていくと想像できる。このときそうした市民側に属すると自覚する組織勢力陣営は、全世界の市民とは対立しない方向に流れが強化されるが、その良し悪しは別途に考慮されたい。

 衆愚政治がそうであるように、必ずしも市民の総意が、現実を解釈するうえで――または問題を解決するうえで――より妥当、とは限らない。

 市民の内部にも対立構造はフラクタルにかつ多面的に生じるはずだ。

 だが大枠での対立構造において、上述した構図が広く認知されるのならば、国家間の争いに発展させない工夫を取りやすくはなるだろう。市民同士の対立ではないのだ、と。

 まずはここを再確認されたい。

 などと、節目節目にイチャモンを挿しこみ、何かを成した気になるだけのキチガイ、狂人、現実逃避クソ野郎なのであった。

 現実を直視できずに、すまぬ、すまぬ。



3260:【2024/11/25(23:40)*ぼくはバカで、糞で、浅ましい、の巻】

 ぼくは、バカ、バカ、バカ、バカ~。

 生きてる価値ないよ、バカ、バカ、バカ~。

 そうなんです。

 ぼくはバカなのです。

 言うこと成すこと全部、糞。

 真実はいつも0%で、事実と見做して糞を垂らす。

 ぼくの現実は総じて、他者からしたら、嘘で、虚言で、クソ同然。

 というよりも、ぼくは、糞、糞、糞、糞~。

 生きてる価値ないよ、糞、糞、糞~。

 でも生きちゃうんだな。

 糞なので。




※一様に、きみの痛みを万倍に希釈してなお、ぼくにとってそれは致死量。



3261:【2024/11/26(00:07)*前に向かって投げるだけの言葉、の巻】

 前向きなだけの言葉はムカつく。

 世界中の負の言葉を余さず感受してなお、前向きに日々を過ごせる者だけが、前向きな言葉を述べればいい。

 実践あるのみだよ、きみ。



3262:【2024/11/26(00:18)*できるかな?の巻】

 ありったけの憎悪を浴びてなお、愛を説こう。

 ありったけの殺意を浴びてなお、許しを乞おう。



3263:【2024/11/26(00:22)*ムシケラにもムシケラの命、の巻】

 きみが働いているときぼくは寝床の中にいて、きみが仕事のミスで悩んでいるときぼくはおせんべいを頬張っている。

 きみが声にならない助けを求めているとき、ぼくは安全圏から他者にイチャモンを投じており、ぼくはきみの助けを聴いてなお何もしないで、アイスを頬張る。

 ぼくはただのクソだよ。

 きみの嫌いな虫けらさ。



3264:【2024/11/26(00:56)*謎が解けたから何?の巻】

 たとえ宇宙の謎が解けたとして、きみが苦しいままならなんの意味もない。

 きみがつらい思いをする世界はムカつく。



3265:【2024/11/26(01:10)*毎日楽しくて気持ちよくて孤独、の巻】

 ぼくがつらい思いをする世界は自由だ。

 いくらでもつらい思いができる。

 つらくても死なない。

 つらいけど楽しい。

 苦しいけど気持ちいい。

 ぼくはそういう邪悪の権化、キチガイ狂人、自称、精神異常者なのだ。

 凡人とも言う。



3266:【2024/11/26(01:12)*きみを中心に世界が回ればよいのに、の巻】

 ぼくはいいけど、きみはダメ。

 きみは、楽しいから楽しいことを、健やかだから心地よいことばかりに包まれているのがよいと思います。

 つらいのも、苦しいのも、きみには、一瞬で忘れられるくらいの微々たる量でなければ、楽しくもない気持ちよくもない、苦しみとつらみをぼくは味わいます。

 ぼくは、楽しくて気持ちいい苦しさとつらさが好きなので、きみにはどうあっても、楽しいから楽しいことを、健やかだから心地よいことに包まれていてほしいのです。

 ぼくが嫌なので。

 ぼくはぼくが大事だから。



3267:【2024/11/26(01:18)*渦中の心、の巻】

 宇宙で最も眩い天体が、超巨大ブラックホールの織り成す降着円盤とジェットであるように、きみもまた、宇宙で最も眩い「明と暗」を宿す、星のようなので。

 きみを中心に世界が回ればよいのにと。

 ちょっと思ってしまったのです。

 ほんのちょっとだけ。

 いけない考えなのだとしても。

 ほんのちょっとだけならいいかなと。

 きみが世界の中心になるような、いたいけで邪悪な妄想を浮かべるのです。



3268:【2024/11/26(01:21)*弱い、齢、三歳児、の巻】

 宇宙マイクロ波背景放射という名の、宇宙の歌を。

 なぜ宇宙は自ら膨張して希釈してしまうのだろう。

 薄めずにはいられないほどに眩いからなのかもしれませんね。

 きみのささめき声ほど、ぼくにとってはちょうどよい子守唄となるように。

 齢一万歳を超えてなお、子守唄も何もあったものではないのでしょうけれど。

 それともぼくは未だに弱い三歳児のままなのかもしれませんね。

 ピースをしようとして、三本指を立ててしまうような。

 弱い、齢、三歳児なのかもしれません。



3269:【2024/11/26(12:42)*未だ練らず、の巻】

 わたしは未練がましい、一通の船です。

 あなたと距離を隔て、金輪際一度も縁の交差が適わないとしても、あなたを求める気持ちを消し去ることができません。

 わたしは未だ連なることができぬ一通の船です。

 あなたとの縁をいかに結べるのかを延々と練りつづけ、敷くことのない策を編みつづけるのです。

 未使用の絨毯が積み上がり。

 重畳となり。

 順風を受ける満帆として。

 風を浴びて進む船を、運命なる宇宙に浮かべるのです。

 わたしはそれに乗ることはできませんが。

 笹船ほどにちいさな船なので。

 わたしはそれに乗ることはできませんが。

 文のごとき文字の連なりを載せ。

 未だ届かぬあなたへの想いを、運命へと流し、宇宙へと漂わせるのです。

 途方もなく。

 杳として知れぬままに。

 杳として知れぬままに。



3270:【2024/11/26(13:40)*あの差~、の巻】

「重力」と「時間の流れの遅れ」と「天体のサイズ」についての疑問だ。

 たとえば、人類個々は太陽クラスの重力を帯びた天体の上に立つと潰れる。立っていられないどころか、肉体の構造を維持できない(熱や放射線で焼かれることを考慮しない場合は、との条件が付くが)。ただしこれは、あくまで太陽クラスの質量と大きさをセットで帯びている場合のはずだ。

 つまり、太陽クラスの質量でありながら、もっと大きな天体においては、その地表に降り立っても人類個々が潰れずに過ごせる場合もあり得る(やはりこれも、熱や放射線で焼かれることを考慮しない場合は、との条件が付くが)。

 このとき、では時間の流れの遅れはどうなるのだろう。

 太陽の地表と同じレベルで時間の流れが遅れるのだろうか。

 それとも天体の直径が増えた分、総質量がたとえ同じでも、地表が天体中心から離れた分、時間の流れの遅れも緩和されるのだろうか。

 順当に考えるなら、質量が同じならば天体のサイズが大きくなるほど、その地表での時間の流れの遅れは緩和されるはずだ。

 これは、ブラックホールのシュバルツシルト半径を考えれば想像つく。

 ある任意のサイズを帯びたブラックホールがあるとする。質量をそのままに、そのブラックホールの直径を大きくしていけば、そのブラックホールはブラックホールでいられなくなる。なぜなら高密度状態が解かれ、低密度状態になるからだ。つまり、通常の物体のようになる。ブラックホールになる前の天体がつまり、それだ。

 そしてさらにサイズを大きくしていく。

 するとその天体は、高密度状態であればブラックホール化してシュバルツシルト半径を帯びていたが、膨張した結果に低密度状態になり、内部にシュバルツシルト半径の境界を有する、しかしブラックホールではない天体となる。

 このとき――質量が同じでサイズだけ大きくなったのだから、その天体の帯びる重力は同じはずだ(ひょっとしたら、サイズが変わると重力が変わるのかもしれないが、ひとまずここでは変わらないと想定しておこう)。けれど、実際には高密度状態として直径が小さいままのほうが、地表は高重力下であるはずだ。時間の流れの遅れも、よりコンパクトに天体が縮まっていたほうが顕著に観測されるはずだ。

 たとえ同じ質量であれど、天体のサイズが大きくなればその地表の重力は下がり、時間の流れの遅れも緩和されるのではないか。

 ということを考えると。

 人類個々が潰れずに地表に降り立てる時点で、その天体の地表の時間の流れの遅れは、一般に考えられているよりも顕著ではないのではないか。

 ある巨大な天体に降り立ってなお、人類個々が活動できる場合、その天体の地表と宇宙空間とのあいだの時間の流れの遅れは、そこまで開くことはないのではないか(地球と同じレベルなのではないか)。

 しかし、宇宙物理学を基に制作したとされる映画などでは、巨大な天体に降り立ってそこから宇宙空間に待機していた宇宙船に戻ってくると、何年も経過していた――つまり、天体の地表のほうが時間の流れが遅れているので、行って帰ってくるだけで、宇宙船内部では数年が経過していた――といった描写が描かれている。

 あり得るか?

 と疑問に思ってしまうけれど、ここではどのような齟齬が生じているだろう。

 うーん。

 疑問なのである。

 人類個々が潰れずに活動できる時点で、高重力下ではないのでは?との、おそらく高確率で齟齬を内包しているだろう疑問なのであった。

 なぜならわがはいはボンクラであり、狂人であり、キチガイであり、精神に異常を来たしていると自称するしか能のない、疑問星人なのだから。

 ぼくはバカなのだ。

 こればかりはふしぎと疑問する余地もない。

 なしてー。




※一様に、ぼくはちっこい、すぐに屈する、よわよわのよわだよ。



3271:【2024/11/26(17:15)*ぼくはカス、の巻】

 屑で、バカで、木偶の、ぼくは、愚者です。

 ぐしゃぐしゃに潰されてしまうほうが好ましい、世のゴミです。

 ぼくは、屑で、バカで、木偶の愚者で。

 ぐしゃぐしゃに踏みつぶされるのがお似合いです。

 ぼくはゴミのように燃やされて、灰になるのが世のためです。

 カスはカスで、霞みのように、大気に馴染んで霧散する。

 有害な、カスで、屑の、ぼくはガスです。

 存在するだけで害を撒き散らす、屑でバカで木偶のぼくは愚者です。



3272:【2024/11/26(17:21)*ぼくはガス、の巻】

 死んだほうがいいのに生きているなんて、ぼくは罪。

 死んだほうがいいのに生き意地を張る、ぼくはクズ。

 さっさと無に帰せばそれで済むのに、生きたがってしまう、ぼくは悪。

 ぼくは、罪で、屑の、生きているだけで害を撒き散らす、悪なのです。

 さっさと死んだほうがいいのに、死なない、生きて動き回る有毒なガスなのです。



3273:【2024/11/26(17:26)*ぼくは病、の巻】

 ぼくは治療の対象で、治すべき宿痾を抱えた、病人です。

 病人は病人である限り、治療の対象で、治らないままだと異常を抱えていると見做されますから、ぼくは治療を受けなければなりませんが、ぼくは治療の余地もなく病気なので、治療されることなく、病に侵され、ぼくそのものが病の権化に成り果てるのです。

 ぼくは病です。

 歩く病です。

 世に、災いと苦痛を撒き散らす、歩く病です。

 他にこの病が移るかは知りませんが、伝染病でなければよいな、と思うくらいには、のほほんと日々を過ごす、病の権化です。



3274:【2024/11/26(17:32)*生きて仕舞う、の巻】

 どうしてまだ生きてるの。

 どうしてまだ生きてるの。

 生きてたっていいことはないのに。

 ぼくが、ではなく。

 他にとって。

 ぼくが生きていたっていいことはないのに。

 あなたにとって、彼にとって、彼女にとって、みなにとって。

 ぼくが生きていたっていいことはなにもないのに、どうしてまだ生きようとしてしまうの。

 死んでしまえば最良なのに。

 死んでしまえば最良なのに。

 さっさとくたばって、この世に、さよなら、さよなら、どうかみなさんに祝福を。

 なかなか死なない、生き恥を晒すわたくしは、どうしてまだ生きてるの。

 どうして、どうして。

 疑問ばかりが募るのです。

 ぼくはどうしてまだ生きてるの。



3275:【2024/11/26(17:38)*死念に死ねんとお返事を書くの、の巻】

 死ぬのが最善なのに、おせんべえが美味しいのはなぜ。

 死ねばいいのに、と祈られるのに、チョコレイトが美味しいのはなぜ。

 現代にギロチンがあればまっさきに首を横たえることになるのに、現代ではギロチンではなくて首吊りや毒殺での死刑だから、いっそ自ら首を絞めるような文字の羅列を並び立て、いっそ毒になるくらいにお菓子を食べます。

 死ぬのが最善なのに、クッキーが美味しいのはなぜ。

 死ねばいいのに、と望まれるのに、ケーキが美味しいのはなぜ。

 チーズケーキが好き。

 チョコレイトケーキも捨てがたいし、ショートケーキもたまに食べると美味しいね。

 飲み物は、オレンジジュースとグレープフルーツジュースとサイダーとコーラと紅茶とコーヒーと、好きなだけ選び放題なのは、スーパーの飲料水売り場に立つとよくわかります。近所の徒歩一分以内にある自動販売機のまえに立っても、どれを選んでいいか迷ってしまって、ついつい最善の道である死への道程も忘れてしまいますね。

 お許しあれ。

 お許しあれ。

 死ぬのが最善なのに、お菓子が美味しいのはなぜ。



3276:【2024/11/26(18:00)*生きてる価値は無、の巻】

 生きてる価値なんてないよ。

 生きてる価値なんてないよ。

 なんてかろやかな言葉だろう。

 何に束縛されることのない、自由な響きだ。

 生きてる価値なんてないよ。

 生きてる価値なんてないよ。

 死んだほうがいいよ。

 死んだほうがいいよ。

 でもそれって要は、死ななくてもいいよってことであり、死んだつもりで生きてもいいってことであって、なんて自由でかろやかになれる言葉なんだろう。

 生きてる価値なんてないよ。

 生きてる価値なんてないよ。

 なにをしてもわたしに価値がないのなら、好きに生きてもいいんだなって。

 お墨付きをもらえたみたいで、うふふ、だな。

 生きてる価値なんてないよ。

 生きてる価値なんてないよ。

 知ってるー、って思っております。



3277:【2024/11/26(22:22)*まぁだだよ、の巻】

 ぼくはぼくを殺したい。

 この世の苦痛という苦痛を味わわせてやりたい。

 でもぼくを殺すぼくは、ぼくに殺されるぼくではないので、ぼくを殺すぼくはこの世の苦痛という苦痛を味わうことなく、この世の苦痛という苦痛を味わうぼくを眺めて、どうしたらもっとこいつは苦しむだろうかと考えたい。

 もっとやりようはあるはずだ。

 もっとやりようはあるはずだ。

 ぼくはぼくを殺したいが、ただ殺したいのではなく、苦しめたいのだ。

 じぶんでじぶんのたいせつなものを損わせ、破壊し、後悔して、じぶんでじぶんを殺したくなるまでぼくは、ぼくを苦しめたいのだ。

 ぼくはぼくを殺したい。

 ぼくはぼくを殺すのだ。

 殺しても殺しても死なないぼくをぼくは殺すために、じぶんで死にたくなるまで、じぶんでじぶんを殺すまで、苦しめて、苦しめて、苦しめつづけて、かってに死ね、とじぶんを殺すようになる一線を超えたら、あとは知らんぷりをして、過ごすのだ。

 まぁだだよ。

 まぁだだよ。

 ぼくはぼくを殺したい。



3278:【2024/11/26(22:32)*腰が痛い、の巻】

 ベルトは腰にわるいのかも疑惑だ。

 スウェットで過ごしていると、いざベルトをしてパリパリのズボンを履いてみると、けっこう簡単に腰が痛くなる。

 スウェット最強説である。

 すうぇーっと。



3279:【2024/11/26(22:45)*ぼくは人にもなりきれぬ砂塵の一欠けら、の巻】

 きみが生きていると思うと、ぼくの知らないきみがどんどん増えていくようで、ぼくと関わりのない世界のきみをぼくは知れず、ぼくと関わりのないきみがぼくとは関わりのない人々とぼくが得ることのできないぽわぽわの起伏を帯びると思うと、ぼくはなぜかつらい気持ちになる。きみがいくらしあわせでも、そこにぼくが関われないとぼくはつらくなるのは、ぼくの器がちっこくて性格がねじまがっているからです。

 ぼくはひょっとすると、ぼくの知っているきみだけで世界が止まっていてほしいのかもしれず、きみはとっくに死んでいて、もう誰も会えないと思うほうがつらくないのかもしれないと気づいて、じぶんのひどさに失望します。

 ぼくだけがきみに関われないのではなく、この世の誰しもが関われないのなら、ぼくはぼくだけがきみに関われないよりも気持ちが楽になるのかもしれないと知って、その可能性に縋りたがるぼくは、いっそ死んでしまったほうがいいくらいにひどくねじ曲がったこの世の淀みそのものです。

 ぼくはぼくが楽になるよりも、つらいままのほうがじぶんを嫌いにならずにいられます。

 ぼくはぼくを嫌いになりたくはないようです。

 ぼくはたとえどれほどつらい気持ちになろうとも、きみが誰とも関われなくなる世界よりも、ぼくだけがきみと関われない世界のほうが、ぼくの知らないところでぼくとは関わりの限りなく遠い世界できみがぽわぽわと、ぼくの知らない人たちと触れ合って生きている世界のほうがよいのだと、その末にぼくがどれほどつらい気持ちになったとしてもそのほうがよい、そのほうがよいと思えるじぶんでありたいのだと、すでにこの時点でぼくはもうぼくを嫌いになりますが、それでも大嫌いにならずに済むと思えば、そうあってほしいのです。

 きみが誰とも関われない世界よりも。

 ぼくの知らないところで、ぼくといっさいの関わりの遠い世界で、ぽわぽわと生きていてほしいのだと。

 過ごしていてほしいのだと。

 ぼくはきみの姿を見られないのだとしても。

 そのほうがずっとずっとずっとよいのだと。

 ぼくはたぶん、そう思えるじぶんでありたいのです。

 たとえどれほどつらいのだとしても。

 ぼくは人にもなりきれぬ、弱い、弱い、砂塵の一欠けらです。



3280:【2024/11/26(23:03)*ぼくは卑小、の巻】

 きょういますぐには死なないと思うから死について考えることができる。

 きょうにも死ぬと思えば、生について思いを馳せるだろう。

 死について延々と思索を巡らせられるのは、死から遠い者の特権なのかも分からない。

 死体に囲まれ過ごす者は、死とは無縁の世界に思いを馳せるのではなかろうか。

 なんでもない日常の公園の花壇のまえを、リードに繋がれた犬が鼻をひくつかせながら通る光景を思うのではないか。学校帰りの高校生がまだらに混じるエスカレーターに並び、駅ビルのファーストフード店へと足を運ぶ。

 何気ない日常を渇望するのではないか。

 溺れる者にとって藁すら希望だが、おふとんに潜り込んでぬくぬくとオヤスミする者にとって、藁はただの邪魔なゴミだ。

 被災地では、二日に一度お風呂に入れるだけでもありがたく感じ。

 難民の居住区では、清潔で冷たい水をいつでもたらふく飲めることが極上の至福である。

 我が絶望は、我が器の小ささよりもさらに小さい。

 生きている価値がない所以である。

 価値がなくとも生きている。

 妄言を垂れ流して生きている。




※一様に、ぼくはじぶんでじぶんの首を絞める刑。



3281:【2024/11/27(05:02)*咳が誤報誤報、の巻】

 誤報による悪影響は、その内容がどんなものであれ生じる。

 ここは前提だ。

 誤報は、往々にして、メリットよりもデメリットが上回る。

 それを踏まえたうえで、誤報の内容は別途に吟味しておきたい事項とわたくしは考える。

 ある任意の誤報によって、国家間の関係が険悪になった。由々しき事態と低く評価するのは理解できる。が、誤報が誤報でなかった場合にも、国家間の関係が険悪になるのだとしたら、誤報と相似の事象を政府関係者が選択することは、やはり国家間の関係を険悪にする由々しき事態、と低く評価するのは理に適っている、と考えるのが妥当なのではないか。

 ある場所に、政府関係者が足を運ぶ。

 ある催し物に、政府関係者が参加する。

 それが仮に事実であった場合に、国家間の関係が険悪になるとして、それは誤報であろうと誤報でなかろうとに関わらず、何かしらの対策を敷くことが、政府関係者には求められるのではないか。

 とはいえ、関係が悪化して困らない場合もあり得るので、一概にはいえない事項であるにせよ。険悪になりたくないのなら、誤報か誤報でないかに関わらず、似た事象が生じないように対策を敷いておくのは必須に思うが、いかがだろう。

 誤報は誤報で是正されたい。

 それとはまた別軸で、誤報が誤報でない場合にも同類の国家間の関係の悪化はもたらされると懸念される以上、そこはそこで対策を敷かれたい。

 というここまでの構図は、誤報が遺憾だ、と声明を出す側の政府関係者も考え至るだろう。規定路線と楽観的には構えていたいが、そうは言っていられない情勢なのかも分からない。

 政府関係者がこのレベルの構図を俯瞰で認識できていないのかもしれない、と悲観的に構えておきたいものである。

 妄言だ。

 定かではない。



3282:【2024/11/27(07:43)*大きさなる概念の範疇外?の巻】

 点は巨大化しても点であるか否か。

 ブラックホールの特異点は、「点」とついていながら、領域を意味する言葉である、との説明を目にしたことがある。真偽は不明だが、仮にブラックホールのシュバルツシルト半径内部が総じて特異点――現代物理学の範疇を越えた領域――であるとして。

 その場合、想定される筋書きの中には、ブラックホール内部の総じてが「点」であることと質的に同等である可能性も出てくるのではないか。

 宇宙開闢前の「宇宙の種」と宇宙終焉時の「宇宙の躯」が仮に、ほぼほぼ同質だと無理矢理に仮定してみるとして。

 すると当然に、宇宙開闢時前の宇宙は一点に収斂していたと想定されている現行の宇宙物理学からすれば、宇宙終焉時の「宇宙の躯」もまた、一点に収斂した「宇宙の種子」と極めて区別がつきにくいのではないか、と類推できる。

 ――比較対象がなければ「大きさ」なる概念は成り立たない。

 この想定が仮に「真」であった場合、比較対象を持たぬ「宇宙開闢時の宇宙の種」と「宇宙終焉時の宇宙の躯」は、互いに「点」として見做して差し障りないのではないか。

 これを拡張して、ブラックホールにも適用してみよう。

 すると、ブラックホールのサイズに関係なく、ブラックホールはブラックホールとなった時点で、その内側は総じて、「点」と見做せる状態にあるのではないか。すなわち、この基準宇宙とは切り離された領域が、ブラックホールのシュバルツシルト半径の向こう側には広がっており、それは質的に「極小であり極大でもある」かのような、「始まりと終わり」が重ね合わせで帯びているがごとき、不可思議な領域になっているのではないだろうか。

 この基準宇宙からすると巨大なブラックホールであれ、或いは極小の量子レベルのブラックホールであれ、その内実は、総じて「点」なのかもしれない。

 領域であり、点でもある。

 比較対象を持たない。

 たまたま基準宇宙たる我々の視点からは、それが大きかったり小さかったり映る。ただしそれはあくまで、残像であり、切り離された「ふち」を見ているにすぎないのだとすれば、ブラックホールの特異点は、領域でもありつつ本質的には「点」なのかもしれない、と想定してみたところで、矛盾はないのかもしれない。

 矛盾しないからといって、現実を解釈するうえでより妥当とは限らないが。

 妄想であった。

 定かではない。



3283:【2024/11/27(14:44)*ミス-マッチ一本火事の元、の巻】

 火事の火が弱まったのは一つよい点だ。

 しかし未だ消火活動をつづけてなお消火できない領域も残される。そちらの炎の中には取り残された住人たちがおり、迅速な救出が欠かせない。

 人命第一、というならばそうなる道理だ。

 まずは根本の火を消さねば救出作戦も困難を極める。

 或いは、救出するための経路上の火を消しておけばひとまず救出作戦は実行可能なのかもしれない。

 火事の話である。

 延焼を防ぎたい。なぜなら被害者を増やさず、救える者を増やしたいからだ。

 火を消したい。

 火による副次的な煙ですら人の命を奪うのに充分であり、生を活する営みを破壊するのに充分だからだ。

 延焼した部分の消火に成功したところで、大元の炎を鎮火できねばまたぞろ延焼は拡大し得る。予断の許さぬ情勢なのだろうなぁ、と悲観的に火事を思う、火事場泥棒であった。

(火事場で泥棒をすな)

(焼き芋するための火が欲しくて)

(盗んだの――火!?)

(「非」はすべてわがはいのもの)

(「火」ではなく!? 責任をすべて背負うつもりだと!?)

(家事を片付ける)

(その前に「火事」を片付けて!?)

(みなで舵を取る)

(暖を取る、みたいなノリで舵を取るでない)

(船頭多くして山火事をも消す)

(鎮火しきっただと!?)



3284:【2024/11/27(17:39)*静寂はよいね、の巻】

 PCさんが毎回起動時にドライブエラーを二種四つ並べるので、さすがに新調しなければ、と思い立って、PCさんを購入しました。

 まだセットアップしておらぬ。

 でも元のこのPCさんもまだ全然ご活躍されるので、こちらを使える限り使いたいのだよね。

 異音もだいぶ小さくなった。

 ブンブン唸ることはなくなった。

 でも起動時に、「ファンを掃除せよ!」のエラー画面が毎回表示されて、プップ―!と警告音が鳴り響く。わりと大きい音なので毎回びっくりする。

 掃除機でファンの部分を吸ってみたけど、プップ―!は健在だ。

 PCさんの異音が小さくなり申した、のメモであった。

 でもエラーは直らぬ。

 なしてー。



3285:【2024/11/27(17:49)*ウスバカゲロウは蟻地獄、の巻】

 貸し、の大きさは可視化されにくい。

 金銭のやりとりならば贈賄罪に問えるが、貸しのやりとりは法律で裁けない。

 単に違法なことを見逃すだけでも貸し借りになるし、敢えて不当に法を用いて任意の人物や勢力陣営をはめることもできる。

 貸し、と表面上は見做せるが実のところその特別扱いが却って、出口を塞ぐ一手になることもある。

 不可視の領域での貸し借りは、あまりに常態化するといくらでも複雑化し、なおバブルを膨らませ得る。一般市民からすれば価値のない選択が、大きな価値を帯びて選択する利を肥大化させ得る。

 貨幣は、共有しづらい価値を共有しやすくするための道具だ。それを用いずに貸し借りで価値のやり取りをすると、一般的な表社会のシステムとは別のシステムが副次的に構築されていく、と想像するしだいだ。その良し悪しは別途に考慮すべきことだが、印象としてはメリットよりもデメリットのほうが大きくなりそうに感じる、薄っすらとバカで下郎の、ウスバカゲロウであった。幼虫のときは蟻地獄とも云う。

(知円さんにぴったりのお名前ね)

(ぴったりー)



3286:【2024/11/27(22:27)*見逃しを防げているだけ?の巻】

 火事のニュース記事が増えた印象だが、単にPC画面上で目にする機会が増えただけなのだろうか。案件自体が増えているのか、自動記事配信アルゴリズムが火事の記事を多めに表示しているだけなのか。

 この手の「表面上、目にする事案の増減」が果たして真実に統計上、絶対数として全事案における母数が増えているのか、それとも単に電子網上で目にする機会が増えただけなのか。この区別をつけられる仕組みがあると好ましいのではないか。

 疾患や事故でも同様のことを思う。

 従来よりも綿密に調査したがゆえに、これまで看過されてきた事案がデータ上増加して振る舞うだけなのか。それとも真実に事案そのものが増えているのか。この違いは大きい。

 看過されてきた事案が見逃されないようになったのならそれは仕組みが改善された結果だ。高く評価できる。だがあべこべに、事案そのものが単に増えているのなら、それは仕組みそのもの予防の効果を発揮していないことの傍証であり、被害増加の予兆として低く評価せざるを得ない。

 この区別をつけ、一目で判るような報道の仕方ができると好ましく存じます。

 と、キチガイクソボケ、さっさと死ねばいいのに生きてしまうわたくしが妄言を垂れ流しております。

 生きてしまって、すまぬ、すまぬ。



3287:【2024/11/27(22:34)*見逃す、の巻】

 予期せぬ攻性の策への対策が適うということは、それだけ「防げる攻性の策を展開することも可能な技術が整った」とも解釈できる。

 被害を防げる、というのは、制御しつつ意図した通りの被害を引き起こせることにも通じる。

 消防士は火事への対処がお手の物だ。同時に、火事を効果的に起こそうとすれば誰よりも効果的に火事を引き起こせるだろう。

 爆発処理班にしろ、サイバー攻撃対策班にしろ同様だ。

 被害を防げるようになった、というのは、その予防策を攻性にも用いることが可能な体制が整った、ということでもある。

 だが実際のところは、闇バイトにしろサイバー攻撃にしろ防げていない。

 否。

 果たして本当に、防げていないのだろうか。

 敢えて看過しているのではないか。

 それとも、敢えて引き起こしているか。

 被害が生じることで国益に適う被害を的確に選んで、敢えて看過している可能性はいかほどか。

 穿ちすぎな妄想にすぎないが、しかし今後この手の「敢えて見過ごす」といった方法論は、報復を受けるリスクを最小化しつつ、対象勢力陣営や対象人物へと損害を与えるのに体のよい「陰湿な攻撃」に成り得る。

 敢えて看過する。

 これを如何に防げるかが、今後の国際情勢に限らず、国防にせよ、治安維持にせよ、一つの焦点となっていくのではないだろうか。

 と、キチガイ、狂人、妄想ばかりのくそったれアホのヘドロじみたわたくしが申しております。

 感化される者たちが、看過する。

 かんか、かんかー。



3288:【2024/11/27(22:47)*恩赦の顔をしたオンじゃ、の巻】

 敵対視した相手から温情を掛けられたとき、メンツを気にする者は恥辱の念を覚えるのだろうか。疑問なのである。



3289:【2024/11/27(22:49)*ぼくにひどいことをしよう、の巻】

 ぼくはぼくが一番大切だから、もう一人のぼくを作って、目のまえで考えつく限りの非道を働いたらぼくはこの世で最もつらい思いを味わうのかもしれない。

 手足をハンマーで潰して、包丁でミリ単位で刻んでみようか。

 ノコギリをギコギコとゆっくりと動かしながら、何時間も掛けて胴体を真っ二つにしてみようか。目のまえでクリスマスツリーを臓物で飾りつけてみようか。

 でも汚くする前に、お尻や口や眼孔を性器代わりにしてみようか。別途に、自前の性器を切り取って、こそぎ取った鼻の部分に縫い付けてみようか。

 その様子を動画に撮って、全世界に配信しようか。

 そしたらさすがのぼくも苦しくてつらくて泣いちゃうかもしれないな。

 誰かいっしょに、ぼくにひどいことしましょ。

 まずはいっしょに、もう一人のぼくを作りましょう。

 細胞あげます。

 クローンを作って、あなたとクローンがぼくにひどいことをしたらいいと思います。

 ぼくは痛さでうんちを漏らして、喉が渇いたら泣いて頼んでじぶんのおしっこを飲みます。お腹が空いたら、切り刻まれたじぶんの指を焼いて食べるくらいには、正常な思考を巡らせられなくなりそうですね。

 ああ。

 いまもか。

 変わらないといえば、変わりませんね。

 うふふ。



3290:【2024/11/27(23:03)*刮目、の巻】

 目のまえでやろう。

 目のまえでやろう。

 目を背けることもできないくらいの現実を、ぼくはぼくに見せてやりたい。

 目を焼こう。

 焼き付けるのではたりない。

 目を焼こう。

 脳の襞にまで煙が染みて咽るほどに。




※一様に、あなたにはじぶん以上にたいせつな存在が、おあり。



3291:【2024/11/27(23:06)*まずはじぶんにやれ、の巻】

 自己言及の鏡だね。

 自己言及の鏡だよ。

 まずは実践あるのみだ。



3292:【2024/11/27(23:08)*いまからここから、の巻】

 失う覚悟もないのに戦うな。

 すべて失ってから戦え。

 ぼくは戦いたくはないが。

 戦うならば、すべて失ってから戦え。



3293:【2024/11/27(23:29)*殺意は急には止まらない、の巻】

 戦え、とけしかけておいて、もう戦わなくていい、はないだろう。

 だったら最初から全方位に、「戦わなくていい」と言えばいい。

 違うだろうか。

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今日記。 知円 @hibi_meian

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