馬券日記と競馬について語るやつ

第201話 夏競馬と池添騎手と富田騎手

　夏競馬が始まってますが、毎年のこと夏競馬難し過ぎません？

　平場は勝ってますが相変わらず重賞は散々です。ハンデ戦重賞多いですし、ローカル競馬場は小回りなので紛れも多いのですが、なかなか３連単で的中出来る自信がありません。かと言って馬連も自信ないですけど笑

　そんな夏競馬ですが、今年から初施策があります。ご存知の方も多いと思いますが、レース時間変更です。

　7月27日〜8月4日の新潟開催ですが、第1レースの発走時間は9時35分になり、11時35分の5レース終了後に休止時間が入ります。

　午後開催は15時10分の第６レース（準メイン）になって、メインレースは第７レースになり、従来通りの15時45分発走、最終12Ｒは18時25分発走となります。

　さすがにTV中継されるメインレースの時間変更はなかったですが、暑い時間帯が休止になります。

　これ自体は素晴らしい取り組みだとは思います、軽度の熱中症で力が発揮できなかったかり、除外になる馬も出てきてました。

　ただ、少しの時間変更でも暑いものは暑いですよね。ただでさえ、馬は暑さに弱い生き物ですし。

　厩舎に寄ってはクーラー完備や調教時間を変えたりで、少しでも熱中症対策をしてはいます。

　が、真夏に競馬開催されるのはシンドいですよね。騎手の方も1レース終わる事に大量の汗をかいてらっしゃいますし、夏競馬は夏競馬にしかないローカルならではの楽しみがたくさんありますから、開催中は楽しみなのですが、落馬も増えてますし少しでも安全に開催されて欲しいですね。

　そんななか、2人の騎手のいざこざが出てきました。

　オルフェーヴルやスイープトウショウの主戦騎手で、G1を28勝してるトップジョッキーの1人ベテラン池添騎手（44歳）。

　昨年セントウルＳを14番人気テイエムスパーダで初重賞制覇し、キャリアハイの42勝を上げ飛躍が期待されている富田騎手（27歳）。

　元々の原因は6月24日に2人を交えた騎手同士の飲み会で、池添騎手が執拗に富田騎手に絡んだ事らしいです。

　あまりの執拗さに富田騎手がキレて、テーブルに置いてあったスマホを叩きつけたところスマホ画面が割れました。

　狙ったのか、たまたまなのか分かりませんが、そのスマホは池添騎手のスマホでした。

　それにより池添騎手と富田騎手の激しい口論が始まり、その場は他の騎手が仲裁に入り2人を引き離しました。

　日付が変わった25日深夜に、調整ルームにいた池添騎手は怒りが収まらなかったのか、富田騎手を呼び付けます。

　そこで揉み合いになり富田騎手は軽症を負ったとのこと、鼻が折れたみたいな話もありますが、そこは本当か分かりません。

　その場がどう収まったかも分かりませんが、調教に乗るため通常通りに富田騎手が厩舎に来たところ、不審に思った某厩舎スタッフがJRAに報告し、事件が明るみに出ました。

　17歳離れた後輩に執拗に絡むのもどうかと思いますが……池添騎手は気性の荒いクセ馬に乗らせたら日本で１番上手いんじゃないか。ってくらいに、名だたるクセ馬の主戦騎手でした。

　最近ではウマ娘でオルフェーヴルやドリームジャーニーなども実装されたりで、その主戦騎手だった池添騎手もライト層から認知され始め、注目されるようになりました。

　そんなさなか、こんな訳のわからん暴行で注目されるのは悲しいです。

　本当に技術も素晴らしく馬に接する真摯な態度は定評があります。情にも熱い騎手なのですが昔っから気性が荒いのが不安視はされてました。

　勝負事の世界で生きてる方々ですから、負けん気だったりは必要でしょうが、どの世界でも後輩をいびったり高圧的な態度は良くないですよね。

　2人の間で和解はしてるらしいですが、富田騎手は開催2日間、池添騎手は開催4日間の騎乗停止になりました。

　騎乗再開後の二人にも注目していきたいです。

　そして日曜日には福島競馬場で、これまた難解な七夕賞、小倉競馬場では無敗で重賞挑戦する、新たなダート界の怪物ヤマニンウルスが出てきます。

　ヤマニンウルスどうなんでしょうね。個人的に1倍台のオッズなら穴狙いで行こうかとも思います。

　枠の並びが良くないですよね。外枠は良いと思いますが、さらに外にデシエルトやブルーサンが入っちゃいましたから。

　予想は日曜日に出しますが、ヤマニンウルスの取捨は慎重に考えたいです。

　七夕賞は分かりません。まともに予想しても当たる気がしませんので、何を軸に予想をするか。ってところから考えます笑

　お読みいただきありがとうございました。