馬券日記と競馬について語るやつ

第197話 宝塚記念②

　宝塚記念に出てくる出走メンバーの個人的短評になります。

　今回は馬場次第ってとこはありますが、その馬場もどこまで悪くなるかで、評価の上げ下げありますし難しいとこですね。

　シュトルーヴェ

　重賞連勝中も正直、レースレベルが微妙。メンバーレベルが格段に上がる今回はレーン騎手と言えど簡単ではないだろう。距離はもう少し合った方が良さそう。

　上手く最内枠を利用し、展開向いてどこまでか。

　ジャスティパレス

　有馬記念の4着も大外回してなので仕方なし。天春を勝っているように京都開催は好都合で、持ち味は出せる。が、展開が向くかは微妙で差し届かずって場面も十分にあり得る。大きく崩れる事はないだろうが勝ち切るまではどうか？

　騎乗時は4戦4勝と相性の良いルメール騎手の手腕に注目

　ベラジオオペラ

　小回り適性が高く、前走の大阪杯でもコーナリングの上手さを見せてG1制覇。阪神開催なら怖い存在だが、京都外回りだとコーナリング性能のアドバンテージがなくなるのでキツイか。

　逃げるかも知れないので、レースの鍵を握る1頭。

　ドウデュース

　今回勝てば4年連続でのG1制覇。オールラウンダーで特に条件問わず走れる強味はある。ただ、京都は初コースになる事と、1番人気でマークがキツくなること、末脚の爆発力は凄いが古馬になってから、ロンシャン、東京、メイダンコースと直前の長いコースで惨敗してるのは気になる。海外やイクイノックス相手だから、気にしなくても良いかも知れないが、キレはあれど持続力が続く馬ではないとは思ってるので、京都外回りは少し割引くか。

　ディープボンド

　京都巧者で人気も実力もあるのは間違いない。が、天皇賞春では4年連続馬券内になってるあたり。やはりステイヤーだと思うので、京都開催、雨、重馬場と好条件が重なっても、このメンツでの2200ｍでは手は出しづらい。

　ヒートオンビート

　今年になってからの走りを見る限り、得意な2500ｍでも2戦連続掲示板外。全盛期の力はなく、2200ｍでメンバーレベルが上がる今回は厳しい。

　プラダリア

　京都外回りは得意条件で、京都記念ではベラジオオペラにも勝ってはいるが、G1は5回挑戦して馬券内は0。G2までなら勝負になるがG1だと力が足りないか。鞍上の池添騎手がグランプリレースは強いので、馬場が渋れば面白そうではある。

　カラテ

　昨年の新潟大賞典は59キロで泥んこ馬場を強い競馬で完勝したイメージは残ってるが、近走の成績も加味すればG1ではさすがに力不足か。

　ソールオリエンス

　ポテンシャルはドウデュースやジャスティンパレスにも引けを取らない。ただ、馬体重が増えてない事からも、まだまだ成長途上。現状では力は先述した2頭より下だと思われる。

　重たい馬場は得意なので、展開向けば馬券内はあるか。

　馬体重が増えたタイミングで買いたい馬ではある。

　ローシャムパーク

　この馬も馬場が渋れば好走率は上がる。前走の大阪杯はスローペースを途中から捲る競馬をしてタイム差なしの2着。自力の高さを見せた。自分から動ける強味はあるので、今回もスローペースを捲って早目抜け出しの競馬が出来そう。瞬発力があるタイプではないので逃げても面白そう

　ヤマニンサンパ

　京都コースと相性の良いディープ産駒も、オープンやリステッド競走での3着が精一杯。ここでは一つでも上の着順を狙いたい

　ブローザホーン

　京都外回りに滅法強く、競走中止をした京都大賞典以外は（2.1.0.0）圧勝した烏丸Ｓや日経新春杯、天春2着とほぼ完璧。

　天春も大外ブン回しの強い競馬だった、重たい馬場も得意なので、馬場が渋れば狙い目。

　ルージュエヴァイユ

　紅一点も宝塚記念は牝馬が良く馬券内に絡む。同条件のエリ女を2着になったが、京都記念は見せ場なく7着。大阪杯もイン突きと展開に恵まれた感は否めないがタイム差なしの3着は立派。あまり馬場は重くならない方が良いとは思う。取捨に悩む1頭ではある。

　大阪杯組の取捨も難しいと思いますが、個人的にレースレベルは高くないと思ってます。

　むしろ惨敗したプラダリアとソールオリエンスの方が、宝塚記念では評価は上にしてます。

　理由はありますが分かりやすく書けるか不安なのと長くなりそうなので割愛します。それよりも今だに本命にして4着だったステラベローチェの乗り方に疑問を持ってますが笑

　今回のメンツでは、馬場が重くなった方が良さそうな馬が多いです。

　良馬場なら実力通りに決まりそうですが、重馬場以上になれば荒れそうな気はします。

　個人的には不良馬場まで行ってほしいですね。

　何とか上半期の締めくくりとして的中したいです！