第193話 安田記念①

 安田記念の枠順が下記になりました


 1-1 カテドラル(牡8、斎藤新)

 1-2 ガイアフォース(牡5、長岡禎仁)

 2-3 レッドモンレーヴ(牡5、横山和生)

 2-4 ジオグリフ(牡5、北村宏司)

 3-5 ナミュール(牝5、武豊)

 3-6 ドーブネ(牡5、菱田裕二)

 4-7 ロマンチックウォリアー(セ6、J.マクドナルド)

 4-8 エアロロノア(セ7、幸英明)

 5-9 パラレルヴィジョン(牡5、C.ルメール)

 5-10 ソウルラッシュ(牡6、J.モレイラ)

 6-11 ウインカーネリアン(牡7、三浦皇成)

 6-12 フィアスプライド(牝6、坂井瑠星)

 7-13 ステラヴェローチェ(牡6、横山典弘)

 7-14 コレペティトール(牡4、岩田康誠・)

 7-15 ヴォイッジバブル(セ6、Z.パートン)

 8-16 エルトンバローズ(牡4、西村淳也)

 8-17 セリフォス(牡5、川田将雅)

 8-18 ダノンスコーピオン(牡5、戸崎圭太)



 馬場状態と枠順次第で、個人的にレッドモンレーヴには本命か対抗にしようとしてたのですが、内枠過ぎますね。

 最後方から最終直線でどこまでか?の完全な展開待ちにもなりますので、少し評価を下げるかも知れません。


 後はどうでしょうか? 穴で狙ってるダノンスコーピオンが大外枠に入りましたが、2年前のNHKマイルカップも大外枠からで勝ってますからね。特別悪くはなさそうです。



 全頭の簡単な個人的短評だけ、馬番順に今日は記載します。



 1枠1番カテドラル、8歳馬となり重賞戦線でも馬券外が多く、ここでは実力不足。夏競馬の小倉であればワンチャン


 1枠2番ガイアフォース、中距離のイメージ強いが、ダート戦込み1600mも(0.2.0.1)2着2回4着1回と崩れてはいない。昨年も安田記念は4着となっており魅力的だが、マイル戦だと差し脚質になるので、この1枠は鞍上込みで微妙で、上手く馬群を捌けるか。


 2枠3番レッドモンレーヴ、暴力的な末脚の持ち主。この馬の勝ちパターンに東京、良馬場、馬群が固まるレース。があるので、ここもそうなれば面白い存在。良馬場で6.7枠なら本命にしてた。

 内枠でも個人的には印は付ける。


 2枠4番ジオグリフ、器用貧乏なのが裏目に出ているのか、皐月賞以降は中途半端な成績が続く。マイル戦ではスピード不足だとは思う。


 3枠5番ナミュール、能力の割になかなか勝ちきれないが、牡馬混合G1を勝っているのだから、ここでも実力上位。ただ、大味な競馬をしてこその馬なので、この枠順だといつものように前が詰まることも……


 3枠6番ドーブネ、マイペースで逃げられれば、持ち味の粘りが活きるが、今回は同型馬もいるので苦しいか。小回り1800がベスト。


 4枠7番ロマンチックウォリアー、マイルよりは中距離のイメージ。先行抜け出しの王道競馬で、接戦を勝ちきれる勝負根性もある。

 アッサリと勝つ事もあり得る。

 負けるパターンがあるとすれば、ハイペースになり離れた外から、何かに差されるパターンか、この真ん中の枠なので、ゲート出て内と外から寄られ思ったよりポジションが下がり、直線で詰まるパターンか。

 非常に悩ましい存在。


 4枠8番エアロロノア、ピークアウトしてると思われる。突然の激走の見込みも薄い。後方一気にてっして掲示板に入れれば良い方。


 5枠9番パラレルヴィジョン、デビュー時から才能を認められていた逸材。マイル戦を危なげない先行抜け出しのレース内容で連勝したがどちらも中山。差しが決まりやすい東京でも同じ先行抜け出しのレース内容で勝てるかどうか? 馬場が渋れば面白そう。


 5枠10番ソウルラッシュ、前哨戦マイラーズカップの勝馬も、東京1600に置いては(0.1.0.2)かつ、マイラーズカップ勝馬が安田記念で苦戦してたりと不安要素は多い。実績・実力ともに十分て、おそらく1.2番人気になるだろうが、モレイラ騎手で不利なデータを覆せるか。


 6枠11番ウインカーネリアン、前走の高松宮記念4着だが、G1に6回挑戦し全て馬券外。ここも相手は揃っておりG1だと苦戦必至。


 6枠12番フィアスプライド、安田記念と相性の良いヴィクトリアマイル組も、牡馬混合戦での実績に乏しく、ルメール騎手からの乗り替わり込みで難しい競馬になるか。牝馬限定戦なら……


 7枠13番ステラヴェローチェ、紆余曲折あったものの、現6歳牡馬世代トップクラスの実力馬。穴人気しそうだが、大阪杯もメンバーがメンバーだったし、富士Sの走りを観る限り、上澄みあっても厳しいか。雨で重馬場とか馬場状態が渋れば買いたい。


 7枠14番コレペティトール、持ちタイムやマイラーズカップ8着を観る限り、買い要素は薄い。

 岩田パパの神通力やジーニアスで、馬券内来たらびっくり。


 7枠15番ヴォイッジバブル、香港と言うか世界最強マイラーと言って良い金60と良い勝負もしてる辺り、ロマンチックウォリアーよりマイル適性で言えば高そう。ナミュールやソウルラッシュにも先着しているので、本来の力が出せれば頭までありそう。

 不安は海外輸送した初戦は大敗してるとこ。

 この馬も悩ましい。


 8枠16番エルトンバローズ、1800なら好勝負出来ると思うが、1600のG1ではどうか?昨秋のマイルCCは4着も、その後の2戦は7.8着。変わり身あっても掲示板までか? 開幕週のような馬場であれば面白い。


 8枠17番セリフォス、一昨年4着、昨年2着と3年連続での出走。レベル高いマイル世代と戦ってきたので、ここでも実力上位。

 前年の安田記念連対馬で前走2着以内なら、過去10年(1.3.2.0)のデータも後押し。日本馬なら1番手評価。

 ピークアウトしてるのでは?との声もあるが、特別評価を下げる必要はないと思ってる。


 8枠18番ダノンスコーピオン、前走の京王杯SCで復調の気配は見せた。個人的には買いたいが、一線級のマイラーと相対すには、まだまだ上澄みが必要な気はする。

 府中マイルに強い戸崎騎手と、NHKマイルカップで勝った大外枠がハマれば久しぶりの馬券内も……福永調教師が自ら騎乗して調教付けてるのも良い方向にでれば面白い。

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