第90話 日本ダービー② 皐月賞組以外
ダービーの枠順が発表されましたが、今回は枠順抜きにして皐月賞組以外の馬を書いていきます。
青葉賞組からスキルヴィングとハーツコンチェルト。
青葉賞組からダービー馬は出てないのですが、その理由として良く挙げられるのがローテーションになります。
青葉賞からダービーは中3週になりますので、3歳の春という成長時期に、2400mを短期間に2度走るのは体力的にキツイと言われてます。
後はダービーに出たい馬が青葉賞をメイチに近い仕上がりで出してくるので、ダービーではお釣りがない。ってのも言われてますね。
では、今回の青葉賞組であるスキルヴィングとハーツコンチェルトはどうでしょうか?
スキルヴィング、前走の青葉賞を差し切り勝ち。
スキルヴィングに関しては、新馬戦(2着)から東京を使っており、未勝利戦2000m、ゆりかもめ賞2400m、青葉賞2400m。と、ダービーと同コース距離を使って来てます。
ゆりかもめ賞から青葉賞までも約3ヶ月開けてますし、青葉賞もダービーを見据えた前哨戦らしい仕上げとレース振りで、2.23.9の好時計を出してます。
何より関東馬で輸送もないですからね、本番でも上位に来ると思ってます。
ルメール騎手が継続騎乗なのも心強いです。
ハーツコンチェルト、青葉賞を2着。昨年のダービー馬ドゥデュースと同じハーツクライ産駒になります。ホープフルステークスや若葉ステークスのレース振りだと、小回りは苦手そうで東京が1番合ってると思います。
青葉賞で見せたように馬群を割ってこれる根性もあるので、決め手に欠ける部分はあれど、展開が向けば2.3着に来てもおかしくないとは思います。
新馬戦から乗り変わりなく松山騎手が乗ってるのも良いと思います。若葉ステークスで皐月賞への権利取りが出来なくて、青葉賞を使ってきた経緯があるので、スキルヴィングより体力的にはキツイとは思います。
青葉賞組の2頭は皐月賞組と比べても遜色ないと思いますが、ローテ的にもスキルヴィングの方が可能性はありそうですね。
京都新聞杯からサトノグランツ。
京都新聞杯経由でダービー馬になったのは、キズナとロジャーバローズがいますので、サトノグランツも期待は出来ると思います。
前走の京都新聞杯は素質馬ダノントルネードに競り勝ち3連勝でダービーに乗り込んできます。
期待は出来ますが、正直ダービーより菊花賞で買いたい馬ですね。
鞍上は前走と同じ川田騎手なのが心強いかも知れませんが、個人的に勝ってきたレースレベルが、そんなに高くないと思ってます。トップスピードに乗るまでに時間が掛かるタイプなので、瞬発力勝負になるであろうダービーは向かないと思います。
父のサトノダイヤモンドと同じく、非根幹距離の方が合ってる気はします。
併せ馬みたいな形で接戦に持ち込めば、京都新聞杯で見せた勝負根性で上位には来るかもです。
毎日杯組のシーズンリッチとノッキングポイントも面白そうではありますが、東京2400のダービーですと、距離が少し長いかな。と思ってます。
プリンシパルステークスの勝ち馬、パスクオトマニカ。
プリンシパルステークス経由でのダービーですと、何と言っても3連単285万馬券の立役者、コズミックフォースが思い浮かびますよね。
パスクオトマニカはスローペースで逃げ切ったので、ダービーだとそこまで上手く逃げられないと思いますし、最内枠でもない限り大逃げも自滅するだけなのでキツイと思います。
UAEダービー経由での参戦ドゥラエレーデ。
この馬は分かりません。。
ダートでの未勝利戦勝利からの、14番人気での芝G1勝利からの、ダート戦UAEダービー2着からの日本ダービー。
芝ダート兼用なのでしょうが、個人的にダート色の方が強いと思ってます。ドゥラメンテ産駒ではありますが、この馬はおそらく母父、オルフェーヴルの方が色濃いと思います。オルフェーヴル産駒にはウシュバテソーロやショウナンナデシコ等のダートG1馬もいますし。
何が何だか分からない馬なので抑えには入れます。
皐月賞組以外での個人的注目馬だと、スキルヴィング、ハーツコンチェルト、ドゥラエレーデの3頭になります。
枠順出たので明日か明後日に展開考察書いていきます。
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