第15話ぺろぺろクマガイヤ
混沌。
明日がこない。
絶望の混沌、世界の終わりと、始まりのリズム。
意識の覚醒。覚せい剤を打っているように、爆裂情動。
ぺろぺろクマガイヤ。
面白いネーミング、ですね。
それから先は、闇の中。
トンネルをくぐるとそこは、クマガイヤ、否、クマの厠だった。
芸術は、黄金のうんち。すなわち至宝、そして夢を追う詩人が一人。なにもやっていない、ように見えて、すかさずジャブを撃つ。これは闘い。でも弱い。詩人は繊細なもの。でも、生きる強さは、熟知している。父と母の面影、兄のため息。すべてを、クマガイヤ。いつか、今、あるいは、いつものいつか、どうでもいい、世界のことなどどうでもいい。家族が怖い。詩人はどうするか。このままでいい。このままが取り合えす、詩人が雲を追う世界。というよりエゴイズム。真実の姿。また、またよしよし。超えていきましょう。皆様。
ぺろぺろクマガイヤ。詩人が、ニーチェに変わる時、姿が変わる、そしてイエス・キリストになる。わははははは! と世界が笑う。いえすは「ん?」と十字架上で首を傾け、僕らを見守り続けている。これでいいのだ。これでいいのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます