第13話 少しずつ気温は上がっていくが

 私は、最近あることを感じている、それは、少しずつでも気温が上がっていってるということだ。

しかし、それは、私にとって、まだマシというところだった。

私は中学の時、真夏日でも冬服を着ていたので、まだこの気温じゃ寒いということだった。

 そんな中、学校に行くと、明日香が自分の席で凄く震えていた。私は、すぐに明日香のところまで行って、明日香を抱きしめた。

「絵理奈、寒いよ~」

「私にできることは、これくらいしかないから」

 私たちはしばらくの間抱き合っていた。

そして、午前中の授業が終わると、私たちはとあることについて話した。

「そういえば、明日香は夏でも冬服着るの?」

「当たり前じゃん。絵理奈もぜったい着るでしょ!」

「確かにそうだけど」

「そういえば、絵理奈、最近気温上がっているの感じる?」

「うん、感じるけど、まだ全然寒い」

「お互い頑張ろうね」

「あと、絵理奈は、何度くらいで寒く感じなくなるの?」

「35度くらいかな~ 明日香は?」

「私は36度からだけど」

私たちがそう話していると、5時間目の授業の予鈴が鳴った。

そして、私たちは急いで5時間目の授業の用意をした。

 今日の授業が終わると、今日は珍しく、明日香と図書室に行った。

そして、寒がりに関する本を探したが、図書室にはそんな感じの本は一切なかった。

そして、私たちはいつものように下校した。

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