私だけの異世界

碧色

第1話 転生、宣誓

「知らない天井だ、、、」


思わず人生で1度は言ってみたかったセリフを口からこぼしてしまう。だが、口に出し終わってからその異常さに気づく。


「まじでどこ、、、やだ、、こわい、、」


知らない天井は怖い。新しい発見である。周りを見渡すと雰囲気のいい山小屋のような場所の硬いベッドに寝ていたようだ。


自分が昨日何していたか思い出す。大学の授業が終わってからへとへとになって家に帰ってからはカクヨムで異世界転生物の小説を書いていた、はずである。


すると枕元になにかを見つける。シーリングスタンプが押してあって中2心をくすぐられるThe手紙という見た目。シーリングスタンプ、1度はやってみたいものである。開けて中を見る。


「こんにちは。あなたの異世界用意しました。ぜひお楽しみください。」


なるほど、異世界転生じゃねーの。だが、こんなんでもカクヨム作家(?)、異世界転生などお手の物だ。


「俺の異世界にしてやるぜ」

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