小瓶の中には。
「あの…これは?」
私は皇君にこの小瓶のことを聞いてみた。
すると、皇君は人差し指を口に当てていった。
翔「みんなには内緒ね♡」
私にはそれが何かとても恥ずかしく思って顔が熱くなるのが感じられた。
翔「…嘉枝ちゃんはさ、こ」
キーンコーンカーンコーン
「あ、申し訳ありません!チャイムの音で…なんとおっしゃられました?」
翔「…何でもないよ、またあとでね!」
2時間目
皇君は来なかった。
3時間目、4時間目…結局来なかった。
私はなぜかむずむずした。
昼休み
私は独りぼっちなのでいつも誰もいない屋上で弁当を食べることが多かった。
今日もいつも通り屋上に行くとこの学校で有名な不良が誰かとけんかしていた。
「はあ…ついてないですわ…別の場所に行きましょう」
すると、不良の声が聞こえてきた。
不「おい、皇翔輝くんよ~、その程度かよ?」
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