②猫西くんの新世界 ~でも「づぼらや」はありません~
ゴロゴロ卿
プロット
◯概要
突然新世界に転移した主人公が同じ新世界に転移した恋人といろいろ育む物語。しかし新人類の無垢なる知的好奇心によりその営みは困難を極める。
◯世界観
◆背景
旧人類文明が滅亡した後の世界、魔法というでたらめな力を得て急激に進化した新人類(ネコ科獣人とイヌ科獣人)が旧文明の文化を吸収して成り立った社会。
経緯は「本文 まえがき」参照
⬥魔法について
・誰でも使え、身体能力の強化と新陳代謝の肩代わりをするのが基本
・接触したものの温度を変えることができる。基本加熱。過剰な加熱はできない
・ネコ科獣人は癒しの魔法が使える(ゴロゴロして発動)
◆新人類=獣人
・獣から進化した二足歩行する生物。独自の文明社会を築いている
・平均身長は200cm、体脂肪率3%~10%、中にはFFMI 30 Over
・外見も中身も野生の性質を色濃く残す
・お風呂は好きだが烏の行水
⬥魔法によるもう一つの影響
・強大な力を得た見返りに二足歩行となった頃から徐々に繁殖力が減退
その影響が限度を超えた時点で新たな繁殖方法に移行
・世代を継ぐために
そのため新世界では召喚=誕生、本文ではもっぱら誕生と称す
⇒この召喚がごく稀に異質な存在を招く。主人公たちがこの召喚を被る
・性に対する意識が希薄になり、性的二形(特に体格)も薄れていく
⇒しかし他種族の性行為に対する興味は失っていなかった
だから人間の交合に興味津々(これが肝)
・同種の男女で世代を残す必要がなくなる(これも肝)
・種族も性別も超えて気の合う同志で家族を構成する社会制度となる
・次世代を残す危機に見舞われたため、子供に対する愛情は非常に深い
たとえそれが異質な存在でも
⬥ネコ科獣人
・トラ、ヒョウ、ライオン、あとはイエネコ系。適宜そのほか
・もともと甘みを感じないので
・だが酒は飲む。元大型獣は大虎、浴びるほど飲む
⬥イヌ科獣人
・キツネとイエイヌ系。適宜そのほか
・でも酒は飲む。嗜む程度とわきまえて飲む
◆旧人類=未来人
・魔力の影響を受けたが獣とは影響が違いすぎて生存競争に勝てなかった
・ごくわずかに残った旧人類は、絶滅危惧種として居留地に保護される
・そして滅亡確定。理由は保護を拒否するなど闘争をやめなかったから
◆生活
⬥衣
・保護する必要も隠す必要もないので衣類は小物入れとして発展
・観光地では雰囲気を出すために旧文明の文化、例えば着物もあり
⬥食
・肉食。噛みちぎった肉は飲み物。穀物不要
・イヌ科は甘いものも好き。新世界では甘いもの=果物
・基本煮炊きに火は使わない
鉄板や石板、鉄鍋を魔力で熱して余熱で焼く(そのほうが加減しやすい)
⬥住
・建物は石造り
ただし、観光地やお役所は外見木造、つまり木材で側を化粧している
他にも観光地では旧文明を模した京町屋風の佇まい
・家具や生活のための小物が現代人基準でクソ重い
⬥交通
・移動は走るが基本。荷物を担いでも馬より早い。だから乗馬は発達しなかった
・馬は馬車のみ(金持ちの道楽)。荷馬車もいざとなれば自分たちで引っ張る
あとは食用
◆
・枝川と申川の三角州上を中心とした地域で獣人たちの観光地
・滅亡前の古代の街並み、昭和初期の京町屋を参考にして作られた
・目抜き通りの商店街は片側にネコ科獣人、反対側はイヌ科獣人の店が並ぶ
・双方の中心となるキツネの女将さんが仕切る甘味処と、
肉しか出さないトラの大将の食堂が通りを挟んで睨み合って建っている
⬥筋肉食堂
・主人公が召喚された場所
・実態は大衆食堂。食べ歩き向けの串焼きのスタンドも併設
・看板猫(イエネコ)を飼っている。名前はタマ(タマ四世)
・メニューは牛、馬、豚、鶏、あと鼠。付け合わせもある
・男性は白のタンクトップに紺のトランクス、腰に小物入れ
大将の胸には「筋肉」、他の従業員は「筋肉食堂」(縦書き、横書き、斜めも)
・女性は白のチューブトップに紺の短パン、腰に小物入れ
胸に横書きで「筋肉食堂」
・鬣食堂の犬猫は出禁
・イヌ科の客のほとんどが食後に甘味処に立ち寄る
・甘味処の女将以外は筋肉食堂の常連。ただし女将もテイクアウトのファン
⬥甘味処 稲荷
・ヒロインが召喚された場所
・少し通りにはみ出して
・看板犬(大型イエイヌ)を飼っている。名前はポチ(ポチ七世)
・新世界の甘味とは果物。そんなに甘くなくていい
甘味: クレープの上に安定用の生クリーム載せてその上にカットした果物
飲み物: ミルク一択
・制服は日本風
女将: 曼珠沙華柄の振袖、耳を挟むアクセサリー(彼岸花をアレンジ)
女性: 鮫小紋柄に
男性: 臙脂の作務衣上下に前掛け
・筋肉食堂に働くイヌ科は甘味処の常連
⬥
・秋の章で登場、筋肉食堂のライバル。木天蓼とはマタタビのこと
売り上げで負けているのは、甘味処が近くにないからだと思っている
・店主はライオンの男性、甘味処の女将に何かとアプローチ。上記解消が目的
・従業員もライオン。店内は基本女性が仕切っている
・メニューは筋肉食堂同様肉のみ。大型のネコ科イヌ科がターゲット
猪肉、鹿肉、羊肉が中心、雉肉も扱う
・制服は黄色のタンクトップにトランクス(男女共通)、腰に小物入れ
背中には特大の「肉」一文字
・男性は焦げ茶の三角巾を被る(鬣を隠したくないのではみ出しまくっている)
・筋肉食堂の犬猫は出禁
⬥
・鳴尾里の中にある観光地としての神社兼、病院
◆
・鳴尾里から一山超えた所にある温泉観光地。鳴尾里成功を受けここも日本風
⬥温泉宿 百獣の湯
・冬の章で登場する温泉宿。離れも広く結構大きい。当然日本風
◆
・人類居留地と付属研究所のある場所。付属研究所は高天と呼ばれている
◯主要キャラクター
◆
・主人公♂、一人称はボク(夏梅はマタタビの別名)
・高校三年、十八歳。六月六日生まれ
・受験を無事に終えヒロインと同じ大学に進むことが決まっている
・関西圏の地方都市から少し離れた町の老舗の甘味処の長男
・中学から、家業を手伝って店に出ていた
・軽度のシスコン
・ガリではないがひょろっとした体格(これ必須)
・運動も勉学もそれなり、容姿もそれなり(並みちょっと上)
・いわゆるザルで全く酔わない
・あだ名は当然「ねこ」
ヒロインからは、なつめくん(幼い頃から)⇒なつたん(付き合い始め)
⇒なつくん or なっくん(高三から)⇒なつさん(人類二人を自覚後)
・犬好きで犬を飼っている。大型犬でそろそろ老犬。名前はポチ
・歴史好きな帰宅部。高校は自転車通学。コテコテ関西人の一面アリ
・幼いころは小柄でいじめられっ子。いつもヒロインに助けてもらっていた
そのころから少し内向的かつ奥手
・高一のバレンタインからヒロインと付き合い始める
・人目を避けて手を握る程度の関係。「好きだから大事にしたい」ヘタレ
ヘタレと言ってくれる人がいないので自覚はない。ヒロインも肯定するし
・高二の夏休みにキスまであと一歩まで急接近したことはある
⇒主人公の部屋: 母親が友達のおばさま連中連れて押しかけてきて中断
ヒロインの部屋: ヒロインの親父(髭面ロシア人)に見つかって中断
さらに包丁持った親父に追いかけまわされる(おいしい絵面になるはず)
・その後、ヒロインにねだられて体格づくりに励む
・大学入学までの間にヒロインと姉と三人でトレーニング中に事故に合う
⇒未来へ飛ばされる
・召喚直後からこき使われ、鍛えられ始める
・年々逞しくなり、そのうち背もヒロインを追い抜く
◆
・ヒロイン♀、ロシア語で“Эмилия”。一人称は私
・主人公と同じ学校に通う(追いかけた)、同じ学年の幼馴染。二月二日生まれ
・大学受験を無事に終え、主人公と同じ大学に進むことが決まっている
・主人公の甘味処と同じ商店街の肉屋の一人娘
・中学から家業を手伝うようになり、肉切り包丁を振り回している
・主人公の影響もあり主人公の姉に憧れている
・金髪碧眼のスレンダー美人(父がロシア人のハーフ)
・運動も勉学も主人公を凌駕
身長も主人公よりちょっと高くて、普段から踵の高い靴は履かない
・筋肉質だが浮き出ないよう体を作っている筋肉フェチ
筋肉に惚れて筋肉に落ちる性格(これ必須)
・アルコールにはめっぽう弱い。酒粕の匂いで酔う
酔うと大胆になるが、間もなく眠る
・愛称はエミ、主人公からはエミちゃん(幼い頃から)
⇒エミさん(なつさん呼びしてから)
・猫好きで猫を飼っている。まだ若くてやんちゃなネコ。名前はタマ
・体操+新体操部(担当教官に恵まれ二部門混合)
・通学はずっと主人公と一緒
・幼いころは快活なおてんばで、いじめられる主人公のナイト
・中三くらいから猫かぶり含めいろいろ磨く。高校でイメチェン
以降普段から多重に猫をかぶっているので、大人しくて控えめ
・高一から主人公と付き合い始める。ヒロインからアプローチ
・高二の夏休みにキスまであと一歩まで急接近したことはある
その際に主人公の胸板に触れて筋肉不足にがっかり
・その後、主人公を鍛えようと一緒にトレーニング。効果は表れていない
・大学入学までの間に主人公とその姉の三人でトレーニング中に事故に合う
⇒未来へ飛ばされる
・召喚後はふさぎ込んでいたためしばらく外に出なかった
そののち年々逞しく
◆
・主人公の姉♀、十二歳年上。未婚の社会人、五月五日生まれ
・ヒロインより美人で高校時代から引き締まったボディに出るとこは出ている
・ヒロインに自身を重ね、二人の関係を応援している重度のブラコン
羨ましいとヒロインにこぼしていた。本当に羨ましくて仕方がない
・トレーニング中の事故で重傷、数週間後息を引き取り未来へ飛ばされる
◆
・新世界に転生していた主人公の姉♀、千百合。愛称ちゆ
・主人公たちより前の時代に赤子として転生したため再会時十八歳
・新世界の文化、慣習に馴染んでいる。つまり新人類の発想を持つ人間
◆筋肉食堂
⬥タイガ …… トラのネコ科獣人♂
・店の大将、身長八尺(240cm)の脳筋。新世界での主人公の親の一人
・座右の銘は「鉄腕強打」、釣り目枠のサングラス、外すと可愛い目が現れる
・実はとある国の後継者、葛葉と駆け落ち同然に家出。でも喧嘩して別れる
⬥モミジ …… ミケネコのネコ科獣人♀
・No.2、経理かつ接客担当。通称姐さん。ミケネコ四姉妹の次女、常識獣人枠
・大将と女将がもめても冷静。主人公のよりどころ
・タイガの元側近。タイガが連れ出した。このことは葛葉も知っている
◆甘味処
⬥
・女将、身長五尺三寸(160cm) 。新世界でのヒロインの親の一人
・実はとある国の後継者、タイガと駆け落ち…… 以下略
⬥
・No.2、経理かつ接客担当、常識獣人枠
・女将と大将がもめても冷静。一人だけ割烹着
・葛葉の元側近。葛葉が連れ出した。このことはタイガも知っている
◆鬣食堂
⬥レオ …… ライオンのネコ科獣人♂
・店主、身長六尺六寸(200cm)の脳筋
・筋肉食堂の大将からはチビと呼ばれている
⬥ボタン …… ミケネコのネコ科獣人♀
・No.2、接客担当。ミケネコ四姉妹の三女、常識獣人枠
◆素戔嗚神社
⬥リョーナ …… ライオンのネコ科獣人♀
・代表兼、医師、当然男勝りで身長七尺(210cm)の脳筋。通称先生
・病院で「今日も繁盛してる」とのたまうちょっと困った人
⬥サクラ …… ミケネコのネコ科獣人♀
・職員。実質仕切っている。ミケネコ四姉妹の長女、常識獣人枠
◆有馬温泉街 百獣の湯
⬥アレクサンダー …… ライオンのネコ科獣人♂
・主人、身長八尺(240cm)の脳筋、お姉言葉、通称アル
・「主人」と呼ばれることを嫌い、「女将」と呼ばせている
タイガはわざと「ご主人」と呼ぶ
・タイガの旧友、いろいろライバルでもある。今は筋肉的に
⬥レイラ …… ライオンのネコ科獣人♀
・番頭兼中居頭、かなり小柄でイエネコのネコ科獣人並み、常識獣人枠
◆高天
⬥パトラッシュ …… ブービエ・デ・フランダースのイヌ科獣人♂
・一年目冬の百獣の湯の泊り客
・人類居留地付属研究所の主任研究員。医師の資格を持つ。通称教授
・鳴尾里のコンセプトを考え、街を造った人物
⬥カシワ …… ミケネコのネコ科獣人♀
・人類居留地付属研究所の職員。ミケネコ四姉妹の四女、常識獣人枠
◯物語構成
構成は主人公目線での記述
◆一年目 (一巻分の想定)
まえがきと序章で二千文字程度、春夏秋冬の各章は二万~四万文字程度
⬥まえがき
背景紹介
⬥序章
新世界: 召喚の様子
⬥春の章 ―― 召喚から再会
・ここは異世界?! 召喚主は脳筋タイガー
現代: 大学受験後の入学までの間
早朝、ヒロインと姉と三人で朝のランニングに出る ⇒事故に合う
新世界:
夜、筋肉食堂二階の一室。獣人に囲まれたど真ん中に裸で召喚
店の大将から自分の子だと告げられる。「独り立ちできるまでは養ってやる」
無事あだ名はネコとなる
翌朝起床、部屋の扉が開けられない ⇒助けを呼ぶと飛んでくる獣人たち
主人公の腕力不足を認識 ⇒扉に潜り戸追加を決定(猫用のやつの大きいの)
開店準備を手伝うがすべての物が重く筋肉痛に ⇒注文と客引き係に任命
翌日から主人公の客引きが評判に ∵普通に働く人間は珍しい
往来で女将に値踏みされる ⇒大将登場、女将と一戦交える
翌日夕刻、客引きする主人公へ女将がうちの娘だとヒロインを紹介 ⇒再会
二人は一緒に暮らしたいと主張 ⇒自立もしてないのにと却下
⇒ヒロインの意向もあり主張を引っ込める
少しだけ二人にとなり、どこにするかで大将と女将が揉める
⇒主人公の意向で甘味処に
翌日からヒロインも店を手伝う
数日後、閉店後に軒下の縁台に遠慮がちに肩を並べて座る二人
お互いが新世界で生きていく糧であると認識(重いのはダメ! 軽い表現で)
思い切って主人公の肩に頭を預けるヒロイン
⇒驚く主人公にヒロインも怯むシーンでこの章幕引き
⬥夏の章 ―― 水際のイベント
・夏だ! 川遊びだ! でも水着はないよ
今年も川遊びイベントに出店すると大将が宣言
集会所(素戔嗚神社)で川遊びイベントの調整会議 ⇒参加する大将に同行
出店準備に駆り出される
筋肉食堂は屋根付き客席付きの大型屋台(組み立て式海の家)と大がかり
普通の屋台(お祭り屋台)を準備する甘味処のヒロインに見とれる
イベント開始前日は予行演習を兼ねた街の者たちの川遊び
泳げるか確認される主人公 ⇒剥かれて川に投げ込まれる
⇒少し流され下流で岸に上がる ⇒そこに甘味処一同。裸でヒロインとご対面
ヒロインの水着代わりの筋肉食堂制服(チューブトップに短パン)に見とれる
駆け付けた大将と女将がもめる
⇒主人公は褌に。ヒロインひそかに大喜び
イベント期間中、食堂と大型屋台を行き来して働く
たまのお休みはヒロインとお祭りを回る ⇒普通に手を繋げるようになる
夜に河川敷で逢引 ⇒場所を変えても邪魔は入る
イベント後、夕方、河原でヒロインに髪を切ってもらう
空に丸い大きな天体
⇒月の模様に似ている気がすると感傷に浸る二人で、この章幕引き
⬥秋の章 ―― 祭りだワッショイ
・天高く肉欲(肉を沢山食べたいという意味)の秋! 秋祭り! 御神輿は正装で
大将が秋祭りの参加を表明
⇒お祭りメニューの開発を言いつけられる
集会所(素戔嗚神社)で使用する山車を籤引き
新メニューの参考に鬣食堂を訪問 ⇒スパイと決めつけられ逃げ出す
後日、筋肉食堂のお客にアンケート
⇒鹿肉と猪肉を提案 ⇒「鬣食堂で何見てきた!」と却下
夜、山車の倉庫で逢引 ⇒邪魔が入るのはお約束
お祭り始まる。観光客の貸衣装も威勢のいいのに変化
定期的に目抜き通りを各店担当の御神輿が練り歩く。男女問わず正装=褌一丁
筋肉食堂の御神輿の日 ⇒主人公は無理やりに褌に「この夏締めただろ!」
甘味処の御神輿の日。ヒロインは不参加と聞いていた。
⇒ヒロインはこっそりチューブトップに正装で参戦
⇒御神輿の上で逆立ちやボール技を披露して歓声を集める(さすが体操部)
最終日の山車競争(タイムアタック)
何人も乗せていかに早く走れるか、目抜き通りの端から端までを折り返しで競う
筋肉食堂の番では主人公は山車の上 ⇒折り返しで落ちて病院送り
病院のベッドでヒロインに看病される主人公
ヒロインに体を拭いてもらう。汗だくだったろうし
拭き終わったころには主人公は眠っていた ⇒ヒロインが寝かせる
⇒主人公にシーツをかけ、その上から筋肉の確認をするヒロイン
最後はそっと主人公の上に上半身を預けるヒロインのシーンでこの章幕引き
⬥冬の章 ―― 温泉はいいよね
・冬だ! 慰安旅行だ! 温泉だ! でも混浴の概念はない
雪かき当番が回ってくる(夜中!)
⇒雪に埋もれる主人公。凍傷一歩手前で病院送り
慰安旅行は二泊三日、
出発の日の早朝、甘味処一行は素戔嗚神社一行とどこかに馬車で出発
午後、筋肉食堂一行は有馬温泉へ出発、当然走る ⇒主人公は途中から荷物扱い
山越え、雪山で一泊
翌日午前中に百獣の湯に到着
百獣の湯主人(雄ライオン)が出迎え
筋肉食堂一行は大部屋。窓もあり床こそ
昼食後一休みしてから一行は宿の前の広場で雪合戦
そこへ甘味処一行到着 ⇒いたずらっぽく笑うヒロインにデレデレする
初日の夜、みんなで温泉に ⇒そこには甘味処一同
「えっ、混浴?!」「混浴ってなんだ。いつもみんな一緒だろ」
躊躇する主人公 ⇒湯船に蹴り込まれる。タオル取り落とす
続いて湯船に飛び込む大将たち ⇒それを咎める大将と女将の口論が始まる
一段落してお湯を楽しむ。獣人一同は烏の行水で先に上がる
⇒湯船に二人きり。次第に狭まる二人の距離。首から上は優先して接近
⇒あと少しのところで竹垣が倒れて獣人一同登場
温泉上がりに酒宴。暴れた結果、主人公は先生のお世話に
二日目、山登り、山腹の神社にお参り
主人公は登り後半荷物扱い ⇒夜には筋肉痛
二日目夜、酒宴
事前に「全員酔いつぶして夜、会いに行く」とヒロインへ根回し
ヒロインに頼まれた先生の手引きで小部屋に炬燵で二人きり
筋肉痛の主人公をヒロインがマッサージすることに(やっぱり体操部?)
⇒散々飲まされた主人公は酒臭い
そのせいでヒロインはマッサージしながら大胆な姿に
⇒ヒロインは酔い潰れて倒れる。女将乱入、ヒロイン回収して撤収
⇒主人公は大将と先生に連れられて飲み直す
最終日早朝、主人公とヒロインは二人きりで足湯を楽しむ
二人の向かいに、泊り客だというイヌ科獣人が座る
⇒「君たちは人間じゃないかい?」と問われ肯定
⇒彼の語る旧人類文明の滅亡、わずかに残った人間について耳を傾ける
⇒鳴尾里の筋肉食堂を訪ねてもらうことを約束
最後に名前を聞かれてロシア語表記も伝えるヒロイン
⇒イヌ科獣人の目が輝く
立ち去るイヌ科獣人を見送りつつ二人のキスシーンで一年目幕引き
◆二年目
⬥春の章 ―― 訪問者
・お花見宴会と教授、お前もか
お花見開催。並行して出店(お祭り屋台)
朝から花見の場所取りを命じられる主人公。申川沿い
宴会に突入
順番に宴会を抜けてお祭り屋台を回す。酔わない主人公、酔えないヒロインは重宝
温泉街で会ったイヌ科獣人=教授(By 先生)が素戔嗚神社を訪ねてくる
教授はしばらく素戔嗚神社に身を寄せることに
∵人間の性行動に興味津々だからと先生がばらす
教授と一緒に人類居留地を訪ねたいと望む二人 ⇒却下(自立……)
⇒ヒロイン家出、だが夕方には戻る
⇒こっぴどく怒られるヒロイン、しばらく外出禁止
⇒忍び込んだ主人公がヒロインを慰めるシーンでこの章幕引き
⬥夏の章 ―― 新たな出会い
・旧人類曰く、「〇〇に励んで、産めよ増やせよ」
教授が費用と引率を引き受け、二人の人類居留地への訪問を提案
⇒当初却下(いつもの)、秋までには戻る条件でしぶしぶ了承
高天、人類居留地にて
居留地の旧人類は老人のみ ⇒滅亡確定
⇒人間二人きりを強く認識
老婦人と面会
⇒二人きりに引き籠らず、獣人との関係を大事にと諭される
付属研究所の発掘資料を閲覧
⇒とある資料をヒロインが読めた
⇒教授の仕事を手伝うことになるヒロイン
主人公は現地のトラの親父(大将と知り合い)の食堂でバイト(因縁?)
もうすぐ秋という頃、高天を出発する馬車のシーンでこの章幕引き
⬥秋の章 ―― 三人目
・三人目の人間。そして銭湯開業
恒例の秋祭り中、親に連れられ千幸(転生していた千百合)が訪ねてくる
⇒甘味処で主人公とヒロインの話が千幸の記憶と一致することに気づく
⇒主人公は千百合だったと信じるが、ヒロインは懐疑的(やきもち込み)
千幸、親にせがんで素戔嗚神社へ冬の間住み込み
新しい施設、銭湯完成
開店前、試しに交代で入浴 ⇒筋肉食堂と甘味処が同じ日になるのはお約束
男女別の脱衣場でほっとする主人公はその先で「やっぱりか」
銭湯を出て見上げると大きな煙突(飾り)
⇒左向きの♨温泉マークを見上げて笑う二人のシーンでこの章幕引き
⬥冬の章 ―― 私は千百合じゃない
・千幸の関係回復大作戦
慰安旅行先、
今年は入浴が別々になるよう温泉女将が計らう(壊されたら困る)
宴会後、主人公は温泉へ
温泉上がりに三人で雑談
⇒千幸から獣人には
鳴尾里
千幸、筋肉食堂へ出向。主人公との関係を深める
千幸、次は甘味処へ出向。当初、ヒロインとはぎすぎす
⇒千幸、ヒロインと二人長風呂。仲の良い様子に覗いていた女将は安心する
千幸、鳴尾里を去る。ヒロインにだけ言い残すシーンでこの章幕引き
「私は千百合じゃない」
◆三年目
⬥春の章 ―― 急接近
千幸からの情報で主人公を甘味屋に誘う女将、それに対抗する大将
⇒しばらく交換。そつなくこなすが、元のままがいい
お花見では、主人公の膝に座ったり背中から抱き着いたりと積極的なヒロイン
∵現代人基準で大胆でも新世界は気にしない。主人公もまんざらでもない
⬥夏の章 ―― 千幸再来、そして定住
千幸が鳴尾里の銭湯に就職、主人公たちを驚かせたいからと緘口令
川遊びの隙をついて銭湯での初デートを強行するヒロイン、と主人公
⇒街中にうわさが広がる。そして獣人たちの期待にまみれ銭湯大繁盛
⬥秋の章 ―― 拗れ
千幸が一因で二人の関係に問題発生。ヒロインは自分の責任と思いつめる
大将と女将、それぞれの周りに謎の影がちらつき始める
⬥冬の章 ―― 関係再生
大将と女将の頑張りもあって温泉宿で三人はよりを戻す
大将と女将への接触があからさまになる
◆四年目
⬥春の章 あるいは 終章 ―― 大団円?
大将と女将の過去が明かされ、これからについて問われる
「優しくしてもらっているなんて口が裂けても言えません。
でも大切にされていることは間違いありません」
ラストは国王から「人間の営みを見せてくれんか」で完結
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