どうでもいい日記

@abc2075

7月26日 炭酸水

 それにしても今日は暑かった。私はあまりのどがかわくほうではないがさすがに今日はすごかった。家に帰るや1リットルの水を一息で飲んでしまった。しかも10秒以内で。

 こういう夏であるが、こういう時にこそ楽しいことがある。それは炭酸水である。炭酸水をそれだけで飲むのである。つまり何も味付けをしないということである。砂糖も入れない。ジュースも入れない。何も入れないでそれだけ飲むのである。

 まず大きな銀色の金属製のコップを用意する。1リットル入る大きさである。その中に大きな氷を入れる。そして炭酸水を入れるのである。それを一気に……と飲みたいのであるが、さすがにただの水とは違い炭酸水は一気に飲むわけにはいかない。のどの中がちくちくしてやけどしそうになるからだ。しかし気持ちだけはさすがに早ってしまう。なるべく早く飲まないと炭酸水の、ちくちくしてやけどしそうにはなるが、あの心地よい味というかのど越し感がなくなってしまうからだ。もっともそのようないいことはなくなってしまうが、その埋め合わせとでもいうもので補ってくれる。つまり氷でますます冷やされていくということである。最初の一口は炭酸水の一番の長所を味あうことができる。しかし最後はもう味あうことができない。その代わり最大に冷えてくれているのである。この冷えというものは今日のように特に暑いときにはありがたいものである。

 銀色の金属製のコップといったが、夏は透明なグラスよりもいいと思う。見ただけで涼しく感じるからだ。確かに炭酸水の場合、グラスの底から湧き上がってくる無数の気泡、これが見れないのはもったいないかもしれない。しかしやはり夏である。夏は涼しげさを演出するほうがいいと思うのだ。透明なグラスで楽しむのは春と秋がいいであろう。

 私は何も味付けはしないといったが、かき氷の青色のシロップを少し入れるのであればいいかもしれない。炭酸水が青色になればより涼しげに見えるからだ。さらに緑色のシロップも少し入れるといいかもしれない。基本はあくまでも青色である。そこにほんの少しだけ緑を入れるのである。緑青である。青緑ではない。

 ここまで書いてきたらまた炭酸水を飲みたくなった。   つづく

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