第8話屋上
水原は、市川を屋上に呼び出した。
「そう簡単に藤田はやらんからな!」
「わたしはあなたを藤田君が好きな可愛いた女性でいて欲しかった。でも、最近のあなたは彼氏と喧嘩して勢いで転校して来たでしょう?」
「そりゃ、最初はそうだったけど‥勇次?」
屋上に現れたのはつぐみの彼氏の勇次だった。
僕は、昼休みに勇次を連れて来た。
事情を話したら2人は仲良く手を繋いで帰って行った。
「俺はかませ犬か?」
「そんな事はないですよ。正直、今回は冷や汗もんでした。」
いつもクールな、水原が汗をかいていた。
水原を知らないうちに僕はバックハグした。
僕は、意味も分からずバックハグして「あ、ごめん。」と謝った。
水原は、少し微笑んだ。
「あ、数学の宿題見せて!」と僕は水原に頼み込んだ。
「良いですよ。」
わたしの気持ちを握った分だけ。
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