寒暖春報 透明
@My_Life_Of_Music
第1話
昨日はとても暑かった。
昨日はまだすぐれていた。
昨日は風が強かった。
ようようなさまでいらっしゃる
目が覚めると痛い、足を置けば震えがくる
コップを持つ手も、
洗濯機のよう
布団に潜れどまだ痛い。
布団は狭い。
私はうずくまる。
震えが消える、
灯りをつける。
私の冷たい春の始め
寒暖春報 透明 @My_Life_Of_Music
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます