時空を飛ぶ列車
朱汎
序章
第1話 プロローグ
2022年9月22日 月曜日 7時46分
僕はいつものように高校に行くために道を歩く。工事現場の音がうるさい。
世界を変えるようなビルを作っていると聞いた。なんと大袈裟な…
そんなことより彼女が欲しいものだ。
「…危ないぞー!!」
突然「ガン!!」と大きな音がした。
その音がなんなのかと上を向くと、鉄骨が迫っていた。
ただ、何かがおかしい…
時がとまっていた。
鉄骨は目の前で静止している。
すると突然大きなメロディーが流れ始めた。
『テレテレテン🎶テテン🎶』
僕はその音を聞くととてつもない眠気に襲われ寝てしまった。
起きて目が覚めると。
そこには『空の上で停車をする列車』があった。
「おはよう。
天使のような翼がついた青色の瞳をした髪の長い少女が言った。
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