第12話怒りの火

業火に焼かれる豪華なディナー。

中空を飛んでいく、再生のバイタリズム。リズムに乗って、絶望のコントラスト、

乞食な奴らは、嫌みな奴らを、ぶった切る。わけがない。ただ、通り過ぎる、それが常識人のレッテル。学者ぶった馬鹿は、猿どもを教育する。その猿どもから、しんの馬鹿が生まれる。天才と呼ぶ。ジレンマのジーニアス。セクシャルな日の、狂ったパーティ。さようならダンス。暗がりのダイズ。転げまわる、絶叫のローテンション。ハイソサエティなビジネス。ウォール街を歩く。背むしのネズミ。取れれば、常識人。とれなければ、革命児。もんどりうった、せめてもの、SM人。天びんにかける普通人。

何と呼ぶ? そう自由。

貴様らに自由。ナッシング。ナックルパンチ。ぶった切って殺す、ソードの相当な、ワードマン。

内側に沈んでいく、スイミングスイマー。

冒険の宝物。パールマン。パーマンの二十一号。

伝説の騎士、ロンググットバイ、絶滅カウンティング、終わりの瞬間。始まりの、日のフラワー。孤独なディールが続く。口先だけのくさい奴ら。ぶん殴る札束、燃え上がる女。フールな奴ら。こんちわ、人類様。腐ったディールが続く。駆け引きと呼ぶ。正直者は、死ぬだけ、でも、真実物は、永遠と鳴るだけ。音楽。モテたい奴らが訊く音楽。耳をつんざく、耳栓が欲しい。電撃が、走る。そして耳から火が出る。豪華な業火。

ディナーショー。

移りゆく、季節。季節感のない革ジャン野郎。

「おお馬鹿者」

俺は言う。

「行動できない馬鹿は、単なる偽善者」

 そして、行動する奴は、本物の馬鹿、その逆だ。

 さあどうか?

 と自分に問いかけてみるとごまかす。

 それが人類。

 憐憫? 弱者をいたわる、困窮者をいたわる憐憫? かわいそー。

 ん?

 お前は、何ができる。

 お前は、命を懸けられるか。

 はっきりおう。完璧な偽善!

 その「かわいそう」は、何も生まねえんだよ。

 近づく領域、糞ピエロのビッチファッカー。かわいそー。それはお前のことを言う。

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