青春の3ページ目くらいからサブヒロインの自己紹介で始まるラブコメ?モットーは作者ファースト!
グレイジー
第1話 青春の3ページ目くらいから始まる物語
さくら「一番最初は肝心…ということでサブヒロインである私から自己紹介しますね」
黒髪ロングで整った顔立ちの女の子がバスの中で話し出した。
藍「なんでだよ!!主人公は!?俺は?!メインヒロインは!?」
さくら「はいはい、今そんなツッコみいらないから。ていうか設定的に私たち高1の6月で今からクラスで親睦深めましょうの合宿で移動中のバスの中だから。青春の3ページ目くらいからスタートだから。スムーズな進行心がけてね。ゴホンッ。とりあえずみなさんこんにちは。私の名前は
藍「よく自分で言えるな」
さくら「事実なので。この作品では主に解説を担当することになります。ヤ〇チャよりは役に立ちます」
藍「なんてこと言うんだ!!?」
さくら「で、こちらのツッコみをしている男の子が
藍「俺の紹介雑じゃない!?主人公の扱いか?」
さくら「うるさいですねえ…一応ちゃんと紹介しますよ。藍君の特技は速読とそれに伴う視野の広さですね。それ以外は特になんともないです。平均以上には大抵のことできます。容姿も身長もまあ平均よりは上って感じですね。」
藍「一応平均よりできるんだ」
さくら「ただの凡人だと話づくりが難しいので。それに視野広め設定にしたら『そこ危ないよ』って女子の腕引っ張って密着…みたいな展開にしやすいらしいです。良かったですね。ナンパ向きじゃないですか」
藍「まって、人聞き悪すぎる。っていうか秋野さんはなんでそんな事情を知ってるの?」
さくら「解説役なので、あとさくらでいいですよ」
藍「おい、解説役って作者事情の解説?」
さくら「はい、だからサブヒロインの私が一番最初に紹介の機会を貰えたんですね。この作品のモットーですよ。作者のやりやすさ第一!例え邪道だろうと作者がやりやすいならその道を突き進みます」
藍「もしかして今が合宿先に向かうバスの中って設定は…」
さくら「誰が4月の一番最初で『誰に話しかけよう…』とかしてる陰キャなあなたの話を読みたいんですか?さっきも言いましたが青春の2ページくらいはもう終わってます」
藍「ぐうの音も出ねえな。てか俺陰キャ扱い?」
さくら「陰キャって程でもなく…普通くらいですね。視野が広いってならサッカー部やバスケ部のスポーツマンにしてもよかったらしいのですが…」
藍「それで良かったじゃん。ラブコメできそうじゃん」
さくら「カーストトップの陽キャがラブコメしてるのは書きたくないし知らない世界だから書けないとのことです」
藍「何の私怨だよ…ご都合主義すぎるぞ」
さくら「そう言う物語です。そんなこと言ったらうちのクラスのメンツは妙にキャラ濃いなって思いませんでした?何が起きても、事件になる様になってますよ。というわけで次のキャラ紹介です」
さくらに引っ張られてきたのは可愛らしい女の子。
さくら「
菜乃「思ったよりひどい紹介だなあ!特技ならあるよ!」
さくら「なんです?」
菜乃「美味しい味噌汁が作れます!」
さくら「作者曰く私の方が料理は上手らしいですね」
藍「身も蓋もない…」
菜乃「もう~!他になんかないの!?」
さくら「他にですと…一番最初にラッキースケベが起こる予定です」
菜乃「絶対いや~~!!!!」
さくら「巨乳好きなかたは菜乃のラッキースケベまでは読むと良いと思いますよ」
菜乃「ちょっと!?私で読者釣らないでくれる?」
さくら「そのためのキャラですので…存分にお願いしますよGカップ」
菜乃「呼び方ぁ!てか今どき大体のキャラ巨乳じゃん!どうせこの作品も他にでてくるでしょ!!」
さくら「その風潮、作者はあまり好きじゃないらしいですね。大きければいいわけじゃないというのは同意見です。そのためとんでもないスタイルのキャラが当たり前のように登場する世界線ではないようですね」
菜乃「ああ…さくらちゃんあんまりないもんね…」
さくら「あ゛?」
菜乃「…さーせん」
バス内の気温が一瞬3度くらい下がった。
菜乃「ふう…どうします?自分の出番を楽しみにしてそわそわしてる人もいるんですが…既に私含め3人も新キャラが出ているのでこれ以上出すのは読者に優しくないかなとも…」
「「「「え??」」」」
藍「じゃあこの話は俺らだけで終わりってことで」
菜乃「そうね、web小説って絵がない分覚え辛いだろうし」
さくら「だそうですので他の人たちは次の話まで待っててください」
藍「次の話があればいいけどね…」
菜乃「そこは頑張ろうよ!5話は書こうよ!」
さくら「そうですよ、菜乃のラッキースケベまでは書かないと私が嘘ついたことに…」
菜乃「その運命だけは変えてみせる」
では、何でもありのラブコメスタンバイ!
――あとがき――
酷い話が始まったなあ…
面白かったら星やコメントやレビューやらお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます