第8話 世界が年老いたへの応援コメント
初めて自死を決行した翌日の朝、廊下で看護師が
「それは……1億5千万ですね」
って、雑談していました。
僕は直感的に賠償金だと思い込み
傷が癒えた後も、鍵が掛かった別館の個室に閉じ込められると言う
悪夢を頭で描きました。
2月だったから、プロ野球の年俸交渉の時期でも無いし
桁の異様に多いあの数字は、何を意味していたのかな?
作者からの返信
たぶん、列車での人身事故のことではないでしょうか。
私の母が社会福祉士で、福祉関係の仕事の関係上、人身事故のその後の話を聞きます。
列車を止めたら1億円は軽く請求が来る、と母が真剣な顔で言っていました。
母が精神保健福祉士の習得のため、病院で実習があったんですが、1週間の実習中に5人も自殺未遂で運ばれてきたよ、と言っていました。
そういう現実的な話を聞くと、私自身が死にたくなったとき、ガードになるんですよ。
親戚が生活保護課で働いているんですが、自殺の現場を何度か、後始末に立ち会ったことがあり、話を聞くだけでもつらい。
逆にそのリアルな話が踏みとどまる根拠になっています。
育人さんも希死念慮に見舞われることもあるでしょう。
そういう今もきつくなる時が私もあるので。
やっぱり、死んだらいけない、と母が支援者だからこそ、思えます。
編集済
第5話 記憶を探る少年への応援コメント
終身刑?
少年は確たる記憶が無いのですね。
断片的な記載が伏線になる仕組みなのかな?
作者からの返信
伏線です。
この作品は私が21歳の時に書き上げて、新人賞に3回くらい投稿したけど、全部一次落ちでした。
結末は構想を得たときからありました。
カクヨムさんのランキング初登場で107位になったので、諦めずに投稿して良かったなあ、と思いました。
影響を受けた漫画に山岸涼子さんの『スフィンクス』と『悪夢』という短編漫画があります。
異世界転生のような、ミステリーのような、サスペンスのような、ジャンル分けがしにくい作品ですが、結末から考えれば、ミステリーだと思い、ミステリーにジャンル分けしました。
第1話 少年詩編への応援コメント
朔太郎さんは、セカチューの
主人公の名前でもありましたよね。
君の膵臓をたべたいの主人公の名前も
作家由来で
やるんだったら
太宰龍之介とかにすればいいのに
ポップな感じにまとまっていました。
紫陽花の表記が好きです。
こころって脳ですか?
それとも心臓ですか?
智恵子は東京に空は無いって
言ったけど、あるよ。
東京スカイツリーってね。
こんな感想でごめんなさい。
作者からの返信
東京スカイツリーと智恵子抄のフレーズをかける……!
笑点ならば座布団何枚だろう?
紫陽花は四葩の花や手毬花という異名もあるそうですよ。
知り合いの知り合いにあの芥川龍之介のひ孫という方と会ったことがあります。
もちろん、知り合いの知り合いなので、面識はないですが、少し飛び跳ねました(笑)
第3話 初秋への応援コメント
素敵な世界観ですね、書き手の方の本意とずれていたら申し訳ないんですけど、抽象的な言葉を積み上げていくスタイル好きです!
応援してます!
作者からの返信
ありがとうございます。
長いお話ではありますが、主人公・透がどんな過酷な人生の旅路を乗り越えられるか、見守って下さい。
素敵なコメントで胸がいっぱいです。