第5話 【アスカの実家】
湖畔で見つめ合う2人。
どちらかともなく、恥ずかしそうに目を外してしまいました。
待ってて、きっと、きっと未来で。
とうとう会えましたね。
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「私の家、来る?」
いきなり、実家招待です。
「はい」
犬のように付いて行く、京太郎です。
ハッ!?
「狙撃!?狙撃なのか?」
「この距離からの狙撃。3km以上あります。金メダリストでも、無理です」
サングラス部隊が、臨戦態勢に入っています。
頼もしい。これで大丈夫。
「愚かなことを。私が死んでも・・」
「え?」
アスカの一言が気になりましたが、京太郎は、とりあえず歩いて行きます。
町外れの寂しいところを通りすぎて、さらに歩いていきます。
「ここって、確か部落。でも、もう人は住んでないハズ。水も電気も」
「え、神社?」
「そう。あそこが、私の今の実家よ」
「あんなところ、Googleマップにも、ありません」
サングラスが、言いました。
その刹那!凄い衝撃。
必殺の殺気が、京太郎を襲います。
「ワカ!」
京太郎は、それを受け流しましました。無傷です。
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「なかなか、やるな。これを外したのは2人目。龍門渕の先代以来だ。まぁ、ヤツは必死で飛んでかわしたが、無様な格好だった」
「父さん」
「え?」
「俺が飛鳥の父、那岐野狂蔵だ」
「えっ、あの那岐野様?」
サングラスが、腰を落としました。
「さっき銃で撃ったのがいたが、可愛いのに、洗脳されとるな。ロシア語を話してたようだが」
「サーニャちゃん?なぜ」
「まぁ小者だ。汚い家だが、寄って行くか?」
「はい」
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全員が、囲炉裏の周りに座っています。
サングラスは、土間に腰を降ろししたのですが。
「構わん。お前らも、ここに来た縁だ」
そういうことで、全員が囲炉裏を囲んでいます。
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古い古い家です。
奥に書斎があります。
無数の英語、仏語、独語、ロシア語、ラテン語、ギリシャ語、サンスクリット語、漢語・・。見たことない文字もあります。
「フン、飛鳥はアレ全部読んでいる。俺は、読めない言語があった。お前、ちょっと明日の朝までに、全部読んでみろ」
「ちょっ」
でも、やれないとは言えません。
サングラスたちの期待値も、MAXのようです。
「いいでしょう。その代わり、できたら娘さんの事、この家の事、すべて話してて頂けますか?」
アスカ!狂蔵の書斎。
いつか放送予定!おたのしみにーーー。
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