　昼には太陽が昇る。夜には月が昇り、星が輝く。

　また、南東の空の同じ位置へと常に留まり続ける光環（ハロー）という光のリングがある。これは昼には見えなくなり、夜にのみその姿を現す。

　北極星はないが、まとまって光る青い四つ星の交点から北極を割り出すことができる。

　天文や光環（ハロー）について詳しくわかっていることは少ないが、少なくとも人々の生活に根ざしてはいる。

　また光環（ハロー）の謎の多さや神秘性から、その向こうに死者の国があると信じる人が多い。

　時間単位は小さい順から秒・刻・日・週・月・年。分にあたる言葉はなく、「半刻」「四分一刻」などの表し方をする。

　60秒で1刻、

　18刻で1日、

　7日で1週、

　4週で1月、

　10月で1年　として換算される。現実世界の1時間と物語世界での1刻はほぼ同じ長さとなる。

　また、年号は享世xxxx年として記載される。享世元年は西方大陸に初めて火の神が顕現した年とされている。

　日付の書き表し方は享世xxxx. xx. xxのように、ドット区切りで表記する。

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