休息地点

　※読みたくない方はバック推奨です。敵味方混同しています。

小紫甘楽（こむらさきかんら）

前半の『離別編』にて。孤立した九竜（くりゅう）を助けるためにサードニクスに挑んで戦死。遺体は持ち帰ることは叶わなかったが、命を賭した行動に感銘を覚えたサードニクスが保管していた。

遺品である『屍喰（しぐらい）』は生き残った九竜に受け継がれた。その他諸々の私物は葵が引き取っている。

ルイ・ポルリルー

吸血鬼。前半の『底辺編』にて。葵を相手取りながら罠にはめて甚振り尽くすも歯牙にもかけていなかった九竜や真理たちの連携攻撃に足元を掬われる形で死亡。遺体は他と変わらない形で処理された上にエウリッピらには記憶の片隅にすら残ることはなかった。マレーネは埃レベルも覚えていないだろうと思われる。

委員会の方々

中盤の『偶像編』にて。エウリッピが提示した不老不死に釣られる形でスパイ行為を働き組織を私物化したことから芥子川（けしかわ）が起こしたクーデターによって大半が死亡。

残った面々は後日裁判で処刑される手はずだったが、芥子川が死亡したことから宙ぶらりんのままエウリッピの強襲によって皆殺しに。

天長凌地（あまながりょうち）

中盤の『破戒編』にて。エウリッピとマレーネの奇襲から芥子川を守るべく単独で残るも本気を一瞬見せたマレーネの前に戦死。首は切り離されて芥子川に手渡され、残された遺体は回収されて埋葬された。

＋過去について

元は田舎から上京したミュージシャン崩れ。平凡な生活に嫌気がさして都会に飛び出すも芽が出ず、生活はガタガタになって焦りと苛立ちから最終的には暴力沙汰を引き起こした挙句に吸血鬼が相手だったせいで死の淵に立たされる。そのまま殺されてもおかしくない状況だったが、たまたま芥子川に回収されて人工吸血鬼（ヴァルフェクト）になった。

芥子川皇鉄（けしかわこうてつ）

中盤の『破戒編』にて。奇襲を仕掛けてきたマレーネと丸腰で相対し、生き残る光明を見出すことに成功するも見事に地雷を踏み抜き死亡。死に体となっても諦めずに戦おうという姿勢を崩さなかったためマレーネに遺体は粉砕された。

＋過去について

東京の一般家庭の生まれ。ごく普通の家庭で育つも実母が駆け落ち、精神を病んだ父親から虐待を受けた。托卵だったことを後に知ったことと自らの境遇から家族を持たないと決めている。また、原動力になっていた理想世界の構築も自らが目撃してきた出来事が根幹に存在している。

組織とは大学時代に接触し、以降は現場で実績を重ねながら力をつけた。一方で人工吸血鬼の実験を主導するなどあくどいことも相応にやっている。

糸場銀麗（いとばぎんれい）＆貴船紡金（きふねつむぎ）

中盤の『蟲毒編』にて。運悪くエウリッピが引き起こした委員会の粛清に巻き込まれる形で戦死。遺体は揃って死蟷螂・臨界突破（エンプーサ・オーバーロード）に取り込まれてエネルギーの1つとして今も搾取されている。

＋過去について

生まれ自体は相当に裕福な家庭だったが、実母がどうしようもないほどに男にだらしなく父親も家庭を顧みない仕事人間だったことから早々に家族は崩壊した。離婚後は親権を父親が求めなかったこともあって母親に引き取られるも闇金からの借金を残したまま蒸発し、2人が売り飛ばされそうになっていたところを仕事で乗り込んできた芥子川らに救出された。