おすすめアニメ七作目 プラスティック・メモリーズ

今回おすすめするアニメはプラスティック・メモリーズです!


このアニメの舞台はアンドロイドが発達した世界。人型で、心を持ったアンドロイドであるギフティアが開発されて人間社会に溶け込んでいます。彼らは見た目も性格も普通の人間と変わらないのですが、違う点はすでに寿命が決まっているところ。約九年四ヶ月。これ以上たってしまうとギフティアはやがて自我をなくしていき、ひどい場合には暴走してしまうので、寿命を迎える際に回収しなくてはなりません。


そんな世界で、主人公水柿ツカサはアイラという少女とギフティアの回収係として働くことになります。はい。勘づいた方もいるかも知れませんが、アイラはギフティアなんです。というかギフティアの回収には別のギフティアが同行しないといけないので。そして彼女もまた寿命が迫っていて……紆余曲折ありながら、彼らはやがて残された時間をともに彩っていきます。わかりきった結末なんですけどね。というかあとの展開がわかるからこそ、途中の一つ一つの描写に心揺さぶられました。


そして、今回は柄にもなく真面目なことを書いていこうと思います。


大切な人との別れは辛く悲しいものに違いありません。互いに相手を想いながら引き剥がされてしまうのだから。でも、大切な人との最後の思い出が辛い感情だけで染まってしまうのは何だか悲しい気がします。最期の時が来るまで楽しむ、その時までにちゃんと気持ちを伝えるって大事なことですね。なかなか簡単にできることではないですけど。


ここからは個人的な意見になりますが、だからこそ何気ない日常の中で気持ちを伝えることが大切だと思います。現実世界では突然別れが訪れるときもありますから。普段の生活で、面倒くさいと感じて感謝の気持ちを伝えなかったことや、素っ気ない態度をとってしまったことは誰しも多少はあるんじゃないでしょうか。そういうことを減らして、相手に自分の気持ちを少しずつ伝えられるようになりたいですね。


最後の最後で保険をかけるようで申し訳ないですけど、泣ける系のアニメって合う・合わないがあると思います。ささらない人もいるでしょう。それでもおすすめしたいですね。



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