第3話 5月 主人公は11歳「フットボール・アカデミー1」
2022101216:01
「フットボール・アカデミー1 ユナイテッド入団!MFジェイクの挑戦」
トム・パーマー著(イングランド・リーズ生まれ。リーズ・ユナイテッドファン)
岩崎書店 2013年4月30日発行
イギリスの地方都市に住む11歳のジェイク。中学へ進学する直前からお話が始まる。父親は息子の学業成績より背が低いことを心配している。
9〜18歳を育成する「ユナイテッド・アカデミー」の入団テストの場面を中心に読み聞かせました。
入団試験中に
無事、ジェイクも気さくなユニスも入団を果たす。
チームはキャプテンが意地悪で、その腰巾着がいたりする。監督はいかつい見た目とは裏腹に温かい人でよかった。
読み聞かせをするとき、感情をこめるか、淡々と読むか。どちらがいいのかという問いがあります。
読み聞かせノウハウ本では「淡々」推奨。感情を込めて読むと、読む人の主観が入ってしまう、受け手の子どもがその本に対し先入観をそこで持ってしまうのが良くない、という理由です。
ある劇団が主催する朗読を聞く会に行ったことがあります。ステージや劇の練習の発声ではなく、普通の読み方をされていました。でも、内容はよく頭に入り、後の質問コーナーで話の内容についてひとつ聞きました。
しかし、読むのがスポーツ物などだったら。緊迫した練習や試験や試合内容を淡々と読めない人もいるのではないでしょうか。
試験や試合中の指示、監督やキャプテンのセリフはビシッと、主人公などが悩むシーンはそのように……。
それ以前に、聞こえないとか、イマイチ何言ってるのかわからない、というのは避けたい。
でも、これは思い起こせば、大昔、または昔、またはちょっと前に教室で国語などの授業で先生から教科書の何ページから読みなさい、と言われて読んだことを思い出してみる。聞こえません、聞き取れません、とか言われた人は少ないのではないか。
そして小学校の朝のお話会は、生徒の机と椅子を後ろに下げ、、前の教卓近くで子ども達が半円形に床に座って、自分は少し上から椅子に座って相対して発声するから、聞き取ってもらいやすい。教室の半分しか使わないし。
安心してもう好きなように読めばいいですよね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます