女の子みたいなボクたち～まだまだちっちゃな恋

第11話

中3の修学旅行で関西に行った。

大阪でバスに乗ったら、バスガイドさんに

｢あら～、西表島で会った3人組ちゃう？｣

って言われて、バスガイドさんのことをよく見たら、西表島でビキニのブラのひものほどけてた、その時、女子高生のお姉さんだった。

｢うわ～、あの時の～、えっちなお姉さん～｣

って、3人いっぺんに声を出してしまった。

その可愛いお姉さんといっしょに、太陽の塔まで行った。

｢わたしはバスで待ってるから、みんなは太陽の塔の中に入って観てきてね～｣

って言われて、ボクと一美ちゃんと麻琴ちゃん3人で太陽の塔の中に入った。

下から上へ上がっていくにつれて、地球の生物の進化の過程を観ること出来た。

当時の万博に携わっていた人たちの情熱を感じられて、めっちゃ感動してしまった。

そのあと、万博記念公園にある民族学博物館にも行ってみた。

世界中の色んな民族の展示に圧倒された。

とても1日では観てまわれないほど、凄い充実した展示だ。

｢こんな良き博物館、なかなか世界にもないだろう～｣

って思った。

｢ロンドンやパリにも、こんな良き博物館ないよね～｣

って思った。

バスに戻って、バスガイドさんと話をした。

｢ボクは可愛くて、えっちな下着を集めてるんです～｣

って言ったら

｢わたしも好きで集めてるわよっ｣

って笑っていた。