死にたい

奏〜カナエ〜

死にたい

死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい


 後悔が心を押しつぶす。深い海の底に心臓だけが取り残されている。誰に乞う事も自分でどうする事もできない。後悔だけが残り続ける。どうにかなると少しの希望を持ってどうにもならなかった時の絶望感。家族に友人に他人に迷惑をかけた。なんで物事というのはうまく行かないようにできているんだろう。心を落ち着かせるためにこんなことをしても現状は何も変わらない。ただこの絶望を文章に変える事で少し心を落ち着かせられる気がする。

 




 あぁ、もう電車が来る。




 待っていたような。ほんとは来てほしく無かったのかも。最後まで心の中はぐちゃぐちゃだ。


 深呼吸を一つする。


  顔を上げて僕は足を踏み出した

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

死にたい 奏〜カナエ〜 @mukiziro

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る