第16話 魔女の弟子
高校3年生の7月、友里は幼馴染で恋人の駒井優の家に同居することになった。
家族にも認められて、結婚する予定の同居だ。
近頃友里は、優の両親に、優について様々なことを聞いては、試している。
一緒に住めば住むほど、友里にとって完璧無欠な恋人、優の両親がより完璧に見え、友里が褒めると、優が「あの人は魔女だから」という。その言葉を捕まえ、友里は「魔女の弟子になりたい!」と言い出した。
「幼馴染とはいえ、知らないことがいっぱいなんです」と友里。
「優は友里ちゃんに、ダメなところは見せたがらないからな」と父。
「では友里ちゃんに、秘伝の書を授けましょう」と母。
それはまるで、優の取扱説明書。4人の子どもたちそれぞれに芙美花が書き綴った、好きなごはんや、初めて話した言葉、小さな思い出、それらが詰まっている日記だった。
「きゃああ!」と歓喜の悲鳴を上げた友里は涙目で、その顔は恋人というより、優のフリークの様相だった。
「でもね、これだけは約束して。必ず、優に頼ること!」
「え」
友里が戸惑う。優の力になりたいと思うことが、愛情ではないのかという顔で立ち止まっていると、ニコリと芙美花がわらう。
「その意味が分かる様になったら、弟子にしましょう」
楽しそうに手を振る芙美花の腕には、魔女の杖が見えた気がした。
「芙美花さんは僕より忙しいのに、年々魔女らしさを増しているな」
「うふふ、好きでしょう?」
「愛してます」
という、優のらぶらぶな両親を見本にしたいと本気で思ってしまった友里17歳はその日からせっせと努力を開始した。
そんなある日のこと、友里は夕飯をひとりで作ることを任された。つまり。
(優ちゃんをお嫁さんにする資質が試されてる!?)
などと、浮かれて考えてしまうような状況だった。駒井家は全員が家事を担う。皆ができるので、全て分担作業で、ひとりでもできる。友里は、不在がちの両親のおかげで家事はそこそこできるが、誰かと分担する場合の状況にまだ慣れてない。
「優ちゃん!頼りにしてるね!!」
言葉だけで、友里が発してみるとそれを聞いていた芙美花がうんうん、と頷いた。頼りにされた優は、予備校に紹介された家庭教師のアルバイトを辞める為の挨拶があると説明したばかりだったので、「え!?」とすこし盛大に驚きつつも、友里に名指しされた嬉しさをかみしめるように頬を赤く染め、佇まいを直して頷いた。
「うん、出来るだけ早く帰るよ」
「ユウチャンカワイイ!」
「???」
友里は優の可愛さをかみしめ、そんな優の伴侶として生きる、覚悟を決めた。
:::::::::::
「友里ちゃん、お疲れ!」
午後8時半。優が、汗だくで玄関から駆け込んできた。178センチの長身、長い手足を大いに活用して、友里が歩くと十歩はかかる広い駒井家のフロアを数歩で友里にたどり着く。短い髪から、玉の汗が落ち、整った肉の薄い頬を滑り落ちた。
「優ちゃん、おかえりなさい、お風呂、おさきにどうぞ!」
友里が汗だくでも美しい恋人を笑顔で出迎えると、優が黒目がちな瞳を丸ませて、気が抜けたような顔をした。
「お風呂ぐらいは洗おうかと……」
「それで急いで帰って来てくれたの?ありがとう、予備校どうだった?」
夏ゆえの自分の汗の量に気付き、優は慌てて、友里の言葉に甘えて脱衣所に向かう。予備校でのあれこれを話しながらなので、歩く優の後ろを、友里はついていく。「滞りなくやめることはできなくて、月一で早良さんちに行く事にはなった。受験が終わり次第、次は早良さんの受験だから」と、家庭教師をしている優は生徒の女子のあれこれを言う。しばらく友里はうんうんと聞いていたが、一枚二枚と夏の装いを脱いでいく優に、段々といたたまれなくなり、目を外した。しかし、優が気にせず全ての服を脱いで、浴槽に入る間も話すので、友里がいて当然だと思っている優を愛おしく思い、白い壁を見つめて邪念を追い出すことに専念した。
ざっと全身を洗って、優は濡髪で脱衣所へ出てきた。友里が裸の優に思わず悲鳴をあげた。ピカピカに輝く優を指の間から見る。
「優ちゃん、ごめん!」
「?友里ちゃんだから、はずかしくない」
「だめ!わたしが一番危ない!!」
友里の肌が、少しでも見えれば「はしたないよ」と隠すのに、優は思い切りが良い。優は優で簡素なTシャツに短パンを合わせながら、「友里ちゃんは恥ずかしがるところが謎だなあ」などと言っている。
「どのくらい出来てる?」
なにも気にしていない様子の優に、夕飯の進み具合を聞かれ、友里はハッとして、思考を巡らせた。居間へ戻る。
「お肉に負けてるの」
友里が言うと、グラム単価が〇千円の牛肉を、大事そうに掲げた。優はそんな友里を愛おしく思いながら、肉の下処理をパパッと仕上げ、あっという間に焼き上げた。友里が炎のあがるフライパンに賛辞の瞳で拍手をすると優は少し照れたようにはにかむ。
「副菜はね!トマトとシラスの冷ややっこ。そうそう、ヨーグルトとパイナップルを混ぜたものも作ったよ、ミキサーにかけたらラッシーにしても良いし!」
友里は炊飯の始まっている炊飯器や、バゲットなどを指さし確認しながら、冷蔵庫の中に入れてある料理を説明する。
「優ちゃんミックスビーンズとアボカドのサラダって食べれる?それも出そうかな、ゆで卵あえるだけになってる!」
「うん、わたしの好きなものばかり」
優が、ニコニコと友里の言葉を聞く。
「あと、レンコンのぱりぱり煮もあるんだよ!」
優はくすくすと笑う。
「今日は遅い時間だし、みんな、そんなに食べないよ」
「あ!」
張り切りすぎていた友里に、優ははにかんで、友里の髪の先をそっと撫でた。
「すごく頑張ってくれて、ありがとう。母からレシピを聞いたのかな?みんな友里ちゃんだけに任せちゃうのすごく気にしてたよ。お風呂も廊下の掃除まで頑張ってくれたんだね、それでも、一人で家事の負担を重くすることが、ないようにするね」
嬉しいが、気張りすぎているのではないかと優は友里を心配した。
「えっと優ちゃんを頼りに、とにかく優ちゃんが好きなものだけ作ったり、喜んでくれるかなってことをしただけなの。ちゃんとできてる?その……お嫁さんっぽい?」
友里に聞かれ、優はハッとした。友里が、恋人から優の配偶者になる準備をしていることに気付いて、なんと言ったら友里の気持ちを削がないか、一瞬で色々と思考を繰り広げたが、最適解が思い浮かばす、オウム返しになる。
「う、うん、お嫁さんっぽい……」
ふわっと友里が微笑むので、見惚れる優。
「じゃあ、頭撫でて~」
甘えてくる友里に、優は「う」と一瞬ひるんだが、それでも、友里の丸い頭部に手を添えて、そっと撫でた。スリスリと子猫のようにふんわりとした笑顔になる友里に、優は赤い顔になる。
「けど!これじゃ、ハウスキーパー寄りだから!わたしを頼りにしてるっていってくれたから、わたしの仕事も残しておいてくれるかと思った」
「ドーンとお肉を残しておいた」
「母みたいに……なっては困るけど!!」
優は少し、自分の母親に敵わない部分が多く、製薬会社に勤めながらも趣味も完ぺきにこなす母を「魔女だ」と思っているので、友里はくすりと笑ってしまう。
「あのね、黙ってたんだけど、魔女の弟子になりたいの」
「だ!」
なにか言いかけた優の言葉を友里は待つ。
「だめ!だめ!!友里ちゃんはそのままでいて」
優がため込んだものを吐き出すように言うので、友里は困ったように笑った。
「芙美花さん素敵だから」
「それはすごい嬉しいし、娘のわたしから見ても母は製薬会社でしっかり地位を固めているのに、家族との時間も大事にしていて、憧れるけれど……」
優が戸惑っていると、兄の彗が帰宅した。
彗がお風呂へ行くと、続いて予定よりも少し早く優の両親が帰宅して、夕飯の仕上げを請け負ってくれた。
友里は、カレーも副菜も好評で、ホッとした。魔女の弟子の件を、許されると思ったが、芙美花はなにも言わないので、友里もなにも問いかけることはなかった。
::::::::
ふたりの部屋に戻ってくると、優が、友里を抱きしめた。
「勉強しなきゃなんだけど、ちょっとだけ。今日はありがとうね、おつかれさま」
優が言いながら、友里もその胸におさまる。
「……その、魔女の弟子の件なんだけど」
優の小さな声に、友里が「ん?」と小さく首をかしげる。
「別に、うちの色を友里ちゃんが変えたっていいんだよ、自由に、友里ちゃんが幸せに暮らせればそれでいい」
優が憂鬱そうに言うので、友里は優を、ベッドに押し倒し、その顔を見つめた。
「わたし、魔法使いになりたいの!優ちゃんの心配とか全部吹き飛ばす魔法をみつけて、使いたいんだ!!」
友里が魔女の弟子になりたい理由を言う。つまりは、優の為だと気付いて、優は一度目を閉じてから、もう一度友里を見つめた。
「それはありがたいけど……でも、友里ちゃんはいろんな魔法がすでに使えてるよ」
「え?」
「……」
優が赤い顔で俯くので、友里は少しだけ照れて叫んだ。
「そこまでいったら、恥ずかしがらないでちゃんと言って!優ちゃんをメロメロにしてるってこと?」
「そう。格好つかないな、もう」
照れて少しだけまゆをひそめる優に、友里は正面から抱き着いた。
見上げる友里は、少しだけ不機嫌そうで、優はしり込みしてしまう。
「魔法で好きにさせてるだけ?」
「あ」
不服そうな理由がわかって、優は声を漏らした。
「ごめん、そうだね。いつでもわたしの不安を取り去ってくれる友里ちゃんは本当に魔法使いみたいだけど、それは、友里ちゃんにとって普通の事だものね。わたしにだけ特別に感じている部分だ」
早口で、自分に言い聞かせるように言う優に、友里は少し戸惑う。(わたしって、そんなかんじにおもわれてるの?)ともじもじとポニーテールにした長い髪の毛先を撫でる。
「優ちゃん」
「でもね、友里ちゃん」
言い訳を言おうと口を開いた友里に、そっと友里の頬からこめかみに、優の唇が触れる。
友里の腰あたりに添えられていた優の手が、指を絡めて友里を抱きしめた。
「友里ちゃんの瞳に見つめられると、好きとしかおもえない」
「……!!」
「頬の丸み、髪の後れ毛。八重歯もかわいいし、肩も、どこもかしこも柔らかそうで、触れたい」
指先で、言葉通りの場所をやさしく撫でながら、優が友里にだけ届く小さな声で言う。容姿のことを言われると思っていなかった友里は、息をのんで怯んだ。
「すべてが魅惑的で、わたしを惑わす魔法だよ」
「……!!もう!急に恥ずかしいこと言わないで!」
優は汗をかいて赤くなっている友里を見つめる。キスをしたくなったが、ほんの少しでは我慢できそうもない気がした。
「変わってほしくない、でも、わたしのためにしてくれるって聞くと、嬉しいって気持ちのほうが大きいよ」
「優ちゃん」
友里が優に飛びつき、優は唇に同じ歯磨き粉の味を感じながら、ベッドへ押し倒された。優にとっては華奢な友里だが、優に体躯を預けるとそれなりに重いため、身動きが取れず、優は焦った。
「ん、ふ……っ、友里ちゃん、ちょ……」
「ん」
角度を変えて、激しく唇を奪い合う。
ギシと、優のベッドが鳴って、友里がハッとして、赤い顔の優から体を浮かせた。
「ふう、ありがと。お話が一段落してお勉強したそうな顔してたからちょっと先にもらっておきました」
ふざけたように起き上がって、友里は優を見つめて言った。
「……」
しかし、無言の優に、腰をグッと持たれて、友里はごくんと喉を鳴らした。
「……」
友里が優の前髪をそっと撫でるように指ですくうと、トロンとした瞳を友里に向ける優に、どきりとした。本当に魔法にかかっているようだ。
友里は、髪を撫でていた指を、そのまま、優の整った頬のラインに添えるように滑り降り、耳の傍で止まる。そっと包み込むように両手で優の頬を撫で、優の唇をもう一度奪うと、優がくるりと反転して、友里に覆いかぶさると、ベッドへ倒された。
「……っ」
「……っ……ぁ……っ……」
しばらく口づけの音だけがして、赤い顔でお互いの体をまさぐった。
「はぁ」
吐息がこぼれる。もう一度キスをして、友里は優のパジャマの腰あたりをぎゅうと握った。
「友里ちゃん、わたし、勉強なんてひとかけらも思わなかったよ、キスしたら、我慢できないなとおもっていたんだ」
フウフウと息をして、優が言うと友里が赤い顔で答えた。
「だから……魔女になれば、こういうまちがいが起こらないかなって……」
ハアハアと息が乱れたまま、ふざけたように友里がいい、照れながら優にぎゅうと抱き着く。
「まちがいなの?」
「……じゃない?」
「わたしにとっては、予定調和よりも、友里ちゃんが思いがけないことをするたびに、プレゼントの箱を開けるような気持ちになるけれど」
「嬉しい。わたしも、そうかも。優ちゃんがわかんない時も、優ちゃんがわたしのこと大事に思ってくれてるって思うほど……ドキドキして、嬉しくなって……あ!」
「ん?」
うっとりと、友里の何度目かの告白のような言葉を聞いていた優は、突然の大きな声に驚いて、友里を見た。
「優ちゃんに頼るって、そういう意味かな?」
優が首をかしげる。友里は、魔女の弟子になる条件「優を頼る」の意味をすこしだけつかんだ気がして、ニコッと唇の端を上げた。
「あのね、頼るって、優ちゃんに寄り掛かることだと思ってたの。でもね、優ちゃんがわたしを、あ…‥」
「ん?」
「わたしのことを、愛してるって、自覚するってことなのかも、って」
「……」
「頼りにするって、寄り掛かって歩くことじゃなくて、一緒になにかをする時に相手を信頼して、相手の事ばっか気にして自分を変に曲げることじゃなくて、自分らしく行動する、自由に行動できるってことなのかも」
自分の気付きをまとめるように口に出していた友里は、穏やかな瞳で見つめる優に気付いて、赤い顔で興奮して作っていた小さな握りこぶしを広げて下げた。
「優ちゃん、”まだ気づいてないの?”って顔してる」
「うん」
「あ、愛されてることは、わかってるよ」
「そうだね」
「でもね、時々、自分ばっかだって思っちゃうの」
「わかるよ、わたしもそう」
優は友里の頬を撫でる。
「だから、こういうこと、して、確認、するのかな?」
友里がしどろもどろに言うと、優は「そうかもね」と言いながら友里を引き寄せた。唇が触れる前に、友里はちらりと時計を見て、確認するように優に問う。
「平日だよ、優ちゃん」
(平日だけど、良いの?)と勉強などの予定が詰まっている優を心配する意味だ。いつもなら、友里のこの一言で優は友里の気遣いを感じて冷静を取り戻し、はあと熱を放つようなため息をこぼして、己の欲望を抑えるのだが、しかし、優は友里もしたいと気付いていた。
「今のは、いや、って意味じゃなくて」
「うん、わかってる」
「……気持ちが読めるの?」
「普段は全然わからないけど、今だけわたしに伝えてくれてる」
友里は赤い顔で、優に抱き着いて、頬にくちづけをした。
「優ちゃんだけに、わかる魔法だ」
ふふと小さく笑うので、優は、本当にそうだと良いなという気持ちを込めて友里を抱きしめた。
優が、興奮している瞳も、呼気も、興奮を抑えようとしてしないことがわかり、友里は少しだけゾクっとした。
柔らかく大きなぬくもりに抱かれながら、ふたりはお互いを愛し合った。
::::::::::::
朝。
夕飯が遅かったこともあり、6時半の朝食は友里の作った副菜をサラダに、スープなど皆で用意した。
朝の苦手な友里は、少しだけぼんやりしつつ、配膳をがんばる。
兄の彗が、ふたりを学校まで車で送っていく事を申し出るので、優は首をかしげつつ、眠そうな友里を慮って、その申し出を快く承諾した。
「友里ちゃん、こっちは良いから、コーヒーを落とし始めて」
「はあい」
友里が小走りに台所の奥へと急ぎ、パチンと用意されたコーヒーメーカーのスイッチを入れた。少しだけソワっとして、優は友里に聞こえない声で「魔女の弟子の話を聞いたんだけど」と母に問いかけた。
「ああ。まだ契約はしてないけどね。いい仕上がりになると思うのよ、友里ちゃんは」
「友里ちゃんで遊ばないで」
「バカね、優。あの子は本気なの。最初は目標に向かうだけで走り続ける子だから、放っておいても平気かもと思っていたけれど。あなたもうかうかしてると、愛想をつかされるわよ」
「……なにするの」
「友里ちゃんらしさを残したまま上手な甘え方を教えられたらいいわね」
「友里ちゃん、すでに甘えるの上手だよ」
「そう?昨晩、あんな手の込んだ美味しいお夕飯を作った上に、おもてなしまで完璧だった。それはいいの、でもね、ひとりで頑張りすぎる子だと、優だって思ってるでしょう、甘え方って難しい。下手にやれば、相手をつぶすもの。私も研究中の分野だから、友里ちゃんと成長していきたいわ」
「それはわたしだって。でも……」
優は実の親に言うべきではないのかもしれないと思いながらも、小さな声で「これ以上、可愛くなったら……」というような言葉をもごもごと言った。
「たのしみ?」
「ちょっとこわい」
優は、友里をちらりと見た。朝の食卓に、当たり前に友里がいる光景にときめいた。それだけで、本当にいいとおもった。なにも変わらないでほしいと思う優は、しかし傲慢だとも思い黙り込む。友里は「優ちゃんかわいい」とねぼけ眼だが、優を魅了してやまない蜂蜜色の瞳がくるりと輝き、ふわりと微笑んだ。
「お手柔らかにお願いします」と優はお願いをするが、魔女は「全力で」と答えた。
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