6-3

 私は、岬が何を求めているのかは、わかっていたけど、拒めなかったのだ。私の中でも、期待していた部分もあったのかも知れなかった。


岬の家に行くと、タンクトップに短いレモンイェローのフレァーなミニスカートで出てきた。


「ずいぶん な 恰好ね」


「そう? ウチはみんなこんなもんだよ 女家族だからネ」


 私が買ってきたシュークリームを食べながら


「どう 向こうは居心地よかったみたいネ」


「えぇ 義理のお姉さんて言うのが、良い人でネ 気さくで・・ でも、コウは忙しくしていて、朝と夜だけ 会うのは」


「ふぅーん でも、夜は一緒だったんだー」


「勘ぐらないでよー 私は2階でひとり 彼は下の部屋で寝ていたんだからー」


「そうなの 一緒かと思った」


「そんな訳ないじゃない 彼のご両親も居るんだし」


「だよねー でも 田舎のことだから そのへんは公認カナなんて」


「バカ 余計に厳しいわよ」


「うふっ ミミ ようやく 学校通えるネ 全面じゃぁ無いみたいだけど」


「だね やっと 大学生になれる感じだよね」


「ウン クラスの子って どんななんカナー 楽しみだよ」


「また お嬢様クラブ 結成する?」


「だね 気の合う子いたらネ」


 誘われて岬の部屋に行ったら、直ぐに、岬は私に唇を合わせてきた。そして、ベッドに連れて行って、着ているものを脱ぎ去って、私にも催促してきた。岬はブラをしてなかったので、私もブラをはずして


「灯は4時頃まで帰ってこないから 楽しもー ミミ かわいいのん 穿いてきたんだ」と、私のお尻を撫でるように・・。私は、腰の部分が細いピンクのショーツで、岬は腰の部分が紐で濃いピンクの総レースのショーツだった。


 ふたりとも燃えるようにお互いの唇とか乳房を吸いあって、手はあの部分を撫で上げていた。そのうちショーツも脱ぎ去って、軽く指先で撫でていった。歓喜の喘ぎ声を上げながら、岬は私の手を取って


「あぁー ミミ あのね もっとーぉ ここにー」


「岬 だってぇー そんなこと かまわないの? 大丈夫? 痛くない?」


「あっ あぁー でも不思議な気持ちぃー うぅーん ミミぃー いいわぁー あぁー」


 私は、コウにしてもらっているように、ゆっくりと指先も震わせるようにしていくと、岬の喘ぎ声は大きくなって最後は声が出ないみたいで私にしがみついてきていた。


「うーん ミミ 気持ち良かったのよー ふふっ ミミに私の処女 挙げちゃったみたいネ」


「そんなー 痛くなかったの?」


「うん 気持ちいいほうが・・ ねぇ ミミもしてあげようか? 今度は一緒に」


「ダメっ 私は そんなこと・・ 絶対 ダメ! そんなことしなくっても・・・きっと、我慢できなくなるんだからー」


「そうかもね 感じやすくって コウさんのしか入っちゃーだめかー わかるんよー もう、したのね それも、一度だけじゃぁないみたい」


「そんなのって・・ あのね 岬 ごめんね 言わなくって わかる?」


「ウン キスだって上手になったし 女の子が気持ちいいことわかるみたいに愛撫してくれるし いつもしてもらってるんだなぁーって いいのよ そりゃー大切なことだものね 秘密でも」


「ちがのよ 岬とこうやってるのも 夢の中みたいで安心できるの コウの時とは違うのよ」


「うふっ わかる 私とでも ものすごく濡れてくるからね」


「やだぁー 岬 言わないでよー あのね 私 自分から彼を求める時もあるし、岬とこんな風にするのも期待しちゃってぇー すごく、いやらしい女の子になってしまったような気が・・・ 」


「ミミ そんなの気にしないでいいよ 好きな人とだったら当たり前じゃぁない 私だってこんなのミミとだけだよ だけど、それは、女の子の秘密よ 私もミミとこんなことするの楽しみなの だって、ミミも燃え上がってくるんだものー いやらしいぃーし」


「あ~ん 意地悪なんだからー」と、その後もじゃれ合うように・・。

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