②【プロコン参加用】犬山さん家のケルベロス

あむあむ

第1話 プロット

プロット


◯参考作品

遊戯王ARC-V

変身(新堂エル作)

DRAGON SLAYER(朝凪作)


◯世界観

現代日本の学園物。

基本現実的な世界観だが一つだけファンタジー要素として別人格体現症という病気が存在する。


◯主要キャラクター


主人公 犬山 剣

低身長 細身 目まで掛かる黒髪

目の下には濃いクマがあり、重度の不眠症

高校生2年生の男の子

妹である紗夜と二人暮らし。

目的は妹(別人格を含む)の幸せ

高校に通いながら小説家、シナリオライターとして働いており、その収入で生活している。

過去の記憶から妹の沙耶に恋愛感情を抱いており、親から愛情を受けてこなかったことから、妹の咲弥に母性を求めている。

「やれやれ、手間の掛かる妹だ」

「俺は……僕は、咲弥……」


ヒロイン 犬山 紗夜

主人公より身長が少し高い

丸メガネ

細身だが出るとこはしっかり出ている

腰まである白髪白眼 目隠れ

目的は兄の幸せ(全人格共通)

過去、親から虐待された結果「別人格体現症」を患っており、三つの人格を持つ。

そのせいで学校ではケルベロスの異名で恐れられておりボッチ。

現状の主人格で、引っ込み思案な性格。

生活、また精神面においても兄に依存しており、そして尊敬している。

作品のテーマとしては兄妹愛の担当。

「いつもありがとう……お兄ちゃん……」


ヒロイン 犬山 沙耶

腰まである赤髪赤眼 オールバック

紗夜の第二人格。

虐待から兄を守る為に生まれた人格で、気性が荒く、不器用。端的に言えばツンデレ。

ケルベロスと恐れられるほど暴力に特化している。

剣の事を好きになるが、しかし自分が主人格でないことをコンプレックスに感じている。

作品のテーマとしては「恋愛」の担当。

「テメェはウチに守られてればいいんだよ、貧弱な癖にでしゃばんな! ……まぁ、嬉しく無いわけじゃ無いが」


ヒロイン 犬山 咲弥

腰まである紫髪紫眼 中分け

紗夜の第三人格。

母親の愛情を担保しようとして生まれた人格。一番表には出てこない。

落ち着いた雰囲気をしており、不眠症の剣を包み込む包容力を持ち合わせている。

だが、独占欲が非常に強く、剣が弱っているところにつけ込み禁断の関係を迫ることも。

作品のテーマとしては「親子愛」の担当。

「こっちにいらっしゃい、剣。いつもありがとう……ご褒美、あげないといけないわね」


サブ 九頭 誠

金髪のショートウルフ

一年上の先輩ヤンキー

夢はオチンポ奴隷を作ること。

紗夜に付き纏い、彼女をオチンポ奴隷にしようとするチャラ男だが、沙耶にしばかれる。

一見クズ男な印象を受けるが、根は超真面目で勤勉家、だが馬鹿。

女の子をオチンポ奴隷にした後、数十年養っていく事を考え経済学を独学で学んでおり、食べさせていく為に料理の腕も一流。

紗夜には引かれ、沙耶にはボコられ、咲弥にはあしらわれる可哀想な奴。

シリアルな設定で固まっている本作のコメディ要素を全て担っている。

「陰キャ目隠れ巨乳はオチンポ奴隷になるって相場が決まってんだろうが!」


※以下、二話以降のキャラ


サブ 三隅 瑞陽

女子空手部主将

キツめの性格

強さを求め、強者と戦う事を望む

夢はオチンポ奴隷

沙耶の強さに惹かれ、しつこく付き纏う


サブ 一条 豊

演劇部

楽観的な性格

夢はスーパースター

紗夜達の人格変化を演技に活かせないかと、演劇部に誘う男の娘


ヒロイン 犬山 鞘

黒髪黒眼 ストレート

物語最後に明かされる本当の本来の人格。

母親しか彼女の事を知らない。

作品のテーマとしては「自己犠牲」の担当。



◯物語構成


・全5章構成


プロローグ

過去描写

剣視点から幼い頃、自分を庇ってくれた女の子の陰を思い出す。

逆光で見えないが、彼女は必死に自分を守っていた。そんな女性に恋をしている。と剣。


1章

剣視点、学園描写。

①ケルベロスと呼ばれる女の子がいる、と紗夜の紹介。

②紗夜と二人だけの昼食。仲がいいところを見せる。二人の関係を説明。(剣の目的や意志の提示)

③放課後、スーパーで買い出しをした帰りに九頭に絡まれている紗夜を発見。

④助けようと手を伸ばした時、紗夜が沙耶に変身、九頭をボコボコに。

⑤プロローグのシーンと重なる。

⑥沙耶は紗夜に戻り、無理をした結果倒れそうになるところを剣が支える。

⑦申し訳なさそうにする紗夜を抱えて帰宅

⑧「俺は、妹に恋をしている」


2章

①家に二人で帰り、紗夜をベッドに寝かせる。

②ご飯の用意を始める剣。

③いつも面倒を掛けて申し訳ないと思う紗夜。

④日常、談笑、睡眠までで家庭の事情を説明。

⑤剣は仕事を始める。

※視点変化 紗夜

⑥仕事をしているところを扉の隙間から見つめる紗夜。

⑦迷惑を掛け続けてはいけない、なんとか自分も力にとアルバイトを探すことにする。

⑧しかし、病気のこと、噂のこともあり全然うまくいかない。


3章

①最近、紗夜の帰りが遅い

②不審に思うがあまり過保護になるのもな、と考える剣

③放課後、不眠症のせいで意識を失い帰りが遅くなってしまう。

④家に紗夜が帰っていない。慌てて探しにいく。

⑤裏路地で戦った後の紗夜を発見

⑥こんな遅くまで出歩くな、と叱り家に連れて帰る。

⑦朝起きると紗夜は沙耶になっていた

※視点変更

⑧沙耶は剣の言う事を聞かず、自由を謳歌する

⑨しかし不良に絡まれる。沙耶の状態が長くて身体へダメージが溜まっていた。

※視点変更

⑩また帰っていない沙耶を探しに行く

11.九頭と合流し、手分けして捜索

12.ボロボロの沙耶を見つけ、身を挺して助ける。

13.剣の気持ちを聞き紗夜と沙耶の気持ちに変化があり、姿は紗夜に戻る。


エピローグ

①事件が終わり、気が抜けたところで階段から落ちそうになる

②咲弥が剣を助け、抱き締め、童心に戻り眠りにつく剣

③肉体を結ぼうとする剣を止める沙耶

④沙耶の中に生まれた恋愛感情が他の人格へも影響していると咲弥


一体誰が一番、剣にとって必要な人格なのか、それぞれの想いは──で、引き

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