第138話 総力戦 2
「『皆さん、無理に前に出ようとしなくて構いません! 有効打を決められないからと諦める必要もありません! ただ生きて帰ってきてください』」
凛華が、全校生徒に向けて支援魔法を重ねがけする。
彼女の真骨頂は自身に向けてのバフ性能より、前頭指揮にあると俺は思っている。それを意識的に理解していながらも、どこかで疎かにしている彼女指針を、非常に勿体無いと思っていた。
だから俺から提案する。
彼女の魅力を理解される。
全校生徒からの、教員からの信頼が厚い彼女だからこそできないことがあると。
効果は覿面だった。
凛華に憧れを抱くもの、御堂の肩書きに恐れるもの。そして凛華に純粋に恋心を抱くもの。全てが期待に応えようと武器を、スキルを振るう。
その一番槍を久遠が務めるのは、凛華が一番悔しく思うだろう。
彼女は何かと久遠や寧々に嫉妬心を抱く。
その沸点の低さは、矢面に立つ時に必ずしもマイナス面に働くことになる。
そう告げた時の彼女は、面白いくらいにしどろもどろになった。
自身の感情もコントロールできない未熟者だという自覚。
そして俺によく思われたいと振る舞うことの何がいけないのか真剣に考えてしまっている。
そんな問題は彼氏冥利に尽きるのだが、それは俺が矢面に立って活躍すれば解消される話でもあった。彼女と二人で、敵の前線に置かれた場合、彼女は優秀なサポーターとなる。
だが、俺はどっちかといえばサポーター役で。
凛華と久遠は純アタッカー。
寧々は参謀タイプなので話は寧々の方がよく合うというのが凛華をより猜疑心に悩ませている。
久遠みたいに何も考えずに突っ込むタイプならここまで悩まなくても済むのだが、彼女は感情がすぐ顔に出る弱点も持っていた。
だからこそ指揮者として生徒全員を鼓舞しながら指揮させたら、忙しくなりすぎて俺のことを考えてる余裕がなくなると思ったんだ。
ただでさえ、たいした連絡でもない念話でも喜んでくれるしな。
それに俺が気づかなかった性能面での指摘も見事だった。
基本スペックは高いのに、たまにポンコツになるギャップが可愛いのだが、あまり表立って可愛がると先ほど語った優秀な面が損なわれるという理由から遠巻きに見ている面もある。
なんせ他の女子と絡むたびに、嫉妬心がムクムク育っちゃうからな。
もし【嫉妬】の王エンヴィが彼女に目をつけていたら、きっと強大な敵になったことだろう。
あいつが活動中、お義父さんの手の内にあったのは不幸中の幸いだった。王の契約者には流石にちょっかい出さなかったのか、今はその嫉妬心を俺が一心に受け取ってるだけで済んでるしな。
『凛華、一息ついたら作戦会議をしよう。能力の洗い出しと、調査報告。それを一度集まって共有しようと思う。一応悪魔料理も作ったが、生徒たちは倒れたので無理に食べなくてもいいん……』
『食べます!』
彼女はいつも食い気味だ。
俺の作った料理なら、喜んで口にする。
久遠はそもそも好き嫌いが存在せず、寧々だけが味よりもビジュアルにこだわるという三者三様を見せる。
悪魔の進軍を押し除けて、相手が撤退したのを見計らってお昼休憩とする。最初こそ食中毒で倒れた生徒たちだったが、味がクセになるらしく、数度食べてるうちに耐性のつく生徒も増えてきた。
肉質は硬いが隠し包丁を入れ、じっくり煮込めば噛まなくても避けるような柔らかさへと変質する。味は鶏のささみに近く。ほんのりとした甘さを持つ。髄を煮出せばいい出汁もでる。これは完全食材なのでは?
ちょっと倒すのに苦労するというか、まぁまぁ勝てない類の戦力を有してるのもあり、なかなか口にできないのもあってこの旨みを堪能できずにいたのが惜しまれる。
特に討伐によって大量に手に入るというのもあり、レパートリーは幾つも増えた。
焼くだけじゃ大して美味しくないらしく(俺は特に気にならなかったが、暴食特性か?)、ここま直接食べるものの意見を参考にして腕を振る舞う。
特に一度煮るか蒸すなど肉汁を損なわない調理法が口にした者から喜ばれた。揚げる工程も大変喜ばれた。
そしてたらふく食べる学生ならではの要望で多かったのは丼もの。
唐揚げなんかは教員組がもてはやした。
あいにくとアルコール類が確保できないのが玉に瑕。
早く平和な世の中になって欲しいものだ。
そんなこんなで、防衛側は敵さえ倒せばあとは暇でな。
だからって抜け出していいことにはならない。
本拠地を放り出して前に行くには、頼れる見方が必要不可欠。
寧々の結界は十分とはいえないし、じゃあ俺が。となって今がある。
「この悪魔肉の唐揚げ、美味しいです」
「こっちのニラレバも美味しいわ」
「寧々さんの味覚はいつも趣がありますね」
「何よー、私の味覚がおばさんだっていうの!?」
「凛華、ニラレバも美味しいよ?」
「食べつけない味だったので、戸惑うんですよ。でも、海斗さんの作ってくれたものですし、食べないわけにもいかないですが」
本当はそこら辺を抜きにしても食べに行くのに、どうも寧々や久遠の前では遠慮してしまうらしい。
どうも自身の持ってるお嬢様ポジを維持したいらしく、お嬢様アピールをしがちなのだ。
「生まれなんて、大して誇れるものじゃないでしょうに」
「それはそうですけどね。だからと言って、それを望むものも少なくありませんし」
「俺は凛華のありのままの姿を好いてるんだ。あんまり揶揄ってやるな」
「そういうところよ?」
「ムックン、うちはー?」
「久遠はなー」
だなんてやり取りを挟みつつ、念話では真面目な打ち合わせ。
俺は表立ってハーレム宣言してるので、おかげで周囲から目の敵にされてるが、表立って喧嘩を打ってきてる奴はいない。
以前の無能学生だった時と違ってプロとしての活動、御堂と対等の関係。そして、今現在の救世主という立場から成り立っている。
これが平時なら、まぁまぁ命を狙われるまではしないが、よくない噂を流されてるくらいはするだろうな。知らんけど。
『さて、新たに手に入れた力についての報告を頼む。俺は直接やり取りしたが、こうして中までの共有はしてないだろ? 久遠とかは特に前線で聞いてる余裕もなかっただろうし』
『そうだねー』
久遠の実感した能力は、これから悪魔と戦う面々にとっては非常に頼りになるものだった。
俺のダンジョンテイマーと暴食の効果で相手の防御を貫通するのは、うちの契約者には何の参考にもならないので、こうやって能力のすり合わせをするのは非常に大切だ。
俺の主観で、みんなにも同じことをやれというのはあまりにも酷だからな。それはかつて学園で俺が同様のことを言われてきたからこそ、特に根に持っている。
持つべき者の当たり前は、持たぬ者の非常識。
届かぬ理想をついつい押し付けてしまいがちなのを考慮して、彼女たちの主観で噛み砕いてもらうのだ。
今回の場合、久遠の主観は物理に対して抵抗があったのが貫通できるようになった。これはソウルグレードによるバリアのようなものだろう。
これがある限り、下位グレードの攻撃は一切通じないというものだ。
久遠の主観を、寧々や凛華の主観で噛み砕いてもらうと、こうなる。
『つまり、相手は常に防御結界を張っていて、こちらの攻撃は基本的に一切通じなかったわけね?』
『それゆえの強気な進軍ですか。舐められてますね』
『あ、でも! 通常物理は通らないけど、うちのマナブレイクは通ったんだよね。魔法攻撃の耐性は低いんじゃないかって思うの!』
『その言い分だと、効果覿面とは言い難いのではない?』
『うん、そうなんだけど。相手はびっくりしてたね。何でダメージが通ってるんだって』
『それをして、久遠さんは前線で生き延びれてたわけなんですね』
『そんな感じー』
凛華も久遠に質問しながら、指揮系統の見直しを始める。
防衛部門の寧々も同様にだ。
主観での話も、自分の役割に当てはめるのなら、全く違う側面での役に立つこともある。
これが俺が彼女たちに教えた新しい方程式。
自分の力を最大限に役に立てるためには、他人の力をどう役立てるかにあるという者である。
例えば凛華の場合、自身が指揮をするなら命令系統の充実は最重要科目。各部隊へのリーダへの通達は指揮をする上で最も重要視されることだからだ。
そしてリーダーも脳筋のバカでは役をこなせない。それなりに頭の回る賢い人でなくてはならないのだ。
だからこそ、俺たちはそんな人たちからの納得を得るための会議を開く。これを怠って、念話のみでの会議になれば、どのようにやり取りをしてるか疑われてしまうからだ。
ここで重要なのは生徒や教員からの信頼の維持。
俺たちだけで勝手にやってては、それは望めず、自暴自棄に陥った生徒から外敵の餌食になるのもあり、それは絶対に死守させた。
一人でも犠牲者を出せば、失望は止まることを知らず。
そして失望は離反を生むからだ。
俺がなぜ生徒を救出するかの理由はいろいろあるが、その方が都合がいいというのが上位に君臨する。
そもそもだ、俺にとっては母校で、彼女たちにとっては今現在通っている学校。そして妹にとっても新しく通う学園だ。
それを退学したからという理由で見過ごせるか?
俺はそこまで非情にはなりきれなかった。
お義父さんほど、冷酷に判断を下せなかったってだけだな。
『さて、一度引いてはくれたが敵さんはこれで諦めると思うか?』
『それはあり得ませんね。敵の思惑までは見抜けませんでしたが、今頃は隊列を組み直してるところでしょう。すぐに第二陣が差し向けられると思います。わたくしならそうしますし、敵もそうするでしょう』
質問に、凛華が冷静に答える。
軍師としての一面が見えてきたな。
寧々も、自身でもそうすると
『そうね、それと向こうが何を目的でここにきてるかも割れてないし』
『敵は倒す! それだけで良くない?』
論理的に情報を整理する寧々と、脳筋的に敵をねじ伏せる久遠。
この一見して噛み合わない感じだが、俺はそれに安堵している。
『そうだな、敵は倒す。それが一番シンプルだ。そのついでに、この空間から出れる方法なんかも手に入れば万々歳だな』
単純な作戦しか考えられない久遠だからこそ、シンプルな目標を与えてやる。この空間からの脱却。その情報を敵から奪うなどできれば万々歳。
『敵は倒す! 情報奪う! うち覚えた!』
『まぁ、それくらいわかりやすい方がいいわよね。相手がそれくらい単純だったらいいけど』
『そうですね、命令伝達系もわかりやすさも重要です。それでいきましょうか。それに……お父様も動いてくれてます』
『そう言えば姿を見かけないわね』
『寧々のお年さんも見ないよ?』
『ああ、あの二人には敵の情報を集めてきてもらうように動いてもらってるんだ。ただ、御堂さんの方はソウルグレードの関係で敵に捕まったらアウトなので、慎重に動くとは思ってるが……』
『捕まってる可能性は?』
『無いとも限らないけど、あの人普通に強いからね。うっかり忘れそうになるけど、何であの状態でやり合えてるのか不思議でならない』
俺の全力は本体じゃないと発揮できない。
けど、あの人は本体より文体操作で本領を発揮するタイプなんだろうなぁ。
一見して似たようなタイプかと思いきや、思わぬところで差が出ている。だからこそ、王の力の先駆者はバカにできないところがあった。
◇◆◇
一方その頃御堂明と貝塚真琴は……
「君、この状況をどう見る?」
「完全に疑われてるよね。やっぱり操ってるのがバレたんじゃないの?」
「敵もバカじゃないか。さて、どうしたものか。何か案があるなら聞こう」
「無策で突っ込んできたの?」
「そんなわけはないだろう。一応手札は用意してきている。だが、通じるかどうかは不明瞭なので、ここは一つ騒ぎを起こしてケムに撒くのが得策か」
「やっぱり無策じゃないかー!」
「ハッハッハ」
操った悪魔兵士が早速疑われたのを知覚し、暴挙に出ようとしていた。
置き土産として、人形の一つを展開する。
『我が
明が消失し、それを糧に現れる血に塗れた人形。
否、寿命を糧に活動する使途が顕現する。
彼女は明のクラスメイトであり、才能【デモンスレイヤー】を持つ少女。
相手が悪魔なら、その防御能力を貫通し、殺すことも可能。
だが対価に寿命を消費することから、明のパーティの中でいち早く脱退した少女でもあった。
「もう一度働かせてすまない。君の力が必要だ、力を貸してくれるかい?」
「もう、明くんたら。そんな他人行儀じゃなくていいのにー。ここは一つおねえさんに任せなさい!」
少女は、昔と同じような心持ちで明に接し、殿を務めた。
「さて、行くよ。彼女でも長くは持たないだろう」
「見捨てるの?」
「彼女はもう存在してない。僕の思い出だけの存在さ。それに、彼女の技は寿命を使う。僕の寿命はもうとっくに尽きている。だから仮初の肉体での権限は、大した時間稼ぎにもならない。それでも、相手が悪魔であるなら。彼女の技は効果覿面だ」
「そう、あなたがそれでいいんならいいけど」
「何か含みのある言葉だね」
「いや、彼なら。六王君なら……偽物でも救ってみせるように頭を働かせるのになって」
真琴の解答に、明は身を震わせる。
できるならそうしたいという思いがある一方で、今はその時ではないと冷静な判断を下す自分もいる。
「僕のスタイルじゃない」
だから、いつも逃げるように選択肢を狭めた。
「だからあなたは、尊敬されないんだろうね。娘からも、家族からも。そうやって身内を切り捨てているから、手のひらから大事な何かを取りこぼすんだ」
紫月六花が大技を使う。
あれが寿命を大幅に消失するものだ。
それを使う時、いつも胸が苦しくなる明。
そんなものを使わせてしまったという自責の念。
そして、もっと上手く立ち回れたんじゃないかという自分の不甲斐なさ。
そんな感情をずっと押し込めて生きてきた。
今はもう自分の時代ではない。
だからこそ、六王海斗に託すつもりで裏方に回っていた。
それを真琴に指摘され、苛立ちながらも今は生身の真琴を海斗に合流させることを選択する明だったが……ついには堪忍袋の緒が切れてしまう。
「何が言いたいのかな? 今の僕に泥臭く足掻いて青春しろとでも? それは若者の特権だ。年老いた僕には相応しくない。大人が出張るものじゃあない。これでも身の程を弁えてるつもりだ」
「いいじゃない、泥臭くて足掻いても。その方が人間らしい。今のあなたは人形のようだ。心も、その精神性も」
「君に何がわかる」
「何もわからないよ。だってあなたは何も言ってくれないから」
「それくらい、汲み取って然るべきだと思うな。いい大人ならば」
「必ずしも全員が、あなたの思惑通りに動区分けじゃないよ。それとも人形ごっこを長く遊びすぎて忘れちゃった? 人との付き合い方を」
真琴は一歩も引くことなく、御堂明へと噛み付く。
こんなことは明にとって初めてだった。
いや、封じ込めていた過去の思い出にはあった。
青春時代、まだ未来を背負ってない頃。
確かにあった朧げな感情。
だからこそ、それが眩しくて、見ないようにしていた。
「僕に無様を晒せというか」
「いい大人ならば、子供に教えを解かなければ。あなたの死に様は僕が伝える。だから、一度くらいは死ぬ気で頑張ってみれば?」
「ハン、言ってくれる。戦力は温存するに限るというのに」
「そうやって何でも抱え込んで、何も成し遂げられずに消えていく人は多く見てきたよ。あなたもそうなるんだろうなと、予感してる」
「ならば刮目してみよ!我が秘術を!」
紫月六花が自爆技を披露する間際。近くの悪魔が内側から爆発する。
何が起こってるかわからぬまま様子を伺うと、それは糸のような細いものが足元の影からいくつも伸びている光景だった。
六花の記憶にある、明の記憶。
弱くても泥臭く足掻く、若き日の御堂明がそこにいた。
「悪いね、少し遅くなった」
「明君、他に向かうべき用事があったんじゃなかったの?」
明はフンと鼻を鳴らし、まるで幼児を思い出したかのように口を開く。
「ああ、あったけどさっきどうでも良くなったね。それと」
「?」
「久しぶりに六花の作ったコロッケを食べたくなった」
「えっ」
それは紫月六花の得意料理ではあるが、スーパーで入手できる惣菜と遜色ない味わい。別に六花が作らなくても口にすることができるものであった。
「だから生きて帰るぞ。飛鳥や静香と一緒にバカやってる日常に帰るんだ。そのために、僕はここにいる」
「もう、弱いくせに前に出たがるんだから」
「僕がピンチになったら助けてくれるんだろ?』
「もちろん。コロッケも食べられないくらい作ってあげる!」
それは真っ赤な血肉で作られた人形に過ぎなかった。
過去の記憶を引き継いで、喋るだけの人形。
明にとっては過去の思い出の産物であり、美しい記憶。写真の風景のようなものだ。
だからこそ、こうまで当時の記憶のまま、感情のままやり取りができるとは思わない。
「いくよ、立花。相手の動きは僕が止める。攻撃の方は任せても?」
「もちろん、じゃがいもの皮を剥くより得意だよ!」
「ここでボクも手伝わないのは不義理だよね」
まさかこうまでとんとん拍子にことが進むとは思わなかった真琴。本人は皮肉を言ったつもりだった。
だからこそその通りに動くとは思わず、バツが悪そうな顔で参戦する。
「そりゃそうだ。焚き付けた分の責任は取ってもらう」
「あらー、知らないうちにまた明君が女の子引っ掛けてるわ。このこと、飛鳥さんは知っているの?」
だなんて、当時の話を蒸し返す六花に苦笑しながら、目の前の目的を忘れた自爆特攻が始まる。
むろん、それは情報獲得を最初から投げ捨てる行為なので全く褒められたものではなかった。
しかし、その暴動行為があったからこそ、悪魔軍の本部が重い腰を上げることになる。
『何事ですかベルガス』
『は、どうにも中央本部に侵入され、幹部連中が何人か手負にされたようです。犯人は目下逃走中、怪我人は十数名に上るとのことです』
『なんてこと。アクシアル様、お話が違うのではなくて?』
そんなん言われても、聞きたいのはこっちだと言わんばかりのアクシアルだった。
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