第27話 恐怖の電話
お世話に成ります。少しお久しぶりです。
この仕事に入って初めて知ったのですが、繁忙期と言うのがあります。丁度12月から2月頃。その年とか会社とか状況にもよるみたいですけどね。何故かというと寒いと亡くなる方が増える、気温差や天気の変動もあると亡くなる方が多くなるみたいです。仕事としては良いのですが亡くなる方が増えるのは複雑ですね。
っで、それましたが、恐怖の電話とは?仕事がらデスクワークを常に行わないので事務所に一日中いることはあまりありません。たまに仕事が午後からというときはあります。外線電話はその為本社に全て転送するようになってます。先輩から「たまに変な音がする電話がかかってくる」「電話会社に何回も修理&見てもらったけどなおらない」「その電話が違う電話機にルーティンでかかってくる」っと、霊的なお話を聞いておりました。自分自身は、霊感などはまったくありません。
そしてその日はやってきました。
午後からの仕事の日。事務所には誰もいません。
「ブルブルブルっ」と変な外線の着信音。普通ならプルプルプルっですよね?
【あーきたな】
悩みました。出ようかな?どうしようかな?
暫く鳴っている。
ええ。出ました。
「ブーーーっブルブルっ、ブーー」切れたのではありません。回線の音です。コールセンターの仕事もした事あるのでわかります。
【どうすっかな。話しかけてみるか】
「もしもし?」
もちろん、返答無し。内心ほっとしました。
その後ももう、一回、かかってきました。
先輩に聞いたらたまにあるとのこと。
まー仕事が仕事だけにこういう事もあるんですね。
その日は玄関に塩盛りました。
未だに身体には不具合もありません。
妻には
「いっぱい家に連れてきてるんじゃないの?」連れて来ても我が家に入りきれませんよ。もう何百と火葬場にお連れしてますからね。まぁこの仕事は気にしてたら出来ません。
以上、こんな事もありましたでした。
お次も適当に、更新します。
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