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 そうして一年が経った。あいつは目に見えて具合が悪くなっていったが、それでも笑顔を絶やさなかった。時折、「私たちが犯した罪だから」なんてことを言っていた。それがどんな意味か、その時の俺は全然見当もつかなかった。

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