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「その喋り方、セントラルではみんなそうなのか?」何度も言うがあいつはまあそれはそれは美人だった、そして、それ故に喋り方と外見が乖離していた。
「いや、これは外に出てきた時に売ってた本で読んだんだ」つまりはボロ街のトレンドに乗っかり合わせようとした結果、変な感じになったのだろう。
「素のままでいいよ」
「そうなのか、じゃあ私で」
あいつは俺の隣に、昼間洗った布団を敷く。
「おやすみなさい」
そんなわけで、俺とあいつの同居生活が始まった。
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