~あとがき~
~あとがき~
この文章は物語とはなんの関係もありません。
興味のない方は飛ばしてください。
更には本編のネタバレが含まれます。ご了承ください。
皆さんこんにちは、作者の味のないお茶です。
この度は本作『十年間片思いしていた幼馴染に告白したら「アンタを男として見たことなんか一度も無いから無理!!」と振られた俺が、昔イジメから助けた美少女にアプローチを受けてる。』を読んでいただいて、本当にありがとうございます。
10/8から投稿を開始し、こうして第一章の前編までお付き合いいただいた読者の皆様には頭が上がりません!!誠にありがとうございます!!
さて、前作?……まだ書いてますので処女作?の『修羅場ってる』を読んでくれてる人は何となく予想が着いてたと思いますが、あとがきの時間でございます。
こうしてシナリオの区切りのタイミングでお話をしていく。そんな作者でございます。
さて、本作は処女作の修羅場ってる。の一年後を舞台にした物語であり、悠斗が詩織に最初に貸したライトノベルの内容を、現代風にしたものでございます。
修羅場ってる。を読んでるとクスリとなれるようなシーンやセリフがあったりします。
ですが、読んでなくても大丈夫なように、しっかりとそこの情報はこの作品内で表現しています。
そうした結果。なんと、十万文字を費やして、作中で経過した時間は驚愕の『四日』でございます。
話の進みが遅いなぁ……とは思いますね……
さて、この作品は『現実恋愛ざまぁ系ラブコメ』でございます。
最近流行りのやつですね。
さっさと永久とくっついて、凛音にざまぁを喰らわせる。
そんなシナリオも考えましたが、「なんか俺の書きたいざまぁじゃねぇな」と思ったのでこんな形になってます。
まぁ、最終的にはハッピーエンドを銘打ってますので、誰とくっ付くかはわかりきって居ますが、その過程を楽しんでいただけるように頑張ります。
この後に控える第一章の後半戦は、霧都と永久のイチャイチャが加速していくことになります。
早くお前らくっつけよ!!と言うような感じになるかと思います。
両想いイチャイチャジレジレラブコメをお待ちください。
なので、まだ終わりません!!
最終話。とかつけてるのは、区切りのところでは最終話と名付けるからです
こんな感じに、シナリオの区切りのタイミングで、あとがきをぶち込んで行く人間でございますので、次は第一章の後編が終わった頃になるかと思います。
……そこまで読者の皆様にお付き合いいただけるかわかりません。
こんなあとがきなんて、駄文要らねぇよ。とか言われるかも知れません……
ですが!!自分の『面白い』を頑張って表現していきますので、共感していただけるのでしたら!!お付き合いよろしくお願いします!!
僕は自分の『面白い』に共感してくれる人のために、書いていきます。
味のないお茶でした!!
と、ここで終わらないのが『カクヨム版』のあとがきでございます。
せっかくですので、番外編のSSでも書いて載せようと思います。
それでは!!よろしくお願いします!!
『北島永久の夢のデート』
日曜日の朝。私は霧都くんとのデートの待ち合わせ場所の駅前に到着しました。
時刻を確認すると九時半。待ち合わせは十時です。流石に早く来すぎてしまいました。
「三十分は早すぎですよね……」
なんて思いながら、私はスマホを取り出します。
愛読しているラブコメライトノベルを電子書籍で読もうと思います。
主人公が結婚したくないので無理難題をおじいさんに要求したらクラスメイトがなんとお見合いにやって来たと言うじゃないですか!!
……ふふふ。そんなことが現実にあるんですかね。
そんなちょっぴりエッチなラブコメを読んでいると、
「ごめんね、永久さん。待たせちゃったかな?」
愛しい彼の声が私の耳に届きました。
「いえ、私が早く着きすぎただけですので気にしないでください」
時計を見ると、時刻は九時四十分です。
霧都くんも充分早い時間です。
「そう言って貰えると助かるかな。じゃあ行こうか永久さん」
霧都くんはそう言うと、左手を差し出してくれます。
いつぞやの学校の時のように、握手にはならないように右手を出します。
そして、恋人繋ぎをして彼と歩きました。
「何回も繋いでるけど、やっぱりまだ緊張するかな」
「はい。私もドキドキしてます」
なんてやり取りをしながら、私たちは映画館へと向かいました。
………………
「いやーなかなか面白かったね」
「はい。手に汗握る展開に心が踊りました」
私と霧都くんは話題のアニメ映画を見て感想を言い合いました。
前評判の高さの期待を裏切らない出来に、私も彼も大満足です。
そして、美味しいご飯を食べて、ゲームセンターで遊びました。
時間を忘れる程に楽しんでいると、もう辺りは暗くなってきました。
「楽しい時間はあっという間です……」
私がそう呟くと、霧都くんも
「俺も今日はすごく楽しかったよ」
と笑顔で返してくれました。
そして、家の前まで私を送ってくれた霧都くん。
「ここまで送ってくれてありがとうございます」
「いや、俺が君と離れたくなかっただけだよ」
「あ、あぅ……」
甘い言葉に私の頬が熱くなります。
「永久さん。目を閉じて貰えるかな……」
真剣な表情の彼……
私は……察しました……
「……はい」
私は目を閉じて、その時を待ちます……
肩に彼の手が置かれ、少しずつ近づいて来る気配を感じます……
そして……
ピピピ……
ピピピ……
ピピピ……
「……夢ですか」
目覚まし時計の音で目覚めた私は、ベッドの上でそう呟きました。
いや、わかってましたよ。
こういうオチだってことは……
スマホを見ると、先日私をデートに誘ってくれた桜井くんのメッセージはキチンと残っています。
良かった。これは夢じゃ無かったです!!
私はスマホを握りしめながら、彼とのデートでは何を着ていこうかなぁと今から思いをめぐらせました。
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