言葉は役に立っているのか
日頃から他者と会話をする際に、話す・聞く・知る事に対して「言葉」はどこまで相手に伝わっているのかなと意識している事はありますか?
執筆の例からピックアップしてこれから皆さまにお話をしていきます。
以前まで私のフォロワーだった方が投稿していた件を述べていきます。
その方は事前に別のサイトにて書き溜めていた作品をカクヨム様内にて掲載させる際に、ジャンルが現代ドラマと表示されているのに、本文を読んでみると何故かノンフィクションのお話がつらつらと書かれているという。
起承転結も曖昧。主体がほぼ第一人称オンリー。
結果的に言いたいことや伝えたいことは何だったのだろうかと読み手側がモヤモヤと濁るような気持ちが残る印象になってしまっているんです。
さて、質問です。
ここで皆さんはこの書き手の方に何てコメントを伝えたいでしょうか?
内容文を読むと個人の解釈が生じるので、様々な意見や感想が出てくるとは思います。
温かい目で見守るか、それともそれなりにやんわりと指摘をしてあげようか。
もう手を付けずに一向に無視するか。
ただご本人の執筆と掲載は止まりません。
新作新作と掲載しては文面を読むと「?」と疑問詞が飛び出してくる一方になります。
しまいには「不評なので、再び呼びかけをします」と報告を投げかけてくる。
違った角度から物を言わせていただくと、"オモロイ人やなぁ"と思うのは私だけでしょうか?
もうここまで話してしまうと、私もただのクレーマーになりそうですね…。
その方なりに一所懸命アピールしたいのはわからなくもありませんが、ではその方は自身の作品を投稿する前に読んで確認しているか。
していない確率の方が高いかと考えられます。
この方を決して全否定する訳ではないです。
ただご自身が結果として何を述べたいのか、相手側の事を考えずに綴っているのかと思われます。
私だって人の事は言えません。熟語の意味が反対になってしまっていたり、誤字も発生する事もあります。
どこまで読み手側に伝えたい事や気づいてほしい事が心理的に届いているのか、繰り返し考えて振り返る事もあります。
前回「物事の伝え方」という項目で、見えない相手にどう伝達すれば多数の他者の心を掴むことができるかという事をお話ししました。
最終的には"個人の自由"になるので、周囲が特定の方に対して云々と言動すると、結局は自分の思い通りにストーリーが展開してほしいと、書き手の思わしくない心情が生まれてしまうのです。
時として言葉は役に立たない事もあります。
それでも今まで気づけなく、後になって発見した思いや感情が言葉として起こし、相手に伝える事ができたら、どんなに嬉しいことか。
納得するまでとことん向き合う必要があります。
良いと思ったものは、どんどん掴んでいってみてはいかがでしょうか。
私が理想としている事。
誰かがこの文面を開いてここに記載してある「事」に気づいて、そして読んでくれた時に「何か」を感じてほしい。
それが望ましいですね。
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