第2話 RPGツクール4の敵グラフィック

 敵グラフィックは全部111体。

 サイズはS M L LL の4段階で変更はできないため、LLサイズはいかにもボスっぽい外見のしかいない。


 ただし同梱しているキャラクターツクールのソフトを使うと、SサイズのモンスターをLLサイズにして保存することもできるので、やろうと思えば超でかいスライムも作れる。


 当時はモンスターの保存にメモリーカードの貴重な容量を使ってしまうので自由度が少なかったが、今はプレイステーション3に仮想メモリーを作れるので作り放題だ。


 また、キャラクターグラフィックとまったく同じグラが23体分あるので、人間とのイベントバトルが作りやすい。


 他、まったく同じではないが、キャラクターとモンスターのどちらにもドワーフがいたり、外見が似ているグラフィックがいくつかあるので、とにかくイベントバトルでグラフィックに迷うことは少ないと思う。


 そして個人的感想だが、キャラに続いてモンスターのデザインも超カッコイイ。


 しかもRPGツクール4の特徴として、モンスターの息遣いがある。


 昨今の作品主人公視点で、敵は一枚絵で、敵がダメージを受けたら振動する。


 が、本作のバトルはFFシリーズのようなサイドビューで、プレイヤーと敵が向かい合っているのがわかる。


 そして敵は格闘ゲームのニュートラル状態のように常に体を上下左右に動かし生き生きとしているし、ダメージを受けた時、攻撃をするときのモーションも全モンスターに設定されているのが魅力だ。


 ドット絵の描画が凄まじく、当時のクリエイターさんの情熱が伝わる作品でした。


 また、モンスターの種類も豊富でいかにもファンタジーだけでなく、ロボット、パワードスーツ、サムライ、ニンジャなどがあった。


 そして何故かイエティがつぶらでラブリーな瞳をしている。あれはなんだったんだろう。

 そしてサキュバスのデザインがエロい。

 ダメージを受けるとM字開脚っぽくなります。

 良い子はキャラクターツクールソフトでビキニの部分を肌色に置き換えちゃダメだぞ。悪い子は好きにしなさい。


次回は容量とマップについて語りたい。


 ちなみにRPGツクール4は大人になってからも時々いじっていてカクヨムに投稿したホビット戦争を再現したりしました。



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