40.彼 ①
この星には人間の皮を被った怪物と大人の形をした子供がいるね。そう彼は言うんだ。友達の友達みたいに君が顔を知ってる程度のあの彼さ。
好きなように生きたいなら向こう側へ行かなきゃ。それでも本当に自由な人なんてたぶんどこにもいないけど。そう彼は言うんだ。名前は知らない、でも誰もが一度は会ったことのあるみんな大好きなあの彼さ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます