38.Daydreaming

 君とダークサイド。あの神秘に僕はときめくことができなかったけれどようやく憧れの夢オチだ。目覚める時は覚悟を決めて。僕らは幾重に重なった単なる必然の帰結なのに、遥か昔から見つめればとても感慨深く、何世紀も先から遡れば奇跡のようなんだと君は言った。未だ明かされない謎と不思議を1000個集めて種にしたらタイムトラベルをしよう。過去に埋めてきたその種は今度こそ僕らに何か教えてくれるかな。求めたはずの平和に飽きてみんな元へ帰っていった。君もさよならを望むなら僕が静かにスイッチを押してあげる。魔法も呪いもすべて解けて元どおり。そしたらそこでこの夢はおしまい。君はその余韻にクラクラするだけ。

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