長女ウルズの人物紹介VOL.1
閲覧ご苦労様でございます。
運命の三姉妹が一柱。長女ウルズです、ご機嫌よう。
こちらではストーリー上にて登場したキャラクター達の紹介を行っていきます。
また、紹介出来る内容としては現時点で判明してる内容がほとんどです。
他の姉妹と違って些か淡白な紹介ですが、平にご容赦を。
では、参ります。
◆◇◆◇◆◇
【No.1】 ヒイロ・メリファー/
・年齢
18歳。誕生日は11月16日。
・外見
身長は180cmの長身で、手足も長い男性。
額でクロスする前髪が特徴的な、赤茶色の頭髪。
眼は薄い緑。顔立ちの造形自体は整っていないこともないのですが、目付きの悪さや険しい表情が悪印象を抱かせるようですね。その上、あまりパッとしない顔と。ある意味奇跡的な配分では?
・服装
普段着は黒の無地だったり落ち着いた色合いを好まれるそうです。
晴れ着姿は少しでも主人公らしさを強調する為に、紅い道服にグリーンのズボンと派手めなカラーを選ぶんだとか。
・熱海 憧について
我らが女神、ノルン様の誤りによって本来迎えるはずのない死を迎えてしまった、ヒーローや主人公になることを夢見る男性。
ヒーローとしての生を望んでいたものの、ノルン様のいつもの早とちりのせいで、陰鬱な展開の多い事で有名なRPGゲームのモブキャラクター(ヒイロ)に憑依する事となります。
ですが本人はノルン様の早とちりを知らない状態ですので、憑依先については、ちょっと変わった風貌のヒーロー系主人公と勘違いされている様子。
色々と違和を感じられているみたいですが、夢だった形の人生を歩めることへの喜びと持ち前のポジティブさもあって、気付く様子はなさそうですね。
物事へ対する頭の柔軟性はあるようですが、こと対人関係においては時折思い込みの激しさが裏目に出ることもあるご様子。
また理想の主人公像を描き続けていた為に、独自の定規で物事を測ってしまいがちであり(この状況は主人公を活かすとしたらこういう展開になるよな、みたいな感じ)、そこが欠点でもありますが、それ故に予想外の事態の好転を招くケースもあります。
・ヒイロについて
元々は騎士養成学園ヴァルキリーに通う不良生徒。
尖った鼻が特徴的なショーク・シャテイヤと共に、貴族の嫡男であるルズレー・セネガルの子分であった模様。三人の中でも一番下っ端の立ち位置であるらしいです。
なお、その頃の悪行により学園の中では煙たがれているとか。
学園のある聖欧国アスガルダムの麓の村、ヘルメルの出身であり、サラという名の妹と暮らしていらっしゃいます。
元の人格は口も悪かったらしく、その影響もあってか中身の思考を少し歪ませたような物言いになる事もあり、苦労なさってるようですね。
・戦闘能力、精神性について
ヒーローや主人公に憧れている彼ですが、単なる夢ではなく、生前は本気で目指していた模様。
その為に常人ならすぐさま逃げ出しかねないほどの自己鍛錬を自らに課していたらしく、それはヒイロとなった現在でも続行中です。
また、生前の際にはいくつもの武道や武技を収めるべく様々な道場に籍を置き、鍛錬と並行して武術修行にも臨んでいたんだとか。
しかし、道場の師範代の何人かには『センスが無い』『才能が希薄』と評される事もあるほどに、彼は絵にかいたような凡人だったそうです。
が、もはや異常ともいえる精神性は評価に折れることなく努力と研鑽を続けて、一流には届かないものの相応な格闘技量と、非常に優れた『目』を持つまでに至った模様。
・好み
1にヒーロー、2に主人公、3、4もどちらか5に王道。と宣えるほどにヒーローや主人公をこよなく愛する性格。
特に王道的な物語の主人公を好まれているらしく、ゲームや創作も大体はそういう内容のものばかりに手を付けていたそうです。
ですがジャンル自体は雑食らしく、ファンタジーを筆頭にコメディ、スポーツ、恋愛、SF、ラブコメ、ミステリー、歴史と多種多様。
王道的なストーリー展開以外にもポップな日常系やシリアス、ダークな物語も普通に受け入れられる性格で、基本的には満遍なく楽しめるとか。
しかし勉学の類は苦手であり、頭を使う内容の作品は読みはするものの雰囲気で楽しむタイプであるそうです。
◆◇◆◇◆◇◆
【No.2】 エシュラリーゼ・ミズガルズ
・年齢
17歳。誕生日はカプリコーンの月(12月)の末の日。
・外見
背は172cmと高く、胸や腰などの女性的発育が非常に豊かな乙女。
灰銀色の長髪と、燃えるような紅い瞳。
美貌もまさしく絶世の美女と呼べるもので、同性異性問わず目を奪われるほどの造形ではあるのですが、本人の排他的な雰囲気と、泣き黒子がありながらも野犬のように鋭い目付きに、近づきがたさを感じる者も少なくないそうです。
・服装
上は肩とヘソの部分を露出した薄手の黒い長袖に、赤いマフラー。
下部も片方だけ包んだ黒いストッキングと黒のスリットスカートと、防寒意識の低いファッションですね。
しかし戦闘スタイルからして軽装である方が都合が良いらしく、あまり美意識に頓着する性格ではないことが反映された結果なんだとか。
尚、シュラ本人は寒いのが得意ではないそうです。
・シュラについて
騎士団の入団試験の際にヒイロが遭遇した謎の人物。
その実力は他の受験生の中でも圧倒的に抜きん出ており、試験のトップバッターに選ばれながらも試験官の中で一番の実力者であるシドウ教導官にさえ勝ってみせるほどの強者です。
性格は気が強く排他的であり、口調も攻撃的。シュラの美貌に鼻を伸ばしたルズレーのナンパにも手酷く仕返したりもします。
その折に仲裁し、かつ自分と同じくシドウ教導官を指名し、勝利こそしなかったものの強靭な意志を示したヒイロに、強い興味を抱いてる様子。
また、シュラ本人も並々ならぬ宿業を胸に秘めいているようで、遠くない内に明らかになるやも知れません。
尚、この物語の舞台となる『灼炎のシュラ──灰、左様倣──』における、本当の主人公です。
鬱ゲーと名高い原作では苦難の一言に尽きる人生を歩んだ様ですが、ヒイロというイレギュラーが介在する物語においては、どういった結末を辿るのか。
それはまだ誰にも分からぬことです。
◆◇◆◇◆◇◆
【No.3】 ルズレー・セネガル
・年齢
16歳。誕生日キャンサーの月(6月)の2の日。
・外見
中肉中背の金髪マッシュルームヘア。
目付きというよりも、内面を透かしたような侮蔑的な眼差しの影響もあってか、他人に良い印象を与えない顔付き。
・服装
マントや靴、装飾多く主張の強い色合いの上下服といい、豊富な財力を示すことを目的としたような装い。
ただ、本人の振る舞いも相まって、かえって品の無い印象を与えるので、シュラやヒイロとは別の意味で近づきがたさがありますね。
・ルズレーについて。
アスガルダムのとある貴族の息子という肩書きがありますが、育ちの影響か本人は傲慢で高慢、常に他人を見下したような言動と態度と、お世辞にも好感の持てる人間ではありませんね。
ヒイロとショークを取り巻きとし、学園でも悪童として有名であり、三者とも揃って煙たがられている始末。
しかし子分達に対しては、高慢ではありつつも金銭を工面したり、進路を確保する為に裏で手を回したりと、褒められた手段ではないものの、面倒見自体は良いみたいです。
入団試験の折に決別したヒイロに対しての感情は、下のものに歯向かわれたが故の怒りだけではなく、存外に複雑である模様。その心境が明かされる日は、そう遠くはないようですね。
◆◇◆◇◆◇
さて、今回は以上三名の主要人物について紹介致しました。しかし縁とは業、歩みと共に膨らみ繋がり絶えるもの。
物語が進むにつれ、また皆様とまみえる事もありましょう。
他の姉妹共々、これからもよろしくお願い致します。
それでは、此度はこれにて。
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