姉妹
「ねぇ。この大きなお家は誰の家かな」
「私の家で、稽古場なります」
その家のでかさは、高層マンション20階分、程の大きなお家にびっくりしている私に彼女は私の腕を引っ張り、ロビーへ足を運ぶ。
「星四さん、今日から私の家で、暮らしませんか?」
「ありがとう…よろしくね。お嬢様」
「その…お嬢様辞めて下さい」
「了解しました。…加柰姫の盾であり剣になること誓います!!」
「星四さん辞めてと、私言ってるよね?わからないの?」
少し苛ついたのか、話を変えることにした。
「騎士団長って、そんなに儲かるの?」
「大変ですけど、儲けだと段の数倍貰えます」
「そっかぁ。私のお部屋に案内して加柰ちゃん」
私の部屋へ案内され部屋を開けると、ベッド机テレビ椅子などが置かれ広さも申し分ない広さだった。
「この部屋で良いですか?家具ついては、ロビーに言ってくれたらだいたい用意してくれる。今日の所はまたね」
急いだ様子で、部屋を退室する彼女だった。
「今からどうしようかな…街探索しよ」
そうやって私は、家を出て散歩へ行く。
「ナンパしに行こう」
新しい家を出て行き、見回りながら散歩へ行く。
「酒場と銀行探しに行こう」
道も分からず、歩いて行くと裏通りから小さな少女、二人が柄の悪そうな男の人に囲まれているのが、わかった。
「全金とアイテムを俺等に渡したらこの場から消えるから、渡すことを希望するんだがな。やるぞてめぇら」
そこのリーダーだと、思われる男は
悲しい顔を浮かべ囲んでいた男達が少女にナイフを振り回すも二人には、当たらないでいた。
「風動(ふうどう)!風波(かぜなみ)!!」
隣にいた、もう一人の少女に、魔法放つ。
「ねぇねぇありがと。ねぇねぇは、悪いリーダーをお願いなの」
「わかった。お姉ちゃんに任せて。リィ怪我には気を付けてね」
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