騎士団長

「今から壁出ます。その壁に本気で魔法を宜しくお願いします」


機械のボタンを押すと、大きな機械が光出す。


「星四さん、機械に触れて魔力を流し入れて下さい」


私は大きな機械の前に立ち、触れると、凄まじい光りにびっくりした、私は手を離してしまう。部屋の前にいた加奈は中に入る。


「どうしたの?このとんでもない、魔力量敵かな?」

「魔力を軽く流したら、急に眩しい光りになっちゃった!」

「そうだったんですね。わかりました。そして結果教えてくれますか?」

「少しお待ち下さい」


請求書が出るように、一枚の紙として結果を見たマキナは、動き止まってしまう。


「止まってどうしたんですか?」


試験の結果確認しに行った加奈。


「この機械は、故障しているわね!結果が推測不可能なんて、故障意外ないわ。よね」

「後で確認します。魔法検査は、今後再検査として頂きます。次に剣術は私より、団長さんにお願いします」


遂に騎士団長である、彼女、加奈との戦いを始まろうとしていた。


「危険回避のため、私はここを離れます。宜しいでしょうか?」

「そうした方が良いと、思うわね」


そうやってこの部屋から、逃げるように、立ち去るマキナだった。


「では行きますか。星四さん」

「いつでもいいよ」


二人の剣と剣が、きんきんという音が鳴りぶつかり合う。


「この速度に対応可能か…なら少し力を出そうかな!」

「全力で来ても私は、構わないよ」

「では参ります」

「炎帝剣(シャオロン)」

「強そうな武器…面白そうだ。おいで」


火の剣からは、凄まじい魔力を感じる。動揺もせずそれどころか、むしろ楽しそうに笑う。


「なら私も行くかな、双剣グランダル!」


黒い剣が突然、双剣に変化する。ぶつかり合った、剣の変化に気ずく。


「剣に地と重力魔法付与してますね」

「凄い当たり。たしかに剣に地と、重力魔法付与してる。なんでわかったか後で教えて」  

「わかりました。すぐに終わらせます。炎帝鳳凰(フェニックス)」


炎帝剣に蓄積されていた魔力を消費し、炎帝鳳凰を打ち込む。


「私魔法、氷冷零(アブソリュート)」


双剣で炎帝鳳凰に攻撃与えた、箇所が凍り付く。テストが終了した。


「十分に実力わかりました。報告しに行きますので来て下さい」


私達はマキナに報告をしに行った。


「間違いなく1段いじょう強い星四さんには申し訳ないけど、飛び級は1段までになります。頑張って下さい」

「星四さん冒険者カード貸して下さい」

「え?嫌よ。貸して何かされるかも知れないわ。例えば、個人情報を暗殺部隊に流し、招待報酬貰ったりするかも知れないからよ」


するとマキナは、机の中から一枚の紙を取り出す。


「この紙に書きます。それなら如何でしょうか?」

「カードよりかは安全ね。紙でよろしく」


マキナは紙に書き入れ、騎士団長である彼女に渡す。


「後はよろしくお願いします。では私はこれにて」


騎士団長である彼女加奈、に頼んでロビーへ戻る。


「星四さん、次の場所に案内しますので、来て下さい」


冒険者ギルドを後にした私達。


「今から何処に行くの?…もしかして、可愛らしい私を、誘拐するために歩いてるのかな?」

「星四さんって、変わり者ですよね」

「え?加奈ちゃん、変なこと言いますね。私が変わり者!?ははっ。それなら何処行くか、言ってよ」

「わかりました。行き場所は、闘技ギルドです」


そうやって私達は、闘技ギルドに向け歩いて行った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る