台湾客家を知るための11章

@MasatoHiraguri

第1話 はじめに

  2022年10月6日現在、台湾は台湾客家という、日本で言えば創価学会のような宗教セクトによって政治がリードされている、というのが私の考えです。


  「創価学会のような宗教セクト」が国政を牛耳るとどうなるか。

  それは今の日本を見れば、明らかです。

  本当に実力のある者が排除され、その宗教セクトに忠誠を誓う者ばかりによって、政治やマスコミがコントロールされる。国民の意向とは全く相容れない政策がバンバン行われている。

  日本の場合は、在日韓国(百済)人という、日本国籍を持ってはいるが、本当の日本人(縄文人)とは異なる日本人ですが、台湾の場合には台湾客家という、他の中国からの移民と同じ元中国人の集団。ユダヤ人と同じで、血だのDNAではなく、「私たちは客家である」という信仰によってつながりを持つ新興宗教集団、或いは(秘密)結社。


  創価学会のような新興宗教、といっても、台湾には100を超える様々な新興宗教が花盛り。

  あの、日本人鄭成功(ていせいこう)を祭る宗派もあるくらいです。

  

  なぜそんなに新興宗教が多いのか、といえば、中華民国といっても台湾で設立されて数十年くらいの歴史しかないので、台湾島の住人は、ほぼ全員が「情緒不安定」だから。

  アメリカでも、アメリカで生まれたアメリカ人(白人)よりも、「俺たちのルーツはアフリカだ」と明確に主張できる黒人の方が精神が安定している。或いは、アイリッシュというアイルランドからの移民は、アメリカ建国300年経っても、自分たちの出自・ルーツがはっきりしているので、やはり精神的にしっかりしている。「イタリア系」もそうです。

  「生粋のアメリカ人」というルーツのわからないアメリカ人ほど、情緒不安定で、かかりつけの精神科医なしには生きていけない。


  数年前から推し進められて来た、台湾客家による「私は台湾人」政策によって、台湾生まれの若い人の精神はますます不安定になっている。若者ばかりではなく、台湾人全員が多かれ少なかれ、アイデンティティの希薄さに陥っている。

  台湾客家自体が、混血に混血を繰り返しながら増殖してきた「無国籍人」であり、まさに彼らの自称する「客家」とはお客さん・異邦人・よそ者という意味です。


  そういう情緒不安定な人間集団は、必ず特徴のある行動をするようになる。

  それを正しく観察することで、私、平栗雅人という日本人は、現在の日本で、全く同じ種類の人間が同時進行的に行っている日本社会を理解する一助にしようというのです。


  但し、私の話は「フォーカス台湾・日本語版」という、台湾客家発行のネット新聞がほぼすべての情報源です。ですから、この本で引用される「記事」とは、9割方はフォーカス台湾からのものです。

  ニュースソースが一つとは偏っているじゃないか、と言われるかもしれませんが、台湾政府公認の公式ネット新聞なんですから、「=台湾」ということでしょう。

  政権を握る台湾客家が日本人に対して何を訴えたいのか、が最も直接的にわかる。(ただ、最近、私がネットで台湾客家について多く言及していることで、彼らにとって都合の悪いニュースをヤフー上から削除しているようですが。)


  また、この本は、台湾客家が現在進行形で運営している「台湾」を、あくまで私個人が正しく把握することで、自分自身の存在を実感しようというのが目的でもあります。

  私の視点・観点・争点が正しいという確信を自分自身で自覚するためのものでもあるのです。


2022年10月6日

V.1.1

平栗雅人



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