二十雨 「奇岩」

「Where are we here,?

(ここは、どこなんだ┈┈┈┈ ?)」


「Here,?

(ここ、かい?)」


「("湖"か___________?)」


"ザアァアアアァアアアアァァァァァ.... "


ヨプの後を追いSpeakerの洞窟から出て少しすると、目の前に


先を見通すことができない程大きな湖が広がり、


浅霧の中に姿を現す.. . .. ...


"ザアアアアアアァァァァァァァ....


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


雨が降っているせいか、それとも夜で暗いせいか先をあまり


見通すことはできないが、湖の先に目をやるとその広い湖の


湖面の所々に、奇妙な形をした岩が顔を覗かせている


「This place is called Oturanus rock formations,

(ここは、オトゥラヌス奇岩群_____________)」


「Oturanus,?

(┈┈┈…オトゥラヌス?)」


湖の側に立っているヨプが、湖面と重なる様に静かにその周りを歩き出す


「Right, The size of this lake is so large 


 that it covers half of the is land Most of this


 Nua's is land is occupied by the lake of Aya


 where this Oturanus rock formation is located,

(そうさ┈┈┈… ! この湖の広さは、島の半分を覆う程の


 とても広い湖.... このヌアの島のほとんどを、この


 オトゥラヌス奇岩群があるアヤの湖で占めてるのさᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


「This lake is so wide,

(そんなに広いのか┈┈┈┈… )」


インバーカーギルの港で聞いた話によれば、このヌアの島は


インバーカーギルよりかなりの広さを持つ場所だと聞かされている


「(——————)」


どこか普段自分達がいる世界とは違う様な雨の降る湖面に、


奇妙な形をした岩山がいくつも並べられた場所は、先を見通そうにも


湖自体が広すぎるのか境界自体がどこにあるかすらあまり判然としない


「We, the Hanuts, worshiped ატუა in this Oturanus special-


 looking rocks and lived on this island with prayers,

(僕たち、ハヌート族はこのオトゥラヌス奇岩群の中で


 アトゥアを崇(あが)め、祈りを捧げながらこの島で


 暮らしてきたんだ___________)」


「Atua,

(アトゥアᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


"バシャ"


「There are, some raindrops

(少し、雨がたまってるみたいだね)」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


「this one is better,

(┈┈┈…こっちの方がいいか)」


"ガラッ"


「Hey, man?

(ちょっと手伝って?)」


「Oh, oh

(あ、ああ)」


岸辺に停まっていたいくつかあるカヌーの脇に立ちながら、ヨプが


征四郎に振り返る


「Hey, I'll turn this over, so help me

(ちょっと、これひっくり返すから手伝ってよ)」


「this,?

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ これをか?)」


「Sure.

(そう。)」


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


"ザアアアアアアアアァァァァァァァァァァ....


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


"チャパッ チャパッ"


「(岩┈┈┈┈…」


「What's wrong?

(何か、あったかい?)」


「No,

(┈┈┈┈…いや...)」


"バシャッ バシャッ"


征四郎 そしてヨプを乗せたカヌーは雨の中、岩そして小さな小島が


いくつも浮かぶアヤの湖の湖面を静かに進んで行く.....


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


"ジャパッ"


ふと、周りにいくつか並んでいる奇妙な形の岩に目を向けると


"♓"


何か不思議な模様の様な物がその岩肌に薄く滲(にじ)んだ様に


描かれている.. .. .. .


「Does that bother you,?

(┈┈┈…気になるかい?)」


「Is that sign or something?

(あれは.... 何かの模様だろう?)」


「Would you like to get closer,?

(少し、近くまで寄ってみるかい?)」


「O, oh,

(あ、ああ__________)」


"ジャパッ ジャパッ....

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