異世界に勇者召喚されて3年、なんやかんやあって今は雑貨屋を営んでます。
永倉伊織
第1話 雑貨屋店長のユウです。
皆様
おはようございます、こんにちは、こんばんは、雑貨屋店長のユウです。
本名は水野優一(みずのゆういち)なんですけどね、ココ異世界だから水野優一だとやっぱアレじゃないですか
アレが何かは私にも分かりませんけれど、知り合いも皆『ユウ』って呼ぶので今は『ユウ』でやらせて貰ってます。
それじゃあ今日もはりきって雑貨屋開店しまーす。
ん?
どうして私が異世界で雑貨屋やってるのかって?
知りたいですか?
知りたいですよね?
どうしよっかなぁ~♪
ごめんなさい調子に乗りました
m(_ _)m
キモいとか、ウザいとか、消えろとか、○ねとか
たとえ心の中で思っても何処かに書き込んだり拡散したりしないで下さい。
渋谷の交差点で大声で叫んだりとかも絶対にやらないで下さい、本当にそれだけは止めて下さい!
それするとソッコーで警察が来て面倒な事になると思いますので
あっ!
今は誹謗中傷も厳しく取り締まられる御時世なんでしたっけ?
まぁ私は異世界に居るので、元の世界の法律は関係無くなっちゃいましたけど
止めよう無くそう迷惑行為!
えぇーっと、話が逸れましたが私が異世界に来た理由ですよね
3年くらい前だったかな、バイト終わりにアイス食べつつスマホでゲームしながら帰ってたんですけれど
歩きスマホっていうのは本当やっちゃ駄目ですね
『ガンッ!』
って見事に電柱にぶつかりまして、痛みに悶絶してたら異世界に来ちゃってた感じですね
私が異世界に来ちゃったのって、何処かの国の王様が勇者召喚したせいなんですよね
それで王様から
「勇者様、世界征服をしようとしている魔王をどうか倒して下さい!」
って言わたんですけれど
断れませんよね
だって私の周囲には槍持った怖い大人がいっぱいでしたし、無一文で突然名前も知らない外国に放り出されたのと同じですからね
そりゃあとりあえず
「必ず魔王を倒してみます!」
って言いますやん
言いませんか?
そうですかごめんなさい。
とまぁ詳しく話を聞いたら毎月金貨くれるって言うし、欲しい物は出来るだけ用意するって事だったんで、まぁ良いかと
一応言っておきますけれど、私は『あほ』かもしれませんけれど『馬鹿』ではありませんから
自分の命を守る為の選択をしたに過ぎません
決して私の世話係りとして付いてくれたメイドさんが凄く可愛かったからではありませんし
メイドさんの目的が私の監視と逃亡防止を兼ねている事くらいは直ぐに気付きましたよ
だからメイドさんが世話係りとして、ちょっとした相談から夜のお相手まで全てのお世話をしてくれる事に惹かれた訳でもありません!
その後、情報収集をしつつ訓練に励む日々を過ごしていたのですが
いつの間にやら私を勇者召喚した王様の国は周辺国に滅ぼされていました。
どうやら勇者召喚というのはやっちゃいけない事だったらしいんですよね、他にも以前から色々やっちゃってたみたいで
勇者召喚がダメ押しのきっかけになり、周辺国が一時的に同盟を組んで一致団結、王様の国は四面楚歌、あっという間に包囲殲滅されてしまいました。
私はその時何をしていたのかって?
お付きのメイドさんと一緒に街の食事処で焼き肉定食を食べてましたよ♪
元々『定食』という物は存在せず、炊きたてのご飯も存在しないと思っていたのですけれど
ある日たまたま穀物屋さんで米が売られていたので買って来て、お店のおっちゃんにお願いして焼き肉定食を作って貰いました。
しかし驚きましたよ
焼き肉定食を食べ終えてお城に帰って来たらお城が制圧されてて国が無くなってたんですから
そのお陰で私もメイドさんも晴れて自由の身となり
なんやかんやあって今は一緒に雑貨屋を経営してます。
雑貨屋は3ヶ月くらい前にオープンしたんですけど、思い返せば色々ありましたねぇ
何があったか知りたい方は、ちゃんねる登録と高評価をよろしくお願いします。
え?
そんな機能は無い?
そうですか残念です。
私は『ゆーちゅーばー』になりたかったのですが、諦めるとしましょう。
代わりに『イイね』ボタンを、、、
それも無い?
そうですか、人というのは無い物を欲してしまう生き物なのでしょうね
でしたら、何かしら今ある機能で評価をして頂ければと思います。
ここまでお読み頂きありがとうございました、次回まで皆様お元気で。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。