「魔法の指輪と3つの願い」
むかしむかしの物語。
魔王の城にとある国から囚われてきたお姫様がいました。
彼女は、自分の国に帰りたくて帰りたくて仕方がありませんでした。
お姫様は魔王の城にあった魔法の指輪を盗みだし、魔王の城から逃げ出すことにしました。
一つ目の願いでお姫様は蝶になり魔王の城をから逃げ出しました。
お姫様のいなくなったことに気付いた魔王は、魔の獣たちを使ってお姫様を追いかけました。
お姫様はたちまち追い付かれてしまいました。
二つ目の願いでお姫様は鳥に化けました。
しかし、魔王から逃れることはできず、とうとうお姫様は魔王に捕まってしまいました。
お姫様は三つ目の願いでこう言いいました。
「私は魔王になりたい!」
魔王は殺され新しい女の魔王が誕生しました。
「ロンよりショウコ」
ショウコ「うわ、すごい街ですねえ」
ロン「新しい魔王になってからどんどん大きくなっているみたいだよ」
ショウコ「見てください。人に混じって魔族もいますよ。すごい、普通に働いていますね」
ロン「新しい魔王が誕生してから、その方向性がだいぶ変わったからね」
ショウコ「どういうふうに変わったんですか?」
ロン「今までは、食料や労働力を『略奪』という形でしか確保できなかった魔族達が、人に歩み寄ることで効率的に手に入れることができるようになったのさ」
ショウコ「つまり、みんなで協力した方がいいってことに気付いたってことですか」
ロン「そういうことだね。これから、この街はどんどん良くなっていくよ」
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