応援コメント

04 斜線陣(ロクセ・ファランクス)」への応援コメント

  • ストレートな熱愛描写に、ドギマギしながら読んでいきました。自主企画のお題がお題ですが、ここまで熱い作品が来るのはびっくりしました。
    神聖隊は名前だけ知っていましたが、詳しく知ると非常にすさまじく感じました。生きること、愛し合うこと、戦うことが一直線で結ばれていて、中々業が深いようにも感じられます。
    古代ギリシアの政治内情についても、詳しく描かれていて、興味深かったです。戦のシーンの臨場感はもちろんですが、どこをどうやって味方にするのかなどの駆け引きにもわくわくしました。

    最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!

    作者からの返信

    まずはレビューに感謝を。
    古代ギリシアという、知られているようで知られていない時代のお話なので、その解説をしていただいて、かつ、その解説から、戦うこと、そして愛することへと持って行っていただいているところが凄いな、と思いました。
    このようなレビューをいただき、大変うれしく思います。


    ここからは応援コメントへの返信です。

    ストレートな熱愛で恐縮です。
    短編ですと、どうしてもこういう直截なかたちにならざるをえなくて……^^;
    神聖隊、私も詳しく知らなかったんですが、そこまでするか、という愛と戦いの絡み合うチームでした。
    理にかなっているようでいて、理というか情で結びついていて……とにかくこの凄さを伝えたいと思って書きました。

    そして古代ギリシアの政治外交のこと、戦いのこと……これらについては、解説しないとわからない部分が多いと思いましたので、ある意味、ストーリーより気を遣いました(笑)
    そのあたりにも言及していただいて、作者冥利に尽きる想いです!


    それでは最後にこちらこそ、素敵な企画に参加させていただいて、ありがとうございました!

  • 拝読致しました。
    一撃の威力で勝てないからと、四倍もの連撃で押し込むとは!Σ(゚д゚lll)
    そりゃ、いくら大食いでも50杯のわんこそばは厳しいですからね……ん?例えがオカシイ?(^^;)
    いやでもそのあとがお盛んなご様子で……互いに果てるまで、て本当に果てちゃったんですね(゚Д゚ ||)
    愛と勝利と、短く激しく人生を駆け抜けた二人の生、楽しかったです(^^)

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    都市連合の勝負の場合、どの都市が核となっているか、どの都市が一番強いかが判断の分かれ目ですね^^;
    で、スパルタ率いる都市連合の場合、どう考えてもスパルタが中心なわけで……。
    そこをうまいこと突かれてしまったようです。

    エパメイノンダスが考え、ペロピダスが現場で戦う。
    それでうまく行きそうだったんですが、両名とも短命だったので、テーバイの覇権もそれまでで果てました^^;

    なかなか、激しく、彩りのある二人の人生。
    男同士のこういう関係を描くのは初めてでしたが、お楽しみいただけたようで、何よりです^^;

    ありがとうございました。

  • 戦場の臨場感がすごいです! 削っても削っても終わらない50列のファランクスに飲まれるスパルタ兵
    古代の戦闘はシンプルですが一回の衝突で全てが決まってしまう緊張感が凄いですね!

    その後の2人のやりとりもロマンに溢れています

    作者からの返信

    戦いのシーンはもう想像で、必死に書いております。
    映画とかを思い出しながら。
    何列もの戦列が、ぶつかって、削られて……という「動き」が伝わればいいなぁ、という思いで書いております。
    おっしゃるとおり、古代の戦いは、一発勝負のところがありますので、その「一発」を獲ろうとしのぎを削る、そんな手に汗握るバトルを描けていれば幸いです!

    あと「二人」は、ギリシャの天下取りという野望も、志も、お互いの心と体も結びついている、という感じにしてみました。
    ロマン溢れるとおっしゃっていただいて、嬉しい限りです!

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     ああ、そうなんだ。ペロピダスとエパイメノンダスは、ずっと一緒だったんでしょうね。
     二人で、二人でしか見られない景色を終わりまで見続けたのか。
     それは血の色に彩られても、きっとかけがえのないものだったんだろうなあ。

     ――ギリシャで覇権を握るって、たいがいですしね。
     面白かったです。

    作者からの返信

    ペロピダスもエパメイノンダスも、自身の最後の戦いで、勝利するも死んでしまうという、同じような最期を遂げています。
    この二人はそれでもその道を進んで行ったんでしょうね。
    おっしゃるとおり、二人でその道の先に見える景色を目指して……。

    奇蹟ともいうべき名将二人――ペロピダスとエパメイノンダスを擁したテーバイ、その二人と共に興隆し、その二人と共に消えていく運命をたどります。
    もうちょっとこの二人のどちらかが生き延びていれば、アテナイやスパルタにならぶ、「テーバイ時代」となったかもしれません。
    でもおっしゃるとおり、ギリシャで覇権を握るのはアレでして、テーバイは没落し……マケドニアのあの父子がやって来て……^^;

    ありがとうございました。

  • あれ?
    おやや。
    戦い済んで……。

    エパイメノンダスがいなければ、アレクサンドロスの快進撃もおそらくなかったわけで、地中海世界も大きく変わっていたでしょう。
    戦史上意義のある戦いを読めて楽しかったです。

    なお、キフォイザー星域の戦いのキルヒアイスの活躍は、レウクトラの戦いの斜線陣とマレンゴ会戦のケレルマンの逸話を足して二で割ったものだと思っています。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    戦いのあと……い、いや、まあ、愛の色を教えないと、お題が達成できないし(笑)
    あとはまあ……二人とも陣頭に立って戦って、勝利に貢献しているので、二人きりで茂みの中で何かしていても、将兵も文句が言えないのでは^^;

    エパメイノンダスのこの辺の戦いぶり、テーバイではなくマケドニアに伝わって……というところが、やはり分岐点というか、歴史の転換点だと思います。
    しかし描写というか説明に苦労する戦いでした^^;

    キルヒアイスのあの戦いは、そういうことでしたか。
    何か斜線陣と言っているわりには、レウクトラとちがうんだよなぁと思ってましたが^^;

    ありがとうございました。