第224話…新入生歓迎LIVE

1989年4月某日

AM6時00分

今日は新入生の歓迎LIVEが体育館で行われるのだ。昨日は夜遅くまで練習していたから、朝はちょっと眠たい私だ。朝の身支度を整えて学校に向う。学校に向う途中も優太達と今日行われるLIVEの話だ。3時限目と4時限目がLIVEの時間だ。軽音部のLIVEの前に私達のLIVEを行う。


AM10時00分

先生に断りをしてLIVEの準備に向う。

体育館のステージにギターにベースにドラムにシンセサイザーをセットしてLIVEの時間を待つ。


AM10時30分

周りがざわめきたちステージの幕が上がった。


愛「新入生のみんな、こんにちはー!」

生徒達「こんにちは!!」

愛「私達シックスティーンの曲聞いて下さい」

愛「恋は突然に」


『恋は突然に』

作詞 三浦楓 作曲立花百合

編曲『シックスティーン』

♪☆♫☆♫☆〜♪☆♫☆♫☆♪☆♫

『突然過ぎた恋の始まり〜

今でも不思議で仕方がないよ

おどけた時も、甘えた時も

君との恋

を噛み締めながら』


『ある夏の日、向日葵畑で

僕達は出逢う

「すいません」の一言

振り返る君

僕達は恋に落ちた』


『あの夏がなかったら

今でも他人同士だね

運命の出逢いだった』


『突然過ぎた恋の始まり

今でも不思議で仕方がないよ

おどけた時も、甘えた時も

君との恋

を噛み締めながら』


『突然過ぎた恋の結末

今なら何とか受け止められる

甘えた時もふざけ合った時も

君の笑顔を浮かべながら』


♪☆♫☆♪☆♫☆♪☆♪☆♫☆♪


『別れた次の朝苦しくて

悲しくて

涙が止まらず』

  

『お互いに燃え尽きていた

別れる事が前提で

あるのならばあんなに燃える事

無かったよね』

  

『突然過ぎた恋の結末

今なら何とか受け止められる

甘えた時もふざけ合った時も

君の笑顔を浮かべながら』


愛「みんな〜どーだった。」

生徒「良かった~」

愛「こんどは軽音部のLIVEだよ~」


こうして私達のLIVEは幕を閉じるのである。



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