拝啓大好きな君へ

みんなで2年生

第213話…始業式

1989年4月某日

高校の始業式の日だ。

AM6時00分

私は自然に目が覚めた。

部屋のカーテンを開けると春の柔らかい日差しが入って来る。いつもは小鳥の囀りで目覚めて居たので何故か不思議な気分である。

AM6時15分

私は高校に行く為の身支度を整えて朝食を頂く

ママ「楓〜おつう（味噌汁の事）を食べて行きなさい！！」

楓「頂きます〜ぅ」

AM7時10分

私はきちんと朝食を取り高校に向かうのである

楓「ママ〜！行ってきます〜」

ママ「気を付けてね」

私は家を出る

登校には勿論優太と一緒にするので待ち合わせの場所に向う。

優太「楓ぇ！おはよー」

楓「優太ぁ！おはよー」

優太「愈々（いよいよ）俺達2年生だなぁ！」

楓「そうだね！」

優太「今日クラス決まるからドキドキだよね」

楓「そうだよね！」

高校に着くとクラス事に名前が書いて居るので私と優太はクラス分けの表を観る。

…すると……

私達6人ともＤクラスで一緒だったんでホッとしたのである。