第197話…優太の誕生日会

1989年3月10日…PM6時

……ガラガラガラガラ……

優太「……こんばんはー……」


楓「優太ぁ!いらっしゃい~!」


優太をクリスマスイブの時と同じ部屋に招き入れた。


優太「おばさん!おじさん、お招きに預かり………」


パパ「優太君!硬い話は辞めてここに座って」


そこはいつもパパがお客様をもてなす上座だった。パパもママも優太君を気に入ってくれて嬉しい私である。


今日のメニューは優太の好きな鉄板焼だ。

もんじゃも出来れば焼き肉も出来て色々と出来る様にママが段取りをしてくれたんだ。


まずは、私の誕生日プレゼントを渡す時が来た。


楓「優太ぁ!これ!プレゼント」


私はマフラーにラッピングして手渡した。


優太「ありがとう!開けて良いかな!?」


楓「勿論!」


優太はマフラーのラッピングを剥がした。


優太「これって!手編みのマフラー!?」


楓「そうよ~!」


優太「ありがとう!一生大事にするよ!」

優太は子供の様な顔で喜んでくれたんだ。


パパ「まぁ!優太君!ジュースでも飲まないか?」


優太「はい!頂きます!おじさん!」


こうして楽しい宴が始まったのである!

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