第102話
体育祭第4競技は百足競争だ。男女10名づつの20人で行う。私達のクラスは勿論6人全員出場する事に決まった。3年生からいつもの様に入場行進する。
「ズン!ズン!ズン!ズン!ズン!ズン!」
先生「位置について…よーーい…パァン」
再びお互いに負けられない戦いが始まった!
泉先輩「右!左!右!左!右!左!」
泉先輩のA組が少しリードそれをC組が追う展開だ。残り5メートルに差し掛かる
泉先輩「右!左!右!左!右!左!ゴ〜ル!」
泉先輩のA組が見事優勝した。
続いて2年生のレースだ〜!
先生「位置について…よーーい…パァン」
生徒「右!左!右!左!右!左!右!左!」
2年生のレースもデットヒートが激しい新井先輩のC組は現在の所3位に付けてる。先輩の巻き返しなるか!
生徒「右!左!右!左!右!ゴ〜ル!!」
2年生の優勝チームはB組だった。新井先輩の組は惜しくも2位止まりだ。
そして遂に我々1年生の番が来る。
まずは入場行進でグラウンドに入る。
「ズン!ズン!ズン!ズン!ズン!ズン!」
先生「位置について…よーーい…パァン」
我々D組の負けられ無い競争が始まる。
でも、出遅れてしまった。
優太「右!左!右!左!右!左!右!左!」
焦るみんな兎に角バランス良く進まないと勝てる訳が無い。現在3番手のままゴールテープを切る。1位はなんとC組これまでの雪辱を果たしたと言うべきか。2位にB組、3位D組、4位A組となった。それを踏まえてのポイントは
A組=15ポイント
B組=16ポイント
C組=16ポイント
D組=17ポイント
なんとたったの2ポイント差までになった!
此処まで大激戦になるとは思っても見なかったであろう私達だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます